【科捜研の女2022】4話のあらすじ&ネタバレと感想・白骨化事件もマリコと土門の人情にジーン!
テレビ朝日【科捜研の女2022】4話が11月8日に放送されました。
木曜8時から火曜9時に枠移動し、スタイリッシュに変貌を遂げた新生・科捜研チーム。今回は、わずか20日で白骨化した人骨の秘密の謎に榊マリコ(沢口靖子)が迫ります。
この記事では、【科捜研の女2022】4話のあらすじ、ネタバレと感想をご紹介します。
【科捜研の女2022】4話のあらすじ
漁港の廃棄物集積所に捨てられていた発泡スチロール箱の中から、人骨が見つかった。榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研が鑑定にあたったところ、20代男性のものとわかった。肩甲骨の背面側に傷が残っていたため、鋭利な刃物で背中を切りつけられ、殺害されたものと思われた。
白骨が入っていた発泡スチロール箱から、養殖業者の存在が浮上。土門薫刑事(内藤剛志)とともにその会社を訪ねたマリコは、経営者・連城友孝(谷口高史)の甥で、養殖場に住み込みで働く源(濱田龍臣)と出会う。
彼の部屋に足を踏み入れたマリコと土門は、驚愕! 源は仕事のかたわら、魚の透明骨格標本を作るアーティストとして活動しているらしく、部屋中、幻想的な骨格標本がズラリと並んでいたのだ…! 源からいきなり「あなたの骨、バランスがとれている。あなたを透明標本にしたらきれいだろうなぁ」と告げられたマリコはギョッとする。
そんな中、マリコの“復顔”作業がきっかけとなって、白骨の身元が判明。源とつながりのある、“ある人物”とわかる。もしや、魚では飽き足らなくなった源が、人間まで骨格標本にしようとして断念し、遺体を遺棄したのだろうか…!?
さらに、被害者は白骨遺体が見つかる20日前まで、確かに生存していた事実も発覚。通常、わずか20日間で遺体が白骨化することは考えられない…。そんなにも短期間に犯人はどうやって遺体を白骨化させたのか――マリコたちは難題に突き当たるが、海外の研究結果を調べた物理研究員・君嶋直樹(小池徹平)がマリコにひとつの可能性を提示して…!?
【科捜研の女2022】4話のネタバレ
透明標本を作る男
白骨化した人骨が箱に入れられた状態で、漁協のゴミ置き場から見つかる。
マリコ(沢口靖子)の見立てでは、人骨は20代の男性。
肩甲骨に傷。鋭利な刃物で背中から切りつけられており、殺人事件の可能性があり、鑑定を進める。
骨髄細胞が大量に検出される。
身長は175センチ、B型。
しかし、DNAでは絞り込めない。
人骨がまれていたレジャーシートには、タイヤのようなクローラーの跡があり、米ぬかも付着していた。
箱には連城水産の文字があった。
土門刑事(内藤剛志)とマリコが尋ねると、そこは養殖場で魚を育てていた。
職員の指紋を取るが、もう一人、社長の甥っ子、源(濱田龍臣)がいた。
部屋には、透明骨格標本が並んでいる。
マリコが挨拶すると「あなたの骨はすごくバランスが取れている。
あなたを透明標本にしたらキレイだろうな。
爬虫類と両生類もやったことがあるよ」と話す。
周囲からは、扱いにくくて、何を考えてるかわからないという評判だった。箱の洗浄する仕事をしており、指紋が一致した。
20日間で白骨化する方法とは?
人骨はスーパーインポーズでも該当者がなく、マリコは複顔により顔を再現する。
それを土門が見て気づく。
2週間ほど前、連城水産に磯浪していた板橋(中尾聡)が20万円を持ち逃げしていた。源の高校時代の友達で、東京でマルチ商法詐欺で捕まり、釈放され京都に戻ったが、居場所がなく、ネットカフェで暮らしていた。それを源が叔父に頼んで住まわせていた。
「骨だけになっているのが好き」という源。
マリコは「20日間で骨になることがあるのか」と疑問を持つ。
風丘先生(若村麻由美)に骨髄細胞を調べてもらうと、骨髄細胞が大量に残っており、やはり短期間で骨になった可能性が濃厚だった。
しかし、20日で人の体を白骨化させる方法はあるのか。
源のもつ薬品の可能性はないのか?
