【科捜研の女season24】第7話はマリコVS謎の発光人間!事件の目的は復讐なのか?
沢口靖子が主演を務める現行ドラマの最多シリーズ記録を更新する科学捜査ミステリーの先駆け【科捜研の女】は、毎週水曜夜9時より放送中です。シリーズ24もいよいよ後半に突入。この記事では第7話のあらすじとネタバレをお届けします。
【科捜研の女 season24】第7話あらすじ
身元不明の20代女性が、意識不明の状態で倒れているのが発見され、傷の状態から事件性があると見たマリコ(沢口靖子)たち科捜研は鑑定に乗り出します。彼女が着用していたブルゾンには“ペロブスカイト太陽電池”が付けられており、そのブルゾンは2年前、“ソリスラボ”という太陽電池開発ベンチャー企業が開いたイベント“ソーラーフェス”のために作られたものだとわかる。
マリコたちはすぐにソリスラボを訪ねますが、CEOの花澤樹(前川泰之)は多忙で取り付く島もない様子。研究員の平田まどか(ゆいかれん)によると、そのブルゾンは花澤とともに会社を立ち上げた研究者・辻堂祥太(池田鉄洋)がイベント後にすべて回収したはずだという話をする。が、彼は花澤と対立しその後ソリスラボを辞めていました。
やがて被害者の身元が保険会社勤務の契約社員・白崎美玖(大出菜々子)と判明。事件直前、クラウドファンディングでだまされたと周囲にもらしていたこともわかります。そのクラウドファンディングは花澤の名を悪用した詐欺のようでしたが、もしや辻堂が花澤への恨みからクラウドファンディング詐欺を働き、美玖に追及されて彼女を殺害しようとしたのか!?という疑惑が。
辻堂への疑惑が深まるが、彼は「復讐はしたが罪は犯していない」と言い張って…。
【科捜研の女 season24】第7話ネタバレ&感想
ドラマ冒頭で『太陽を君にあげよう』と言って両手を大きく広げて若者に声をかける辻堂。ペロブスカイト太陽電池が付けられ派手に発光するブルゾンを着て、太陽電池の素晴らしさを少しでも多くの人に届けたい辻堂の姿が。
被害者を襲った犯人は辻堂?疑惑だらけの元研究者の奇行の理由とは?
科捜研の捜査から分かったこと
被害者の頭部外傷はマイナスドライバーによるものだった
被害者の靴底にロベリアという花の花粉がついていたが、その花は現場にはなかったことから別の場所で傷を負って犯人に移動させられた
辻堂の証言から分かったこと
花澤から「研究者に向いてない、やめちまえ」と言われてから、会社は辞めるが太陽電池の研究は続けている様子。発光するブルゾンの改良やブルゾンに連動するドローンの開発もしていた。
被害者の白崎は前に一度会って話をしたことがあるくらいで、保険会社の人というくらいしか知らず、しかし初めて会った際に改良前の光るブルゾンをあげたという。
なぜ初対面の白崎に大切なブルゾンをあげたのか?辻堂への疑惑が残る。
白崎の身元が判明、会社の上司に知り合いから勧められたクラウドファンディングに投資したが、詐欺かもしれないと相談していたことがわかる。このクラファンについて警察に届ける前に自分で調べてみると言っていたこと、また靴底についていたロベリアの花がソリラボにあった事から、事件当日ソリラボに来ていたことがわかる。事件の夜のソリスラボの監視カメラ映像を調べていると、辻堂もこの日ソリスラボに来ていたことがわかる。辻堂はこの日は家にいたと嘘をついていたのだ。
事情聴取で「罪は一つも犯していない、しかし復讐はした」と主張する辻堂。事件の夜は復讐をしていたと言うだけ。
「ソーラーフェスのステージの発電量が少ない」
これが辻堂の復讐だったのだ。
SNSに辻堂との写真をあげていた若者と接触でき、その若者にクラファン詐欺のメールを送っていた発信元が辻堂だった為、辻堂に詐欺容疑がかかり辻堂の自宅を調べることに。その時証拠となるものを押収する際、ドローンは無くしたと言う辻堂。
クラウドファンディング詐欺は本当に辻堂の仕業なのか?
若者を詐欺に引き込むために派手な格好をして発光するブルゾンを配っていた?
