【警視庁・捜査一課長2020】13話のネタバレ!遺体を見たらまずは通報しようヨ!

【警視庁・捜査一課長2020】13話

画像出典元:テレビ朝日公式サイト

ドラマ【警視庁・捜査一課長2020】13話は、殺人現場から「シンデレラ」が逃げた事件のようで、実際は犯人が巧妙な罠を仕組んでいました。しかし罠に嵌められそうになった女性が、遺体の横たわる現場を見てふつうに通報していたら話は単純だったはず。ふつうに進まないから「捜査一課長」なんですがーー。

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【警視庁・捜査一課長2020】13話の視聴率

警視庁・捜査一課長」第13話の世帯平均視聴率は12.3%でした。

これまでは初回13.3%、第2話13.8%、第3話13.9%、第4話14.5%、第5話14.2%、第6話13.7%、第7話14.3%、第8話12.6%、9話12.5%、10話12.9%、11話13.2%、12話12.4%でした。

今回、やや下降ながらほぼ横ばいで、13話連続2ケタ台をキープしています。

【警視庁・捜査一課長2020】13話のあらすじ

IT企業の広報部長である姉崎育代(馬渕英里何)が、ホテル非常階段の踊り場で転落し、遺体となって発見された。捜査一課長大岩らが駆けつけると、姉崎育代は胸に「起業のシンデレラ」と書かれた記章をつけ、ドレス姿で倒れていた。
前夜には、ホテルでは社長の大路白馬(村上新悟)の主催による「起業のシンデレラ」という女性社員対象のプレゼン大会が開かれた。そこで育代は優勝し、賞金3000万円と設立される新会社の社長就任が決まったばかりであった。

奇妙なことに、現場の階段近くの地上にハイヒールが1足落ちており、その片方がマンホールの穴に突き刺さっていた。おそらく犯人は、ハイヒールが嵌ってしまい、ハイヒールは諦めて階段を上って育代を突き落としたと想像される。裸足で逃げたのだろう。

社長秘書の茄田志亜子(大村彩子)に話を聞くと、そのイベントに一人欠席した人がいた。下請けの町工場に出向中だった元研究員の灰川由衣(小林涼子)である。当日、急用で参加できないという連絡が入っていた。その由衣のプレゼン予定は「空飛ぶゲタ」、すなわちジェットエンジンで飛行する履物という構想であった。

大福こと平井真琴(斉藤由貴)は、志亜子が由衣に疑惑を向けようとしている気配を感じた。しかし遺留品のハイヒールと同じ靴を準備して関係者の皆に履いてもらうと、サイズが合ったのは志亜子しかいないのだった。

【警視庁・捜査一課長2020】13話のネタバレ、ハイヒールは25センチ

ネタバレ、犯人は珍しく(?)「怪しい人」だった

「何? 殺人現場からシンデレラが逃げた? 分かった。すぐ臨場する」

シンデレラが逃げたのではありません。被害者の姉崎育代(馬渕英里何)を階段から突き落として殺したのは、イベントを主催した側の秘書だった。

ネタバレ:犯人は ⇒ 社長秘書の茄田志亜子(大村彩子)

今回いつもと違うのは、いかにも怪しい様子を見せる秘書の茄田が、ズバリ犯人だったこと。状況的に怪しい面も見えた灰川由衣(小林涼子)は、途中の言動には理解し難い部分もあったけれど、仕事に熱心で夢を抱く優れた女性なのだった。

大路白馬(村上新悟)社長は、感じ悪いだけで、犯行には関わっていなかった。

ハイヒールのサイズが微妙

現場に残されたハイヒールのサイズは25センチで、2年前に発売されたもの。プレゼン大会の写真に映っている人たちはそのハイヒールを履いていないので、参加者以外のだれかのものだろう。社長と秘書は、プレゼン大会のあとは2時までラウンジにいた(二人はアリバイ成立?)。

秘書の茄田が持ってきたリストに、当日欠席した人物が一人いた。灰川由衣(小林涼子)だった。灰川由衣(はい、可愛い!)は、現在は出向中で、かつては美しすぎる技術者とか絶賛されていたが、論文の疑惑問題が週刊誌に取り上げられ、いまは出向先で仕事をしている。当時、姉崎には厳しく指導されていた。茄田が言うには、由衣が欠席したのは、姉崎に会いたくなかったのかもーー。

現場のと同じサイズのハイヒールが持ち込まれ、茄田はサイズを聞かれると25センチと答えたが、そのハイヒールを見てギョッとした表情。履いてみると客観的にはピッタリ。本人はキツくて歩けないと言う。他のメンバーはサイズが合わない。しかし大福には、社長と茄田が疑いを灰川に向けているように見える。

