【八月は夜のバッティングセンターで。】1話ネタバレ・感想・見どころ!関水渚×仲村トオル×木南晴夏×元大リーガー⁈
関水渚×仲村トオル主演のベースボールヒューマンドラマ【八月は夜のバッティングセンターで。】1話「ホールドポイント」が放送されました。
バッセン(バッテングセンター)を舞台にナゾの男が女性の悩みを解決。
1話は地味なOLを木南晴夏が演じ、あの伝説の野球選手も登場⁈
野球が好きな人もそうでない人も十分楽しめるドラマです。
【八月は夜のバッティングセンターで。】1話のネタバレ・見どころ、感想をご紹介します。
【八月は夜のバッティングセンターで】1話ネタバレ
バッティングフェチ?変態?伊藤と舞の出会い
場所はバッティングセンター「BATTING CENTER NATUBA」
高校生の夏葉舞(関水渚)は叔父・夏葉幹也(岡田圭祐)に頼まれてバッティングセンターでアルバイトをしてました。
毎晩、バッティングセンターでに現れる男・伊藤智弘(仲村トオル)の行動が不審でなりません。
「あの、おっさん、また来てるし。見すぎでしょ、マジ怪しいんだけど・・・。」
バッターボックスに立つ女性・坂本ゆり子(木南晴夏)をじっと見ている伊藤の姿に、舞は不快感をあらわにするのでした。
ゆり子がスマホを忘れ、バッターボックスから出て行ってしまいました。
「これ、今の人の携帯、忘れ物だ。まだ遠くには行っていない、追いかければ間に合う」
ゆり子の忘れ物に気が付いた伊藤は舞に促します。
舞は伊藤を犯罪を疑い、伊藤に問います。
「あの、毎晩ここで何やっているんですか?
1回も打たないでずっとベンチに座っていますよね。不審者ですよね」
「俺はバッティングを見ているんだ、不審者じゃない」
「どんなフェチですか?バッティングフェチ?気持ちわる」
よくよく伊藤の話を聞いてみると、舞の叔父に頼まれてバッティングセンターに来ている、ということでした。
舞にスマホを返すときに、伝えてほしい伝言がある、と頼むのでした。
わたしは「地雷処理班」
バッティングセンターにスマホを忘れていることに気が付かず、家路を急ぐゆり子。
ゆり子は、昼間の会社での出来事が頭から離れませんでした。
大手の取引先のセンドラッグから契約見直しを通達されました。
原因は担当している同期の近藤茜(奥山かずさ)の失策によるもの。
ゆり子は、苅部部長(福澤重文)から、茜の代わりに謝罪してくるように指示されます。
ゆり子が謝罪に出向いたことでサンドラックとの契約打ち切りは免れました。
「さすが、地雷処理班だ」部長はゆり子にいうのでした・・・・。
はっ、と気が付くと舞が後に立っていました。
舞はバッテングセンターに忘れたスマホを持ってきてくれました。。
そして舞は、伊藤からの伝言をゆり子に伝えます。
「心が力んだら、うてるものもうてないぞ」
その言葉にゆり子は寂しそうな悲しそうな表情を見せるのでした。
バッテングを見ると分かってしまう、その人の悩みが
バッティングセンターに戻った舞は、伊藤は本当に叔父に頼まれて来ているのだと理解しました。
なぜ頼まれたのか、舞はその理由を聞いてみます。
「バッティングを見ると、俺は分かってしまうんだよ。その人間が抱えている悩みが・・・苦しみといってもいい。」
伊藤の答えに納得が行かない舞。
伊藤はゆり子の悩みは仕事関係、と見抜きます。
「なんでわかるの?」と舞。
「スイングだ、スイングに全て表れている。」
と、言いつつも、伊藤がゆり子の子度とやスマホのメール文を盗み見したことを知り、舞はやっぱり胡散臭い、と思うのでした。
次の日、舞の家に叔父が訪れます。
伊藤も不満を言う舞に、叔父はしばらく仕事が出来ない事、だからこれから二人でバッティングセンターの営業をしてほしい旨を伝えていくのでした。
聞いてみるか、俺の野球論
会社では部長に叱責されるゆり子の姿がありました。
部長は、営業成績低下の原因は、ゆり子の意欲の低さ、だというのです。
