【倫敦ノ山本五十六】のネタバレ!香取慎吾の演技に拍手!

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倫敦ロンドンノ山本五十六

【倫敦ノ山本五十六】のネタバレ!

香取慎吾 主演のNHK特集ドラマ【倫敦(ロンドン)ノ山本五十六】が2021年12月30日に放送されました。

山本五十六が主人公の実録ドラマ。その結末は?

放送後、香取慎吾さんの演技に拍手・絶賛の声!?

今回は【倫敦(ロンドン)ノ山本五十六】のあらすじネタバレと感想について。

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【倫敦ノ山本五十六】のネタバレ

【倫敦(ロンドン)ノ山本五十六】のあらすじネタバレです。

真珠湾攻撃を立案し太平洋戦争を始めた山本五十六(香取慎吾)。

1945年12月。終戦から4ヶ月が経ったが東京はまだがれきの山。

富岡(高良健吾)はロンドン軍縮会議に関する文書を捜していた。

この軍縮交渉の失敗がすべての始まりだからだ。

山本五十六(香取慎吾)が交渉役へ

昭和9年 日米開戦の7年前。山本五十六、この時、50歳。

山本は軍縮交渉へ行くように海軍の上層部から指名される。

上層部から軍縮条約を破棄するという「結論ありき」の交渉を命じられた山本…。

山本の同期で親友の堀悌吉(片岡愛之助)は、交渉決裂すれば戦争につながりかねないと危惧する。

山本:「誇りも平和も両立すればいい。海軍の誇りと軍縮どちらも守ればいい。つまり、アメリカ・イギリスに譲歩させるんだ。アメリカと戦争になれば日本は必ず負ける、それは分かっている」

山本は両立を目指して交渉へ。

山本五十六(香取慎吾)が軍縮会議へ

松平恒雄(國村隼)・岡新(市原隼人)らを率いて、山本はイギリス・アメリカとの予備交渉へ。

交渉は難航する。

山本は「できるだけ時間をかけて粘り強くやっていきますよ、軍縮会議は武器を使わない戦争ですから」と松平に告げる。

しかし予備交渉は回を重ねたが平行線をたどった。

山本五十六の粘り強い交渉は連日、日本で報道された。山本の知名度も上がった。

イギリスは山本に提案する。

日本・アメリカ・イギリスの三カ国で海軍の軍備の平等を約束すること。

交渉後、松平は「歩み寄り」してきたと山本に伝える。山本も同感だ。

イギリスは欧州の情勢不安から、日本と協調しておきたいのだろう。

山本は「そこをうまく利用しましょう。イギリスとの交渉をまとめてそこにアメリカを巻き込む。」と決断。

建艦競争を防ぐためにお互いの建艦計画をオープンにするというのがイギリスの新しい提案。しかし計画が曖昧なため、現実的ではない。さらに、兵器の性能に制限をかけることも提案してきた。