灰川由衣の出向先(塚井という社長の会社)に行くと、由衣は当日、電話会議のためイベント参加をキャンセルして仕事に専念していた。それを証明できる人はと聞くとマホ(菅野莉央)さん(亡くなった社長の娘)がいたと言う。由衣がここで働き始めてすぐ、社長は心不全で亡くなった。「マホさんにとって私は疫病神」と由衣は言う。山さんもやってきて、姉崎さんが当日の夜11:30に由衣とスマホで話しているというが由衣は否定。スマホは無くしたという。社長の下駄が飾ってあり、触ろうとすると由衣は怒る。

由衣にハイヒールを試してもらうと、足のサイズは23センチ。大きくてブカブカだった。大福と山さんは帰り際にマホに気づき、マホからも由衣が11:30くらいまではオンライン会議をしており、その後出かけたかも知れないという証言を得る。一方で当日のその時間、黒ずくめの衣装でタクシーで該当区間を乗った女性客がいたことが判明。ドラレコの映像によるとその女性は、ハイヒールが歩きにくそうだった。

いきなりの自首は、マホさんを庇って?

いきなり由衣が自首してきた。タクシーに乗っていったのは自分だというのだが、ハイヒールが大きくなっていたのは驚いたと・・←そんなわけないでしょ、と一喝される。そこにハイヒールを履いた大福が現れる。大福は店で購入のさい、店員さんが言うには2年前にも迷ってから2足、サイズ23と25を2足購入した客がいたとのこと。娘のためと、新しく来る社員さんのためとのことだった。由衣は当時、迎えられて心新たに社長のために頑張った。

塚井社長はしかし本社からの理不尽な要求に一人で答えようとして、体を壊して亡くなった。遺品から「空飛ぶ下駄」の構想を発見し、マホとふたりで、何時か実現させようと誓った。大岩は大路白馬社長に、「従業員全員の人生にまで責任を持つべきではありませんか、灰川さんがプレゼン大会に出ようとしたのは、賞金のためでなく、墓前で謝罪してほしいとあなたに頼むためだったのではないか」と諭すが、「まさか、そんなことをして彼女に何の得があるというのか」と流す。

全員で再度ドラレコを探し回る。「あった〜」。由衣の車も発見され、ドラレコを調べると夜11時に品川を出て、銀座に11:30に着。由衣は姉崎の電話を不審に思ってわざと「まだ品川にいる」と答えて電話を切ったあと、倒れている姉崎を見てこれは罠だと思った。「30分後に着く自分に、誰かが罠をかけようとしている」とマホに伝えると、マホが「ならば罠にハマってみる」と言う。マホがタクシーに乗り、25センチのハイヒールで現れ、ヒールがマンホールに刺さった。

姉崎さんの殺害後、まだ彼女が生きていると思わせるために姉崎になりすまし、死亡推定時刻を遅らせたのは茄田だった。深夜2時にホテルのラウンジをでて部屋に帰る途中に、姉崎のスマホを植え込みに隠す茄田の姿がドラレに映っていた。

茄田は、姉崎に自分のスマホを録音状態にした状態で、由衣へのメッセージを喋らせ、姉先が喋り終えると、突き飛ばした。その後社長とラウンジに居て、抜け出して11:30に姉崎のスマホを使って由衣に電話していた。姉崎が自分を脅かす人はなりふり構わず足を引っ張るので、茄田も限界だったという。

【警視庁・捜査一課長2020】13話の感想

塚井マホ(つかいまほ)・・魔法使い。姉崎育代・・姉は先に行くよ。大路白馬・・白馬の王子さま?。灰川由衣・・・はい、可愛い!とか、もう名前が可笑しくてそっちに目が行きます。地下駐車場で笹川刑事部長と白馬理事官が現れる企画とか、お約束の「山さん、大福の勘は特別だ」とか、そんなこんなが盛りだくさんで、やっぱり笑って楽しむ「捜査一課長」でした。

「シンデレラが逃げた?」が誇張なのは今さらながら、要は被害者のそばにハイヒールが落ちていたという展開。23センチと25センチという2種のハイヒールが、事件解明の鍵でした。罠に嵌めたつもりの犯人が、自分とぴったりのハイヒールを出されて慌てたのも、前半のパンチの効いた場面だったでしょう。

しかし、今回の構成にストレートに突っ込むなら、灰川由衣(小林涼子)さんは何故、ご遺体を見かけたのにまずは通報しなかったのでしょう? マホさんも何故、わざわざ罠にハマったふりをしたのでしょう? 二人とも、もっと警察を信頼しても良いのでは? さらに、殺害して涼しい顔をしていた犯人・茄田の殺害動機もあまりに弱すぎました。

ーーと、あんまり言うとドラマにならないし、面白いからいいじゃない?なんですが、ちょっと無茶苦茶な展開だった気もします。

【警視庁・捜査一課長2020】13話のまとめ

13話は前回に引き続き、犯人が、他の者の犯行と思われるように巧妙に仕向けての殺人でした。そして本筋でないけれど、笹川部長パートがいよいよ際立ってきているようです。本田博太郎さんが楽しみ!という視聴者も多い様子。予告で、びしょ濡れの笹川部長がすでに話題となっています。

捜査一課長13

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