海外ドラマ&映画に登場する情報機関の本当の名前50選+α CIA,CSI,MI6いくつ知ってる?【保存版】
様々な配信サービスなど簡単にハリウッド映画や海外ドラマを楽しめるようになった今。そのため、どこにいてもすぐに見られるようになり昔よりかなり身近な存在になった海外ドラマやハリウッド映画などの海外作品。
そんな海外ドラマや映画を見ていると世界の様々な機関が出てきますね。知っていたら、海外ドラマ&映画がもっとおもしろくなる世界各国の機関を海外ドラマ&映画に登場する情報機関の本当の名前50選+αを海外ドラマ&映画と共にご紹介♡
知ってる?海外ドラマや映画に登場する世界各国の様々な機関
海外ドラマや海外映画などを見ているとちょこちょこ出てくる様々な略称の機関。よく耳にするであろうFBI、CIA、NCISなどから、あまり頻繁には登場しないけれど、存在する機関まで世界には沢山の機関が存在しています。その任務の種類も沢山様々です。
ただ単に警察として、様々な国内の事件・事故を調査したり処理したりする機関から、諜報活動のような極秘任務を任されているような機関までそれぞれの国にドラマのような世界が存在しています。
例えば・・・・よく映画やドラマで目にするであろうものが・・・
OPR(FBIを含む司法局内の不正捜査をする機関)
NCIS (海軍内部の犯罪捜査機関)
SWAT (狙撃隊)
CBI (カリフォルニア州のFBIみたいなもの?)
※”CBI“はドラマ『メンタリスト』に出てくる架空の機関ですが、州捜査局、州警察がほとんどの州におかれているので、例えばカリフォルニア州ならCDJとCHPがそれにあたり、その下部に保安官事務所、LAPDなどの市警察が配置されています。
MI6 (イギリスの諜報機関)
MI5 (イギリスの諜報機関、国内のテロ対策など担当)
などなどドラマの中に出てくる略称が沢山あるのですが・・・英語と日本語訳とでちょっとたまに違う事もあったりして・・・とってもややこしいですよね。そんなややこしい・・・しかもそれ何?と思われるような世界の機関をまとめてご紹介していきます。
(注:ご紹介する機関以外にも沢山の機関がありますが、とりあえず有名どころをご紹介していこうと思います。)
CIA、FBI、NSC、MI6・・・・・などなどおそらくこれを読みの方はご存じであろう名称からレアなものまで。かなり長いです。
ええ・・・・とっても・・・
お時間が許す方のみこの先へお進みくださいませ。
ドラマや映画だけの世界じゃない!!世界中に実在している対外諜報機関
ドラマや映画だけの世界じゃない!!世界中に実在している対外諜報機関。いわゆる諜報活動というものは、海外ドラマや海外映画のスパイものや刑事モノがお好きな方ならばご存知でしょうが、政治、治安、経済、軍事などの目的のために、相手国や対象組織の情報を収集する活動をするための情報機関です。言い方を変えるとスパイとも言えるのでしょうが・・・。
憲法改正問題などで揺れている日本でのその機関になるのが、公安警察、公安調査庁、内閣情報調査室(CIRO/サイロ)、防衛省情報本部(DIH)に当たるのかもしれません。とは言っても・・・日本のこれらの機関の方々は、私たちが海外映画や海外ドラマで見るような特殊工作員のような暗殺や爆破などの仕事はしていないとは思うのですが・・・・
おそらく・・・・たぶん・・・きっと・・・
本日は防衛省内にある情報本部を視察しました。
情報本部は、日本の安全保障に関わる動向分析を任務とする中央情報機関で、我が国最大の情報機関です。
視察の内容はお伝えできませんが、現場の皆さんの任務に取り組む姿を見て、とても頼もしく思いました。 pic.twitter.com/SeL2hg6Tym— 岸 信夫 (@KishiNobuo) February 18, 2021
そんな、世界に点在する対外諜報(情報)機関と呼ばれている機関のスパイ対策などの有名どころはもちろんですが、ドラマや映画にも出てくる情報機関と言われているものなどもご紹介していきます。名前だけではなく、どんな機関なのかを知っていると、もっと海外ドラマや映画がおもしろくなるかもしれませんよ。
この投稿をInstagramで見る
まずは、有名どころの各国のアメリカにとってのCIAのような諜報活動などをしている機関をご紹介したあとに海外ドラマや海外映画などでよく聞くであろう機関を登場するドラマやらと共にご紹介していきます♡
その後、あまり映画や海外ドラマなどには登場することがないかもしれませんが、ご参考までにその他にもあるいくつかの機関をご紹介していこうと思います。
世界の情報&諜報特殊機関50選+α
さてさて、あなたはいくつご存知でしょうか。そして、その情報機関などの名前が登場する作品もご紹介しております。お知りになりたい機関が探しやすいように、一覧にまとめてありますので、ご興味のある方は参考になさってくださいね。
① RAW/インド研究分析局(インド)
② ASIS(エイサス)/オーストラリア保安情報庁(オーストラリア)
③ MSS/中国国家安全部(中国)
④ BDN/ドイツ連邦情報局(ドイツ)
⑤ FSB(エフ・エス・ベー)/ロシア連邦保安庁(ロシア)
⑥ DGSE/対外治安総局(フランス)
⑦ Mossad(モサド)/イスラエル諜報特務庁(イスラエル)
⑧ ISI/パキスタン軍統合情報局(パキスタン)
⑨ MI6(軍情報部第6)/正式にはSIS・情報局秘密情報部(イギリス)
⑩ CIA/中央情報局(アメリカ)
⑪ FBI/連邦捜査局(アメリカ)
⑫ NSA/アメリカ国家安全保障局(アメリカ)
⑬ CDC/アメリカ疾病管理予防センター(アメリカ)
⑭ NCIS/海軍犯罪捜査局(アメリカ)
⑮ DEA/アメリカ麻薬取締局(アメリカ)
⑯ ATF/火器及び爆発物取締局(アメリカ)
⑰ DHS/アメリカ合衆国国土安全保障省(アメリカ)
⑱ LAPD/ロサンゼルス市警察(アメリカ)
⑲ CPD/シカゴ市警察 (アメリカ)
⑳ NYPD/ニューヨーク市警察(アメリカ)
㉑ IRS/アメリカ合衆国内国歳入庁(アメリカ)
㉒ FEMA(フィーマ)/アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁(アメリカ)
㉓ ICE(アイス)/移民関税執行局(アメリカ)
㉔ SEC/アメリカ証券取引委員会(アメリカ)
㉕ SWAT(スワット)/特殊火器戦術部隊(アメリカ)
㉖ DARPA(ダーパ)(アメリカ)
㉗ USSS(シークレットサービス)/アメリカ合衆国大統領の警護(アメリカ)
㉘ MI5/イギリス情報局保安部(イギリス)
㉙ GCHQ/政府通信本部(イギリス)
㉚ KGB/ロシア連邦保安庁(ロシア)
㉛ SVR/ロシア対外情報庁(ロシア)
㉜ GRU(グルー)/ロシア連邦軍参謀本部情報総局(ドイツ)
㉝ Spetsnaz(スペツナズ)/特殊任務部隊(ロシア)
㉞ ASIO/オーストラリア保安情報機構(オーストラリア)
㉟ ICPO(インターポール)/国際刑事警察機構
㊱ CSIS/カナダ安全情報局(1984年に王立カナダ騎馬警察から独立した機関)(アメリカ)
㊲ GID/ヨルダン総合情報部(ヨルダンの諜報機関・保安機関)(ヨルダン)
㊳ ONI/海軍情報部(アメリカ)
㊴ AFISR/空軍情報・監視・偵察局(アメリカ)
㊵ NSB/国家公安部(2005年に新設された)(アメリカ)
㊶ NRO/アメリカ国家偵察局(アメリカ)
㊷ NRS/国家情報庁(ブルガリア)
㊸ CISEN/国家安全調査局(メキシコ)
㊹ MIVD/軍情報保安局(オランダ)
㊺ NIS/ノルウェー情報部(ノルウェー)
㊻ KCIA/ 大韓民国中央情報局(韓国)
㊼ MIT/国家情報機構(トルコ)
㊽ NGA/アメリカ国家地理空間情報局(アメリカ)
㊾ DIA/国防情報局(アメリカ)
㊿ NIS/ギリシア国家情報庁(ギリシア)
あるいはEYP/国家情報庁(Εθνική Υπηρεσία Πληροφοριώ)(ギリシャ)
この他にもよく登場する機関が・・・
★OPR/司法業務査察室(アメリカ)
(Office of Professional Responsibility)
★MPD/マイアミ市警察(アメリカ)
(Miami Police Departmentの略称)
★TMU/脅威管理ユニット
(Threat Management Unit)LAPDのユニット
★MEU/メンタル評価ユニット
(Mental Evaluation Unit)
★TAU/脅威評価ユニット
(Threat Assessment Unit )LAPDのユニット
★SMART/メンタルアセスメント対応チーム
(Systemwide Mental Assessment Response Team)
★HPD/ホノルル警察
(Honolulu’s Police Department)
★SVU/性犯罪特捜班
(Special Victims Unit)
★CSS/中央保安部(Central Security Service)
★RCMP/王立カナダ騎馬警察または王立カナダ国家憲兵(Royal Canadian Mounted Police)(フランス語: Gendarmerie royale du Canada、仏語略称GRC)
ちなみに・・マイアミ・バイス(Miami Vice)のViceとは・・・
★Vice squad/(売春・麻薬などを取り締まる警察の)風俗取締班
海外ドラマ&映画に登場する情報機関の本当の名前50選+α
さて、それではご紹介した50機関+αをご紹介していきます。そして、それぞれの期間が登場する海外ドラマや映画もご紹介していきます。さて、これを読んでくださる方はいくつご存じでしょうか。
※もちろんご紹介するほかにも世界中には沢山の情報機関があります。すべてをご紹介出来ません が、主だったものや映画やドラマで登場する情報機関をご紹介していきます。
① RAW/インド研究分析局(インド)
RAWとは、Research and Analysis Wing(リサーチ・アンド・アナリシス・ウイング)という正式名で、インド共和国の諜報機関の一つの「インド研究分析局(Research and Analysis Wing)」の略称です。主に研究・分析をする機関でもあります。インド版CIAというと分かりやすいかもしれませんね。
インドにはこの他にもいくつかの情報機関がありますが、RAWが最強の特務機関と言われているそうです。この機構についての、編成、予算、定員などについては、国家秘密で、議会からも秘匿されているとも言われています。
