【警視庁・捜査一課長2020】9話の視聴率とネタバレ!視聴者はマイ雑巾に納得できた?

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【警視庁・捜査一課長2020】9話の視聴率とネタバレ!

画像出典元:テレビ朝日公式サイト

ドラマ【警視庁・捜査一課長2020】9話は、「埋蔵金」と聞こえたのは「マイ雑巾」だったという、想像の斜め上展開でした。社長が裏金で社員たちの過去の尻拭いをしていたー。さらに犯人は借金があるから経理部長を殺害ー。視聴者がストーリーをまともに追おうとすると、少々付いて行き難い、納得できない展開だったかもしれません。

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目次

【警視庁・捜査一課長2020】9話の視聴率は横ばい

「警視庁・捜査一課長」第9話の世帯平均視聴率は12.5%でした。

これまでは初回13.3%、第2話13.8%、第3話13.9%、第4話14.5%、第5話14.2%、第6話13.7%、第7話14.3%、第8話12.6%となっています。前回と今回はほぼ横ばいで2ケタ台をキープしています。

【警視庁・捜査一課長2020】9話のあらすじ

「自分で墓穴を掘った遺体が見つかった」という知らせが大岩一課長()に入った。臨場すると、被害者は会社の庭に掘られた穴の中に倒れ込んでおり、流血して死んでいた。この会社は雑貨を扱う通信販売の会社で、被害者は経理部長の唐沢民矢(小松利昌)だった。

アルミケースが現場に残され、そこに1万円札が1枚だけ引っかかっていたことから、おそらく被害者は埋まっていた現金の入ったアルミケースを掘り出した直後に、殺害されたと思われた。ケースにあった現金も奪われたと推測された。

事件発生時刻は朝の5時。しかしその会社ではそんな時刻にも、5人が社内にいた。5人とは社長の倉前風吹(森尾由美)と、販売部長の小堺保(前野朋哉)、商品開発課長の足利玉美(黒沢あすか)、商品管理の新島朱音(小西桜子)、仕入れ担当の蜷川義和(藤田富)である。

社長の倉前風吹はその時間に掃除をしていた。また会社の敷地は川に面していることもあり、部外者は出入りできないし、防犯カメラの映像からも、当時、出入りした人物はおらず、犯人はkの5人以外に考えられない状況であった。小山田大介(金田明夫)管理官らは、奪われたはずの金を社内くまなく捜索したが、見つからず、一方で、被害者の唐沢が「うちの会社には埋蔵金がある」と話していたという情報があった。

【警視庁・捜査一課長2020】9話のネタバレ、恐怖の味噌汁がヒント!

自分で墓穴を掘る?

「一課長大岩。何?自分で墓穴を掘ったご遺体? 分かった、すぐ臨場する。」

自分で墓穴を掘ったわけではありません。被害者の唐沢民矢(小松利昌)は、大金が入っていると思っていたアルミケースを、庭で掘り出した直後に殺害されたのでした。

犯人は、会社の敷地内に居た5人のうち誰かと限定されたのですが、結局・・・

ネタバレ:犯人は ⇒ 小堺保(前野朋哉)

犯人は、怪しい様子の社長、倉前風吹(森尾由美)ではありませんでした。倉前風吹は「私の宝物は埋蔵金」と言っていたという噂でしたが、それは聞き違い。

他の社員たちは皆同じように、怪しいと言えば怪しい人たちーー。しかし、結果は今も借金を抱えているという、小堺保(前野朋哉)の犯行でした。小堺の動機は最後の説明だけでしたが。

早朝なのに、何故かそこにいる社員たち

現場のようすから、被害者はアルミケースを庭から掘り出した直後に殺され、しかもケース内の現金は奪われたと考えられた。そこに凶器らしい石が落ちていた。

しかし、その石はなんとも小さかった。大福()がじっと見つめる。これで人を殺せるのか。大福はイメージで石を投げてみるが・・。しかも石は濡れている。なぜ?

通信販売で雑貨を扱うザッカリータ。その社長が言うには、社員たちは時間にとらわれず自由に働いている。(なぜ??)

なので、事件が起きた朝の5時過ぎに、社長は掃除をしており、

販売部長の小堺保(前野朋哉)
商品開発課長の足利玉美(黒沢あすか)
商品管理の新島朱音(小西桜子)
仕入れ担当の蜷川義和(藤田富)

という4人が社内にて、何らかの作業をしていた。

埋蔵金があるのか?

若い女性社員、新島朱音が第一発見者だった。裏手に川が流れていたので、敷地への出入りは不可能。他の場所には防犯カメラが設置され、出入りした人物が居ないことが分かった。つまりこの時に敷地内にいた「社長を含めた5人の中に犯人がいる」可能性が高い。

犯人は現金を盗んで、どこかに隠したはずだが、見つからなかった。

ところで殺された被害者の唐沢は、「うちの会社には埋蔵金がある」と話していたことが分かる。社長が唐沢に「私の宝物は埋蔵金」と言っていたのを聞いた社員もいた。つまり埋蔵金があるのか? 社長はその件を隠しているのか?

ワケありの社員たち・・

この会社に3か月前に税務調査が入って調査していた。疑念を持たれた理由は、取引のない会社に振り込みをした形跡があったから。振込先の企業を調べると、じつはザッカリータの従業員と何らかの関係のある会社ばかりだった。

そもそも4人の社員たちは、過去にその会社でクビになったり問題を起こしたり、皆がワケあり社員だった。社長は、彼らのおかげで被害を受けた会社やお店などに見舞金を振り込みしていた。(なぜ??)

