【おカネの切れ目が恋のはじまり/カネ恋】シナリオブックのネタバレ!玲子と慶太の結末は?
【おカネの切れ目が恋のはじまり/カネ恋】シナリオブックのネタバレ!玲子と慶太の結末は?
松岡茉優、三浦春馬ら出演のドラマ【おカネの切れ目が恋のはじまり】(カネ恋)のシナリオブックが2020年10月20日に発売されました。TV未放送分を含む全話シナリオを完全収録した貴重な本です。玲子と慶太の結末はどうなったのでしょうか。ネタバレこみで紹介します。
【おカネの切れ目が恋のはじまり/カネ恋】シナリオブックのネタバレ!
ドラマ【おカネの切れ目が恋のはじまり】(カネ恋)シナリオブックをネタバレこみで紹介!
【おカネの切れ目が恋のはじまり】(カネ恋)4話のあらすじネタバレ
【おカネの切れ目が恋のはじまり】(カネ恋)4話「過去への旅」はテレビドラマ版では最終回でした。
シナリオブックでの内容もドラマ版とほとんど同じ展開です。
しかし1番異なる点は、慶太(三浦春馬)が失踪しないで、玲子(松岡茉優)と一緒に玲子の父へ会いに行きます。ドラマ版では、ロボットペット「猿彦」が慶太の代わりでしたね。さらに板垣純(北村匠海)も玲子のお供をしました。
ほかに異なる点は…
●ひかり(八木優希)が本当の姉妹でないことが判明。
…3話の雷の夜の翌朝。居間には玲子・慶太・ひかり・菜々子(キムラ緑子)がいました。菜々子が探偵を雇って調べさせて、ひかりが富彦(草刈正雄)の親友の娘の子(=親友の孫)と突き止めたと明かします。夫が親友の娘と浮気していたことを嘆く菜々子。玲子が「誤解です」と告げます。ひかりは隠し子でないことを白状しました。それでも慶太にお小遣いをこれまで通りくれるよう、ひかりはお願いし、菜々子が承諾(なぜか!?)しました。
●慶太の企画が通る!
…慶太の企画「Bamu-ku(バームークー)のおやこ食堂」が富彦(草刈正雄)の目に留まり、採用されました。「モンキーパス」社の20年前のキャラクター「バーム―クー」を食育とからめて復刻させるというアイデアでした。慶太は初めて企画が通りました。
…企画が通った慶太は、籍は経理部で、企画部へ時々レンタルされることになります。
●まりあがモンキーパスへ!
…「バームークーのおやこ食堂」企画は、慶太の元カノ・まりあ(星蘭ひとみ)の勤める会社とコラボ。まりあも企画メンバーとして「モンキーパス」へ出社してきます。
●早乙女がモンキーパスへ!
…早乙女(三浦翔平)は「モンキーパス」の監査役に就任。慶太が早乙女とテニスをしたことを知った専務の鷹野は、どん底の早乙女なら安く担当してくれると思って、慶太を通して依頼してきたのでした。
●慶太が告白を決意
…慶太は早乙女から「玲子のこと好きなのか?俺の裏切りに君の方が怒っていた」と言われたことをきっかけに、「好き」を自覚。“付き合ったら楽しそうだから”という理由で告白を決意。
●4話ラスト
…慶太が玲子に告白しようしたものの、玲子が先に「猿渡さんと結婚をしようと思います」と頭を下げました。慶太は怖がってーー(つづく)
【おカネの切れ目が恋のはじまり】(カネ恋)5話のあらすじネタバレ
【おカネの切れ目が恋のはじまり】(カネ恋)5話「その人と、未来を描けますか」をネタバレこみで紹介!