サルマン・カーン主演の「タイガー 伝説のスパイ」(2012年)や、サイーフ・アリー・カーン主演の「エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ」(2012年)。
「WAR ウォー!!」「Madras Cafe」「URI/サージカル・ストライク」「シャバーナーと呼ばれる女」「フォース2」「ベイビー」などにこのRAWが登場しています。
② ASIS(エイサス)/オーストラリア保安情報庁(オーストラリア)
ASIS(エイサス)とは、Australian Secret Intelligence Service(オーストラリア・シークレット・インテリジェンス・サービス)という正式名で、「オーストラリア保安情報庁(Australian Secret Intelligence Service)」の略称です。主に対外情報の収集、分析、諜報・防諜活動(スパイ活動)を行っています。テロリズム、スパイ対策なども任務として担っています。
国内の防諜組織として、他にもASIO(エイジオ)という機関があり、この機関の方が聞いたことがある方が多いかもしれません。NETFLIXのドラマ「パイン・ギャップ -諜報機関実録-」(2018年)などにASISが登場しています。
③ MSS/中国国家安全部(中国)
MSSは、Ministry of State Security of the People’s Republic of China(中華人民共和国国家安全部国)という正式名称です。中国国内の安全保障だけにとどまらず、対外諜報活動もしっかりとこなしている組織です。海外の最先端技術の情報を盗む活動が昨今力を入れている活動だと言われています。
探偵と秘密工作員がタッグを組んで国家犯罪に挑む姿を描いたアクションコメディ映画「ミッション:ポッシブル」、ドラマ「ザ・ラストシップ」<サード・シーズン>などにこのMSSが登場しています。
④ BDN/ドイツ連邦情報局(ドイツ)
BDNは、ドイツ語でBundesnachrichtendienst(英:Federal Intelligence Service)という正式名称で、ドイツ連邦情報局と言われている機関です。第二次世界大戦中の対ソ連情報機関であるゲーレン機関をもとに1955年に創設されました。
本部所在地をプラッハとベルリン(2014年より)に設置し、国内外で諜報情報活動に従事しているそうです。その情報収集能力は、アメリカのCIAが力を借りるほど有能だそう・・・
NSAのスパイ活動にヨーロッパで盗聴などを協力していたとして問題になったので、ご存知の方も多いかもしれませんね。BNDが登場する海外ドラマですが『HOMELAND/ホームランド』(シーズン5)に出てきます。実は、劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』にもBNDの名前が登場しています。
各国から一流の女性スパイが結集した「ジェイソン・ボーン」スタジオが贈る新時代の渾身作「355」(2022年)に登場しています。その他にもドイツが誇る犯罪ドラマの金字塔である「Tatort」(1970年〜)、「Polizeiruf 110」「Der Tatortreiniger」などのドイツのドラマにも登場しています。
⑤ FSB(エフ・エス・ベー)/ロシア連邦保安庁(ロシア)
FSBは、ロシア語でФедеральная служба безопасности Российской Федерации(略称:ФСБ)(英:Federal Security Service of the Russian Federation)という正式名称です。
ロシア連邦の防諜、犯罪対策を行っている治安機関なのですが、CIS(独立国家共同体/Commonwealth of Independent States)英語略称ではCIS。諸国内では、対外情報庁であるSVRに代わって諜報活動なども行っているそう。KGBがソ連の崩壊とともに解体されてこのFSBに権限が移行されました。
「スティンガー」(2013年)、「メビウス」「コードネーム:リクイデーター」「ターゲット・ダウン ミッション 2:スキンヘッドの天才女ハッカー」「ファイナル・プロジェクト」などがFSBが登場している作品です。
⑥ DGSE/対外治安総局(フランス)
DGSEは、Direction Générale de la Sécurité Extérieureというのが正式名称で、その略語でDGSEと言われています。対外治安総局であるDGSEは、フランスの対外諜報・情報機関を主に担っています。
フランスの核実験に抗議するグリーンピース(環境保護NGO)の船であるレインボー・ウォーリア号を爆破した事件が1985年に起こりましたが、実はあれはDGSEがやった仕事だと言われているそうです
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』シャーリーズ・セロン×『ウォンテッド』ジェームズ・マカヴォイ×『キングスマン』ソフィア・ブテラ×『DEADPOOL 2』デヴィッド・リーチ監督で贈る、スタイリッシュ・スパイアクション映画「アトミックブロンド」にDGSEが出てきます。
⑦ Mossad(モサド)/イスラエル諜報特務庁(イスラエル)
モサド(Mossad)はヘブライ語で組織・施設・機関を意味しているイスラエル諜報特務庁です。英語では「ISIS」(Israel secret intelligence service)と呼ばれているこの諜報機関ですが・・・世界最強・最恐の諜報機関と言われています。
ちょっと怖いので・・・説明はこのくらいで・・・
「ミュンヘン」(2005年)
「ダブル・フェイス」
「ミッション:インポッシブル スペシャル・コレクターズ・エディション」
「ペイド・バック(The Debt)」(2010年)
「テヘラン」(Apple TV Plus)
「007/慰めの報酬」
「The Red Sea Diving Resort」 (2019年)
「ザ・スパイ -エリ・コーエン-」(Netflix・2019年)
「フォルス・フラッグ」(Hulu)
「スパイ・ミッション シリアの陰謀」
「ファウダー報復の連鎖ー」
「あなたの願いかなえます」
「サンド・ストーム」
「リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ」(2018年)
⑧ ISI/パキスタン軍統合情報局(パキスタン)
Directorate for Inter-Services Intelligenceと呼ばれる正式名称を持っているISIですが、Inter-Services Intelligenceを略してISIと呼ばれているパキスタン軍統合情報局です。1947年にインド・パキスタン分離独立と第一次印パ戦争の年に、イギリス領インド帝国の情報部を引き継いで情報局(Intelligence Bureau)として創設されました。
この他にもパキスタン軍内部に設けられたパキスタン軍事情報部(Military Intelligence of Pakistan)がありましたが、いい成果を上げられずに翌年1948年に、パキスタンの陸軍・海軍・空軍の情報機関をすべて総合して、このISIが成立しました。
「HOMELAND/ホームランド」シリーズ「NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班」シーズン2などに登場していますね。
⑨ MI6(軍情報部第6)/正式にはSIS・情報局秘密情報部(イギリス)
MI6と呼ばれているMilitary Intelligence section 6(軍情報部第6)ですが、正式にはSIS・情報局秘密情報部と呼ばれている機関です。MI6(Military Intelligence 6―軍情報部第6課)は、旧称となります。
「007」に登場するジェームズ・ボンドによってMI6の名前が世界的に知られることになりました。このMI6はきっと多くの方が一度は聞いたことがあるかもしれませんね。『007』の作者であるイアン・ランカスター・フレミング(Ian Lancaster Fleming)は元MI6の諜報員だったと言われています。
ただ、彼は工作員ではなく海外情報部勤務ではあったのですが、デスクワークが主体だったそうですよ。このMI6(現在はSIS)は、外務省に属している諜報機関で、国外での情報活動を主な任務としており、いわゆるアメリカのCIAと同じような機関です。
イギリスにはこの他にも
MI1(暗号、暗号解読、後に他の部署と統合され政府暗号学校。現在の政府通信本部)
MI2(中東、極東、スカンジナビア、アメリカ、ソ連、中央アメリカ、南アメリカ)
MI3(東欧、バルト海沿岸諸国即ちリトアニア・ラトビア・エストニア)
MI4(地図作成)
MI5(防諜)
と言うふうにそれぞれの部署に分かれて任務をこなしています。
MI6が登場するドラマや映画
『マイクロフト・ホームズ』(SISの前身の特務機関の一つが作中で出てきます)
『ナイト・マネジャー』
『ロンドン・スパイ』
『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』
『24 -TWENTY FOUR- – シーズン3』
映画「007」シリーズ
などがあります。
⑩ CIA/中央情報局(アメリカ)
CIAの正式名称は、Central Intelligence Agency(中央情報局)という名称です。大統領はもちろんのことホワイトハウス直属の情報機関であり、諜報活動(スパイ活動)をしている機関です。
本部をバージニア州マクレーン(ワシントンD.Cの近く)においており、マクレーン一帯の地域をかつてはラングレーと呼んでいために「ラングレー」(Langley)というとCIA本部のことを差すそうです。
諜報機関の代名詞とも言える組織であるCIAですが、多数あるアメリカの情報機関の中で最もインテリジェンス・コミュニティを形成しているそうで・・・・
主に外国での諜報活動を行っているアメリカの情報機関であり、中央情報局長官によって統括されたこのCIAの工作員は、あらゆる職種(報道関係者以外)に入り込んでおり全世界に配置されているそうです。
国内について捜査しているFBIと共にアメリカ国外の諜報活動も共に捜査を担当することもあるそう。これまでに殉職した工作員の数と同じ銀色の星がCIA本部のロビーの壁には刻まれているそう・・・。この話は「クワンテイコ」にも出てきてますよね。