そのお金のことで、殺された唐沢と倉前社長が争いになり、結果、唐沢が殺害されたのではないか捜査陣は推察するが、倉前社長はまったく否定する。

埋蔵金=マイ雑巾ってそれ、恐怖の味噌汁

大福(斉藤由貴)は、笹川刑事部長から大福のおみやげをもらい、頬張る。大福を食べながら、あの凶器の小さい石は「何かに包まれていたんじゃないか? それは雑巾ではないか」と考え出す。

https://twitter.com/28shojo/status/1278972754939633665

大岩が家に帰ると恐怖の味噌汁(今日、麸の味噌汁)を出される。掃除で使うものと言ったら雑巾だ。ギナタ読みみたいなもの。これがヒント?

雑巾なら隠さなくていいのに、社長が隠したのは、凶器に雑巾が関わっているからではないかーー。

社長がインタビューを受けたある雑誌によると、倉前社長が大切にしている三種の神器の一つ、雑巾は今ある新しい雑巾でなく、年季の入ったヨレヨレの雑巾が写っていた。倉前社長は雑巾を大切にしており「私の宝物はマイ雑巾」と言ったのだった。

社長が言うには、唐沢とお金を埋めたことは事実だか、アルミケースにはお金は入っておらず、すでに使い切っていた。お金が必要だった。社員たちが迷惑をかけた相手に見舞金を渡すためには、不正経理をしてでも公にできないお金を確保する必要があった。

しかし唐沢は、会社の経営状態が傾いていることを知って、お金を掘り出して自分だけ逃げようとしていた。←だから殺したのか? 違うという社長。あの大切な雑巾を、人を殺すためになど、使わない!

祖母の優しさが出発点・・

なぜ社長が雑巾を大切にしているかと言うと、雑巾は祖母との貴重な思い出だった。雑貨屋になるきっかけも祖母の店だった。

倉前社長は、両親でなく祖母に大切に育てられていたが、高校生くらいのときにはグレていた。ある日、土足で祖母の家に上がり込み、お金を取ろうとした。

しかし祖母はその姿に気づき、社長を責めるでもなく泣きながら雑巾で土足の汚れを拭いた。「ここからやり直せるんだよ」

祖母の姿に改心した倉前風吹(森尾由美)は、後に自らも雑貨の会社を起こし、ワケありの社員たちを雇って、尻拭いの振込などをおこなってきた。しかし、その雑巾で犯人は石を包んで、凶器としたのだった。

第一発見者の新島は、雑巾を発見した時に社長が犯人だと思いこんで、思わずその雑巾を塀越しに川に投げて隠そうとした。社長に守ってもらったから、咄嗟に庇いたいと思った。

「雑巾、必ず探し出しますから」

雑巾探し、見つけるのはやはり、山さん!

捜査員が集まって、川が東京湾に注ぐ長い距離を覚悟して「雑巾探し」を決行。そして何時も通り(?)発見したのは、見つけの山さん。

鑑定の結果、雑巾には小堺保(前野朋哉)のDNAが発見された。小堺はたまたま被害者の唐沢が「この会社は長くないし、庭に埋めた埋蔵金を山分けしよう」と言っている話を聞いてしまった。

借金を抱えていた小堺は、自分は借金に苦しんでいるのにそんなことは許せないと思い、庭を掘っている唐沢を後ろから襲った。社長の雑巾で石をくるみ、殴って殺した。

しかしお金はなかった。。。「悪いのは社長や唐沢です」小堺

大岩は小堺に、社長が小堺の怪我させた相手に見舞金を振り込んでいたことを話す。皆と話すことをすっかり忘れていたという社長。スカイプのようなアプリを活用することもアドバイス。「私、付いていきますよ」「恩返しさせてください」

【警視庁・捜査一課長2020】9話の辛口感想

大岩一課長が家に帰ったひとときに、与えられる恒例のヒントが「恐怖の味噌汁」でした(笑)。今日の献立に「麸の味噌汁」を敢えて言うか少々疑問ながら、聞き間違えることはあるということでーー。

ちなみに【警視庁・捜査一課長2020】については、これはもはやコミックだ、小学生でも突っ込める等の声を見かけます。批判というよりノリツッコミというか、一緒になって楽しもうという一課長ファンならではの現象でしょうか。

いずれ、味噌汁がヒントとなって「埋蔵金」=「マイ雑巾」。「埋蔵金」と言っていたのはじつは社長が長年愛用してきた「マイ雑巾」だった・・とは、どうでしょう。視聴者は、なるほど〜と納得したか、いやいやちょっと無理があると苦笑したか。正直、後者も多いかもしれません。それでこそ、このドラマらしいのですがーー。

ただ、他にも気になるのは、犯人に伏線もなく唐突の「解明」だったこと。もう一つは、美談のように裏金で社員たちの尻拭いをしていたやり方もグレー。かつ社員たちが淀んでいて恩知らずの空気だったことです。ただし最後には、いい感じにまとまりました。

【警視庁・捜査一課長2020】9話のまとめ

撮影にまだ制限があるのか、捜査会議が大会議室で行われず、代わりに事件現場の一室で捜査一課長が「ホシを上げる!」と宣言したのでした。

さらに恒例の笹川刑事部長が登場して、付けていたマスクが小さくてーー。これは確信犯的にアベノマスクを連想させるのか、という印象でした。これらもリアルタイムで2020年に起きている現実を反映している、まさに「捜査一課長2020」なのでしょう。

特別バージョンも終わり、7月期に入り、安定感はずっと維持している【警視庁・捜査一課長2020】9話でした。

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