大河ドラマ【光る君へ】のネタバレ・あらすじを最終回まで!
吉高由里子主演、2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」のネタバレ・あらすじを最終回まで全話まとめていきます。予習・復習にどうぞ!
最終回結末は吉高由里子/まひろが源氏物語を完結させるまでを描く?
※当記事のあらすじは放送前のネタバレを含むことがあります。ご注意ください。
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【光る君へ】のネタバレ・あらすじを最終回まで
第1話「約束の月」
放送日:2024年1月7日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第1回のタイトル:「約束の月」
1000年の時を超える長編小説「源氏物語」を生み出した女流作家・紫式部の波乱の一代記。平安中期、京に生を受けた少女まひろ(落井実結子)、のちの紫式部。父・藤原為時(岸谷五朗)の政治的な立場は低く、母・ちやは(国仲涼子)とつつましい暮らしをしている。ある日まひろは、三郎(木村皐誠)という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解けあう。再び会う約束を交わす二人だったが…激動の運命が始まる。
兼家(段田安則)は娘・詮子(あきこ)(吉田羊)を入内させることに成功。道兼は為時を東宮(とうぐう)(皇太子)である師貞親王の漢文の指南をさせる。だがそれは宮中の情報を探る間者(かんじゃ *敵方の様子を探る者。スパイの意味)になるということだった。貧しい為時はその仕事を受ける。
一方、道兼(玉置玲央)は父・道兼が道隆(井浦新)ばかりを評価するため鬱屈を抱え、弟・三郎にも暴力を振るう日々。そんなある日。まひろは三郎と会う約束をしていたため急いでいたた。そのため、馬に乗っていた三郎の兄・道兼を落馬させてしまう。一緒にいた母ちはや(国仲涼子)が娘ちひろに謝らせて一件落着に思われたが…。道兼の従者がちはやを褒めたため、面白くない道兼がちはやを刺し殺す!
夜。為時は妻ちはやを病死したことにするという。ちはやは泣きわめいたが聞き入れてもらえなかった。その晩は月が出ていた。三郎は自宅で月を眺める。まひろ自宅で月をじっと見つめ手にギュッと力をこめる。(*「約束の月」のタイトル回収?)まひろという少女の激動の運命が動き出した。
第2話「めぐりあい」
放送日:1月14日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第2回のタイトル:「めぐりあい」
母の死から6年、まひろ(吉高由里子)は15歳となり成人の儀式を迎える。死因を隠した父・為時(岸谷五朗)との関係は冷めきる中、まひろは恋に悩む人々への代筆仕事に生きがいを感じている。
一方、道長(柄本佑)は藤原道長(柄本佑)は、従五位下の右兵衛権佐の地位を得て、宮仕えをしている。
姉・詮子(吉田羊)が円融天皇(坂東巳之助)との間に皇子をもうけ、道長の一家は権力を拡大していた。しかし詮子と円融天皇の関係は冷え切っている。
道長の父・兼家(段田安則)は権力をさらに強固なものにしようと、娘・詮子が産んだ皇子・懐仁親王(やすひとしんのう)を帝へと考えている。そのため詮子に、懐仁親王を人質に円融天皇を東三条殿に戻ることを提案するよう持ち掛ける。
代筆に生きがいを感じているまひろだったが、恋に悩んで依頼してきた男性を代筆した和歌が女性から突き返されてしまう。ショックを受けながらの帰り道、石ころを蹴ると男性の頭に当たる。まひろが謝ると、その男性の足には見覚えのある傷が。その男性は三郎(現在の名前は道長)だった。
三郎=道長は6年前のあの日、なぜ来なかったのか尋ねる。だが、まひろは答えたくないと告げる。三郎=道長が「お前は、いったい何者なのだ?」と聞くと、まひろは「絵師の工房で、代筆の仕事をしている」と答える。三郎は?三郎=道長は身分を隠すため一般人と同じ身なりをしていた。道長は今度、工房に行くと告げる。
円融天皇が藤原詮子のもとに帰ってきた。詮子が手紙を送り続けていたからだった。円融天皇は「そなたは国母になるやもしてない立場。そのことを忘れるでない」と告げる。詮子が東三条殿に帰ると言うと、円融天皇は「懐仁は置いていけ」と答えた。
一方、兼家は道兼(玉置玲央)の弱み(まひろの母を殺害)を持ち出して、道兼を動かし、円融天皇が退位するよう作戦を命じる。(※兼家は口封じのため従者も殺害。自らの手も汚している)
まひろは父・為時から代筆を辞めるよう叱られてしまう。まひろは外出禁止になってしまい、乙丸(矢部太郎)が見張り役に。為時は、絵師に口止めのお米を渡した。その後、道長が絵師の工房を訪ねるが、まひろのことは知らないと言われる。
2話ラスト。まひろは乙丸の目を盗んで屋敷から抜け出す。すると、慌てた男にぶつかった。そこに放免が来て、まひろのは逆方向を教える。その嘘をついた方向に道長がいた。そのため道長が逮捕される。まひろが「その人は違う」というが聞き入れてもらえず…。
第3話「謎の男」