もちろん殉職者名簿には、本名である名前を公開出来ない人もいるために空欄になっているところもあるとのこと。ちなみに、CIAは外交官なので外交特権があり、政治・軍事・経済・テロ活動の情報収集などで世界中を飛び回っています 複数の偽名を使い分け工作員となって活動の詳細などは一切公表されていません。
CIAが登場する海外ドラマや海外映画はかなりの数があります。
CIAが登場する海外ドラマとしては、
『スパイ大作戦』
『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』
『チャック』
『超音速攻撃ヘリ エアーウルフ』
『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』
『HOMELAND/ホームランド』
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』
『コバート・アフェア』
『ザ・ブック/CIA大統領特別情報官』
『24 -TWENTY FOUR-』
『CIA:ザ・エージェンシー』
『HOMELAND』
『エイリアス/2重スパイの女』
『コバート・アフェア』
『MACGYVER/マクガイバー』
「トム・クランシー CIA分析官 ジャック・ライアン」
「ディープ・ステート」
「コンドル」
「CIA ザ・カンパニー」
「ザ・ブック CIA大統領特別情報官」
「CIA分析官 ジャック・ライアン」
「倒壊する巨塔」(2018年)
「インスティンクト-異常犯罪捜査-」
「トレッドストーン」(2019年)
などがあります。
CIAが登場する海外映画
『007シリーズ』
『アルゴ』
『今そこにある危機』
『イントゥ・ザ・サン』
『エル・マリアッチ』
『グッド・シェパード』
『グリーン・ゾーン』
『コンドル』
『ザ・シューター/極大射程』
『シリアナ』
『スパイ・ゲーム』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
『ソルト』
『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
『沈黙の陰謀』
『デスペラード』
『デンジャラス・ラン』
『トータル・フィアーズ』
『バーン・アフター・リーディング』
『ハドソン・ホーク』
『ボーンシリーズ』
『ボーン・アイデンティティー』
『ボーン・スプレマシー』
『暴走特急』
『ミッション:インポッシブル』
『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』
『レッド・オクトーバーを追え!』
『ワールド・ウォーZ』
『パトリオット・デイ』
『フレンチ・ラン』
『バリー・シール/アメリカをはめた男』
『ブリッジ・オブ・スパイ』
などなどたくさんの映画にCIAが登場します。
海外ドラマ&映画でよく登場する情報機関♡海外ドラマファンならご存知かも?
さて、それではこれまでご紹介した工作員と言われてるエージェントなどの他にも海外映画や海外ドラマによく出てくる「FBI」や「CIA」などといった海外ドラマファンにはお馴染みの機関の他にも沢山の略称が出てきますよね。
名前は聞いたことがあっても・・・なんとなくストーリー的には犯罪を防いだり、摘発したり、取り締まったりする機関なんだろうな~とは思っていても、その本当の役目や正式名称まではご存知ではないかたもいらっしゃるかもしれません。
そんな方々のために、その機関が登場する作品と共にご紹介していきたいと思います。本当はすべてのドラマや映画のご紹介をしたいのですが、文字数が莫大になってしまい論文のようになってしまうので簡単に作品名だけご紹介するので、気になられた作品はお調べになってみてくださいね。
⑪ FBI/連邦捜査局(アメリカ)
FBIとは、Federal Bureau of Investigationの略称であり、連邦捜査局のことをいいます。
ただ単にビューロー(Bureau)と呼ばれることも多いそうです。ワシントンD.C.を本部においています。
彼らの仕事としては、テロ・スパイなど国家の安全保障に関わるような公安事件だったり、連邦政府の汚職関係などに関わっている事件を扱います。いくつかの複数の州にまたがった犯罪捜査や誘拐事件などの捜査を担当しています。
FBIが警察と違うのは、連邦犯罪と呼ばれるようないくつかの州にまたがった事件を担当しています。アメリカは州により、法律などが異なるためにこのような形を取るそうですね。CIAとのFBIの違いとするならば、FBIは国内捜査がメインだということです。
FBIのロゴマークには、Federal Bureau of Investigation の文字が記されているのですが・・・ご存知ない方は、上記のロゴを見ていただけるとお分かりになると思います。
FBIの精神としては3つあって、
「Fidelity(忠誠)、Bravery(勇気)、Integrity(誠実)」
が ロゴ中心のリボンの部分にも書かれています。この言葉の略語もつなげるとFBIになりますよね。
バージニア州スタフォード郡の町であるクアンティコ近郊にある連邦捜査局の法執行研修・研究機関である FBIアカデミー(FBI Academy)で捜査研修をします。この施設では、1年に4回の入所者を受入れて10週間かけて250名を訓練しており、訓練中は給与が支払われるそうですよ。訓練中にお給料が出るとは・・・凄いですね。
FBIが登場する海外ドラマは、皆様もご存知の通りかなりたくさんありますよね。
『BONES-骨は語る-』
『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』
『ハンニバル』
『ホワイトカラー』
『FRINGE/フリンジ』
『デクスター 〜警察官は殺人鬼』
『リミットレス』
『THE BLACKLIST/ブラックリスト』
『FBIアメリカ連邦警察』
『FBI失踪者を追え』
『FBI 男たちの闘争』
などに登場しています。
⑫ NSA/アメリカ国家安全保障局(アメリカ)
NSAは、National Security Agencyの略称で、アメリカ国家安全保障局のことを言います。アメリカ国防総省(ペンタゴン)の傘下にある諜報機関としても有名で、先ほどご紹介したCIAがスパイなどの人諜報活動を担っているのに対して、NSAは通信傍受・盗聴・暗号解読などの信号情報を調査・情報集手などを担当しています。つまり、電子メール、電話などという通信から情報を集めているのです。
NSAが登場するドラマ
『CHUCK/チャック』
『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』
『24 -TWENTY FOUR-』
などがあります。
NSAが登場する海外映画は、
『スニーカーズ』
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち 』
『マーキュリー・ライジング 』
『エネミー・オブ・アメリカ』
『007 ダイ・アナザー・デイ』
『トリプルX』
『スノーデン』
『エネミー・オブ・アメリカ』
などがあります。
⑬ CDC/アメリカ疾病管理予防センター(アメリカ)
CDCは、Centers for Disease Control and Preventionの略称で、アメリカ疾病管理予防センターのことです。疾病対策センター、疾患予防管理センター、疾患対策予防センター、防疫センターなど様々な呼び方があります。ジョージア州アトランタにある保健福祉省所管の感染症対策の総合研究所。
CDCの勧告文書については数多いデータをもとに作成されるため、信用性が高く、国内だけに限らず世界全土に影響力を与えると言われています。アトランタの施設内には、致死率のかなり高いバイオハザードレベル4に対応できる「レベル4実験室」を持っています。
CDCが登場するドラマ
『24 -TWENTY FOUR-』
『ウォーキング・デッド』
『CSI:NY』
『HELIX_-黒い遺伝子-』
『ザ・ラストシップ』
などにCDCが登場します。
映画では
このコロナ禍でも予言?とも言われた不明な感染症によって世界中にウイルスが蔓延していく様子が描かれた「コンテイジョン」や「アウトブレイク」などがあります。
⑭ NCIS/海軍犯罪捜査局(アメリカ)
NCISの正式名称は、Naval Criminal Investigative Serviceと言い、アメリカ海軍犯罪捜査局のことを指します。本部所在地をクアンティコ米海兵隊基地におき、捜査局員の半数以上は特別捜査官(Special Agent)であり、世界中で様々な任務を遂行するために訓練されています。
海軍犯罪捜査局特別捜査官は連邦法犯罪を管轄する捜査官で、武装が許されています。アメリカ軍の捜査機関なのですが、特別捜査官は軍人ではなく文官(法執行官:law enforcement officer)であるために海軍の憲兵とはかなり地位が違います。つまり、海軍省傘下の法執行機関で、軍の捜査機関でもあります。
NCISが登場する海外ドラマとしては、
『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』
『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』
『NCIS: ニューオーリンズ』
『犯罪捜査官ネイビーファイル』( JAG)
などがあります。
そして、実はご存知ない方も多いかもしれませんのでご説明しますと・・・
『犯罪捜査官ネイビーファイル』(1995年~2005年)というのが、「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班」の元になっていて・・・「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班」は、『犯罪捜査官ネイビーファイル』のスピンオフなんですよ~
『犯罪捜査官ネイビーファイル』の第8シーズン終わり頃のエピソードである「Ice queen」と「Meltdown」(「NCISからの訪問者 前編・後編」)が「NCIS〜ネイビー犯罪捜査班」の実質的なパイロット版となっているんです。
知って得する?雑学でした。
⑮ DEA/アメリカ麻薬取締局(アメリカ)
DEAは、Drug Enforcement Administrationの略称で、アメリカ麻薬取締局のことを言います。バージニア州アーリントンに本部があります。(国防総省(ペンタゴン)の向かいに位置します)司法省の傘下にあって主に麻薬取引を捜査して麻薬カルテルの追跡などを行っています。
