【岸辺露伴は動かない】1話のネタバレと感想!完成度が高すぎる実写化に大絶賛!

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【岸辺露伴は動かない】1話のネタバレと感想!完成度が高すぎる実写化に大絶賛!

荒木飛呂彦原作「岸辺露伴は動かない」の実写化ドラマがいよいよスタート!

奇妙な「ジョジョ」の世界観の実写化がすごい!とTLを席巻。

今回は、【岸辺露伴は動かない】1話「富豪村」のあらすじネタバレ、原作との違い、感想、視聴率をまとめます。

目次

【岸辺露伴は動かない】1話の視聴率

【岸辺露伴は動かない】1話の視聴率はわかり次第お知らせします。

【岸辺露伴は動かない】1話のあらすじ

岸辺露伴(高橋一生)の家に泥棒が侵入!

岸辺露伴(高橋一生)の家に泥棒が入った。原稿を見て超有名なマンガ「ピンクダークの少年」の作家の家だと気づく泥棒たち。

「少年ジャンボ」で俺がガキの頃から連載していて大好きだったマンガで…。

オイッ、なぜ過去形にする?

突然現れた露伴。「ピンクダークの少年」は先月第8部の連載が始まったばかり。読者なら今その瞬間もそれを心待ちにしている「大好きなマンガ」のはずだ。しかしお前は違う「大好きだった」と言った。つまり僕のマンガを途中で止めたことになる。それは最初から読まないよりもっと悪い、致命的だ。理由が気になるねぇ。

状況わかってんのか。

僕は今空き巣に入られている。いや、もし僕がいると知って侵入したら居空き、寝ていたら忍び込み、僕に見つかった今居直り強盗に変わった。 窃盗犯について調べていた露伴は、毎日鍵を開けていただけあっていいネタが入ったと喜ぶ。

ヘブンズ・ドアー、今心の扉は開かれる。

泥棒の心の中を本にして読む露伴。

窃盗犯になる人間の過去がどんなものかじっくり見せてもらいたい。なぜ僕のマンガをリタイアしたのか。

人間の体には今まで生きてきた全て記憶されている。それはインタビューなどでは得られない100%のリアル。それが作品に命を吹き込むエネルギー、極上のエンターテインメントとなる。

「大学に落ちた」。泥棒が露伴のマンガを読まなくなった理由をその時代に見つけた露伴は高笑いする。

「ヘブンズ・ドアー」で開く心の本は100%リアリティの資料

新しい担当の泉京香(飯豊まりえ)が露伴の家を訪れる。作品の資料を持ってきた。返事はないがドアは開いていた。資料を置いて帰ろうとバタバタしていると「資料はいらない、帰れ」と言われる。

露伴はマンガを描く前行う準備体操をする。

無理やり資料を置いていこうとする京香に露伴は言う。

こんな資料だけでわかった気になるのは三流漫画家だ。

だって普通の泥棒でしょ。

普通の泥棒? そんなものは存在しない。生い立ちがあり泥棒になった背景がある。

例えば受験で大好きなマンガを取り上げられた子供が人生も落第して泥棒になる。それがわかった上で書くセリフにはリアリティがある。

嘘っぽいセリフが作品すべてを台無しにする。そんなマンガを岸辺露伴が描けるかッ。

部屋の片隅に縛られた2人の泥棒を発見して驚く京香。

生きた資料だ。ゆうべうちに入った泥棒を僕が捕まえた。警察に引き渡すのは取材をしてからだ。

京香は追い出され、資料も突っ返される。

露伴は泥棒の心の本に「露伴が許すまで資料に徹する」と書き込んでおいた。

書き込まれた命令には絶対に逆らうことができない。

泥棒のセリフは…「くそッ」じゃないな、ただの無言。露伴はマンガを描き始める。

 大富豪になれる奇妙な別荘地

京香はボーイフレンドの平井太郎(中村倫也)とカフェでデート。露伴の変わり者ぶりや泥棒騒動についてぼやく。穏やかに聞いている太郎。

京香はファッション誌志望だったが、露伴の変なところには興味を持っている。太郎に何か見つかったかと尋ねると、太郎は「変なもの見つけた。300万だって」と何かを京香に教える。

京香は再び露伴のもとへ。いつも仕事を始めようとするとやってくる京香に文句を言う露伴。

露伴が「岸辺露伴に応対させるな、勝手に入れと言った」と反論する京香。

第2弾、短編45ページのネタは決まったかと京香。「金環日食」の話を考えていたと露伴。

京香はそれとは別に山奥の別荘を買う話はどうかと持ちかける。周囲と完全に隔絶された山間の村に、11軒の別荘だけが建っている。道路も電線も繋がっていないが、電力はあるしヘリポートがある。

・1区画だけが300万円で売りに出されている
・区画の広さは800坪
・11軒のオーナーたちは普通の人だったが、20代でこの別荘を手にしてから大富豪になった
・別荘の情報を掴むにも簡単にはたどり着けない
・買うには厳しい条件をクリアしないといけないが、それはいくら調べても出てこない

京香がこの別荘に興味を持ったのは、交通事故にあったせいで“ふんわり”しているボーイフレンドの太郎が興味を持ったことだからだった。

富豪村は禁足地だった!