放送日:1月21日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第3回のタイトル:「謎の男」
自分のせいで放免(*犯罪者を捕える検非違使庁の下級役人のこと)に捕らえられた道長(柄本佑)を心配するまひろ(吉高由里子)。しかし、父の為時(岸谷五朗)に謹慎を強いられたため、ただ案じることしかできない。そんな中、放免に追われていた男(毎熊克哉)がまひろの元に来て「あいつ(三郎)は無事だ。あいつとは今お前が案じている男のことさ」と伝えて去った…。
道長は父・兼家(段田安則)の指示で、家司である平惟仲(佐古井隆之)に助け出された。
一方、道兼(玉置玲央)は父・兼家の指示で女官を使って帝の食事に毒を仕込む。そして円融天皇(坂東巳之助)は急激に体が弱っていく。政権を掌握するために二の手を打ちたい兼家は、ライバルの左大臣家の動向を探るため、為時を利用してまひろを間者(かんじゃ)として送り込む。
円融天皇が体調を崩し、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)が邪気払いを行う。藤原実資(秋山竜次)は陪膳の女房たちを取り調べ、食事も検分する。しかし道兼が薬を盛っていたことは発覚しなかった。
まひろは弟の太郎(高杉真宙)に三郎を探してほしいと頼む。しかし貴族ではないとまひろから聞かされていた太郎は、三郎=道長を探しだせなかった。
一方、晴明は円融天皇に「一番重いお荷物を降ろされたら」と助言した。そのことを兼家に報告すると、兼家は「追って褒美をつかわす」と告げる。
まひろは為時に言われて左大臣家の屋敷へ行き、和歌を学ぶ集いに参加。漢字をよく知っているまひろは「偏継ぎ」(※)のゲームで他を圧倒した。帰宅したまひろは為時から「婿(むこ)をとる話」について尋ねられ、自分が間者(かんじゃ)として送り込まれたことを知る。
まひろは父・為時に「倫子(黒木華)様のお気に入りになれるよう努めます」と告げた。
ラスト。まひろは散楽に立ち寄り、そこで三郎=道長と再会する。ちなみに、散楽の女形はあの時、放免に追われていた男(毎熊克哉)だった。(つづく)
※「偏継ぎ」(へんつぎ)とは漢字の偏と旁(つくり)を使っての文字遊戯。主に女性や子供が漢字の知識を競うために行った遊び。漢字の旁 (つくり) を示して、これに種々の偏を付けた文字を次々と考えさせ、行き詰まると負けになるというルールで行われた。
第4話「五節の舞姫」
放送日:1月28日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第4回のタイトル:「五節の舞姫」
互いに身分を偽ってきたまひろ(吉高由里子)と三郎こと道長(柄本佑)だったが、まひろはついに素性を明かす。道長も真実を語ろうとするが…。その瞬間、為時の友人・藤原宣孝(佐々木蔵之介)が通りかかり、うやむやに。まひろは次の散楽の日も来たいと三郎に聞こえるよう大声で告げて、暗にその日にまた会いたいと伝えた。
その頃、円融天皇(坂東巳之助)の譲位を知った詮子(吉田羊)は挨拶のために謁見(えっけん)するが、思いもよらぬ嫌疑をかけられる。ある日、まひろは倫子(黒木華)からの依頼で、即位した花山天皇(本郷奏多)の前で五節の舞を披露する舞姫に選ばれる。そこでまひろは驚愕の真実を知ることに…
詮子(吉田羊)がかけられた、思いもよらぬ嫌疑とは…。毒を盛ったという殺人未遂の疑いだった。円融天皇(坂東巳之助)は「懐仁(やすひと)が東宮となる為に朕(ちん)は引く。されどお前のことは生涯許さぬ。二度と顔を見せるな」と詮子を叱責。何も知らなかった詮子は父・兼家(段田安則)に詰め寄るが白を切られる。だが、父の策略だったと気づいた詮子は怒り狂い、自分が懐仁を守ると息巻く。
永観二(984)年8月。円融天皇の甥・師定親王が即位して花山天皇(本郷奏多)となる。藤原為光(阪田マサノブ)の娘・忯子(井上咲楽)が入内(じゅだい:中宮・皇后となるべき人が正式に内裏にはいること)した。花山天皇に漢文を指南してていた為時(岸谷五朗)は12年ぶりに官職を得る。しかし実資(秋山竜次)は花山天皇の側近になることを辞退した。
その後、花山天皇は布や銅の値段を自ら定めると言い出す。兼家がそのような決定は世の中を乱すと関白・頼忠(橋爪淳)に進言。しかし頼忠は自分の意見は聞き入られないという。そこで、花山天皇の叔父・藤原義懐(よしちか)(高橋光臣)が帝の決定を遂行するのが関白、左大臣、右大臣の役目だと諭す。
その後、まひろは散楽がある日に三郎を探しに行くが、会えなかった…。
ラスト。舞姫に選ばれるたまひろは、踊りの最中、憎き道兼(玉置玲央)の隣りに三郎を目撃!踊り終わった後、まひろは三郎の正体が右大臣家の三男・藤原道長である…という驚愕の真実を知る。
恋愛ドラマが得意な大石静さんの脚本が冴えわたり、冒頭で三郎が正体を明かせず、すれ違い、次の散楽でも会えず、そして結果的に最悪な形でまひろが知ることになる展開。巧いです。まひろは自分が藤原のはしくれで、三郎が低い身分だろうと思っていました。それでもまひろは、身分の差があっても会いたいと思っていました。なのに、三郎が恩讐相手の弟であり、自分より上の身分の人物だとは…。これはショッキング!