土門は、源や板橋の同級生に話を聞く。
市役所の環境保全課で働く時田(堺翔太)は
板橋を「クズ野郎」といい、いじめて自殺した生徒がいることを明かす。それは源と同じ同じ生物部の布川美里(矢吹奈子)だった。源と博物館で一緒に働こうと約束した仲だった。
源の薬品は骨には付着していなかった。
米ぬかと竹チップがカギに
連城水産へ行くと、米ぬかを養殖に使い、独自に餌を配合していることがわかる。近所の農家の布川伸恵(阿南敦子)の野菜を使っているという。布川は自殺した美里の母だった。
有機栽培農法で微生物を育てていると聞き、布川を訪ねると、そこに源がいた。
薬品の瓶を持ち、マリコに近づく。
「彼を殺したの?どうやって」
そこへ土門が助けにくる。
「犯した罪は償うよ」と口にする源。
マリコは、布川の敷地で米ぬかと竹チップを見つける。
連行された源は、友達ができない話を美里にして
「私もいないよ。気にしなくていいよ。
206個の骨に肉と皮がついているだけだから」
はっきりものを言うの美里は、板橋の標的に。
やがて自殺してしまった。
「板橋と再会したとき、復讐のチャンスが来たと思った。
どうやって骨にしたか、まだわからないの。
僕はどうやったんでしょうか?」
竹林から、証拠がゾロゾロ
マリコは、有機栽培で活用される竹チップ、米ぬかに水を入れて混ぜる。そして、風通しのよい屋外に置く。
すると温度がみるみる上昇した。22度が50度にまで。
竹には微生物の乳酸菌がある。細かく砕くと活性化。醗酵熱を発生する。つまり、その中に遺体を入れれば短期間で白骨化できる。
布川の母の敷地を調べるが、痕跡は出なかった。
クローラーは竹を粉砕するチップを作る機械のものであることが判明する。
竹林の中で白骨化した可能性が高い。
ドローンで醗酵熱を調べる。
そして温度の高い場所を見つける。
そこには、竹粉砕機があり、血痕も凶器も、連城水産から盗んだ金庫、被害者の足の指の骨までもが見つかる。
源は板橋が逃げたことを布川の母に話した。
「スキを見せて殺そうと思ったのに」
「あんな男のために源ちゃんが手を下すことないよ。
きっと天罰が下る」
その言葉を聞いて、布川の身代わりになろうとしたのだった。
だが、布川の母も犯人ではなかった。
そして犯人は?
竹粉砕機は市の環境保全課のシールが貼ってあった。
廃棄処分されるものだった。
シラを切る源の同級生の時田に、
土門は「板橋は人を殺しても平気な奴と言っていたが、お前も同じだな!」と一喝。凶器の柄の部分から時田の指紋が見つかった。
時田は、板橋から300万円をゆすられていた。
マルチ商法に誘ったことをバラされそうになっていた。
連城に罪を着せようとして、竹林に金を埋めてあると誘い出し、殺害。竹チップと米ぬかの醗酵熱で白骨化させた。
源は初めて透明標本を見た時、
美里から「こういうのをつくって見たいと思ってるでしょ」
「何考えてるかわからないって言われるのに、よくわかるな」
「多分あれだよ、友達だからだよ」
現にとっての初めての友達だった。
「なのに、苦しんでる彼女を助けてあげられなかった。
何もできなかった。
復讐したかった」と悔やむ。
しかし、マリコは「同じ夢を持っていたんでしょう。
将来は博物館で働くって。その夢に向かって欲しいと彼女も思っているはずよ」
土門も「今からでも遅くない」と背中を押すのだった。
【科捜研の女2022】4話の感想とまとめ
今回は、最も怪しい存在が最初に出てくるパターンでした。
最近、この手が多い気もしますが、
濱田龍臣くんは真っ黒。
そして、ある人の身代わりという設定。
で、第三の男が出てくる。
スタイリッシュシリーズになってからは、最初に怪しい人が出てくるのはさらに定番化しているような気も。
でもラストは、マリコと土門の人情味は溢れていて、サイコーでしたね。
科捜研の女、だんだん今までのシリーズのテンションに近付いてきている気がするな。#科捜研の女
— kiral32 (@kiral325) November 8, 2022
#科捜研の女
濱田龍臣くん、仮面ライダーOB・OGキャスト多い中でウルトラシリーズOBだから珍しいなとか思ってたけどマリコさんがそもそもデビューはゴジラシリーズだったな…と
— ハルキ (@ijuuinnrakudai) November 8, 2022
科捜研2022 第4話
人間というものを206個の骨にただ肉と皮がついただけと称しながら、標本にすることの出来ない心に突き動かされていた連城さん。
そんな彼の心に寄り添い、彼の未来に温かい言葉を手向けたマリコさんと土門さんの姿に、人間っていいものだなとしみじみ感じた。#科捜研の女— 雨月 (@sn_us) November 8, 2022
#IZONE として韓国でも活躍した、#矢吹奈子 さんが#科捜研の女 に出演したなんて
夢のような時間でした‼️ https://t.co/4HjV8Plmqg— Rico りこ 💙💛 (@Rico_25mirai) November 8, 2022
矢吹奈子さんの登場もネット上では話題でしたね。
【科捜研の女2022】次回、第5話は11月15日(火)の放送予定です!
記事内の画像出典:テレビ朝日公式サイト
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