しかし兵器の性能と将兵の練度で日本は勝りたい。だから日本の上層部が受け入れないだろう…。

山本は、イギリスの協調する姿勢が本気だと分かり、松平と話して私案を作って、イギリスに譲歩しようと提案。もちろん本部に確認を取る必要がある。

山本五十六(香取慎吾)の私案

昭和20年12月。富岡は、山本が本部にイギリスに試案を出していいか電報を打った記録を発見。つまり、イギリスに歩み寄ようとしていたのだが…。

昭和9年11月。山本は、私案を作成した。

しかし岡は、具体的な最大限の戦力の数字が盛り込まれていることに反対する。

山本が「具体的な案がなければ検討してくれない」と言うと、岡は食いついてきて軍縮条約の継続になったら困る…と反論。

山本:「めでたいことじゃないか。軍縮条約の交渉は継続する。」

岡:「今… 何とおっしゃいました?」

山本:「軍縮条約体制を継続するならそれは いいことだ。」

岡:「それは海軍の方針と違います

山本:「海軍の方針は列強と肩を並べられる戦力を作ることだ。軍縮条約を続けながらでも、それは実現できる。

岡:「そうは思いません!東洋の一等国の地位を守るためにも、日本は軍縮条約のくびきを外すべきなんです!」

対立する2人。しかし山本は私案を作成して、日本へ確認する。

やがて海軍の回答が来た。海軍は山本の私案を却下した。

山本は回答書を握りしめて悔しがる。

日英交渉にて。苦悩の末に山本が下した決断は…

山本:「私の案は 本国の認可を得られませんでした。 (通訳する声) 今日 ここで提案できることは 何もありません。」

山本の私案は提示されず、英米との交渉は予定どおり決裂した。

英雄になった山本五十六(香取慎吾)

ワシントン・ロンドン条約(軍縮条約)の破棄が濃厚になり、日本国民は万歳三唱。

12月19日。軍縮会議予備交渉の休会が宣言された。

翌年の本交渉に日本は代表団を派遣したが、結局、軍縮条約体制からは脱退。

軍縮の時代は終わり、制限のない軍備拡大の時代を再び迎えたーー。

昭和10年 1935年2月12日。長い旅を終え、山本五十六は帝都・東京に降り立った。

出迎えたのは 熱狂した国民。アメリカ・イギリス相手に戦力比率の撤廃を勝ち取った山本五十六は国民の英雄となっていた。

山本五十六がロンドンで交渉を続けていた裏で、堀中将は予備役に編入され軍の中枢から追われていた。

***

山本:「なあ、堀…。何で日本人はこうなんだろうな。すまん。俺は誇りと平和を両立できなかった。上には 何を言っても無駄だったよ。」

堀:「よかったじゃないか。貴様は軍人としては成功した。だがな 山本…貴様の世界は海軍だけじゃない。この日本全体が貴様の世界のはずだ。俺は最近 こう思うんだ。本当に この国を思うなら軍人といえども軍という組織にとらわれず、もっと広い視野で行動しなきゃいけない。そうじゃないか?今のまま 狭い視野でいたらきっと近い将来 この国に災いをなす。今は そう思えてならないよ。」

山本:「俺は海軍を辞めようかと思う。」

堀:「間違ってるよ 山本。この国は いずれ 絶対に勝てない戦争に向かっていくだろう。そうなった時 貴様以外の誰が 海軍の中でその流れに あらがえるのだ?」

山本:「流れに あらがう?」

堀:「貴様は それができる。数少ない海軍軍人の一人だ。辞めることは 俺が許さん。」

結末

この後、山本五十六は海軍次官や連合艦隊司令長官などの要職を歴任し、海軍の中枢を歩み続けた。

*****

富岡は大型戦艦の建造計画が進んでいる時、「山本次官のロンドンでのご活躍のたまものです。」と告げたことがあった。

富岡:「今考えると恐らく 山本さんはずっと悔やみ続けていたんだ。ロンドン軍縮交渉は海軍にとっての満州事変…分岐点だったのかもしれない。
海軍の誇りだった艦隊を沈められ、守るべき大勢の国民を死なせ、国中を焼け野原にした。 多くの日本人が強い日本と自分自身を一緒くたにして大局的に物事を見ることができなくなった。 我々は大きな流れに身を任せてとうとうこんなところまで来てしまった。 その失敗を遡るとロンドンに行き着く。 私にはそう思えてならんのだ。」

富岡はこの記録を未来に残しつまびらかにしたいのか、それともずっと隠していたいのかわからない。しかし放置することはできないと思った。(おわり)

【倫敦ノ山本五十六】の感想

香取慎吾の演技に拍手!

香取慎吾さんの演技に賞賛の声が多数上がっていました。

戦争へ向かうという重いお話ですが、山本五十六 役の香取慎吾さんをはじめ、その作りこみから、キャスト・スタッフの情熱が伝わる素敵なドラマでしたね。

年末の単発で終わってしまうのがもったいない。ぜひ多くの人に見てほしいです♪

当記事画像出典:NHK

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