【神様のカルテ/2021】1話のネタバレと感想!福士蒼汰がハマリ役、男爵の桜の絵に号泣!
テレビ東京スペシャルドラマ【神様のカルテ/2021】1話のネタバレと感想!
感動の名作小説の実写化【神様のカルテ】が2時間スペシャルで放送されました。
栗原一止(福士蒼汰)に大学病院からの誘いが!
迷う一止の出した答えは?
安曇さん(風吹ジュン)の手紙と男爵(大倉孝二)が描く桜の絵に涙…。
2月15日放送【神様のカルテ/2021】1話のあらすじ、ネタバレ、感想を紹介します。
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【神様のカルテ/2021】1話のあらすじ
本庄病院に勤める内科医・栗原一止(福士蒼汰)は、過酷な毎日を送っていた。
一止の支えは、妻のハル(清野菜名)と過ごす時間。
そんな一止の前に、癌患者の安雲清子(風吹ジュン)が、一止を頼って診察に訪れた。安曇と接する中、一止は“良い医師とは何か”を見つめ直していく。
ドラマの出演者情報
ドラマ【神様のカルテ】のキャストと相関図!福士蒼汰が櫻井翔と同じ医師役に! | 【dorama9】
【神様のカルテ/2021】1話のネタバレ
【神様のカルテ/2021】1話のネタバレを紹介します。
栗原一止(福士蒼汰)とハル(清野菜名)の結婚記念日
「難たる失態だ、私は慨嘆した」
栗原一止(福士蒼汰)は、長野県松本市にある本庄病院に勤務する5年目の消化器内科医。
夏目漱石の影響を受け、話しぶりは古風。
本庄病院内科医だが、怪我をした急患の手当てをする。次いで、急患が。とにかく忙しい。
11月9日。
この日は結婚記念日。
しかし、帰ることはできず、メールのひとつでも、と時計を眺めるが時計の針は0時を過ぎ…。
一止が当直の時には、なぜか急患が1.5倍。
ゆえに「引きの栗原」と呼ばれている。
**
眠る一止。
「いちさん、いちさん」と妻・ハル(清野菜名)の声。
これは夢の中の話。
実際に起こしているのは、砂山次郎(上杉柊平)。
砂山次郎は、医学部の同期の外科医。
単純で図太い神経の持ち主、あだ名は怪獣。
次郎から相談をもちかけられる。
「水無さんはどうしてあんなに可愛いのだろう。水無さん、彼氏いるのかな」
といいながら、苦いコーヒーを一止にわたす。
**
内視鏡はピカイチの腕を持つ内藤鴨一(尾形イッセー)は、内科副部長。
あだ名は、古狐先生。
お互いにハードな勤務で「顔色が悪い」と言い合う。
本庄病院の「24時間、365日対応」の看板をながめ、あれは“張子の虎”だ、と古狐先生。
内科部長の板垣源蔵(北大路欣也)は、信州のゴッドハンドと言われる名医。
真意がつかめぬ発言をすることから、あだ名は、大狸先生。
あくまでも古狐先生、大狸先生とは、心の中でしか言わないのだが、どうやらどこかで口走っていたらしい。古狐先生に狐のマネをされてしまい、焦る一止。
水無陽子(伊原六花)と東西直美(大島優子)の頼み
看護師の東西直美(大島優子)がコーヒーを入れてくれる。
ため息をつく東西。
安曇清子(風吹ジュン)72歳。
「癒しの安曇さん」と呼ばれている。
その安曇さんに身よりがないことを一止に告げる。
そして、末期がんの患者・田川さんが痛がっている、とも。
水無陽子(伊原六花)は、田川の苦しみをどうにかできないか、と涙ぐんで訴える。
一止は、次郎に言われていたことを思い出し
「水無さんは彼氏はいるのか」と訊ねて、東西と水無に呆れられてしまう。
**
帰宅するとハルはもういなかった。
ハルは山岳写真家でモンブランに行ったのだ。
御嶽荘の野菊の間では、学士殿(岡山天音)と男爵(大倉孝二)が飲んでいる。もちろん、一止も参加。
男爵は画家。学士殿は学問に励む大学生。
一止は、大学病院に誘われていると話し、どうしたものかわからない、と。
我々は決め手にかける、と3人は意気投合。
「この住みにくい世の中に乾杯!」
そまま酔いつぶれてしまった一止に電話。
田川が高熱をだしたという。急いで病院へ駆けつける。
苦しむ田川の痛みをやわらげてほしい、という水無。
モルヒネを増やすと呼吸がとまるかもしれない。
一止、心の声
「医者でも患者が亡くなることに慣れることはない。
それでも、医者はやれることはやる」
「田川さんは楽になると笑顔を見せる。
それは堂々たる命のかたちである」