DEAが登場する海外ドラマは、
『特捜刑事マイアミ・バイス』
『ブレイキング・バッド』(ディーン・ノリス演じるハンク・シュレイダーがDEA捜査官)
『西海岸捜査ファイル グレイスランド』(セリンダ・スワン演じるペイジ・アルキン他)
『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』
『K-9/友情に輝く星』
などに出ています。
海外映画では、
『レオン』(ゲイリー・オールドマン演じるノーマン・スタンスフィールドはDEA捜査官)
『トラフィック』
『テキーラ・サンライズ』
『バッドボーイズ2バッド』(ガブリエル・ユニオン演じるシドがDEA捜査官)
『007 消されたライセンス』
『死の標的』
『アメリカン・ギャングスター』(DEA創立当初の捜査官リッチーをラッセル・クロウが演じている)
『ソードフィッシュ』(ハル・ベリーがDEAの捜査官として潜入捜査している)
『ハンニバル』
『2ガンズ』(デンゼル・ワシントンがDEAの捜査官)
『サボタージュ』(アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画)
『デンジャラス・バディ』
『ワイルド・スピード MEGA MAX』
『ボーダーライン』
などにDEAが登場します。
⑯ ATF/火器及び爆発物取締局(アメリカ)
ATFは、Bureau of Alcohol, Tobacco, Firearms and Explosivesの略称で、アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局のことをいいます。
アメリカ司法省の傘下にあって、BATFもしくは、BATFEとも略称されたりすることもあります。もともとは、内国歳入庁アルコール・タバコ・銃器部の脱税を取り締まり、徴税する機関だったのですが、9.11のあの事件から火薬も取り締まり対象になったそう。
現在それぞれの地元警察などと協力して、火器や爆発物の違法な使用、製造、アルコール・タバコの違法な流通の捜査や犯罪捜査も行っているそうです。
ATFが登場する海外ドラマや海外映画ですが、
『秘密捜査官オハラ』
『サンズ・オブ・アナーキー』
『NCIS: ニューオーリンズ』
映画『デジャヴ』
映画『ブラック・ドッグ』などがあります。
⑰ DHS/アメリカ合衆国国土安全保障省(アメリカ)
DHSは、United States Department of Homeland Securityの略称で、アメリカ合衆国国土安全保障省というアメリカ合衆国連邦政府の組織の1つです。テロリストの攻撃や自然災害などのすべての脅威になることから国土の安全を守る(オールハザードアプローチ)ために設立されました。
2001年9月11日に起こったあの今思い出しても恐ろしいアメリカ同時多発テロ事件を覚えておいででしょうか。
それまでに事前の情報が入っていたにも関わらず、テロ攻撃をされてしまった経験から、アメリカ合衆国議会の提案により当時のジョージ・W・ブッシュ第43代アメリカ合衆国大統領が署名して、この国土安全保障局のような組織である国内にある22の組織をまとめて2002年11月25日に総勢20万人以上の巨大な組織が誕生しました。
州によっては、このDHSと同じ仕事を担っている機関として、「OHS」(Office of Homeland Security、国土安全保障局)と名前が着いて設けられていることもあります。
このDHSが登場する海外ドラマが
『SCORPION/スコーピオン』
ですね。
⑱ LAPD/ロサンゼルス市警察(アメリカ)
LAPDは、Los Angeles Police Departmentの略称で、ロサンゼルス市警察のことをいいます。ロス市警としておなじみのLAPDです。合議制警察委員会という日本の公安委員会に相当する組織の管理下に設けられ、警察官約9,500人、職員約3,000人をというアメリカ国内で3番目に大きな警察組織となっています。人数の目安としては、日本の警視庁の4分の1ほどの人員数だそうですよ。
LAPDが登場する海外ドラマ
『クローザー』
『刑事コロンボ』
『サウスランド』
『特捜隊アダム12』
『特別狙撃隊S.W.A.T.』
『9-1-1:LA救命最前線』
『パトカーアダム30』
『Major Crimes 〜重大犯罪課』
『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』
『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』
などがあります。
LAPDが登場する海外映画
『L.A.コンフィデンシャル』
『S.W.A.T.』
『エンド・オブ・ウォッチ』
『カラーズ 天使の消えた街』
『クワイヤボーイズ』
『コブラ』
『スピード』
『センチュリアン』
『ターミネーター
『チェンジリング』
『背徳の囁き』
『パニック・イン・スタジアム』
『ヒート』
『ブルーサンダー』
『プレデター2』
『リーサル・ウェポンシリーズ』
などがあります。
⑲ CPD/シカゴ市警察 (アメリカ)
CPDは、Chicago Police Departmentの略称で、シカゴ市警察のことを言います。イリノイ州シカゴに本部を置き、シカゴ市長の監督下にあります。
13,600人の警察官、そしてその他2,600人のスタッフを抱えた大きな1837年に設立された現代型の警察として世界で最も古い組織の一つでもあります。その組織の規模としては、ニューヨーク市警察の次にアメリカ国内で2番目に大きい警察組織です。
CPDが登場する海外ドラマは、
『騎馬警官 』(1994~1999)
『ER緊急救命室 』(1994~2009)
『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』
『シカゴ P.D.』『シカゴ・ファイア』『シカゴ・メッド』『シカゴ・ジャスティス』
CPDが登場する海外映画は、
映画『レッドブル』 (1988)
映画『逃亡者 』(1993)
映画『交渉人』 (1998)
などがあります。
⑳ NYPD/ニューヨーク市警察(アメリカ)
NYPDは、New York City Police Departmentの略称で、ニューヨーク市警察のことを言います。ニューヨーク州ニューヨーク市に本部を持つ自治体警察です。
アメリカ国内最大の約4万人という警察官を保持しており、北米の中でも最も大きく最も古い警察組織です。
NYPDが登場する海外ドラマ
『女刑事キャグニー&レイシー』
『NY市警緊急出動部隊 トゥルー・ブルー』
『LAW & ORDER』シリーズ
『NYPDブルー』
『サード・ウォッチ』
『ブルックリン74分署』
『LAW&ORDER:クリミナル・インテント』
『CSI:ニューヨーク』
『WITHOUTO A TRACE / FBI失踪者を追え!』
『ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜』
『キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿』
『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』
『警部マクロード』
『キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き』
『TAXI ブルックリン』
などがあります。
NYPDが登場する映画
『フレンチ・コネクション』
『セルピコ』
『ブルー・スチール』
『レオン』
『ダイ・ハード3』
『コップランド』
『メン・イン・ブラック』
『TAXI NY』
『15ミニッツ』
『16ブロック』
『インサイド・マン』
『ダイ・ハード4.0』
『NYPD15分署』
『あなたに降る夢』
『ブラック・レイン』
『ワールド・トレード・センター』
『ニューイヤーズ・イブ』
『007 死ぬのは奴らだ』
など
㉑ IRS/アメリカ合衆国内国歳入庁(アメリカ)
この投稿をInstagramで見る
IRSとは、Internal Revenue Serviceの略称で、アメリカ合衆国内国歳入庁のことです。組織としての設立は、1862年に設立されました。その後、1918年からこの名称になりました。
内国歳入庁とは、日本でいう財務省の外局である国税庁に相当します。
米国国税庁とも日本語で言われたりするこのIRSは、ワシントンD.C.に本部を置き連邦税の徴収を行うアメリカの連邦政府機関の一つです。
このIRSですが、
『プリズンブレイク』(シーズン4の第7話)
『THIS IS US』
など・・・・
これら以外にもちょこちょこ海外ドラマの刑事ものには出てくる名前ですね。
㉒ FEMA(フィーマ)/アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁(アメリカ)
FEMA(フィーマ)とは、Federal Emergency Management Agencyの略称で、アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁のことを言います。大火災などを担当するのがこの機関です。アメリカ合衆国政府の政府機関の1つであるこのFEMA。
洪水、ハリケーン、地震および原子力災害を含んだ天災や人災などに対応するだけではなく、連邦機関、州政府、その他の地元機関の業務を調整することを担っています。アメリカ合衆国国土安全保障省の一部であるために、緊急準備・即応担当次官などの配下に置かれています。
この投稿をInstagramで見る
FEMAが出てくる海外ドラマや映画は、
『Treme』
『ハウス・オブ・カード 野望の階段』
『ザ・ホワイトハウス』
映画『REMNANTS』(クライシス・デイ)
などに登場します。
㉓ ICE(アイス)/移民関税執行局(アメリカ)
この投稿をInstagramで見る
ICEとは、Immigration and Customs Enforcemenの略称で、移民関税執行局のことをいいます。先ほどご紹介した国土安全保障省(DHS)の傘下にある法の執行機関であり、国内にいる不法滞在者の取り締まりや密入国・密輸の捜査・摘発などの取り締まりなどをしています。
ICEが登場する海外ドラマや映画
『グレイスランド/西海岸潜入捜査ファイル』