そして吉高由里子さんの舞。衣装。おキレイです。藤原が多くて関係図が混乱する本作ですが、すれ違いラブストーリーな展開や衣装、美人女優たちの競演も見どころ。楽しめますね♪
第5話「告白」
放送日:2月4日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第5回のタイトル:「告白」
舞を終えたまひろ(吉高由里子)は他の姫たちの話から、道長(柄本佑)が右大臣家の子息であり、6年前に母を手にかけた道兼(玉置玲央)の弟であることを知った。まひろはショックを受けて寝込んでしまう。事態を重く見た、いと(信川清順)はおはらいを試みる。一方、まひろが倒れたことを聞いた道長(柄本佑)は、自らの身分を偽ったことを直接会って説明したいとまひろに文をしたためる。直秀(毎熊克哉)の導きでようやく再会することができたまひろと道長だったが…。
第6話「二人の才女」
放送日:2月11日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第6回のタイトル:「二人の才女」
まひろ(吉高由里子)は道長(柄本佑)と距離を取るため、間者を続けることを決断。一方、道長は道兼(玉置玲央)の口からまひろの母の事件をもみ消したのが父の兼家(段田安則)であることを聞き、一家が背負う闇の深さを感じてしまう。
そんな中、宮中で勢いを増す義懐(高橋光臣)一派に対抗するため、道長の兄の道隆(井浦新)は若い貴族たちを招いて漢詩の会を催すことに。まひろは参加を申し出る。
【出演】吉高由里子,柄本佑,黒木華,井浦新,吉田羊,玉置玲央,高杉真宙,板谷由夏,本郷奏多,ファーストサマーウイカ,町田啓太,渡辺大知,金田哲,毎熊克哉,益岡徹,高橋光臣,凰稀かなめ,矢部太郎ほか
第7話「おかしきことこそ」
放送日:2月18日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第7回のタイトル:「おかしきことこそ」
道長(柄本佑)からまひろ(吉高由里子)に文(ふみ)が届き、恋心を読んだ和歌が記されていた。『ちはやぶる神のいがきも越えぬべし大宮人の見まくほしさに』(訳:私は越えてはならない神社の垣根も踏み越えてしまいそうです。恋しいあなたにお会いしたくて)しかし、まひろは返事をすることもなく、その恋文を燃やした。
まひろは道長への思いを断ち切ろうと没頭できることを探し散楽の台本を作る。まひろの演目は辻で披露され、評判を呼び大盛況に。しかし藤原家の武者たちが辻に駆けつけて大騒動になってしまう。まひろは倫子(黒木華)たちと道長や公任(町田啓太)たちが参加するボロに似た球技・打きゅうの見物に行くが……。
【出演】吉高由里子,柄本佑,黒木華,井浦新,ユースケ・サンタマリア,玉置玲央,秋山竜次,板谷由夏,益岡徹,財前直見,町田啓太,渡辺大知,金田哲,本郷奏多,ファーストサマーウイカ,毎熊克哉,高橋光臣 ほか
第8話「招かれざる者」
放送日:2月25日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第8回のタイトル:「招かれざる者」
倫子(黒木華)たちの間では、打きゅうの話題で持ち切り。斉信(金田哲)らの心無いことばを聞いたまひろ(吉高由里子)は心中穏やかでない。そんな中、宮中で兼家(段田安則)が倒れる。安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)のおはらいが行われるが効果はなく、道長(柄本佑)ら兄弟が看病にあたる。一方、為時(岸谷五朗)を訪ねて道兼(玉置玲央)がまひろの家に突然現れる。母の敵(かたき)と対峙することになったまひろだったが…
第9話「遠くの国」
放送日:3月3日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第9回のタイトル:「遠くの国」
ある晩、東三条殿に盗賊が入った。盗賊の覆面をはがすと、正体は藤原直秀(毎熊克哉)だった。道長(柄本佑)は彼を検非違使に引き渡す。
数日後、まひろは直秀たちの隠れ家を訪ねた。しかし散楽一座の姿はなかった。そこへ放免たちが盗品を探しにやって来た。まひろと従者の乙丸(矢部太郎)は盗賊の仲間とみなされて捕まってしまう。
宮中では、花山天皇(本郷奏多)と義懐(高橋光臣)の関係が悪化し、代わって道兼(玉置玲央)が信頼を得始めていた。その頃、兼家(段田安則)を看病する詮子(吉田羊)を思いもよらぬ事態が待ち受けていた。
第10話「月夜の陰謀」
放送日:3月10日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第10回のタイトル:「月夜の陰謀」
寛和2年(986年)6月、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)の助言を受けた兼家(段田安則)は、花山天皇(本郷奏多)を出家させる計画を、道隆(井浦新)ら三兄弟と外腹の子・道綱(上地雄輔)に話す。花山天皇は17才の若さで早世した忯子(よしこ)(井上咲楽) の霊を成仏させるために出家を決意。道兼は自分もともに出家すると伝えて…。
まひろ(吉高由里子)のもとに道長(柄本佑)からの恋文が届く。まひろは道長への文をしたため始める。
第11話「まどう心」
放送日:3月17日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第11回のタイトル:「まどう心」
藤原兼家(段田安則)が起こしたクーデターの影響で、まひろ(吉高由里子)の父・為時(岸谷五朗)は官職を失ってしまう。為時は長年、兼家の間者(かんじゃ)として師貞親王=花山天皇(本郷奏多)の動向を報告していたが、花山天皇の信頼も得ていた。だが罪悪感から兼家の間者を辞退させてもらった。しかし花山天皇が出家し、兼家が右大臣から摂政(せっしょう *幼帝や女帝に代わって政務をとる官職)という大きな権力を手にしており、為時が再び官職を得る望みは薄かった。
