【科捜研の女season24】最終回ネタバレ!まさかのマリコVS土門、科学で人の心は救えるか?
シリーズ誕生25周年を迎えた今シーズンの【科捜研の女】もついに最終回!“原点回帰”をキーワードに科学捜査と人間ドラマを軸に、毎週心揺さぶる事件の真相を解いてきたマリコたち科捜研の感動のフィナーレとは?この記事では最終回のあらすじとネタバレをお届けします。
【科捜研の女 season24】最終回あらすじ
雑居ビルの前で、転落死と思われる男性の遺体が見つかり、榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研メンバーが臨場。ビル屋上には彼の靴が残されていたが、その靴には彼自身の血痕が付着しており、自殺を装って殺害された可能性が濃厚だと言うことが分かる。
まもなく遺体の身元が、傷害致死の前科を持つ木本吉春だと判明する。木本は11年前、兵庫県内で些細なトラブルを起こし、相手男性を殴って死亡させた事件を起こしていた。当時、懲役5年の判決が下り、損害賠償命令も出たはずだったが、賠償金は10年間一度も支払っていないことも分かる。
土門薫(内藤剛志)が11年前の事件の被害者の娘・福原楓(山谷花純)を訪ねたところ、木本は出所後すぐに行方をくらましたため、結局、賠償金は時効になってしまったと話す。
その木本が殺されたことを伝えると、彼女は「ありがたいですね」という謎の言葉を口にする。
そんな時、事件を追う土門とマリコの前に、数カ月前の事件で知り合った九条署の交番巡査・新開颯太(鈴木福)が現れる。颯太は楓とは幼なじみであることを打ち明け、彼女の力になりたいとマリコたちに訴え、捜査本部はどこまで真実に近づいているのか教えてほしいと頼みこんで来るが―!?その矢先、土門とマリコが木本の妹・沙友里(手塚真生)から事情を聴いていると、そこに楓が出現する!
そして突然、「あなたの兄・木本吉春を殺しました」と沙友里に告げたのだ。
楓を救いたい颯太は、鑑定に情を持ち込まないマリコと対立することになる!?
【科捜研の女 season24】最終回の見どころ
今シーズンの第1話にゲストで登場した鈴木福が、再び九条署の交番巡査・新開颯太役で登場する。そして最終話の真相を解くキーマンとしても活躍してくれそうだ。もう1人のゲストは被害者の娘・福原楓役で、今色々なドラマで活躍する若手俳優・山谷花純が颯太の幼なじみとして出演。最終話は衝撃のラストと告知されているだけに、25周年の集大成に期待が膨らみます。
【科捜研の女 season24】最終回ネタバレ&感想
科捜研の鑑定から分かったこと
- 遺体の着衣から指紋は出るが潰れていて鑑定不能
- 被害者のスマホは落下の衝撃で損傷が激しくデータ復旧に時間がかかる
- 裏口に暗証番号付きの鍵があり、そこから入ったので番号さえ知っていれば誰でも入れる
- 屋上より少し低い場所から勢いをつけずに落下した
- 遺体の手についていたのは屋上より下の部屋の窓のそばにあった棚の木の繊維だった
その居酒屋で木本は働いていて、最近金が急に必要になったとアパートを引き払ったらしく、その倉庫を寝泊まりに使っていたのかもと居酒屋店主の証言が取れた。その頃からガラの悪い人が居酒屋にも来るようになったと。
防犯カメラからガラの悪い男の正体は、違法な貸金と債権回収で有名な黒谷組というヤクザだった。アリバイを聞くと組長は「金返してもらう前に殺すはずないだろう」と否定した。
遺体の胃の内容物はサーモン、コケモモ、山椒だった
該当する店を探すと、ビストロアルツァーレで出しているメニューと合致。その店は木本の妹の働く店だった。昨日の夜木本は店に来ていたが、厨房にいた為会っていないとの事。妹は「兄ではない、肉親とも思ってない」という。事件の後母親が自殺したから、もう犠牲になりたくないとの事だった。そこに現れたのは楓。「あなたの兄を殺しました」と木本の妹に伝える。
楓の自首
昨日京都観光中に偶然居酒屋から出てきた木本を見かけて、ビルに入るのを見て裏口から暗証番号の鍵を開けて、偶然3階の窓から下を見ていた木本を突き飛ばして殺した、と。
殺害の場所や方法を知っているが突き飛ばしたという証言は食い違うため、彼女の犯行ではない。しかし警察や犯人しか知らない事実を知っているということは、幼馴染の颯太からこの情報を聞いた可能性があるのでは?