映画『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』
などに登場します。
㉔ SEC/アメリカ証券取引委員会(アメリカ)
SECとは、U.S. Securities and Exchange Commissionの略称で、アメリカ証券取引委員会のことです。1934年に投資家の保護、公正な証券取引などを目的にして設立された独立した連邦政府機関です。
アメリカ市場の株式や債券などの証券取引の監督・監視をして不正会計、インサイダー取引などを取り締まっています。
SECが登場する海外ドラマ
『ホワイトカラー』
『SUITS/スーツ』
『Lie to me 嘘の瞬間』
『コールドケース』
『パーソン・オブ・インタレスト/PERSON OF INTEREST』
主にはこれらのドラマに出てきましたが、海外ドラマの刑事モノには名前だけ出てくることが多いですね。
㉕ SWAT(スワット)/特殊火器戦術部隊(アメリカ)
この投稿をInstagramで見る
SWAT(スワット)は、Special Weapons And Tacticsの略称で、特殊火器戦術部隊のことです。SWAT部隊(スワットぶたい)と呼ばれているアメリカの警察にそれぞれ設置されている特殊部隊であり、同じような仕事を担っている部隊のことでもあります。
警察や保安官などでは対応&対処しきれない凶悪犯罪などに対処するように訓錬されています。このSWATを一番最初に組織化したのが、ロサンゼルス市警察(LAPD)だそうですよ。
彼らの装備は、標準的な拳銃だけにとどまらず、M16自動小銃やカービン、H&K MP5短機関銃などを扱い、狙撃手にはレミントンM700などの狙撃銃を持たせています。
その他にも、低致死性兵器、強行突入器具、装甲車などを用いて対処します。
アメリカでは『World SWAT Challenge』と呼ばれているSWATチームの能力を競う世界大会が開かれていて、毎年開催されているそうです。
様々な刑事ドラマや映画などでこのSWAT見かけますよね。1970年代に製作されたテレビドラマシリーズの『特別狙撃隊S.W.A.T.』のリメイク作品として、2003年に公開されたアクション映画『S.W.A.T.』(スワット、S.W.A.T.)が作られました。まさにこの映画がSWATそのものですね。
SWATが登場する海外ドラマでは
『24 -TWENTY FOUR-』(CTUが独自に同じような特殊部隊を運用)
『BONES』
『Hawaii Five-0』(Five-0のメンバーのルーは元SWATの隊長)
『エンジェル』
『特別狙撃隊S.W.A.T.』
『ブルースワット』
SWATが登場する映画では
映画
『GODZILLA ゴジラ』
『S.W.A.T.』
『アメイジング・スパイダーマン』
『猿の惑星:創世記』
『スティーヴ・オースティン S.W.A.T.』
『スピード』
『ゾンビ』
『ターミネーターシリーズ』
『ターミネーター2』
『ターミネーター3』
『ダイ・ハード』
『ダイ・ハード2』
『ダイ・ハード4.0』
『マトリックス』
『レオン』
㉖ DARPA(ダーパ)(アメリカ)
この投稿をInstagramで見る
DARPA(ダーパ)とは、Defense Advanced Research Projects Agencyの略称であり、アメリカ国防高等研究計画局のことをいいます。軍事の技術開発・研究を行っている国防総省の機関です。
DARPAは、大統領と国防長官の直轄の組織であるためにアメリカ軍の軍隊などから干渉されることなく研究開発を行っています。DARPAの前身であるARPA(アーパ)という名称だった時期には、インターネットの原型であるARPANET(アーパネット)や全地球測位システムのGPSを開発したことで有名です。
DARPAの研究施設は建物としては存在しておらず、企業や大学の研究施設でプロジェクトマネージャーが行っているそう。かなり自由な発想で研究が出来るために面白い研究内容も沢山あるようです。
DARPA(ダーパ)が登場するドラマ
『NCIS: ニューオーリンズ』
などがあります。
㉗ USSS(シークレットサービス)/アメリカ合衆国大統領の警護(アメリカ)
この投稿をInstagramで見る
シークレットサービスの通称はUSSS。正式名称がUnited States Secret Serviceといいます。
もともと財務省の傘下にあったのですが、2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロ事件の影響から先に出てきたDHS(Department of Homeland Security/国土安全保障省)が設立されたために、国土安全保障省(DHS)の傘下に移管されました。
彼らの責務は、主にアメリカ合衆国大統領の警護を行っています。日々大統領の命を守っているシークレットサービスのエージェントですが・・・
映画やドラマのようにアクション感満載の日々を送っているのではなく、なくしものを探しまくったり、不倫を隠したりと・・・とんでもないような任務もこなさなくてはならないこともあるようです。
シークレットサービスはシフト制になっていて、2週間単位で昼勤、深夜勤、夜勤が入れ替わっているそうで・・・
警護中は食事を摂ることも、雨の中で傘をさすことも出来ないなどというかなり過酷な仕事。そのため、体力の限界が勤め始めて4、5年だと言われているようですよ。
シークレットサービスが登場する海外ドラマ
『ハウス・オブ・カード 野望の階段』
『スキャンダル 託された秘密』
『24 -TWENTY FOUR-』
『ウェアハウス13 〜秘密の倉庫 事件ファイル〜』
『NCIS ネイビー犯罪捜査班』
『プリズン・ブレイク』
『サバイバー: 宿命の大統領』
シークレットサービスが登場する海外映画
『エンド・オブ・キングダム』
『エンド・オブ・ホワイトハウス』
『ザ・シークレット・サービス』
『ザ・センチネル/陰謀の星条旗』
『シークレット・サービス』
『エアフォース・ワン』
『アメリカン・プレジデント』
『ニクソン』
『L.A.大捜査線/狼たちの街』
『13デイズ』
『エアフォース・ワン』
『インデペンデンス・デイ』
『ザ・センチネル/陰謀の星条旗』
『ジオストーム』
『エディ・マーフィのホワイトハウス狂騒曲』
『ブッシュ』
『ザ・ターゲット』
『バンテージ・ポイント』
『不機嫌な赤いバラ』
『ホワイトハウス・ダウン』
『ホワイトハウスの陰謀』
『ワイルド・ワイルド・ウエスト』
などなどホワイトハウスに関連するドラマや映画には登場しますよね。
㉘ MI5/イギリス情報局保安部(イギリス)
MI5は、Military Intelligence 5の略称で、イギリス情報局保安部のことです。ただし、このMilitary Intelligence 5であるMI5(軍情報部第5課)は旧称で、現在はイギリス情報局保安部(Security Service 略してSS)と言われています。
しかし、実際には現在もなおMI5と呼ばれることが多いのが現実です。内務省管轄の情報機関であり、主に国内でのみ活動しています。イギリス国内で外国スパイを摘発したり、機密の漏えいを阻止する防諜活動やテロ組織の情報収集&取り締まりなどを担っています。
このMI5は、アメリカで言えばFBIのような機関なのですが、犯罪者を逮捕する権限はないためにスパイやテロリストの逮捕に関しては、ロンドン警視庁が担当しています。
内務省管轄の情報機関であり、主に国内でのみ活動しています。
イギリス国内で外国スパイを摘発したり、機密の漏えいを阻止する防諜活動やテロ組織の情報収集&取り締まりなどを担っています。
このMI5は、アメリカで言えばFBIのような機関なのですが、犯罪者を逮捕する権限はないためにスパイやテロリストの逮捕に関しては、ロンドン警視庁が担当しています。
MI5が登場する海外ドラマですが、
『刑事フォイル』
『MI-5 英国機密諜報部』
『THE GAME』
映画『オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-』
などに出てきます。
㉙ GCHQ/政府通信本部(イギリス)
GCHQは、Government Communications Headquartersの略称で、政府通信本部のことをいいます。
イギリスの首相に直属しているイギリスの独立機関であり、通信傍受・盗聴・暗号解読などの諜報活動を行っています。いわゆるアメリカのNSA(National Security Agency:アメリカ国家安全保障局)と同じような機関であります。
2015年にフェイスブックなどが注意勧告?警告?をしたのを覚えている方もいるかもしれませんが・・・
このGCHQが使っているドリーミースマーフ(Smurf)といわれるものがデバイスの電源が切れている携帯だとしても、そのデバイスを起動させて盗聴器として使うことができる。なんて話もありましたものね。
嘘か本当なのかは・・・定かではありませんが・・・
GCHQが登場する海外ドラマですが、
「MI:5 英国機密諜報部(Spooks)」は、MI:5やMI:6も登場します。
しかし、GCHQ(英国政府通信本部)がかなり頻繁に登場します。
ご興味のある方はぜひ・・・ちょっと古いドラマですが・・・
㉚ KGB/ロシア連邦保安庁(ロシア)
KGBとは、英語表記でFederal Security Service of the Russian Federation(略称:FSB)と言われるソ連国家保安委員会のことです。1991年にソ連が崩壊した時まで存在していたソ連の諜報機関であり秘密警察でした。
ソ連の崩壊後にKGBは分割されて防諜はロシア連邦保安庁(FSB)、対外諜報はロシア対外情報庁(SVR)なというふうにいくつかの機関に移行したりしてしまいました。
KGBが登場する海外ドラマは、
『ジ・アメリカンズ』
『THE GAME』
『0011ナポレオン・ソロ』
『キングダム・オブ・ソルジャーズ KGB特殊部隊』
『MI-5 英国機密諜報部』
『CIA ザ・カンパニー』
などがあります。
KGBが登場する海外映画は、
『コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)』
『ラウンダーズ』
『ペトロフカの娘』
㉛ SVR/ロシア対外情報庁(ロシア)
SVRはロシア対外情報庁といいます。
ロシア語では正式名をСлужба внешней разведки(略称:СВР)というのですが、ロシア語が分からないと全然読めないので、英語でService of the External Reconnaissance of Russian Federationの略称でSVRと言われています。