まひろは左大臣家の娘・倫子(黒木華)に父が復職できるよう口添えを頼むが、兼家の決定を覆すことはできないと断られる。諦めきれないまひろは兼家に直訴するが…。一方、東三条殿では道隆(井浦新)の嫡男・伊周(三浦翔平)らも招いて宴が催され、栄華を極めようとしていた。
第12話「思いの果て」
放送日:3月24日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第12回のタイトル:「思いの果て」
寛和2年(986年)8月、為時(岸谷五朗)は、なつめという妾の家に滞在中。しかし、なつめは病気で瀕死の状態に陥っていた。なつめは病床で「さわ」と言った。さわは、なつめの元夫のところで育てられている娘だ。為時はまひろ(吉高由里子)にさわを迎えに行くよう頼む。やがて、さわ(野村麻純)がなつめと再会。なつめはその晩、息を引き取った。これ以来、さわは度々まひろを訪ねるようになった。
まひろ(吉高由里子)は藤原道長(柄本佑)の妾になることを断った。為時が官職に復帰するめどもなく、宣孝(佐々木蔵之介)は生計を立てるため、まひろに婿をを探してはどうかと提案する。
その頃、まひろと決別した道長はかねてから持ち上がっていた源倫子(黒木華)との縁談を勧めるよう兼家(段田安則)に依頼する。一方、姉の詮子(吉田羊)は藤原家との因縁が深い明子(瀧内公美)と道長の縁談を進めようと図っていた。
第13話「進むべき道」
放送日:3月31日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第13回のタイトル:「進むべき道」
寛和2年(986年)の政変劇で、藤原兼家(段田安則)は孫の一条天皇を即位させ摂政となった。そして瞬く間に、息子たちを政権の中枢に置く。
それから4年後の永祚2年(990年)正月5日、一条天皇(柊木陽太)が元服のときを迎えた。道隆(井浦新)の娘・定子(高畑充希)が、元服してわずか20日後の一条天皇(柊木陽太)に入内する。道隆たち中関白家が絶頂期を迎え、兼家(段田安則)の後継争いが始まろうとしていた
一方、為時(岸谷五朗)は官職を得られず、貧しい暮らしが続くまひろ(吉高由里子)。ある日、さわ(野村麻純)と出かけた市で揉め事に巻き込まれたまひろは、文字が読めずに騙された親子を助けようとする。
第14話「星落ちてなお」
放送日:4月7日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第14回のタイトル:「星落ちてなお」
まひろ(吉高由里子)の窮状を案じた倫子(黒木華)から、道長(柄本佑)との娘・藤原彰子(三上愛)の指南役をお願いされた。しかし、土御門に倫子を訪ねたまひろは違う仕事が決まったと嘘をついて断る。屋敷を去る時、まひろは帰宅した道長と鉢合わせてしまう。久しぶりの再会だったが、道長は黙って奥へ向かった。まひろは帰宅後、いとに女房として働く話は断られたと嘘をつく。
永祚2年(990年)5月、兼家(段田安則)は道隆(井浦新)ら三兄弟を呼び、道隆(井浦新)を後継者にすると告げる。道兼(玉置玲央)は納得がいかず猛反対するが、聞き入れられなかった。やがて兼家が逝去。跡を継いだ道隆が摂政になり、独裁を始める。一方、まひろ(吉高由里子)は、たね(竹澤咲子)に読み書きを教えていたが、厳しい現実が待ち受けていた。
第15話「おごれる者たち」
放送日:4月14日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第15回のタイトル:「おごれる者たち」
摂政になった藤原道隆(井浦新)は強引に娘・藤原定子(さだこ)(高畑充希)を中宮に立てる。その3日後、道隆の妹で一条天皇の母である詮子(吉田羊)は内裏の外にある職御曹司(しきのみぞうし)に追い払われ、激しい怒りを覚える。
一方、道長(柄本佑)は藤原公任(町田啓太)から、道兼(玉置玲央)に屋敷に居座られて困っていると助けを求められる。道長は道兼に会うが、自暴自棄になっている道長は「父上に騙された」「道隆の首をとれば未練なく死ねる」と涙を流す。道長は兄にこの世で幸せになって欲しいと訴え、道兼の胸に響いた。
まひろ(吉高由里子)は、さわ(野村麻純)と近江の石山寺へと出かける。そこで思いもよらない人物との出会いが…。
第16話「華の影」
放送日:4月21日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第16回のタイトル:「華の影」
まひろ(吉高由里子)は、さわ(野村麻純)と旅に行き、石山寺へ。そこで道綱の母で『蜻蛉日記』の作者・藤原寧子(やすこ)(財前直見)と出会った。まひろは『蜻蛉日記』を愛読していた。そこへ母を迎えにきた道綱(上地雄輔)と出くわす。さわは道綱に一目惚れするが、道綱はまひろに心惹かれていた。その晩、まひろとさわの寝床に道綱がやってきた。まひろは寝つけず廊下に出ていて、道綱は間違えてさわに近づいてしまい、謝った。
翌日。帰り道、川辺に遺体がたくさん転がっているのを見る。京で疫病が流行っていたのだ。さわはまひろへの嫉妬が止まらず、まひろを置いて先に帰ってしまう。
宮中では、後宮に伊周(三浦翔平)や弟の隆家(竜星涼)らが集いにぎわう中、詮子(吉田羊)が現れ、一条天皇(塩野瑛久)らに緊張が走る。
まひろは、たね(竹澤咲子)から悲田院に行った父母が帰って来ないと助けを求められ、悲田院へと向かうことに。
第17話「うつろい」
放送日:4月28日 日曜 20:10 -20:55 NHK総合 ※通常より10分遅れて放送。
第17回のタイトル:「うつろい」
まひろ(吉高由里子)は悲田院で、疫病患者の看病に奔走。しかし、まひろ自身も疫病にかかり高熱を出して倒れた。そこへ藤原道長(柄本佑)が助けに入り、まひろの自宅へ連れ帰って看病した。そしてまひろが目を覚まさないうちに去った。
正暦5年(994年)9月、まひろは起床できるまで回復した。悲田院で道長に会ったのは幻かと思ったが、乙丸(矢部太郎)から道長が助けてくれたことを聞かされる。