颯太を取り調べる前にポリグラフにかけたいと土門。
ポリグラフ:複数の整理反応を記録する装置、俗に「嘘発見器」とも呼ばれる
質問の途中で検査をやめたいと拒否する颯太。
検査に同意したのだから検査を続けろという土門に、「やめたい」と言われたらやめなければならないと、検査続行を拒否するマリコ。しかし無理やり検査を続行する土門に、ついにマリコが「この検査は鑑定から除外する」と厳しく言い放つ。
土門たちに「木本の場所は教えていない、木本の居場所を知っていたら教えていたから探せなっかた」と颯太。
木本が殺された後、楓が交番に会いにきて以前少しずつ貸した金を全額返しにきた、しかし捜査情報は話していない、と。ではなぜ捜査情報を知っていたのか。
楓の自白が実際に経験したものかを脳指紋検査で調べることに。
脳指紋検査:脳が一度でも見たものに「P300」という脳波を出す
建物には反応が出たが、鍵や窓には反応がなかった、この結果は誰かに聞いた話を元に自白したことを意味している。
銀行のATMの防犯カメラに大金を自分の口座に振り込んでつ楓の姿が。200万円誰かから受け取り、24万円を自首する前に颯太に返し残り176万円を振り込んでいた。
颯太に返された24万は発行されたばかりの新札だったため、楓と颯太以外の指紋を取りやすい。
だからこの24万を鑑定して、楓にこの金を渡した人物を割り出し、楓の無実を証明してほしい。
と颯太がマリコたち科捜研に伝える。
私たち科捜研は誰かに有利になる鑑定は絶対にできません。
とマリコ。
すると
「科学って薄情なんですね」
と颯太。楓はお香を焚く趣味があっていつもいい匂いがしたが、事件があってからお線香の匂いに変わったと。
これがヒントとなり、人から出るVOC(人から出る気発性有機化合物)を遺体の着衣についていた潰れた指紋の匂いを鑑定し、男性だったことが判明する。
木本は黒谷組に金を借りにきて、過去の事件のことや賠償金を未払いで逃げていることも知られ、黒谷組は楓から賠償金の権利を200万円で買い取っていた。その取り立て中に誤って窓から木本が転落し、自殺に見せかけたという。
父親の仇を討った娘になりたかった
と楓。自首する時木本の妹に会いに行ったのは、被害者遺族と加害者家族は似ていると思ったからと。
そしてマリコが捜査のポリグラフ鑑定中の検査から除外した結果を持ってきた。
ポリグラフの途中で「検査をやめたい」と言った颯太の心情とは…楓の心を探す颯太の思いからだった。
彼は楓に頼まれ木本を探したが、途中でやめた。颯太が木本を見つけたら楓に教えてしまうからと。その時からずっと颯太は苦しんでいた。それを脳波が証明していると、マリコは楓に伝える。不安定に波打つ脳波の診断結果を見ながら、颯太が一緒に苦しんでいたことを知る楓。
楓が送検されるところに現れる颯太。楓がこれからどうなるのか、どんな罪になるのかを伝えるのも警察官の勤めだと、颯太に伝えるよう言う土門。
「人の心を探すのも警察官の仕事」土門から教わった言葉を胸に、楓の罪を伝える颯太。
そうちゃんは正義の味方になったんだね
と楓。そんな楓を見送り
「科学って人の気持ちまでわかるんですね。科学は薄情じゃなかった」
と颯太は言って交番勤務に戻った。
「捜査や鑑定が必要のない社会なのかもしれない」と、今回の事件は賠償金の未払いをそのままにしている社会の仕組みを正していかないと、と自分たちの役割を再確認するマリコと土門。そして「よし、いこう!」とマリコとともにまた次の事件へと向かう土門。
【科捜研の女】シーズン24も、あっという間に最終回!次回シーズン25にもまだまだ続きそうな予感です。
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記事内画像:【科捜研の女 season24】公式サイト