玲子(松岡茉優)は付き合う段階を飛ばして、好きイコール結婚の考えの持ち主でした。早乙女(三浦翔平)に15年片想いしていたため付き合った経験がほぼないのでしょう。慶太は自由がないとダメで、束縛されることを嫌がるようになります。
そんなある日、「バームークーのおやこ食堂」企画で、玲子・慶太・純(北村匠海)・まりあ(星蘭ひとみ)が鎌倉の畑で野菜を採ります。指導係は八百屋の娘・ひかり(八木優希)。作業しながら、純とまりあは玲子と慶太が反対な価値観だから結婚は難しいという話に持っていきます。しかし玲子は歩み寄れると確信していました。
玲子の家(民宿)での試食会にて。まりあは菜々子(キムラ緑子)を呼びます。菜々子は富彦(草刈正雄)もつれてやってきました。玲子は料理下手、一方まりあは家事が得意でした。菜々子はまりあを「理想のお嫁さんだわ」と褒めました。そして、菜々子は慶太に玲子と本当に結婚するのか尋ねます。答えられない慶太。
慶太の両親が去った後、純は慶太を責めます。なぜ両親の前でハッキリ言えないのか、と。それなら「断れ」と憤る純は、玲子のことが好きだから怒ってるんだと説明。険悪ムードの中、純とまりあも去りました。
慶太は試食用のデザートの買い出しへ。そこで、早乙女(三浦翔平)が玲子に会いに来ました。お寺にて、早乙女は玲子に復縁を迫り、抱きしめます。抱き合う2人の姿を、買い物帰りの慶太が見ていました。
その後、慶太と玲子は大ゲンカ。チョコを無駄に買ってきた慶太は「クリエイティブのこと分かってない」、玲子は「計画性がない」と反論。
後日。富彦は慶太に、バウムクーヘンはドイツ語で木のケーキで、バウムクーヘンの層が木の年輪のようだからと話します。そして「本当に大事な人と1年、1年、重ねていく未来も、それ(=自由な未来)以上に楽しいもんだぞ」と教えました。
夜。寺にて。玲子は「あなたが隣にいる未来を計画することは、私にとっては、幸せなんです」と告げます。慶太は焼いてきたミニバウムクーヘンを取って、玲子の左手の薬指にはめました。そして「結婚しよう」とプロポーズ。2人はキスをかわしました。
そのころ、モンキーパス経理部に、何者かが全員の机へ「この会社は重大な不正をしています」という文書を置いて…(つづく)
【おカネの切れ目が恋のはじまり】(カネ恋)6話のあらすじネタバレ
【おカネの切れ目が恋のはじまり】(カネ恋)6話「おこづかいとお誕生日」をネタバレこみで紹介!
玲子(松岡茉優)と慶太(三浦春馬)は手をつないでラブラブな雰囲気で出社。会社に着くころ手を離さなきゃいけないのにさみしくて離せません。そんなバカップルな2人を純(北村匠海)が目撃。慶太から結婚することを知らされショックを受ける純。
そんな中、経理部では怪文書が話題に。
玲子は義理の両親に自分をわかってもらうため、慶太の家に(慶太なしで)寝泊まりすることにします。有給休暇を使っての潜入(?)です。慶太は玲子の家にいるままです。…玲子は父の罪を話すつもりでしたが、なかなか言い出せません。
慶太は、玲子の母・サチ(南果歩)から、玲子はほころび(=父の過去)のことを見ないふりして結婚できないと聞かされました。そこで玲子の父・保男(石丸幹二)に依頼。
慶太は、レストランで両家顔合わせのサプライズを決行!しかし保男が現れません。そんな中、玲子は父の横領事件のことを告白。菜々子は許せないと言うものの、富彦は息子のことを玲子へ「お願いします」と託した。菜々子は納得できない様子。そんな母に慶太は「勘当だよ」と言い放ちます。
菜々子は慶太が結婚するとお小遣いをあげる必要もなくなり、何もしてあげられないと嘆きます。富彦は「何もしなくてイイんだ」と言うのですがーー
慶太の誕生日の当日。玲子のバースデーカードで、「一日デートしましょう」と待ち合わせ場所が。慶太が遊園地へ行くと、母の菜々子がやってきました。玲子のサプライズ返しです。慶太と菜々子は小さい頃を思い出し仲直りへ。
夜。玲子の家で、1週間ぶりに抱き合う玲子と慶太。慶太の誕生日も祝います。そんな中、保男が立派な鯛(たい)を持ってきてやってきました。保男は魚をおろし、玲子たちと食卓を囲みました。
そのころ、早乙女はモンキーパスの不正な金の流れを発見。そして何者かが慶太のパソコンを開いていて…(つづく)
【おカネの切れ目が恋のはじまり】(カネ恋)7話のあらすじネタバレ
【おカネの切れ目が恋のはじまり】(カネ恋)7話「経理部のプライド」をネタバレこみで紹介!