一方、道長は空き地に疫病患者を収容するための「救い小屋」を建設することを決意した。その頃、道隆(井浦新)は体調を崩し衰弱し始める。定子(高畑充希)は兄・伊周(三浦翔平)が関白に準ずる職につけるよう一条天皇(塩野瑛久)に働きかける。対する詮子(吉田羊)は…。そんな中、意外な人物がまひろを訪ねてくる。
第18話「岐路」
放送日:5月5日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第18回のタイトル:「岐路」
長徳元年(西暦995年)4月10日、関白・藤原道隆(井浦新)が43才でこの世を去った。太宰府に赴任していた藤原宣孝(佐々木蔵之介)が帰京。宣孝は土産をもって、まひろ(吉高由里子)の家を訪ねた。まひろは宋の国のことを知りたがった。博多の港には宋からの商人や役人が出入りしているのだ。宋には科挙(かきょ)という制度があり、これに受かれば身分が低くても政に参加できるという。まひろは宋に憧れを抱く。
一条天皇(塩野瑛久)が道兼(玉置玲央)を次の関白に指名した。道兼は民の為によい政をと奮起していたが、関白就任の日に倒れ、七日後にこの世を去る。その頃、為時(岸谷五朗)の屋敷にききょう(ファーストサマーウイカ)がまひろを訪ねてくる。次の関白は伊周(三浦翔平)か道長(柄本佑)かで内裏では話が持ち切りだと聞かされ…。夜、まひろが道長との思い出の場所へ行くと…
第19話「放たれた矢」
放送日:5月12日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第19回のタイトル:「放たれた矢」
まひろ(吉高由里子)は弟・藤原惟規(高杉真宙)が借りてきた宋の国の「新楽府」の写本に励むうち、政のあるべき形に興味を持ち始めた。そんなある日、内理の陣定で騒ぎが起きる。民からの税免除の申し入れを受け入れるかどうかについて、藤原伊周(三浦翔平)と道長(柄本佑)が対立したのだ。
伊周は「甘やかせばつけあがる」「施しはいらない」と主張。道長は「疫病から立ち直れない民を救うのは上に立つ者の使命だ」と反論。伊周は道長につかみかかろうとしたが、かわされ、ぶざまにも倒れ込んだ。この日以来、伊周と隆家(竜星涼)の兄弟は参内しなくなった。
19週ラスト。長徳2年(996年)1月、この頃、伊周は藤原斉信(ただのぶ)(金田哲)の妹・光子(みつこ)の元をたびたび訪問。しかし男の存在に気づいた伊周は傷つく。そこで、兄弟は斉信の屋敷へ男をこらしめに向かう。男が出てきたので、隆家が弓を放つ。すると、矢が刺さったのは花山法皇(本郷奏多)で…。「長徳の変」の始まりである。
第20話「望みの先に」
放送日:5月19日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第20回のタイトル:「望みの先に」
為時(岸谷五朗)が淡路守に任命され、惟規(高杉真宙)、いと(清川清純)も大喜び。しかし、まひろ(吉高由里子)は宋の言葉を解する父は越前守の方が適任であると考え、行動に出る。
一方、内裏では、花山院(本郷奏多)の牛車に矢を放った一件で、一条天皇(塩野瑛久)が伊周(三浦翔平)と隆家(竜星涼)に厳しい処分を命じた。さらに定子(高畑充希)は内裏を出ることを命じられ、絶望のふちに立たされる。
第21話「旅立ち」
放送日:5月26日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第21回のタイトル:「旅立ち」
定子(高畑充希)が髪をおろし、一条天皇(塩野瑛久)はショックを受ける。実資(秋山竜次)らは逃亡する伊周(三浦翔平)を捜索し、やがて発見するが…。
まひろ(吉高由里子)は、定子を守ることができず落胆するききょう(ファーストサマーウィカ)に、中宮のために何かを書いてはどうかと提案する。
越前へ旅立つときが近づき、まひろは道長(柄本佑)に文(ふみ)を送る。
第22話「越前の出会い」
放送日:6月2日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第22回のタイトル:「越前の出会い」
まひろ(吉高由里子)と為時(岸谷五朗)は越前に向かう途中、敦賀の松原客館に立ち寄り、宋人の朱(浩歌)、通事(通訳)の三国(安井順平)らに迎えられる。まひろは浜辺で佇む周明(松下洸平)と出会う。その夜、国守の為時を歓迎する宴が行われ、まひろは楽しい時間を過ごした。
翌日、越前国府に到着し、大野(徳井優)、源光雅(玉置孝匡)に出迎えられるが、為時は激務のため体調を崩してしまう。そこで医師として現れたのは…。
第23話「雪の舞うころ」
放送日:6月9日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第23回のタイトル:「雪の舞うころ」
まひろ(吉高由里子)と為時(岸谷五朗)は、宋人だと思われていた周明(松下洸平)が日本語で「三国(安井順平)を殺したのは朱(浩歌)ではない」と主張したことで驚いた。周明が連れてきた下人が光雅に「朱が殺したと言え」と脅されていたと証言する。
解放された朱は、為時だけに越前に来た本当の狙いを語り出す。周明もまひろに自分の過去を語り、仲を深める2人。そんなある日、宣孝(佐々木蔵之介)が越前にやって来て…。
第24話「忘れえぬ人」
放送日:6月16日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第24回のタイトル:「忘れえぬ人」
まひろ(吉高由里子)は宣孝(佐々木蔵之介)から求婚され、周明(松下洸平)からは一緒に宋へ行こうと誘われる。しかし、いつも心の内には道長(柄本佑)がいて……。一条天皇(塩野瑛久)は、定子(高畑充希)と生まれた姫皇子への思いを断ち切れず、会いたいと願っていた。詮子(吉田羊)は一条の願いをどうにかかなえてあげてほしいと道長に懇願。行成(渡辺大知)の案で、内裏の外で会えることとなったのだが……。
第25話「決意」
放送日:6月23日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第25回のタイトル:「決意」