現在はロシア連邦の諜報機関でSVRと呼ばれているのですが、ソ連時代のKGBで対外諜報を担当していた第一総局の後継機関であったそうです。
㉜ GRU(グルー)/ロシア連邦軍参謀本部情報総局(ドイツ)
GRUは、Glavnoye Razvedyvatelnoye Upravleniyeの略称でロシア連邦軍参謀本部情報総局と言います。
ソ連時代から存続している組織であり、ロシア連邦軍における情報機関であります。略称のGRUの発音ですが、英語ではグルー、ロシア語ではゲーエルウーと読みます。
2016年のアメリカ大統領選挙において、ヒラリー・クリントン陣営に対するサイバー攻撃があった事件でFBIなどが調べたところ、GRUが関与していると断定しました。
当時の大統領であるオバマ元大統領は2016年12月に駐米ロシア外交官の35人を国外追放する報告措置を取ったことでも知られるようになりました。
㉝ Spetsnaz(スペツナズ)/特殊任務部隊(ロシア)
スペツナズ(Spetsnaz:英語)(спецназ:ロシア語)
この英語でスペツナズと言われるものですが、ロシア語でподразделения специального назначенияという正式名称です。
訳すとподразделения=部隊、ユニット специального=特別、назначения=呼び名となるそうなのですが・・・ソ連の軍の兵士の中で先鋭の兵士として選ばれし者がスペツナズ。
彼らスペツナズの任務は、対テロ対策、敵地での偵察や破壊工作、暗殺や誘拐、対象人物の監視等というような特殊な任務をを主にしている部隊のようです。
ロシアでは、一言でスペツナズと言っても細かく仕事が分けられているとも言われていて・・・この他にも下記のような部隊がいるようです。
★特殊グループ・アルファ(Spetsgruppa “A”)
国内の対テロ人質救出、輸送手段、国家施設の奪取などが任務
★特殊グループ・ヴィンペル(Spetsgruppa “Vympel”)
★ザスローン(Заслон)
★特殊任務部隊オスナズ(OSNAZ)
㉞ ASIO/オーストラリア保安情報機構(オーストラリア)
ASIOは、Australian Security Intelligence Organisationの略称であり、オーストラリア保安情報機構といいます。
第2次世界大戦中に活動していた連合軍情報局に基づき創設されたオーストラリアの防諜機関です。テロリズム、スパイ対策を主な任務としています。
㉟ ICPO(インターポール)/国際刑事警察機構
インターポールは、International Policeの略で、正式名称は、International Criminal Police Organizationといい、略称がインターポールで、ICPOとも呼ばれています。
日本語で言うと国際刑事警察機構という呼び方になるのですが、フランスに本部を置いて、世界の約188の国と地域が加盟しています。
各国の刑事警察組織間の協力のための機構ですので、国をまたがった事件の捜査や犯人逮捕などのために、各国の警察などと連携し、捜査を行います。
仮に国外逃亡をした犯罪者に対しては、国際手配書を作成して犯人逮捕へと力を入れますが、強制捜査や逮捕をする権限はありません。
現在インターポールに加盟していない国は、北朝鮮、キリバス、ミクロネシア連邦、パラオ、ツバル、 バヌアツ、コソボ、北キプロス、アブハジア、ソマリランド、南オセチア、沿ドニエストル共和国、台湾 (1961-1984加盟)などが加盟しておりません。
2015年にインターポールが、世界の複数の国にまたがっている犯罪に対応するためにシンガポールに設置したサイバー犯罪対策拠点となっているIGCIもたまに出てきたりしますよね。
インターポールが出てくる海外ドラマ
『ホワイトカラー』
『クロッシング・ライン〜ヨーロッパ特別捜査チーム〜』
『クリミナル・マインド』
『CSI:科学捜査班』
『トランスポーター ザ・シリーズ』
『SCORPION/スコーピオン』
『MACGYVER/マクガイバー』
『レバレッジ 〜詐欺師たちの流儀』
などがあります。
インターポールが登場する映画
『ジャン=クロード・ヴァン・ダム/アサシン・ゲーム』
『バトルフロント』
『ミッションインポッシブル』
『スクランブル』
『エージェント・スティール』
などがあります。
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
㊱ CSIS/カナダ安全情報局(1984年に王立カナダ騎馬警察から独立した機関)(カナダ)
PTSD does not discriminate; it can affect anyone, especially those in high-stress environments. pic.twitter.com/CI0UCymD5i
— CSIS Canada (@csiscanada) June 14, 2023
1984年に王立カナダ騎馬警察から独立した機関で、カナダ安全情報局(英:Canadian Security Intelligence Service/CSIS)、(仏:Service canadien du renseignement de sécurité/SCRS)は、主にカナダの安全保障に関する情報を、国内外で収集し、分析・評価を行っている機関です。
※”CSIS”は有名な機関が2つあるそうで、RCMPが前身となったカナダ安全情報局, 所在地はオタワ、カナダ。所在地がアメリカなのはDCにある戦略・国際問題研究所のことだそう。
カナダ治安情報局のバッジの紋章ですが、ブルーとゴールドは、カナダ騎馬警察が運用を開始した 1984 年 7 月 16 日以前は国家安全保障情報を担当していた王立カナダ騎馬警察の色なんだそうです。
柵は国家安全保障への脅威に対する政府機関の防御的役割を象徴していおり、王冠は主権者に代わって平和を守ることを表しています。
㊲ GID/ヨルダン総合情報部(ヨルダンの諜報機関・保安機関)(ヨルダン)
1964年、国会の決定によって創設されたGID。対外諜報と防諜の機能を同時に執行するヨルダンの最も強力な特務機関で、王政の安定を保障しています。
GIDは「アラブ圏で最強とされる諜報機関」で、職員は1000~2000人規模を抱えており部族やメディアなどに数千人の情報提供者を擁しているそうです。
在外公館の大半に要員を配しており、アメリカやイスラエルなど世界数十ヵ国と協力関係を持っています。GIDは事実上、無制限の権限を有しており、かつてはパレスチナのテロ組織を最優先の警戒対象としていたのですが、近年はイスラム過激派に重点を置いているそうです。
GIDが登場する作品は、
『ワールド・オブ・ライズ』(2008年)、「デンジャラス・トレジャー 狙われた秘宝」(2016年)などがあります。
General Intelligence Department
㊳ ONI/海軍情報部(アメリカ)
アメリカ海軍情報部または海軍情報局(英:Office of Naval Intelligence)であるONI。
アメリカ合衆国のインテリジェンス・コミュニティー(情報共同体)の一員であり、陸軍の情報保全コマンド(INSCOM)、空軍の情報・監視・偵察局(AFISR)、海兵隊の情報部とともに、国防総省の管轄下にある四軍の情報機関の1つとして任務に当たっている。
ONIは、主に海軍の近代化の取り組みを推進するために1882年に設立され、アメリカの情報コミュニティの最古のメンバーで、米国の主要な海事情報源として機能しているそう。
ドラマ「ザ・ラストシップ」
「SIX アメリカ海軍特殊部隊」
「U・ボート」
「2ガンズ」
「SEAL Team/シール・チーム」などに出てきます。
㊴ AFISR/空軍情報・監視・偵察局(アメリカ)
部隊の前身は1948年設立のアメリカ空軍保安部(USAF Security Service)まで遡る。2014年までは空軍情報・監視・偵察局(Air Force ISR Agency/AFISR)(ちなみに、ISRはIntelligence, Surveillance and Reconnaissanceの略)の名称で航空戦闘軍団傘下の外局でした。
2014年には航空軍として再編され、配下の部隊として5個航空団・2個センターを擁し、アメリカ国家安全保障局とも協力体制にありました。その後、2019年10月11日に第24空軍と第25空軍は統合され第16空軍となっています。
第16空軍(空軍サイバー)(16 AF )はユナイテッド序数空軍情報収集と分析、監視、偵察、<114を含む情報戦を担当する部隊(USAF)組織>サイバー戦争および電子戦作戦を行っています。
『空軍の覇者』『空軍』(第16回アカデミー賞編集賞受賞作品)『ドローン・オブ・ウォー』『バーン・ノーティス~元スパイの逆襲~ season1 』『潜航指令―証言 北朝鮮潜水艦ゲリラ事件』などに登場しています。
『外事警察 その男に騙されるな』『底なし沼へ – フリア~孤高の潜入捜査~』
㊵ NSB/国家公安部(2005年に新設された)(アメリカ)
2005年から新設されたNSB。連邦捜査局国家公安部または国家保安部(National Security Branch)は、アメリカ連邦捜査局(FBI)の公安警察です。
アメリカ国内におけるテロリズム対策、カウンターインテリジェンスを担当しており、国家情報長官、連邦捜査局長官、そして、司法長官に対して責任を負っています。
U.S. Army Soldier Pleads Guilty to Terrorism Charges for Attempting to Help ISIS Conduct Deadly Ambush on U.S. Troopshttps://t.co/TZ95EkrWUj
— National Security Division, U.S. Dept of Justice (@DOJNatSec) June 14, 2023
中央情報局(CIA)の役割は国益を守る事であり国内での工作活動は禁じられているために、アメリカ同時多発テロ事件をきっかけにしてFBI公安部を発展した形で2005年8月12日に設置されました。
映画『パトリオット・ゲーム』に名前が登場しています。
FBI’s new National Security Branch (NSB).