研究者・辻堂の愛ある奇行に悪意を感じないマリコの捜査が続き真実を導き出す
マリコの疑惑
事件翌日、つまりフェス3日目が一番晴れていたにも関わらず、3日目のステージの発電量が少なすぎること。
そして、フェス3日目に研究者・平田が花澤に発電量が少なすぎると怒っていたこと。
科捜研で辻堂が着ていたブルゾンの太陽電池を調べると、ルビジウムイオンが含まれていた。
ルビジウムイオンを加えると、熱耐久性上がり高温でも耐久性が上げられる。太陽電池は使ううちに高温になり負荷がかかり発電パフォーマンスが下がる、しかしルビジウムイオンを加えると耐久性が上がる。
辻堂が事件の夜ラボに来ていたのは、改良したルビジウム入りの太陽電池と取り替える為だった。
辻堂は退社後も平田から依頼されて太陽電池の改良、開発を続けていたのだ。以前熱耐久性を上げたいと平田が花澤に伝えたがコストがかかると断られたことがきっかけだった。
事件の夜、点検作業をしていた平田が太陽電池が傷つけられていたのを発見し、辻堂に連絡するとルビジウム入りの太陽電池を持ってきてくれたとのこと。
では、太陽電池を傷つけた真犯人はいったい誰なのか?
傷ついたソーラーパネルを鑑定するとそこには犯人の汗が!
その時、土門(内藤剛志)から辻堂が自宅からいなくなり、自宅の鍵が開いたままで血痕が見つかったとの連絡がマリコのもとへ。出血量からすぐに見つけ出さないと辻堂の命が危険。辻堂はスマホを押収されて持っていない。周辺の監視カメラの映像からドローンの光が確認された事から、辻堂がドローンを飛ばしているときに襲われた可能性があることが分かる。
ドローンのGPSを追って辻堂を捜索する科捜研メンバー。しかし途中でドローンの電源が切られて捜索は行き詰まりに。朝になって日が登ればドローンの電源が入るのだが、それでは間に合わない!と、思ったその時ドローンのGPSのスイッチが入る。街灯のライトで電源が入ったのだ!
改良したペロブスカイト太陽電池は人工の光でも発光できるのだ!
ステージの太陽電池を傷つけたのは、被害者を襲ったマイナスドライバーと同じものだった。そして、ドローンのカメラに写っていたその犯人は…ソーラーフェス運営をしている代理店の庄司(梅林亮太)だった。
2年前からオンラインカジノにはまり、金に困っていた時、誰か知らない人物からソーラーフェスを失敗させるよう指示するメールと前金が届いた。それで、辻堂を利用してソーラーフェスを潰すために偽のクラファンに誘導するメールを辻堂の自宅から何人かの若者に送ったのだ。
辻堂は庄司が犯人だと判り警察に言う前に本人に確かめようと電話したが、逆に襲われて殺されかけてしまったのだ。
研究者たちが続ける飽くなき探究心が世界の明るい未来に繋がっている
辻堂が研究に戻るきっかけは、白崎を偶然公園で見かけ、仕事で落ち込んでいる白崎を光るブルゾンで励ましたことだった。
光るブルゾンを渡すと白崎は「太陽もらっちゃった」とつぶやき微笑む。
白崎のこの言葉で、暗い気持ちの人たちが少しでも明るい気持ちになってほしいと、研究を続けることにしたという。
「本気で復讐したいなら研究者として戻ってきて、俺に参ったと言わせてみろよ」と花澤が辻堂に伝える。
その時、白崎の意識も戻ったとの朗報が届く。
庄司に指示を出したメールの相手の捜査はまだこれから。しかし絶対に捕まえてやる!と意気込む土門。
「この先の未来を生きていく人を照らす、科学は希望ね」と微笑むマリコ。
「俺たちも下の世代に渡していけるものがあるかな」と少し自信なさげな土門に
「特別なものじゃなくてもきっとみんな受け取ってくれている」と返すマリコ。
今シーズンのラストシーンは、この2人の盟友の絆が伺えるやり取りが京都の空に溶けて次週へと続きます。
次週【科捜研の女】第8話は片桐仁が草木染め職人の役でゲスト出演。芸術家としての顔も持つ個性派俳優の片桐にピッタリの職人役。ダチョウ倶楽部リーダーの肥後も出演と、来週も豪華な顔ぶれに楽しみです!
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【科捜研の女】配信情報
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記事内画像:【科捜研の女 season24】公式サイト