まひろ(吉高由里子)は越前の地ならではの紙の美しさに心躍らせる。宣孝(佐々木蔵之介)からは恋文がまめに届くようになり、まひろは為時(岸谷五朗)からの勧めもあって都に戻り身の振り方を考えることに。
一方、道長(柄本佑)は、一条天皇(塩野瑛久)が定子(高畑充希)のもとに通い続けて政がおろそかになっていることに頭を悩ませている。そんな中、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)の予言を聞いた道長は災害対策をしようとするが間に合わず、次々と災害が起こってしまう。そこで道長はある行動を起こして…。
第26話「いけにえの姫」
放送日:6月30日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第26回のタイトル:「いけにえの姫」
災害が続く都をまたも大地震が襲う。まひろ(吉高由里子)は夫となった宣孝(佐々木蔵之介)の財で被災した家を修繕し、生計を立てる。
一方、道長(柄本佑)は安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)から、この天変地異を治めるためには道長の娘・彰子(見上愛)を一条天皇(塩野瑛久)に入内させるしかないと進言される。様々な心労から体調を崩した一条天皇は、譲位して定子(高畑充希)と暮らしたいと行成(渡辺大知)に相談する。その話を聞いた道長は……。
7月7日は放送休止
※7月7日は都知事選開票速報のため休止。
「7月7日(日)総合夜8時は『都知事選開票速報」を放送します。これに伴い、この日の『光る君へ』は、BSP4K午後0時15分、BS・BSP4K午後6時、総合夜8時のすべてで放送を休止します。7月13日(土)再放送の時間帯は、前週の7月6日(土)と同じ第26回を放送します(2週続けて同内容となります)。
番組公式サイトより
また、8月11日(日)も放送を休止します。8月11日(日)総合夜8時はパリオリンピックの模様を放送します。これに伴い、この日の『光る君へ』は、BSP4K午後0時15分、BS・BSP4K午後6時、総合夜8時のすべてで放送を休止します。8月17日(土)再放送の時間帯は、前週の8月10日(土)と同じ第30回を放送します(2週続けて同内容となります)」
第27話「宿縁の命」
放送日:7月14日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第27回のタイトル:「宿縁の命」
まひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)は石山寺でバッタリ出会う。2人は思い出話をするが…。
そして季節は秋。彰子(三上愛)は入内をするが、その6日後に定子(高畑充希)は皇子を出産。一条天皇(塩野瑛久)の気持ちは、ますます定子と皇子に傾く。
道長は晴明(ユースケ・サンタマリア)に相談するが、とんでもない提案をされる。一方、まひろは懐妊が発覚する。
第28話「一帝二后」
放送日:7月21日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第28回のタイトル:「一帝二后」
年の暮れ。まひろ(吉高由里子)は道長(柄本佑)との子を出産する。宣孝(佐々木蔵之介)は子を賢子と名付け、約束通り我が子として育て始める。
道長は国家安寧のため、娘の彰子(三上愛)を中宮にし、定子と后を2人にする「一帝二后」を考える。
詮子(吉田羊)や行成(渡辺大知)が一条天皇(塩野瑛久)の説得にあたるものの、肝心の一条天皇の心を彰子が捉える気配は今だない。
第29話「母として」
放送日:7月28日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第29回のタイトル:「母として」
まひろ(吉高由里子)の娘の賢子は数えの3歳になり、家族で幸せなひと時を過ごしていたが、宣孝(佐々木蔵之介)は任地に戻ることに。
道長(佐々木蔵之介)は、再任とならず帰京した為時(岸谷五朗)に子の指南役を依頼するが、断られる。
一方、土御門殿(つちみかどどの)では、詮子(吉田羊)の40歳を祝う儀式が盛大に行われる。しかし詮子の体は弱っていて…。
第30話「つながる言の葉」
放送日:8月4日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第30回のタイトル:「つながる言の葉」
宣孝(佐々木蔵之介)の死から3年。まひろ(吉高由里子)は四条宮の女房たちに和歌を教えながら自作の物語を披露し、話題になっていた。ある日、自由奔放な歌人のあかね(泉里香)に出会い、心ひかれるものを感じたまひろ。
その頃、宮中では「枕草子」が流行していた。一条天皇(塩野瑛久)は「枕草子」を読んでは亡き定子(高畑充希)を思っていた。道長(柄本佑)は気をもみ、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)に相談する。
8月11日は放送休止
8月11日(日)は、パリ五輪中継「レスリング男子フリースタイル65キロ級/女子76キロ級決勝など」(後7・30)のため放送休止。
第31話は8月18日(日)に放送となります。
第31話「月の下で」
放送日:8月18日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第31回のタイトル:「月の下で」
ある日突然、道長(柄本佑)がまひろ(吉高由里子)を訪ね、一条天皇(塩野瑛久)に入内した娘・彰子(三上愛)を慰める物語を書いてほしいと頼みこむ。しかし真の目的は…。
一方、宮中では人事に不満を持つ公任(町田啓太)が参内しなくなり、事態を案じた斉信(金田哲)が公任の屋敷を訪ねると、思いがけない人物と遭遇する。
第32話「誰がために書く」
放送日:8月25日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第32回のタイトル:「誰がために書く」