㊶ NRO/アメリカ国家偵察局(アメリカ)
National Reconnaissance Office略してNRO。アメリカ国家偵察局(National Reconnaissance Office)は、アメリカ国防総省の諜報機関で、名目上は空軍長官直轄の独立組織であり、NRO長官は宇宙担当次官補の兼務である。しかし、実際には中央情報局(CIA)なども加わる運営委員会があるそうです。
1960年8月25日に設立されたNROですが、ホワイトハウス、CIA、空軍、国防総省の協議により設立されました。偵察衛星の設計、打ち上げ、回収など総合運用を行うとされており、かつては諜報関係者すら公的な場所で組織名を口にする事さえ禁じられたほどの秘匿機関でした。
その存在が公になっても現職長官名も公開されない極秘機関だったのですが、現在では公式サイトですべてはありませんがその概要を知ることができるようになりました。
National Reconnaissance Office Home
㊷ HPC/ブルガリア国家情報庁(ブルガリア)
1947年、内務省内に創設されたブルガリア共和国の諜報機関であるブルガリア国家情報庁(ブルガリア語: Национална Разузнавателна Служба)略称НРС。
1990年に、対外諜報部門が内務省から分離されて、国家情報庁が創設されました。1996年、ブルガリア共和国軍に編入され、その後2002年に、ブルガリア共和国軍の構成から外され、独立機関となっています。
㊸ CISEN/国家安全調査局(メキシコ)
国家安全調査局(スペイン語:Centro de Investigación y Seguridad Nacional)の略語であるCISEN。メキシコの情報機関メキシコの内務省(SEGOB)に属しており、メキシコシティ郊外に本部があって、各州に事務所があります。
要員は2700人で、予算は9070万ドルで、情報収集やテロ対策を行うほか、世論調査も行うそう。国内ではサパティスタ民族解放軍や革命人民軍、近年凶悪化している麻薬カルテル等をターゲットとしていて、中央情報局やイスラエル諜報特務庁の組織を参考に作られているという。
Netflix 「ナルコス: メキシコ編」などに登場しています。
㊹ MIVD/軍情報保安局(オランダ)
オランダ軍の情報機関として、存在していたMIVD(Militaire Inlichtingen- en Veiligheidsdienst)。 冷戦中、オランダ軍情報部は他の諸国と同様、東側諸国の軍事情報の収集と、基地警備、自軍内へのスパイの工作阻止を任務としていました。
オランダのシギント能力はなかなかに高く、中東方面において、とくにエジプト軍の通信を傍受、解読してイスラエルに提供しており、オランダ駐在の大使館の外交通信の傍受も盛んに行っていたそう。
㊺ NIS/ノルウェー情報部(ノルウェー)
NISは、ノルウェー情報部(Norwegian Intelligence Service (略:NIS)もしくは(Etterretningstjenesten (E-tjenesten))は、ノルウェー国防省管轄の諜報機関です。危険地帯での情報収集や重要人物の監視などを任務としています。
第二次世界大戦時代よりアメリカのCIAやイギリスのMI6とは協力関係にあり、ステイ・ビハインド作戦を実行していたそうです。NIS内には「E14」という海外での秘密任務を中心に活動する部隊が存在し、敵対勢力が占拠していたアフガニスタン、イラクに潜入しHUMINTで情報を集めました。
ノルウェー秘密国家警察が加担していた実話を描く「ホロコーストの罪人(原題:Betrayed)」(2021年)にもちょっとだけ登場しています。
㊻ KCIA/ 大韓民国中央情報局(韓国)
アジアで最もエリートな諜報機関の1つと見なされている大韓民国中央情報部(Korean Central Intelligence Agency/略:KCIA) 。朴正煕時代の韓国の情報機関であるKCIAは、大韓民国国軍の諜報機関である対敵諜報部隊(Counter Intelligence Corps、CIC)のメンバーを中心に設立されていました。
組織・職員・予算は非公開とされ、職員は公募でなく生え抜きの軍人から約10万人が選抜され、主要な任務は北朝鮮に対する諜報活動及び工作員の摘発でありました。
映画『KCIA 南山の部長たち』(2021年)にも出てきています。
㊼ MIT/国家情報機構(トルコ)
トルコ共和国の諜報機関・保安機関であるMIT (トルコ語:Milli İstihbarat Teşkilatı, MİT(略称MIT))(英:National Intelligence Organization)。
1925年後半、オスマン帝国の将軍で、トルコ共和国の元帥、初代大統領(在任1923年10月29日 – 1938年11月10日)であり、スルタン制を廃止、共和国を樹立。トルコの近代化を推進し、議会から「父なるトルコ人」を意味する「アタテュルク」の称号を贈られたケマル・アタテュルクは、近代的な情報機関の創設を指示。
これを受けて、1926年に当時の参謀総長フェヴズィ・チャクマク元帥の命令によって、近代トルコ最初の情報機関、国家保安勤務局(Milli Emniyet Hizmeti Riyaseti;略称MAH)が創設。1927年1月5日、MAHは、内務省傘下機関とされ、1965年7月22日、MAHに基づき、首相直属の国家情報機構が設立されました。
㊽ NGA/アメリカ国家地理空間情報局(アメリカ)
アメリカ合衆国の国防総省外局かつ国家情報機関のひとつであるアメリカ国家地理空間情報局(英:National Geospatial-Intelligence Agency)であるNGA。
アメリカ政府の各部局に対して、主に安全保障上の要請から地理空間情報(GEOINT=geospatial intelligence)の提供を目的とし、必要とされる地理情報や地図・空中写真・衛星写真などの収集と分析および提供を担い、国家安全保障上に必要とされる地理情報システムの標準化に対する支援も行っている機関です。(2004年に改称するまで、旧称は国家画像地図局(National Imagery and Mapping Agency, NIMA)でした。)
Home | National Geospatial-Intelligence Agency
㊾ DIA/国防情報局(アメリカ)
アメリカ国防総省の諜報機関であるアメリカ国防情報局(英: Defense Intelligence Agency)であるDIA。1961年に、軍事情報を専門に収集、調整する機関としてロバート・マクナマラ国防長官が設置しました。DIA長官は、国防総省の意思決定に参加し、統合参謀本部の偵察作戦支援を担当する幕僚(J-2)でもあります。
まさにこのDIAを舞台にして描かれたミリタリー・ドラマ『ザ・ブレイブ:エリート特殊部隊』(2017年)は、アメリカ国防情報局(D.I.A.)からの協力を得て制作された初めてのされたミリタリー・ドラマです。
㊿ NIS/ギリシア国家情報庁(ギリシア)
あるいはEYP/国家情報庁(Εθνική Υπηρεσία Πληροφοριώ)(ギリシャで(ΕΥΠ)
ギリシア国家情報庁(ギリシア語: Εθνικής Υπηρεσίας Πληροφοριών)略称ΕΥΠ)(英:National Intelligence Service)略称NISは、ギリシア共和国の諜報機関・保安機関の事です。National Intelligence Serviceというと、他の国にもあったりするのですが・・・。
国家情報庁の前身は、1953年に設置された中央情報庁(ΚΥΠ、CIS)です。
1986年、前身の中央情報庁は、文民官庁の国家情報庁に改称されました。任務は、国家の安全に係わる諜報情報の収集、処理、配布であり、業務内容は大統領令により規制されるそう。
他にもたまにドラマに登場する略称がまだまだ沢山♡
★OPR/司法業務査察室(アメリカ)
(Office of Professional Responsibility)
OPRですが、司法業務査察室(Office of Professional Responsibility)の略で、FBIと同じように司法省(DOJ)の組織に属しています。そしてOPRは、 FBIを含んだすべての司法局内の不正捜査を行う機関でもあります。
このOPRは、
ドラマ「ホワイトカラー」
「FBI:インターナショナル」
「クリミナル・マインド13 FBI行動分析課」
「ブラインドスポット」
「ビリオンズ」シーズン2
「POWER/パワー」
「CITY ON A HILL/罪におぼれた街」
などに登場しています。