京香は太郎に愛犬マロンを預けて露伴とともに別荘に向かう。編集部がヘリを用意するはずだったが、ヘリポートは住人以外使えないため、険しい山道を徒歩で行くハメに。

露伴の調べによると、このあたりは昔禁足地だった。つまり人間は立ち入り禁止。神聖なところだったり、祟りがあったりする場所だ。

太郎から追加情報がくる。売主は礼儀作法に厳しい。マナーが悪い人には売らないという。いくら「オレ様」な露伴でもこれから会う人に敬意を払ってくれという京香。

ハッ、マナーくらいその気になればロイヤルファミリーの前にも出られるね。

マナーの試験は命がけ!?

正門からの案内役・一究(柴崎風雅)が出てくる。門に入るところからマナーに気をつける露伴と京香。売主であるオーナーを呼ぶ間、応接室で待てと言われる。

客といえども勧められるまでは下座に座る。基礎中の基礎だ、と露伴。

次のマナー試験は紅茶の飲み方。正式なマナーがわからず戸惑うが、京香は「飲食は不快な音を立てなければ大丈夫」と紅茶を手に取る。

それを見ていた一究は、京香にマナー違反があった。売主が京香たちに会うことはない。無礼なる者に売る土地はない、お帰りくださいという。

テーブルが膝より低い場合はソーサーを持つというマナーをクリアした京香だが、カップの把手に指を入れるのはこの上なく下品な行為と指摘される。

とうもろこしの正しい食べ方、マナーは?

再トライする露伴(高橋一生)の前に出されたのは一本のとうもろこし。

再トライ中は辞退できない。右手が動かず躊躇する露伴に、食べないのはマナー違反と一究。

いや、食べる。この岸辺露伴をなめるなよ。露伴は手づかみで食べ始める。

手づかみ、ですか。しかし片手というのは…。

その前に君、足元は大丈夫か。

一究は畳の縁を踏んでいた。

イカサマだ、私がこんな初歩的なマナー違反をするはずがない

露伴が一究の心の本に「畳の縁を踏む」と書き込んだため、どうしても踏んでしまうのだった。

マナーの本質

山の神に正しいマナーが認められ、右手が動くようになった露伴は、イギリスの王室の有名なエピソードを話す。フィンガーボウルの水を間違えて飲んでしまった客に恥を欠かせないために女王が客と同じように水を飲んだという逸話だった。

マナーの本質とは相手を不快にさせない、相手を思いやること。

どうしても畳の縁を踏んでしまう一究。イカサマだ。こんなイカサマは許さない。

さすがにマナーに厳しい神は公平だ。ジャッジを下すのは君じゃない。

すべてのマナーにおいて最大のマナー違反。それはマナー違反をその場で指摘することだ。

畳を叩いて悔しがる一究。露伴に再トライするかと尋ねる。

いや、帰る。そういうと露伴はちゃんと畳の縁をまたいで帰るのだった。

露伴は京香の心の本に「紅茶のマナー違反で失格。二度と行かない」と書き込んでおいた。マンガのネタにしようという京香に「ボツだ」と言う。僕が敬意を払うとしたら読者だけだ。読者が富豪村に行ってしまったら困る。

後日、留置場にいる泥棒には、露伴から「ピンクダークの少年」の差し入れが届く。

京香は奇跡的に助かった太郎と一緒にいる。太郎は交通事故にあったことで何かを思い出しているようだった。

【岸辺露伴は動かない】1話「富豪村」原作との違い

実写化ドラマでは、いくつか原作と異なるポイントがありました。

原作のマナー違反の代償
・京香の婚約者と母親が事故にあう
・京香が拾った鳥のヒナが死ぬ

ドラマでは、京香の愛犬マロンが倒れ、恋人・太郎(中村倫也)が事故にあい、また勝手に他人の心の中を除いた露伴の右手が動かなくなります。

すべてのマナーにおいて最大のマナー違反。それはマナー違反をその場で指摘することだ。

最後に露伴がマナーの本質をついたこの言葉は原作にはありません。でもまさにその通り!というまとめ方でした。

【岸辺露伴は動かない】1話の感想

期待以上の実写化クオリティに、視聴者も大絶賛!

「喋り方が高橋一生じゃなくて岸辺露伴なんだよな……誰か吹き替えでもしてるの?ってレベルで……リスペクトの凄まじさよ……」
露伴先生、原作越えの世界観確立しててとにかく良すぎたな」
「露伴先生にしかもう見えんかった…。最初は違和感しかなかったのに、後半はもう完全露伴先生
飯豊まりえさんも素晴らしかった…。そして何より一休役の柴崎楓雅君…君、天才や」
露伴先生良すぎて狂った」
「独特なジョジョ節を出せる高橋一生好きになったわ」
「岸辺露伴は動かないのドラマ脚本小林靖子じゃん。そりゃよく出来てるわけだわ」

一歩間違えると大炎上になりかねない、人気マンガの実写化。こんなに絶賛されるのは珍しいですね。

【岸辺露伴は動かない】1話のまとめ

ドラマで大切なのは、主人公の登場シーン。泥棒のエピソードで岸辺露伴がいかに理屈っぽくてめんどくさい天才キャラかということ、「ヘブンズ・ドアー」のことをわかりやすく表現しながら、強烈な印象を残したオープニングにまず感動!

「富豪村」の雰囲気の作り込みも素晴らしかったですね。

高橋一生の話し方や目つき。露伴と荒木飛呂彦先生の世界観にぴったりハマっていて素晴らしい!

ちょっとイメージ違うかなと思った飯豊まりえの京香ですが、何でも御構いなしにグイグイいく感じもよかった。

柴崎風雅の一究の再現度も文句なし。

森山未來がゲスト出演する第2話「くしゃがら」は、12月29日(火)よる10時から放送です。お見逃しなく!

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