【世にも奇妙な物語2023秋/地獄で冤罪】のネタバレと感想!結末が「理不尽」と賛否両論!

【世にも奇妙な物語2023秋/地獄で冤罪】のネタバレと感想!

【世にも奇妙な物語2023秋】オムニバス4作品の内の1作は、北村一輝さん主演「地獄で冤罪」です。

弁護士の山根は、突然、地獄で行われる裁判で無実を主張する被告の弁護人となってしまう。そして、航平は事件を調べていくにつれ、衝撃の事実が明かされる。山根がたどり着いた事件の真相とは……。

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【世にも奇妙な物語2023秋/地獄で冤罪】のあらすじ

世にも奇妙な物語・地獄で冤罪

弁護士の山根航平(北村一輝)は職場で悪夢にうなされていた。起きて、また仕事をしようとしていると、倉庫のドアの向こうから「助けてください!」という声が聞こえてくる。部屋を開けても誰もいなかった。事務所を出て鍵を閉めようとすると、ノックの音がする。

恐れながらも中に入る山根。声の主は、殺人の罪で死刑が執行されたはずの三雲(声:花江夏樹)だった。三雲は「冤罪なんです!開けても無駄です。僕がいるのは地獄なんですから」という。

山根は飲食店でテレビのニュースで、冤罪を訴えながらも死刑執行になった三雲一郎のことが報じられた。

三雲は地獄に落ちたが、地獄でも裁判を受けていると言う。三雲は飲食店のドアからも山根に声をかけ続ける。

山根は不信感いっぱいで、他の弁護士にしてほしいとお願いする。

タクシーに乗っても、ノックの音がした。そばに運転手もいたが、三雲の声は他の人には聞こえないらしい。

三雲は山根に、両親を呼んで証言させてほしい、ダメなら「グリスには会えなかった」と両親に伝えてほしいと言う。

ある日、街頭で無実を訴えている三雲の両親に出会う。山根は「グリスって知ってますか」と聞く。父親はグリスは猫で、息子は自分が死んだらグリスに会えると言っていたという。

山根は地獄の裁判の弁護を引き受けることに…。

【世にも奇妙な物語2023秋/地獄で冤罪】のネタバレ

山根は両親から事情を聴く。

事件の概要は・・・被害者・吉川さんと居酒屋でビールがかかった・かかってないで口論になった三雲は、その後、尾行して吉川さん一家に手をかけた…となっている。3人の殺害で死刑となった。

支援団体が事件当日のドライブレコーダーから怪しい男をつきとめていた。首に入れ墨をしていた。三雲は入れ墨をしていない。

3日後、地獄の裁判が行われる。ここで無実を証明できないと、永遠に地獄をさまようことになる。

当日。三雲家にて。息子の声が両親に聞こえた。証人尋問を始めることに…。そんな中、支援団体のひとりが真犯人の顔(演:鈴之助)を突き止めたと映像を持って来た。

第2回公判は、1週間後となった。ある日の夜、山根は地図を手にしながら、売地となっている場所へ行く。そこは事件現場だ。その場所で、首に入れ墨がある男=真犯人(鈴之助)を見かける。

山根は真犯人を尾行する。夢でも見た家に入っっていった。暗い部屋の中には血がつけられている一枚のドアがあった。

長沼拓也(鈴之助)は「久しぶりだな。覚えてないのか?夢だと思ってるのか、あの日のこと忘れてるのか」と問う。

あの日、事件当日、山根は現場で長沼を目撃していた!

なぜ忘れていたのか?なぜ通報しなかったのか?

山根は、警察に行くつもりだったのに、忙しくて、何もしなかった。ニュースで三雲一郎が逮捕されたとき、「俺と見たのと別人だ」と思ったが…。

しかし、山根は警察に行こうとした。すると、長沼に追いかけられて、この廃墟に逃げこんだ。そして「許してくれ。警察に何も言ってない。約束する。今後も言わない」と命乞いをした…。

山根は「犯人は長沼だ!」と叫ぶ。

三雲一郎は天国に行った。もう声は聞こえなくなった。

山根は「やれるだけのことはやりました。裁判は終わりです。終わりだって言ってるだろ!」と叫ぶ。

長沼は「分かってるのか。これはお前の地獄の裁判なんだ」という。

そういえば、最近、妻子がいなかった。妻子はあちら(現実世界)にまだいるのだ。

山根は長沼に追いかけられて廃墟に入った時、長沼にナイフで刺されて、死亡していた。

長沼に見えたのは地獄の裁判官だった。三雲の両親は地獄の検察だった。

ずっと地獄にいたのだ。

山根は、仕事が忙しくて警察に行けなかったが「それが何の罪になるんだ?」と憤る。

裁判官は、人間界の法律は関係ない、「何もしないことは大きな罪です」と有罪判決にした。

山根は地獄で苦しむことに…。

山根の事務所のドアがノックされる。山根の声がする。

山根「弁護士を呼んでくれ。冤罪だ」

(おわり)

【世にも奇妙な物語2023秋/地獄で冤罪】の感想

結末が「理不尽」と賛否両論!

山根は、地獄にいった三雲さんの弁護士をしていたつもりが・・・自分の地獄の裁判だったという、どんでん返しでした。

その展開は面白かったのですが…。

山根は最後、警察に行こうとして、真犯人に殺されたわけで被害者でもあります。

SNSでの理不尽という批判の声も分かります。

まあ、行動しなかったことが罪…ということですけど。

冤罪なのに三雲一郎を死刑にしてしまった裁判官や検察・警察も大きな罪ですよね。もっと大きな罪だと思います。

その点もモヤモヤするポイントかもしれません。

北村一輝さんの演技は良かったですけどね♪

画像出典フジテレビ「世にも奇妙な物語」

世にも奇妙な物語・地獄で冤罪

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