Office of Professional Responsibility | Department of Justice
★MPD/マイアミ市警察(アメリカ)
(Miami Police Departmentの略称)
アメリカ合衆国フロリダ州マイアミに本部を置く、アメリカ合衆国の警察であるマイアミ市警察(Miami Police Department)略称MPD。
1896年にフロリダ州マイアミ市に警察組織として誕生し、管轄区域はマイアミ市のみであるが、マイアミ・デイド郡を管轄するマイアミ・デイド郡警察とは協力関係にあるそうです。
「デクスター 警察官は殺人鬼」
「マイアミクライシス」
「バッドボーイズ」
「FBI失踪者を追え」『特捜刑事マイアミ・バイス』『CSI:マイアミ』などに登場しています。
★TMU/脅威管理ユニット
(Threat Management Unit)LAPDのユニット
ロサンゼルス警察の脅威管理ユニットTMU(Threat Management Unit)。ロサンゼルス警察(LAPD)のユニットであるTUMは、予防に重点を置いた暴力の可能性や、リスク要因、エスカレーションのパターンを特定し、暴力を抑制または防止する環境を構築します。
提供されるサービスは、テロ、校内暴力、性犯罪、ストーキング、サイバー犯罪(サイバーストーキング)、家庭内暴力、放火、妨害、伝達された脅威、内部者の脅威、攻撃前の行動など、幅広いトピックをカバーしています。
★MEU/メンタル評価ユニット
(Mental Evaluation Unit)
What does MEU do? What is SMART? SLO? CAMP? TMU? Triage desk? Do officers get any training on how to respond to calls involving a person with a mental illness? This 8-minute LAPD MEU Tour Video explains:https://t.co/L5MZeP8bhG @LizR44785776 @LAPDHQ @LAPDBBixler @LACDMH
— LAPD Mental Evaluation Unit (@LAPDMEU) November 8, 2021
精神評価ユニット (MEU) は、ロサンゼルス市警察( LAPD)の警察危機介入チームであり、精神疾患の疑いのある人々と協力しています。ロサンゼルス市警は、制服を着た現場職員がメンタルヘルス危機の問題に対処できるよう、40 年以上にわたり MEU を導入してきました。
1993 年 1 月、ロサンゼルス郡精神衛生局と LAPD は、SMART のスタッフに人員とリソースを投入することで MEU を強化しました。共同で配備された現場対応部隊は、1993 年の最初の精神疾患プロジェクトの基礎を形成しました。
★TAU/脅威評価ユニット
(Threat Assessment Unit )LAPDのユニット
ロサンゼルス警察の脅威管理ユニットTMU(Threat Management Unit)。ロサンゼルス警察(LAPD)のユニットであるTUMは、予防に重点を置いた暴力の可能性や、リスク要因、エスカレーションのパターンを特定し、暴力を抑制または防止する環境を構築します。
提供されるサービスは、テロ、校内暴力、性犯罪、ストーキング、サイバー犯罪(サイバーストーキング)、家庭内暴力、放火、妨害、伝達された脅威、内部者の脅威、攻撃前の行動など、幅広いトピックをカバーしています。
★SMART/メンタルアセスメント対応チーム
(Systemwide Mental Assessment Response Team)
『STALKER:ストーカー犯罪特捜班』などをご覧になるとお分かりになりますが、彼らの仕事は、犯罪および潜在的な分析して、リスク予防&対処&制御する役割を担っています。『YOU ー君がすべてー』などにも登場します。
リスクの要因を探り、パターン化などを特定しテロ、学校暴力、性犯罪、ストーキング、サイバー犯罪(サイバー・ストーカー)、家庭内暴力、放火、破壊措置などなどを防いだり、守ったり、事件となったケースを調べたりなどの仕事を行っています・
★HPD/ホノルル警察
(Honolulu’s Police Department)
「Hawaii5-0」や「私立探偵マグナム」に出てくるこのHPDも海外ドラマファンならばきっとご存じですよね。
HPDにはミュージアムもあって・・・訪れた際には必見ですよ。
『パーフェクト・ゲッタウェイ』「NCIS: ハワイ」などにも登場します。
この投稿をInstagramで見る
★SVU/性犯罪特捜班
(Special Victims Unit)
『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』(原題:Law & Order: Special Victims Unit、略称SVU)のタイトルにもなっているSVU。
ニューヨーク市警察性犯罪特捜班として実在するユニットです。
★CSS/中央保安部(Central Security Service)
アメリカ国家安全保障局(National Security Agency:NSA)は、アメリカ国防総省の情報機関です。1949年5月20日に「軍保安局」(Armed Forces Security Agency、AFSA)として設立されました。CSSは、1972年の大統領令によって設立された、NSAと共にアメリカ国防総省のもとで国家情報活動の統合を行なう国家機関です。
アメリカ陸軍情報保全コマンド、海軍保安部、空軍情報・監視・偵察局、アメリカ海兵隊、アメリカ沿岸警備隊とNSAが一体となって共同作戦を展開し、その長はNSA長官が兼務しているそう。
映画『シチズンフォー スノーデンの暴露』『FBI:特別捜査班』『サバイバー: 宿命の大統領』『CHUCK/チャック』『HAWAII FIVE-O Season7』『エネミーオブUSA』『エシュロン -対NSA網侵入作戦-』『極秘部隊シャドウ・ウルフ』などに登場します。
★RCMP/王立カナダ騎馬警察または王立カナダ国家憲兵
(Royal Canadian Mounted Police)(フランス語: Gendarmerie royale du Canada、仏語略称GRC)
王立カナダ騎馬警察または王立カナダ国家憲兵(English: Royal Canadian Mounted Police, 略称RCMP、French: Gendarmerie royale du Canada, 略称GRC、以下 RCMP と呼ぶ)はカナダ連邦政府の国家警察・連邦警察です。自動車が発明される前の時代から存在し、馬による移動・巡回をしていたために「騎馬警察」の名があるそうです。
『北西騎馬警官隊』『騎馬警官』などに登場します。
★Vice squad/(売春・麻薬などを取り締まる警察の)風俗取締班
ちなみに・・最後に1つだけ・・・NBC制作の1984年から1989年までアメリカで放映され大ヒットした刑事ドラマ『特捜刑事マイアミ・バイス』(原題:Miami Vice)。その現代のタイトルにもなっているマイアミ・バイス(Miami Vice)のViceとは・・・
「vice」とは、「悪徳、悪習、悪癖」という意味があります。『マイアミ警察特捜課』のドラマである通称マイアミ・バイス)は、
麻薬密売や売春などの悪を取り締まっているため、正直日本語のタイトルとしては、風紀取締特別班という意味の方が正しいのかもしれませんね。
海外の作品では日本語のタイトルがちょっと不思議なものも沢山あるので、英語の意味を理解しつつ海外映画や海外ドラマをご覧になるのも楽しいかもしれません。
世界各国の様々な機関、いくつご存知でしたか?
海外映画や海外ドラマによく登場する組織や名称だけが登場するなんて機関をご紹介しましたが、お聞きになったことがあるものばかりだったのではないでしょうか?
FBIやCIA、NCISなどドラマや映画のタイトルになっているものもありますものね。
よくドラマや映画では聞いたり、その機関を舞台にしてストーリーが進んでいるものも沢山ありますから、どんな機関なのか正式名を知っているともっと映画やドラマが面白くなること間違えありませんね。
これもよく出るよ~なんて機関がありましたら、ぜひ追加したいので教えてくださいませね。参考になったなら幸いです。
正直まだまだ詳細が分からないものもあり、完成!!とは言えませんが、もっとお勉強してこの先詳細を載せていきたいと思っています。未熟者ですので、読みにくい?点もあるかもしれませんがご了承くださいませ。
最後までご覧くださりありがとうございました。
コメント