玲子(松岡茉優)と慶太(三浦春馬)は結婚式の話しで真反対の意見。慶太は場所がお城、登場は中世の甲冑(かっちゅう)を来た姿で白馬に乗ってやってきて、引き出物はロボット(今から開発!)と計画。採算は度外視。玲子はあきれます。
慶太に企画開発部へ異動の辞令が出ました。復刻版のバームークーでなくオリジナル企画を作れることになり意気込む慶太。
玲子の家で慶太の送別会が開かれます。その席で、美月(中村里帆)が見ちゃったと言います。夜中に純(い北村匠海)が慶太の(経理部の)パソコンを使って経理部のデータにアクセスした、と…。慶太は営業部時代と同じパスワードを設定していたので分かってしまったのです。あの怪文書の犯人も板垣純なのでしょうかーー。
慶太は、純がいないすきに純のパソコンを盗み見て、純が「シシガミファクトリー」の資料を見ていたことをつかみます。その会社は鷹野専務の直轄案件でした。鷹野は先代社長の右腕だった人で、現在の社長の富彦ですら意見を言えないという噂があります。
玲子と美月は「シシガミファクトリー」を訪問。取引額の大きさにしては、小さくて古い工場でした。資料ではおもちゃの製造委託に加えて、多額の管理費用がモンキーパスから支払われています。さらにおもちゃ問屋のエビサワからおもちゃ屋に取り引きがないことも判明。
玲子は早乙女法律事務所へ。そこには純もいました。20年前の初代バーム―クーの在庫を調べた純は、モンキーパスの不正に気付いたといいます。おもちゃの在庫をシシガミファクトリーの倉庫に預けて破棄した記録がないが、シシガミファクトリーにそんな大きな倉庫はない。海外に安く売却したりしてるのに、モンキーパスは在庫として記録。つまり損失隠し!いわゆる収支を偽装する「粉飾決算」!
玲子は、「経理部の主」である芽衣子(ファーストサマーウイカ)が怪文書の犯人と突き止めます。芽衣子は会社の不正を知っていましたが、入社当時の経理部長・鷹野の計らいで彼氏との高級レストランでの食事を経費で落としていました。エビサワは鷹野の親戚が経営していて、架空発注もした鷹野は一部を着服していました。告発しようとしたものの、自分も同罪と言われた芽衣子は、見て見ぬふりをしてきました。しかし玲子に助けを求めて怪文書を置いたのです。
玲子は富彦(草刈正雄)に訴えますが、粉飾を知っていたという富彦。そして玲子に経営状況が上向くまで待ってほしいと懇願。
そんなことを知らない慶太は、玲子の家で結婚式を挙げたいと言い出します。食事や衣装も手作りです。「良きです」と玲子。
しかし翌朝。慶太が出社すると、玲子が退職していてーー(つづく)
【おカネの切れ目が恋のはじまり】(カネ恋)最終回のあらすじネタバレ
【おカネの切れ目が恋のはじまり】(カネ恋)最終回(8話)「ほころびの行方、ふたりのはじまり」をネタバレこみで紹介!
玲子(松岡茉優)は辞表を出して旅へ出ました。気落ちする慶太(三浦春馬)は、純(北村匠海)からモンキーパスの粉飾を聞かされ、さらにショックを受けます。
取締役会にて。慶太も出席。早乙女(三浦翔平)は損失隠しと架空発注を指摘。すると、富彦(草刈正雄)はシシガミファクトリーで作られたおもちゃは海外で売っていると答えました。
慶太は、富彦から玲子に不正を黙っているようにお願いしたと打ち明けられました。
純と早乙女も玲子を探しますが見つかりません。純は、みんなの名前が「桃太郎」だと気付きます。
・九鬼玲子…鬼
・猿渡慶太…さる
・早乙女健(ケン)…いぬ(犬の音読み)
・板垣純(いたが-きじ-ゅん)…きじ
桃太郎がいませんが、九鬼は母方の姓。父は桃田。桃太郎の桃!