道長(柄本佑)の思惑通り、一条天皇(塩野瑛久)はまひろ(吉高由里子)の描いた物語に興味を示す。そこで道長は一計を案じ、まひろに藤壺へあがり、女房として働きつつ執筆することを提案。一条天皇が物語の続きを読むために藤壺に来ることを増やし、彰子(三上愛)との仲を深めるきっかけになることを願う。まひろは戸惑うが、父・為時(岸谷五朗)に背中を押されて…。
第33話「式部誕生」
放送日:9月1日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第33回のタイトル:「式部誕生」
まひろ(吉高由里子)は道長(柄本佑)の頼みを受けて、彰子(三上愛)が暮らす藤壺に住み込みで働き始めた。物語の続きを早速書こうとするも、宮中での暮らしに慣れず、思うように筆が進まない。悩んだまひろは道長の反対を押し切って、家に戻って執筆をすることにする。この頃、一条(塩野瑛久)の命で除目の儀に復帰した伊周(三浦翔平)が不穏な動きを見せ始めていた。数か月後、まひろは書き進めた物語を持って藤壺を訪ねる。
第34話「目覚め」
放送日:9月8日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第34回のタイトル:「目覚め」
まひろ(吉高由里子)の書いた物語は宮中の話題を集めるが、肝心の一条天皇(塩野瑛久)と彰子(三上愛)の関係はなかなか深まらない。さらに都では病や家事など不吉な出来事が続いており、道長(柄本佑)はある決断をする。そんな中、一条天皇がまひろを訪ねてくる。
第35話「中宮の涙」
放送日:9月15日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第35回のタイトル:「中宮の涙」
彰子(三上愛)の懐妊祈願のため、道長(柄本佑)は頼通(渡邊圭祐)と共に御獄詣(みたけもうで:奈良県吉野町の金峯山に参拝すること)に向かう。そんな道長の元に伊周(三浦翔平)が現れ、不穏な動きを見せる。
その頃、まひろ(吉高由里子)の元を訪ねた一条天皇(塩野瑛久)は物語の真意を訪ね、自身と重ね合わせる。まひろは彰子の本心を知ることになる。
第36話「待ち望まれた日」
放送日:9月22日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第36回のタイトル:「待ち望まれた日」
彰子(三上愛)が懐妊。一方、清少納言(ファーストサマーウィカ)は、まひろ(吉高由里子)の物語について伊周(三浦翔平)にある訴えをする。
出産に不安を抱く彰子はまひろを頼りにするが、他の女房たちは面白くない。そんな中、まひろは道長(柄本佑)から新たな相談を受ける。
第37話「波紋」
放送日:9月29日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第37回のタイトル:「波紋」
彰子(三上愛)が一条天皇(塩野瑛久)の皇子を出産。まひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)が2人で喜び合う親密さが噂になる。そんな中。彰子の願いでまひろの書いた物語の豪華本を制作することに。
一方、新たな皇子の誕生により、皇位継承をめぐる不穏な雰囲気が漂い、内裏で事件が起きる。
第38話「まぶしき闇」
放送日:10月6日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第38回のタイトル:「まぶしき闇」
まひろ(吉高由里子)の元を訪れたききょう(ファーストサマーウィカ)は、「枕草子」から一条天皇(塩野瑛久)の関心を奪ったまひろの物語への思いを打ち明ける。その後、まひろは道長(柄本佑)から新たな提案を受ける。
一方、彰子(三上愛)と子の親王に対する呪詛の形跡が見つかり、伊周(三浦翔平)の関与が明らかになる。天皇は道長と処分を検討する。
第39話「とだえぬ絆」
放送日:10月13日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第39回のタイトル:「とだえぬ絆」
彰子(三上愛)が2人目の皇子を出産したことで、道長(柄本佑)は自身の血を引く天皇の誕生を意識し始める。
一方、まひろ(吉高由里子)が久しぶりに帰省し、家族と楽しく過ごしていた。そんな中、惟規(高杉真宙)が父・為時(岸谷五朗)に賢子(南沙良)の父親が実は道長であることをバラしてしまう。真実を知った為時はまひろに…。
第40話「君を置きて」
放送日:10月20日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第40回のタイトル:「君を置きて」
まひろ(吉高由里子)が書く物語が相変わらず話題になる中、一条天皇(塩野瑛久)が体調を崩してしまい、宮中は不穏な雰囲気になる。道長(柄本佑)の元には占いによる不吉な予兆が報告され、次期皇位をめぐる動きが加速。
まひろが、天皇の容態を心配する彰子(三上愛)に付き添っていると、道長がやってきた。そこで彰子は道長に感情をぶつける。
第41話「揺らぎ」
放送日:10月27日 日曜 20:00 -20:45 19:10 -19:55 NHK総合
第41回のタイトル:「新しき風」「揺らぎ」
三条天皇(木村達成)が即位し、道長(柄本佑)との間に早くも覇権争いが始まる。その頃、まひろ(吉高由里子)は、一条天皇(塩野瑛久)を失って悲しみに暮れる彰子(三上愛)を慰めるため、和歌の会を催すことにする。しかし突然、招かれていないききょう(ファーストサマーウィカ)が現れる。
一方、まひろの実家では、娘の賢子(南沙良)と若武者・双寿丸(伊藤健太郎)が仲を深め始めていた。
第42話「川辺の誓い」
放送日:11月3日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第42回のタイトル:「川辺の誓い」
