【ほん怖2020/腕をちょうだい】ネタバレと感想!女の戦いは怖くて後味が悪い!
【ほん怖2020/腕をちょうだい】ネタバレと感想!女の戦いは怖くて後味が悪い!
急な事情により桐谷美玲さん主演【腕をちょうだい】の放送が決定しました。
桐谷美玲さんVS菜々緒さんの女の戦いと後味の悪さは心霊よりも怖いかもしれません。
今回の記事では【ほん怖2020/腕をちょうだい】のネタバレと感想をお伝えします。
【ほん怖2020/腕をちょうだい】のネタバレ
女の嫉妬
主人公の滝本理沙(桐谷美玲)は入社4年目で大きなプロジェクトチーフを任され、公私共に充実していた。
後輩とブレゼンの後片付けをしていたら飾られていた絵の額縁が落下、理沙は飛び散ったガラスで右腕を擦りむいてしまう。
そんな理沙に同期の中川雅美(菜々緒)が「早く片付けてくんない、次使うから」とせかしてくる。
雅美は同じ大学に通っており仲が良かった。だが、仕事が順調、さらに思いを寄せていた仕事先のイケメン吉岡を理沙に取られたと思って嫉妬、彼女にきつく当たるようになってしまったのだ。
金縛り
ある夜、理沙が眠っていると金縛りにあい動けなくなってしまう。そして、何者かに右腕を掴まれる感覚に襲われる。
翌日の仕事、昨晩の金縛りのせいかぼーとしてしまう理沙。そんな理沙に雅海が嫌味を言ってくる。
その後も金縛りは続き、右腕を引っ張る手もはっきりと見えてきた。
ある日、理沙は雅美を呼び出し「吉岡さんとは何も無いから」と伝える。
だが、雅美の癪に障ったようで「嫉妬してるとでも言いたいわけ?」言い返されてしまう。さらに雅美は「あんたの今のプロジェクトは相談されて私が出した案をそのまま使っている」と指摘する。
雅美「昔からいいところだけを独り占め。」
「あんたみたいな人間が一番嫌いなんだよね。」
雅美はそう吐き捨てて出て行ってしまう。
理沙はショックを受けて、帰宅後に部屋にあった雅美との写真を外してしまう。
腕をちょうだい
その夜も理沙は金縛りにあう。「雅美なんでしょ。」右腕を掴む女に雅美の影を重ねる。女は語りかける。
「右腕ちょうだい…誰でもいいの…右腕…ちょうだい。」
理沙は雅美ではないと気づいたが、ある言葉を口にしてしまう。
翌日、会社で雅美が階段から落ちて右腕を骨折してしまう。
理沙「どうしよう、どうしよう、どうしよう…」
その場にうな垂れる理沙。
後悔と前に進む為に
理沙は後輩に起きたことを全て打ち明ける。そして、会社があるビルに関する変な噂を聞かされる。
- ビルでは昔、凄惨な事件が起きて女性が犠牲になった
- 損傷が激しく右腕だけが見つかっていない
- 今でも彼女は右腕を探して彷徨っている
あの霊と特徴が一致していた。理沙は金縛りにあった際に「雅美の…右腕あげる!!」と口にしてしまっていた。
「やっぱり、私のせいだ」と理沙は後悔し自分を責めてしまう。
後輩は「そんな気持ちは誰でもありますよ。大した怪我ではないですし、しっかりしてください」と励ます。
理沙は花束を持って雅美のお見舞いに行く。あの霊がきっかけとなりもう一度、雅美と向き合うことを決めるのだった。
【ほん怖2020/腕をちょうだい】の感想とまとめ
桐谷美玲VS菜々緒、女の戦い
【ほん怖2020/腕をちょうだい】では心霊だけではなく、桐谷美玲さんVS菜々緒さん(こちらの一方的でしたが)の女の戦いが描かれました。
- 理沙:腕を擦りむく
- 雅美:腕を骨折する
幽霊は凄惨な事件に巻き込まれた割には大したことをしていなくて、心霊的な怖さが弱かったです。腕を失うくらいの悲惨さはあるかと思っていました。
- 雅美:嫉妬して辛く当たる
- 理沙:身代わりにして後悔
あと、理沙は人のことを疑ったりと性格も悪い気がしたので、心霊的な怖さよりも女の戦いと後味の悪さからくる怖さが勝ったと感じました。
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