【君と世界が終わる日に3】5話のネタバレ|佳奈恵の慟哭と教祖の過去が辛い!
【君と世界が終わる日にシーズン3(キミセカ3)】5話のネタバレ|佳奈恵の慟哭と教祖の過去が辛い!
等々力(笠松将)の死に慟哭する佳奈恵(飯豊まりえ)、教祖の正体と過去が悲しい。響(竹内涼真)と来美(中条あやみ)がついに再会するが、別れを告げる来美の真意は…。
【君と世界が終わる日に3】5話のあらすじ・ネタバレ・感想について!
【君と世界が終わる日に3】5話のあらすじ
【君と世界が終わる日に3】5話のあらすじです。
響(竹内涼真)をかばい、等々力(笠松将)がカイ(キム・ジェヒョン)に刺されてしまう。「おい!」と泣き叫び、等々力にすがりつく響。唖然とする一同だが、響も刺されている。ジアン(玄里)やシンジ(須賀健太)たちは響を介抱するため施設の中に避難する。
来美(中条あやみ)は、坪井(小久保寿人)とカイから薬を受け取る。坪井は、中に教団の一味がいた。1人は殺したが、死に損ないが1人いると、中に響がいることを教える。ただし必ず戻れ、と。
響を呼ぶジアンの声を聞いた来美がその方向に行くと、等々力の遺体とシンジがいた。奥のベッドには傷を負った響、傷の手当てをするジアン。来美も手当てを手伝う。ジアンは、Xから逃げてきたなら一緒に逃げようと言うが、子供を預かってもらっているからできない。来美は響に別れを告げにきたと話す。来美を連れ出そうとする者があれば潰すと郷田(栗田芳宏)から脅されていたからだ。
響は気配に気づき、「来美なのか…。絶対会えると信じていた」と呟くが、来美は、「どうして私の邪魔ばかりするの。いい加減に気づいて。この世界で変わってないのはあなただけ」。とっくにあなたのことは忘れている、今の居場所はXだ、別れを告げにきたと心にもないことを言う。かすかな力を振り絞り、来美を引き止める響は、子供のことを尋ねるが、来美は「死んだ」と嘘をつく。
次に私の前に現れたら、あなたを殺す…。そう言うと来美はジアンに響を託して去っていく。
ジアンたちは響を連れ出す。等々力の形見の義手を見て涙する響。井手(吉田ウーロン太)は戻っても殺される、このまま逃げようと言うが、それはできない。ここに残る方が危険だとシンジ。
イナバの叛逆
イナバ(水石亜飛夢)たちは郷田に銃を突きつけ、約束の日はいつかと迫る。郷田は、今夜もう一度祖国から連絡があると告げる。来美はミライのところに行き「もうすぐよ」と声をかけるが、ゴーレム化している頭の右半分が疼く。自分で撃とうとするが、ミライが泣き出してできない。
悲しみの帰還
教団では、伊織(桜井日奈子)や佳奈恵(飯豊まりえ)が響たちの帰りを待っていた。無事に帰ってきたと喜ぶが、そこに等々力の姿はなく、佳奈恵の元に戻ったのは義手だけだった。あいつはあんたのために命懸けでついていったのに、何で連れて帰って来ない! 佳奈恵がどんな思いで待ってたと思ってるんだと響に怒りをぶつける伊織。義手を抱きしめて大声で泣く佳奈恵。
「名前ぐらい呼べばよかった…比呂」。
Xでは、今夜と言ったのに翌日になるかもしれないと先延ばしにする郷田に、キレかかるイナバ。坪井は、薬を手に入れたんだから約束通りハル(田中道子)を殺した犯人を教えろとイナバに言う。イナバはその人物の名を耳元で囁いた。
【君と世界が終わる日に3】5話のネタバレ
【君と世界が終わる日に3】5話のネタバレです。
ワンティーティの悲しい過去
響は礼拝堂で、「死んだ」と聞いた子供のことを考えていた。教祖・ワンティーティ(玉山鉄二)がやってくる。諦めムードの響に「あなたは諦めない人だ」と言う。響は期待外れ、自分がしてきたことは間違っていた、そのために等々力は死んだ…。
ワンティーティは自分も人を殺したことがある、と「ある男」と称して自分の過去を語り始める。