慶太は、桃太郎のところへ行く!…と桃田保男(石丸幹二)の住む伊豆へ行きます。
そして玲子を見つけた慶太。玲子は本当のことを言えず苦しんでいました。「俺に頼って」という慶太に2人で生きていく意味を再発見した玲子は、逃げたことを謝りました。
玲子と慶太は会社のほころびを胸にしまって、少しずつ、できることをしてほころびを縫うことを決意。
辞表を撤回した玲子は、『清らか計画』を提示し、経費削減に取り組みます。目標5年で会計を清くするために取り組む玲子。
まりあ(星蘭ひとみ)と純(北村匠海)は急接近。まりあはサイフに祖母からもらった聖徳太子の一万円札を入れています。(苗字のせいとくが聖徳だから)純は苗字が板垣なので、祖父からもらった板垣退助の100円札をお守りに入れていました。
慶太は新商品のリサーチで1週間海外へ行きました。
玲子の家での手作り結婚式当日。純と早乙女は欠席。会は進み、新郎の慶太のスピーチへ。浪費家だった自分が玲子からモノも人も繕うことで愛着が湧くこと、大切な人を大切にすることを学んだ感謝を述べます。そして「そんな玲子さんに大きなほころびを見て見ぬふりしろなんて言えない」と宣言。
慶太は家族のほころびを繕うことを決断しました。鷹野専務のもとに金融庁職員と刑事たちがやってきました。早乙女と純も現れ、証拠を見せて、海外のおもちゃ販売実績の資料は虚偽だといいます。慶太が海外の現地へ飛び、すべての会社がダミー会社だと突き止めてきたのでした。
慶太はお小遣い帳をつけ始めて今月初めて黒字。こんな自分が変われるのなら、会社も変われる。子供を笑顔にする会社が不正はイケナイ。そんな思いで告発しました。そんな中、玲子の家にも刑事たちがやってきて、社長の富彦(草刈正雄)は逮捕されました。
富彦は「それでいい」と言って去り、慶太は泣き崩れました。
1か月後。モンキーパスは上場廃止、経営陣は総辞職していました。新社長には菜々子(キムラ緑子)が就任。
【その後のみんな】
・早乙女は、秘書の牛島瑠璃(大友花恋)が公認会計士の資格取得をし、共同経営者へ。『牛島・早乙女事務所』になります。
・まりあと純はデート。コラボ企画の終了にともないお礼の食事でしたが、お互いに不満はあるものの、「かわいいな」と思いあっていて、近い距離で歩いています。
・玲子と慶太は…
鎌倉の寺にて。玲子は慶太の手作り豆皿に練りきりを乗せて差し出します。自分のには玲子手作りの皿で食べます。そして指輪交換。猿のシッポのデザインでした。2人だけの結婚式です。慶太はサプライズで、お寺をゴージャスにライトアップ。大きな花火も打ち上げます。婚姻届けを出しに行こうと言う慶太。
しかし玲子は泣いてるのかと思えば、花火は散財、お寺に電飾も不謹慎だと不満でした。
玲子:「やはりあなたのほころびを繕うのは無理だったようです。離婚です!」
ゴーンと鐘が鳴って…。(おわり)
【おカネの切れ目が恋のはじまり/カネ恋】シナリオブックのネタバレ要点
未放送分のネタバレ要点は…
5話:玲子が慶太と結婚を計画する中、戸惑う慶太。最後には、慶太も玲子との結婚を選択。
6話:玲子が慶太の母に挨拶。慶太と母は子離れ・親離れすることに!
7話:モンキーパスに不正経理が発覚。もう少し待ってほしいと社長に言われた玲子は退職。
最終回:慶太は不正を告発。社長と専務は逮捕。新社長には慶太の母。そして玲子と慶太はまだ婚姻届けを出さずにイチャイチャしたりケンカしたりの日々。
【おカネの切れ目が恋のはじまり/カネ恋】シナリオブックの感想
「カネ恋」は三浦春馬さんの訃報で、全8話が4話完結に短縮されました。
そんな中、8話分のシナリオを完全収録したシナリオブックが発売。(ちなみにテレビ放送版の第4話も収録されています)
突然の慶太の失踪でストーリーをつなげたドラマ版最終回でしたが、本当はどうだったんだろう、玲子と慶太のこれからはどうなるんだろうと気になっていたので、とても嬉しいプレゼントです。
ほころびを繕いあううちに愛着が湧いてくるというストーリーは、三浦春馬さんの遺作ということだけでなくても、多くの人に見てほしい傑作でした。
第8話の最終回は、慶太が父を告発するという衝撃展開。ですが、ほころびを見逃さない、玲子と慶太らしい結末でした。ラストは婚姻届けを出していませんでしたが、ハッピーエンドに終わらせないユーモアな程度で、近いうちに結婚するのだろうと思います。
願わくば2人の新婚生活のドタバタも見たい、読みたいのですが、それは想像して楽しみたいと思います。
まとめ
以上、【おカネの切れ目が恋のはじまり/カネ恋】シナリオブックのネタバレこみ紹介をお届けしました。
玲子と慶太の結末はいかがだったでしょうか。
セリフの詳細は単行本でぜひお確かめください。
※「火曜ドラマ おカネの切れ目が恋のはじまり シナリオブック 」(単行本)
大島 里美 (著)講談社刊はコチラ▼
※当記事アイキャッチ画像の出典:https://www.tbs.co.jp/KANEKOI_tbs/
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