【岸辺露伴は動かない】5話「背中の正面」のネタバレと感想!市川猿之助の怪演と高橋一生のブリッジが完璧!

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岸辺露伴は動かない5話

【岸辺露伴は動かない】5話「背中の正面」のネタバレと感想!市川猿之助の怪演と高橋一生のブリッジが完璧!

【岸辺露伴は動かない】5話は「ジョジョの奇妙な冒険」のエピソードを原作にしたオリジナルストーリー。絶対背中を見せない男と「六壁坂村」の関係は?

今回は、【岸辺露伴は動かない】5話「背中の正面」の登場人物とキャスト、あらすじ・ネタバレ・感想について!


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目次

【岸辺露伴は動かない】の5話「背中の正面」の登場人物

岸辺露伴/高橋一生…きしべ・ろはん。漫画家。ヘブンズ・ドアーというギフトを持っていて、人の心を本にして読むことができ、またそこに書き込んだことは間違いなく実行される。

泉京香/飯豊まりえ…いずみ・きょうか。新米担当編集者。気難しい露伴にもズケズケと物を言い、無意識にその行動が露伴を助けることもある。

乙雅三/市川猿之助…MSリゾート開発の営業マン。露伴が買った「六壁坂村」の山を買い戻しにやってくる。なぜか背中を絶対見せない。

【岸辺露伴は動かない】の5話「背中の正面」のあらすじ

「場所というのは重要だ」「坂には気をつけろ」という露伴(高橋一生)の言葉を気にしつつ、平坂という坂に辿り着いた泉京香(飯豊まりえ)。そこでは「かごめかごめが聞こえるとき絶対振り返ってはいけない。振り返ると戻れない」という怪談がネット記事に書いてあった。「かごめかごめ」が聞こえて京香が振り返ろうとした瞬間、着信があり京香は振り返るのをやめた。不穏な風が吹き、怪しい手が京香を捕らえようとしていた。

露伴の家に行くと、露伴は明日から2、3日取材に行くという。京香は「危ないランニング男」の話から、取材地は「六壁坂」だと勘付いていた。しかし「六壁坂」についていくら調べても、「妖怪伝説があるらしい」という情報のみで、具体的なことがわからない。だからこそ信憑性があると露伴。

「坂」というのは、傾斜があるとは限らない。何かと何かの境界線ということもある。踏み込んではいけない領域の境目だ。露伴が興味を持っているのは、そういう境目で、タブーのその先にネタがある。

露伴に追い出された京香は、ふくれながら階段坂を降りる途中、壁に背中をつけるようにして歩く奇妙な男・乙雅三(市川猿之助)を見かける。

絶対背中を見せない男

露伴邸のチャイムを鳴らした乙はエムエスリゾートの営業マンで、「六壁坂村」の土地の件で話があるという。露伴は早速、ヘブンズ・ドアーで乙を本にして読む。

そこには「六壁坂村」のプロジェクトリーダーであることや、土地を手にいれるために地主と交渉すると、露伴が全部買ったと言われたこと、そして「背中を見られるのは絶対に嫌だ」と書いてある。

露伴は目覚めた乙を家に迎え入れるが、乙はやはり背中を見せようとせず、壁にスリスリしながら、グニャグニャと奇妙な動きを続ける。

乙は、露伴に山を買った理由を尋ねる。取材に必要だからと答える露伴。乙に紅茶を出すが、ティーカップは椅子の背もたれから背中を離さないと取れない場所に置く。

すると乙はズリズリと背中を椅子につけたままずり下りて、紅茶を飲む。好奇心が抑えられなくなった露伴は、「土地の権利書が見当たらない」と言い出す。2階の書庫にあるかもしれないから手伝ってくれと2階へ誘う。階段でわざと鍵を落とすが、乙は驚異的な姿勢で鍵を取る。書庫の扉を開けた露伴は、背中がたまらなくかゆい、と言い出し、背中をかいてくれと頼む。

乙が背中を壁から離すと、露伴は乙の背面にあった姿見にかけてあった布を取る。

乙の背中にはとくに何もない。なんだたいしたことないじゃないか、露伴はそういうが、乙は「終わりだ」というと、その背中で何かがうごめき始め、苦しみ出す乙。何かが剥がれる音がすると乙はこう言って倒れてしまう。

六壁坂…、関わるんじゃなかった。

【岸辺露伴は動かない】の5話「背中の正面」のネタバレ

露伴は救急車を呼ぶ。結局、乙の背中には何もなかった。乙の体が搬送された後、なぜか乙が露伴の背中に取り憑く。「露伴先生、六壁坂返して…」。気味が悪くなった露伴はヘブンズ・ドアーで再び乙を読もうとするが、背中にいるのはもはや乙雅三ではない。

「六壁坂を返して」と繰り返すヤツは、背中から離れない。さすがの露伴も恐怖に震える。

京香が原稿を取りにやってくる。原稿を渡すと「しばらく来なくていい」と京香を返す。京香にはヤツの姿が見えない。

背中見せれば楽になれたのに…。ヤツはそういうが、そんなことをしたら今度は露伴の姿をしたヤツが京香に取り憑く。それは絶対に嫌だ。

そのとき、宅配便の配達員がやってくる。露伴は背中を見せないためにブリッジしてやりすごす。配達員は、京香のメッセージを渡す。

漫画を書いて徹夜するのは初めてだ。つまりお前は漫画と読者を侮辱した。

露伴は六壁坂にヤツを捨てにいこうとするが、背中を見せずに歩くのは至難の技。タクシーを拾おうにも背中を見られずに車道に出られない。

「詰んだよ、詰んだ」と言われた露伴だが、乙雅三が家まで来たということは、何か方法があるはずだと考える。通りすがりの男の背中に背中を合わせながら移動しようとする。

ヤツは男に暴言を吐いて挑発して邪魔しようとするが、露伴はヘブンズ・ドアーで男の本に「振り返らない」「歩きスマホをしない」と書き込む。

平坂にたどり着くと、京香がやってくる。露伴は京香が調べた「平坂」の伝説を読んでいた。「かごめかごめ」が聞こえるときに振り返ってはいけない。神隠しに遭うというものだった。

露伴はあの世に通じる黄泉比良坂(よもつひらさか)の話をする。そして「かごめかごめ」が聞こえたとき、露伴は京香をヘブンズ・ドアーで眠らせると、京香にヤツを押し付けるふりをして振り返させる。

露伴の思惑通り、伝説のようにヤツはあの世に連れて行かれた。

目覚めた京香に露伴はいう。君はあれだな、勘がいいというかあたりやすい。

【岸辺露伴は動かない】の5話「背中の正面」の感想


市川猿之助の演技がうますぎて、不気味すぎて、テレビのこちら側にいるのに背中に取り憑かれたような気分になりました。

ズリズリと背中を見せないように動く、あの奇妙な動きも身体能力が高い歌舞伎役者さんならではなのか、驚愕ですね。

そして高橋一生のブリッジ!面白すぎるし、完璧でした。

今回は、「ジョジョ」本編「チープ・トリック」のキャラクターを使ったオリジナルストーリーですが、ラストの「六壁坂」に繋げる構成もお見事です。

明日の「六壁坂」がますます楽しみになりました!

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