【科捜研の女season24】第5話!事件の鍵は焼き芋とパワハラ部長?

科捜研の女5話キャッチ

科学捜査ミステリーの原点にして最高峰に君臨するドラマ【科捜研の女】。シリーズ24作目のこの夏のテーマは『原点回帰』!個性あふれる科捜研メンバーに今シーズンは新レギュラーも加入し、ますます盛り上がっています。この記事では第5話の感想をお届けます。

目次

【科捜研の女 season24】第5話

科捜研の女5話03

大手商社が手がけるサツマイモの貯蔵倉庫で、若手社員の星野昴(中尾聡)の刺殺体が発見され、榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研が臨場。その商社では、焼き芋用のサツマイモを扱う新規事業を立ち上げていた。星野は“焼き芋事業部”に所属しており、農家から仕入れたサツマイモを倉庫で寝かせて熟成させ、食品工場に送る業務を担当してた。第一発見者は派遣社員の仲村寿里(池田朱那)、足立(広田亮平)たち寿里の話では、倉庫はサツマイモの甘さを引き出す為に常に一定温度が保たれていたと言う。それを考慮すると、遺体は死後30~40時間経過していると思われる。また、血痕が少なかったことから星野は別の場所で殺され倉庫に運び込まれた、と。星野の上司で“焼き芋事業部”の部長・奥寺幸太郎(岩谷健司)に事情を聞くと、星野は仕事に前向きだったが一昨日から休暇を取っていたと言う事。しかし、その後の調べで星野は仕事に嫌気がさし、退職を決意していたことが判明する。その事を隠していたことから、捜査一課の土門薫(内藤剛志)奥寺が怪しいと睨む。しかし奥寺にはその夜、台湾に出張してたという鉄壁のアリバイがあった。すると、被害者の靴底から奥寺たちが扱っていない新種のサツマイモで作った焼き芋のかけらが見つかり…。さらに、奥寺には部下にパワハラした過去があるとわかる。

【科捜研の女 season24】第5話感想

科捜研の女5話04

科捜研の捜査課から分かったこと

  1. 遺体の直腸内温度から逆算して犯行があったのは火曜の夜
  2. はわたり8cm以上の包丁が凶器だが、倉庫内に血液が飛び散っていないため殺害現場は別の場所、しかしどこかは不明
  3. 遺体が着ていたシャツのポケットに特徴的なマークの刻印されたくすのきボールが入っていた(くすのきボールは衣類の防虫剤に使用されるもの)
  4. 遺体の靴に焼き芋のカケラがついていたが、この倉庫内には生のサツマイモしかない、どこでついたのかは不明。死亡直前に踏んだことが判明、殺害現場に焼き芋が落ちていた?

倉庫内に出入りできたのは全部で7名、全員の火曜夜のアリバイを聴くが皆アリバイあり。

7人への事情聴取から発覚する部長のウソ

科捜研の女5話01

月曜の星野との面談時問題はなかったと言っていたが、実は転職するから会社は辞める有休消化で火曜から休むという事だった。

捜査一課は辞められると管理責任を問われて部長が困るからその前に殺した、と怪しむが部長には鉄壁のアリバイがあるため手詰まりに。

捜査から浮かび上がるいくつかの事実

●遺体が着ていたシャツはビンテージシャツで、くすのきボールに刻印されていたマークの古着屋で月曜の夕方に星野が古着屋を訪れていたことが、周辺の監視カメラからわかる。店に入る直前にかき氷を持った子供とぶつかり、ズボンにメロンシロップが付着したこともわかる。

ここで不可解なことが。

殺害されたのが火曜の夜でメロンシロップで汚れたままのスラックスをそのまま翌日履くだろうか?ジーンズなど、洗濯に気を使う必要があるパンツならまだしも。

サチムラサキ農家を訪ねたマリコたち

科捜研の女5話05

部長が月曜の昼間この農家からサチムラサキの焼き芋を2本もらって月曜の夜に事業部がある倉庫に戻っていた事がわかる。部長曰く、もらった焼き芋は全部1人で食べたと。

犯行があったのは月曜の夜なのでは?

何か犯行日をずらすトリックがあるのでは?そう睨んだマリコたち。

焼き芋事業部の1人から、倉庫にサツマイモを入れる時は最初は一定温度の13度ではなく、キュアリングの為に人の体温とほぼ同じ35度で保つことを教えてもらう。

キュアリング:高温多湿で収穫したさつまいもを一定期間置くことで、さつまいもの収穫時についた細かな傷から病原菌が入るのを防ぎ長く保存できるようにする

このことを踏まえて再度犯行時刻を計算すると、なんと月曜の夜だった

このことを部長に伝えると

「バレてしまいましたか」と部長が遺体を倉庫に運び込んだことを自白。

遺体を温めておけば犯行時刻が遅らせると推理小説で読んだ事があったので…

しかし殺害については否認するも月曜の夜に星野と事業部の前で言い争いになり星野に突き飛ばされた際に意識が飛んで、気がついた時には星野が血を流して死んでいたと。しかし、部下に「ばかか」と注意したらパワハラだと訴えられ、ハラスメント研修を受けたり、部下に気を遣ったり、部下に仕事を振れない分自分が残業したりで疲れ果てていたため、自分も限界だった、もう疲れたから私が犯人でいいです。と投げやりな部長。

しかしマリコは「あなた以外の誰かが現場にいたことを科学の力で突き止めます」

奥寺部長の証言から現場にあった事実

科捜研の女5話イラスト

星野が踏みつけた焼き芋が排水溝から見つかる

星野の血液痕が見つかり、その側にビンテージジーンズの査定票が落ちていた。部長はこの査定票は知らないと。しかし、部下のSNSをチェックしていて、ビンテージジーンズの収集を趣味にしている人物を知っていると。

それは星野の遺体の第一発見者の1人、足立だった。

足立は大量のビンテージジーンズの為だけにトランクルームを借りて保管するほどの愛好家だった。ネットオークションでビンテージジーンズを落札するために、以前星野から金を借りていたが、会社を辞めるから金を全額返せと急に言ってきて、無理なら高いジーンズをよこせと迫られていた。「命より大切なジーンズ」を守るために、星野を殺したのだった。部長が倒れた隙に星野を持参した包丁で刺し、そのままジーンズを持ち去ったが、そこに星野の血痕がついていた。しかしジーンズへの深いこだわりのため水で落としただけだったので、そこから星野の血液が採取できたのが逮捕の決め手となった。

「足立、命より大切なものなんてないぞ」と厳しく諭す土門。

その後部長は死体を移動させた罪を悔い会社を退職するも、まりこのお節介が発動。「日本一美味しい焼き芋を作る」為に一緒に来てください、とサチムラサキ農家の元へ。そこで待っていたのは焼き芋事業部の面々。上司と部下ではなくなったが、これからは一緒に仲間として日本一の焼き芋を作りましょう、と農家で働くことになった部長。笑顔のみんなで作る焼き芋に夢を馳せる、マリコと土門なのでした。

情けなくも憎めない中間管理職を演じればピカイチな俳優・岩谷健司のおじさん力がキラリと光った第5話でしたね。

次回第6話は、今ドラマやバラエティで大人気の子役・永尾柚乃ちゃんが天才少女役で登場。熱烈な【科捜研の女】の大ファンを公言している柚乃ちゃんは、3歳の頃から毎週見ていたそう。そんな実績も認められ、今回シーズン24の宣伝大使もしている柚乃ちゃんがマリコとどんな絡みをするのか楽しみですね。

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