ただの普通のある男には愛する妻と娘がいた。ある日、知人の紹介で家計の足しになればと、ある治験を受けた。それが運命を変えてしまった。世界も様変わりして、妻も娘も犠牲になった。帰宅すると、ゴーレム化した娘が妻の遺体を食べていた。娘の変わり果てた姿を見て絶望した。
しかしゴーレムにならないその男はある教団に見つかった。それからは流されるままに生きてきた。男の娘は、結月によく似ていた。どうして私がここにいるのか、教えてくれないか。ゴーレムになった娘を殺せなかった。娘は今もどこかを彷徨っている。どうして娘は彷徨い、私は生きているのでしょうか。絶対諦めないあなたならわかるでしょう。
教えてください。そう迫るワンティーティの顔の左半分はゴーレム化が進んでいく。シンジが見つけた治験者名簿から、ワンティーティは教祖ではなく、沖田勇吾というただの人間だったと知った永瀬たちは、ワンティーティをペテン師と呼び、マリスにしようとする。
坪井の敵討ち
Xでは、イナバが祖国への連絡方法を教えなければ殺すと郷田を脅していた。郷田を守ろうとするカイと、巻き込まれて人質になる来美。そのとき、坪井がカイを後ろからひと突きにする。ハルの仇討ちだ。目的を達成した坪井には好きにしろというイナバ。医師である来美はカイを助けようとする。
教団では、ワンティーティが祭壇に座らされ、マリスの儀式が行われようとしていた。響が乗り込んでくる。シンジはもうここに用はない、出ましょうと言うが、響は儀式を中断させる。
俺だって騙されてきたが、あいつの嘘が俺の希望だった。お前らもそうだろ。こいつが背負ってきたものを背負えるやつはいるのか。次は誰が教祖になる?
ここはもう終わりだという永瀬に、いい加減に目を覚ませ、自分の頭で考えろと響き。
ホントにもういいんです。生きていく理由がない、ここで大人しく死なせてください。これ以上苦しみたくない。
ワンティーティは響にそう伝えるが、響は処刑台をぶち壊す。
諦めるな、俺たちに生きる理由がある。大切な人を守るためだろ。たとえそれが辛いことでも、俺は諦めない。
響はそう言うと部屋に戻り、弓矢を持って出ていく。
諦めない2人
周波数は6210。それに合わせて電源を入れろと郷田。モールス信号の音が流れる。約束は「今日の正午」だ。
イナバたちは早速約束の場所に出かける。
目を覚ました結月(横溝菜帆)は来美を迎えに行く。逃げようと急かすが、カイの命を諦めたくない来美は治療を続ける。
響はワンティーティに、「諦めるな」と声をかける。もうできることは何もないと言うワンティーティだが、響は「ある」とだけ言い残した。
響が車で出ようとすると、シンジとジアンが待っていた。佳奈恵と伊織もやってくる。あの人は、比呂は…、響と来美を会わせるために命を張ったんでしょ。必ず来美を救ってと響に願う佳奈恵。佳奈恵の願いを叶えるために伊織もついていく。
来美は、響が絶対諦めないのは高校生のときから変わらない、だから私も諦めない、人を救うことを諦めないという決意を結月に話しながらカイの治療を続けていた。
【君と世界が終わる日に3】5話の感想
【君と世界が終わる日に3】5話の感想です。
佳奈恵の慟哭は辛すぎました…。等々力と2人で無邪気に、幸せに浸る一瞬もなかったし、素直な思いをぶつけ合うこともできなかった。無事に帰ってきたら今度こそ素直になろうと、2人は思っていたはずなのに。
ワンティーティの過去も悲しすぎました。妻のためとはいえ、ゴーレムを生み出したマッドサイエンティストのせいで多くの人が命を落とし、大切な人を失った。非情で残酷なこの物語の結末はいったいどうなるのでしょうか。
次回は最終回です。
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