1週間後、田川さんは息をひきとった。
「じぃじは」田川の孫は怒っていた。
助けてくれなかった医師に対して…。
一止は頭をさげるしかなかった。
一止(福士蒼汰)とハル(清野菜名)の夜空
一止が帰るとハルがモンブランから戻っていた。
ハルは、一止を見ただけで、誰かが亡くなったことを言い当てる。
そして神社にお参りにいく。
空を見ると星が見える。
「いちさんとみる星が世界で一番好きです」
とハル。
ここで一止は、自分がねぎらうはずがねぎらってもらったことに大失態だと。
二人は手を繋ぎ帰宅。
患者:安曇清子(風吹ジュン)
一止はバイト終え、コーヒーを味わう。
そこに「安曇さんが下血した」と東西から電話。
2か月前。
安曇さんは、がんがみつかり、一止は大学病院を紹介した。
しかし、大学病院では手術は無理だと断られ、再び、本庄病院に戻って来たのだ。
余命、半年。
「好きなように生きてください」
と大学病院で言われた安曇さんは
「すみません」
と一止に謝る。
夫をなくしひとりきりの安曇さん。
「ここに戻ってきていいでしょうか。わがまま言って申し訳ありません。でも、ひとりでいるのが辛い」
と泣く。
「次の、外来はいつにしましょうか」
こうして、一止は、安曇さんの担当を引き受けたのだった。
治療をさがすのではなく、安曇さんにどう伝えるのかを考える、と一止。
安曇さんの病室に行くが、余命が1か月であることは伏せた。
死ぬまでここに置いてくれるでしょうか、という安曇さんに
「はい」と一止は答える。
**
水無が田川のことで言い過ぎたと謝ってきた。
一止は全く気にしておらず、水無に感謝を伝える。
次郎のことを話すと
「いい先生だと思います」
と水無。
学士殿(岡山天音)の自殺
御嶽荘。
学士殿の部屋に女性が訪ねてきた、という男爵。
ハルは、ニーチェの本が捨ててあるのを見つけ、学士殿が御嶽荘を出ていくのでは、と。
その夜、学士殿は自殺を図った。
あわてて本庄病院に。
なんとか一命はとりとめた。
担当医師は、自若先生(村杉蝉乃介)。
学士殿は目を覚ますが、自殺の理由は言わなかった。
男爵は、自殺を図ったことを怒って病室を出て言ったまま。
学士殿の姉・楓(宮澤エマ)が病室に。
「島根に帰ろう」
と楓。
学士殿は、8年前、大学受験で上京したが、受験に失敗。
母に合格したと嘘をつき、仕送りをもらい、大学生のフリをし続けていた。
学士殿の嘘をとっくに知っていた一止。
学歴など関係ない、貴君には、学問の探求心。熱意がある。
「だから恥じることはない」と励ます。
この時、学士殿の母が死んでいることを知らず
「母に会ってこい」と説教してしまい、落ち込む。
**
安曇さんにはグレーの紳士が見舞いにきていた。
安曇さんの夫にお世話になったというグレーの紳士。
一止は、紳士に安曇さんが余命1か月だと伝える。
安曇さんは一止に語る。
昔、家の米を盗みにきた少年がいた。父が寝込み幼い妹らがいた。
少年は、食べ物に困り犯行に及んだのだ。
実情を知った安曇さんの夫は、米を持たせ「これで一冬乗り越えられるだろう」と。
少年は救われたのだ。
この少年がグレーの紳士。
**
学士殿は御嶽荘を出ることに。
男爵はまだいない。
ハルと一止と学士殿の3人で鍋を囲む。
「明けない夜はない、やまない雨はない、これが今生の別れではない」
と一止。
翌朝、めざめた一止。
御嶽荘の廊下一面の壁に男爵とハルが桜の絵を描いていた。
「門出には桜が似合う。これは敗北ではない。門出だ」
と男爵。
桜は学士殿の花道なのだった。
そして、ハル、男爵、一止はバンザイをして学士殿を送り出した。
**
一止に大学病院から見学案内が届いている。
大狸先生が手配をしたのかと思っていたら、手配をしたのは古狐先生だった。
大学を卒業後、すぐに本庄病院に勤務した一止に、大学病院の体験をと促す二人。
2日間だけだと言われ
「検討します」と一止。
安曇さん(風吹ジュン)の誕生日
安曇さんが「文明堂のカステラ」が食べたい、といっていたことをハルに伝える。
下血が止まれば、カステラが食べられる、という一止に
「もう、治療はいいですよ」と安曇さん。
安曇さんは一止の名前が
「一に止まるで正しいという文字になる」
とわかったという。
一止の父が、名付けた名前だ。
「素敵なお名前です」と安曇さん。
**
安曇さんの誕生日がくる。