宮中で、道長(柄本佑)と三条天皇(木村達成)の覇権争いが続く。道長は三条天皇の中宮として倫子(黒木華)との娘・妍子(倉沢杏菜)を立てるが、三条天皇は藤原済時の娘で長年付き添った東宮妃・藤原娍子(すけこ)(朝倉あき)を皇后にすると宣言する。そこで道長は、権力を誇示しようとある計画を立てるが、体調に異変が現れる。一方、まひろ(吉高由里子)は里帰り中に娘の賢子(南沙良)が怪我をした双寿丸(伊藤健太郎)を連れているところに出くわす。
第43話「輝きののちに」
放送日:11月10日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第43回のタイトル:「輝きののちに」
三条天皇(木村達成)がいる内裏でたびたび家事を起きる。道長(柄本佑)は三条天皇の政(まつりごと)に対する天の怒りが原因だとして譲位を提案する。しかし三条天皇は道長の意見を拒否し、さらに対立が深まっていく。
その頃、まひろ(吉高由里子)は皇太后(先帝の皇后)の彰子(三上愛)に仕えながら、『源氏物語』の執筆を継続していく。そんな中、赴任先の越後から帰京した父・為時(岸谷五朗)と再会。娘の賢子(南沙良)からは恋愛相談をされる。
第44話「望月の宴」
放送日:11月17日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第44回のタイトル:「望月の宴」
道長(柄本佑)の意向を受けた公卿らも三条天皇(木村達成)に譲位を迫る。だが代わりに三条天皇は娘を道長の息子・頼道(渡邊圭祐)の妻にするようにと意外な交換条件を提案する。しかし頼道にはすでに妻がいるため、その提案を拒否する。道長は悩んだ末、皇太后の彰子(三上愛)に相談する。
一方、まひろ(吉高由里子)は父・為時(岸谷五朗)から予期せぬ相談を受ける。さらに『源氏物語』の執筆を続けていると、ある決意を固めた道長がやってきた。
第45話「はばたき」
放送日:11月24日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
第42回のタイトル:「はばたき」
まひろ(吉高由里子)は太皇太后(たいこうたいごう/先々代の帝の皇后)となった彰子(三上愛)に仕えている。『源氏物語』の執筆はいよいよ佳境に差し掛かっている。
そんなある日、彰子の使いとして道長(柄本佑)を訪ね、再会したまひろ。官職を辞して政(まつりごと)から退いた道長は、摂政(せっしょう)(幼帝・女帝に代わって政務をとった職)となった息子・頼道(渡邊圭祐)に助言をしていた。2人はこれまでの思い出を振り返る。
その後、まひろは娘・賢子(南沙良)の願いを後押しすると、自分の夢もかなえるべく道長の反対を押し切って動き出す。
【光る君へ】最終回結末・考察&予想
大河ドラマ【光る君へ】最終回結末の考察・予想です。
母との別れ
10世紀後半、京で生まれた一人の女の子は、まひろ(落井実結子)と名付けられる。父・藤原為時(岸谷五朗)は和歌に秀でていて名を知られた文人。貴族の中ではけっして上位ではないが、名家である。まひろは幼い頃、三郎(木村皐誠)と出会う。そんな中、母・ちやは(国仲涼子)を道兼(玉置玲央)に殺されてしまう。それでも、弟とともに父の慈愛を受けて育つ。
まひろの文学の素質は際立ったものがあり、弟への講義を横で聞くだけで、漢学も和歌も覚えてしまうほどだった。学問はまひろにとって、心の中の豊かな世界観の礎となった。
母の死の秘密
母の死から数年後へ。少女時代のまひろが出会った三郎こそが、のち最高権力者となる藤原道長(柄本佑)である。そのころの道長は、まだ兄たちの陰に隠れて、おっとりとしたかわいらしい少年にすぎなかった。成長するにつれて、まひろ(吉高由里子)と道長は、子どもらしい親しみから、やがてお互いに惹かれるようになる。しかし両家の家格の違いと、まひろの母の死にまつわる秘密が、二人の関係に影を落としていく…。
シングルマザーに
その後、父の受領としての赴任先・越前に同行したまひろ。一方で、道長はライバルを蹴落とし、権力の階段を急速に上り始めていた。まひろは思いを断ち切って、京に戻り藤原宣孝(佐々木蔵之介)との結婚を決める。宣孝とは父と子ほどの年の差があり、娘を授かったものの、わずか一年で宣孝が急逝。まひろは現代でいうシングルマザーとなった。
「源氏物語」の執筆へ
道長は、天皇に娘を入内させ、いずれは天皇の祖父=外戚となることをもくろんでいた。天皇、道長たち貴族、そして后や姫たちの複雑な人間関係を聞き知ったまひろ。生来の文学好きと結びついて想像が広がり、子育てのかたわら、『源氏物語』を書きはじめる。主人公は皇子でありながら、臣下となった光る君。その呼び名のとおり光り輝くように美しい男性だ。
やがて『源氏物語』の評判は道長の耳に入り、娘に后としての教養を授ける女房として宮中に上がるよう、強く誘われる。ライバルを抑え、我が娘に文学好きな天皇を惹きつけたい思いが、道長にはあった。
紫式部が『源氏物語』を執筆したのは、夫の死がきっかけだと言われています。悲しみを紛らわせるために書き始めたのです。ドラマでも夫の死後、まひろが源氏物語を書き始めます。
最終回結末は源氏物語の完結?
一人娘の養育のために、宮中に上がることを決意するまひろ。宮仕えのかたわらで、道長のバックアップを得て、乞われるままに源氏物語を書き進める。書き上げる端から周囲が奪い合うほどの人気ぶりに! 女性たちはもちろん、天皇までもが源氏物語に魅せられる。ヒロインの紫の上にちなんで、まひろに「紫」の呼び名が冠されるほどだった。
源氏物語の文献初出は1008年(寛弘五年)。紫式部がいつ源氏物語を完成させたのかは不明なのですが、1021年(寛仁5年)には完成していたようです。
ドラマでの最終回も源氏物語を完結させるところまで描くことでしょう。歴史に残る名作となっって現代まで読み継がれていることも触れられるかもしれないですね。
【光る君へ】まとめ:毎週更新
当記事は毎週更新していく予定です。
また見にきてください♪
【光る君へ】はNHK総合にて毎週日曜20時から放送!NHK BSP4K(午後0:15 〜)、NHK BS(午後6:00〜)でも放送!
画像出典番組公式サイト
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