山が好きな安曇さんは「山が見たい」といっていた。
安曇さんの病室からは山が見えない。
そこで、一止の協力を求める東西と水無ら看護師に負け、一止は協力をする。
安曇さんを車椅子にのせ、屋上につれていく。
この時、安曇さんは、夫からもらったという帽子をかぶっていた。
「私が死んだら、この帽子をかぶせてください」
と一止に話す。
屋上からは山が見える。
「ひとりで生きてきて、病気になり、孤独で…。でも、最後の最後にこんな幸せな時間があったなんて。人生というものは、わからないものですね」
一止は、文明堂のカステラをプレゼントする。
ハルが用意してくれたものだ。
安曇さんは幸せだと涙する。
「安曇さんの笑顔で幸せをもらっている、ありがとう」
と東西。
安曇さん(風吹ジュン)からの手紙
2日後、安曇さんが意識をなくした。
現代の医療を用いれば、あと2日くらいは生きることができるかもしれない。
しかし、一止は安曇さんの言葉を受け止め、延命治療は行わなかった。
一止とと東西が見守る中、安曇さんは息をひきとった。
一止は思う。
これでよかったのだろうか、屋上に連れて行くなんて愚かな選択だった、病室にとじこめ絶食をしていたら、あと1週間くらいは生きていたかもしれない
後悔が浮かぶ。
安曇さんが言い残した言葉を思い出し、帽子をかぶせてあげようとする一止。
すると、帽子の中に一止への手紙があった。
「先生がこの手紙を読んでいるということは、私は夫のもとに飛び立ったあとなのでしょうね。
ひとつだけ言えることがあるとしたら、病むということは孤独だということです。先生は、その孤独を私から取り除いてくれました。生きていると楽しいことがあると教えてくれました。
先生は、私に最高の治療をしてくだったのです。
夫が亡くなってから、とても楽しい時間を過ごせました。
天国より目一杯の感謝を込めて。安曇清子」
一止は声をあげて泣く……。
一止(福士蒼汰)の決意
一止はハルに「少し飲んでから帰る」と電話。
ハルはそれだけで、患者が亡くなったことがわかり、すぐに行く、と一止のもとに来てくれた。
一止は安曇さんのことを話す。
ハル
「一に止まると書いて正しい」
一止
「ならば、急がず。本庄病院にいようと思う」
**
一止は、大狸先生と古狐先生に、本庄病院にとどまることを伝える。
大狸先生は
「それでいいの?」
と。
一止は語る。
「戸惑い苦労したときこそ立ち止まればならぬ。立ち止まり、己が足の踏むその土に己の土を精一杯うちこめ。さすれば、大切なものが顔を出す」
一止が部屋をでた後…。
大狸先生と古狐先生は、狐につままれた気分だと。
古狐先生は、一止がとどまったことを、喜ぶ。
そして……
新しい医者がくると、履歴書を見る二人。
名前は進藤辰也(中村蒼)。
**
一止は回診に向かう。
<続く>
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【神様のカルテ/2021】1話の感想
【神様のカルテ/2021】1話の感想を紹介します。
神様のカルテは感動して泣けました。 あんな素敵なお医者さんに出会えたら 患者さんは幸せです。
原作も読んでないし映画にもなってるけど、今日初めて神様のカルテを観た。死と向き合う場面ではやはり心にグッと来るものがあるね(涙) 見終わって思った事。 主任看護師:大島優子ちゃんやっぱり可愛いなぁ
福士蒼汰の一止がハマリ役
【神様のカルテ】1話は、小説【神様カルテ】の物語。小説に忠実に描かれていると感じました。
福士蒼汰さんの漱石風の語りがしっくり、ほっこり。
感動の場面もセリフも随所にありますが、学士殿を送り出す場面は、感動。そして、安曇さんのお手紙。一止は号泣します。
死をひきのばすこと、それが幸せなのか、を問いかけるストーリーです。一止のことをなんでもわかるハル(清野菜名)は、可愛くて素晴らしい妻。夫婦愛も織り込まれた物語は、2時間がアッという間でした。
次回は、進藤辰也(中村蒼)が本庄病院にやってきます。コーヒーをかける場面もあるのかと今からワクワクしています。次回もお楽しみに♪
視聴率:【神様のカルテ/2021】1話の視聴率は6.0%でした。
記事内画像:【神様のカルテ】公式サイト
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