茜からは、締切間近のプレゼンの資料を作ってほしいと頼まれます。
後輩には陰で暗い人、地味だと陰口を叩かれました。
ゆり子の足は自然とバッティングセンターへと向かいました。
バッターボックスに入り、力強くバットを振りますが、ボールにはあたりません。
伊藤はベンチに腰かけ、バッターボックスのゆり子をジッと見ていました。
伊藤は立ち上がり、ゆり子に近づきました。
「あんた、仕事が思うように評価されていないのか?」
伊藤の言葉にゆり子は驚きました。
「バッテングを見れば分かる。打とう、宇藤と力む過ぎて噛めている間の脱力感がない。つまり認めてもらいたくて、余計な力が入りすぎている、そんなスイングだ。」
伊藤は話し続けます。
「すみません、」
舞は伊藤の無礼を謝りました。
「この間の伝言って、この方の?」
ゆり子は舞に聞きました。
「そうです。悩みが分かるとか言ってて」
舞は困り顔で答えます。
「私ってなんだろうって。いつも誰かの穴埋めばかりで、誰も評価してくれない。地味だって馬鹿にされて。でも、強く頼まれると断り切れないし」
ゆり子は伊藤に胸の内を話しました。
「聞いてみるか、俺の野球論」
伊藤は自信満々です。
「野球論?」
ゆり子は不思議そうです。
「ライフイズベースボールだ」
伊藤はそう言って手に持っていたボールを上へと放ちました。
夢じゃない野球だ
ボールが伊藤の手に落ちてきたとき、球場に変わっていました。
ユニフォーム姿の伊藤、セーラー服姿の舞、野球帽をかぶったゆり子。
「これはどういうこと⁈もしかして、これ・・・おっさんの世界に突入してる?」
舞は慌てています。ゆり子も夢なのかと疑っています。
伊藤は答えました。
「夢じゃない、野球だ」
「7回裏2アウト満塁。大量失点が危ぶまれる場面だ。1本打たれたら、逆転される状況だ。」
マウンドには、ゆり子の同僚の茜がいます。
「あの先方ピッチャーは自分勝手なピッチングで、ランナーを溜め満塁という大ピンチを招いた。
こういう時に活躍するのが、中継ぎ投手だ。
中継ぎ投手とあんたには共通点がある。
重要な鏡面で登場しても脚光を浴びにくいということだ。
確かに中継ぎ投手にはフォーカスがいきにくい。でもな、チームには欠かせない存在だ。
試合はまさに今、あんたが会社でかかえている状況に似てないか。」
ベンチからマウンドを眺め、その伊藤の姿は監督のようです。
「ピッチャー交代をお知らせします。ピッチャー管理職、坂本ゆり子」
場内にうぐいす嬢のアナウンスが響きます。
「行け!」
「こんなの無理です」というゆり子に
「もうアナウンスは済んだ、行け」
と煽る伊藤。しぶしぶゆり子はマウンドへ向かいます。
茜はマウンドを降り、ベンチへ向かいます。
ベンチには部長や後輩がいて、容赦なくゆり子に焚きつけてきます。
「早く投げろ」「先輩、どうしたんですか?はやくしてください」
その時、ゆり子は限界を超えました。
「うるさーい!あたしだって、こんなピンチかかえたくないわ!
何回ピンチすくっても誰も見てくれない!だれも認めてくれない!
そんなの不公平すぎる!あたしだって誰かに認められたいんだよ!」
その時、駆け寄ってくる姿がありました。
元大リーガー・岡島秀樹がゆり子を救う⁈
背番号37
その人は元大リーガー「岡島秀樹」だった。
「大丈夫。誰かが見てくれている」
全てを吐き出したゆり子は、元大リーガーの岡島に救われたのです。
「ピッチャー坂本にかわりまして、岡島」
場内アナウンスが響きます。
「任せろ」
岡島はゆり子からボールを受け取りました。
「中継ぎ選手はチームがピンチの時に颯爽と現れるヒーローだ。
不思議なものでな、自分はやってる、認めてくれ、とアピールする人間に興味を持たない。
しかし、雑念を捨てて、黙々と仕事する人間には小野図とオーラがまとうようになって、勝手に周りが認め始める。」
伊藤は解説します。
ストライクバッターアウト、と審判の声が聞こえました。
「あんたの仕事もそうなんじゃないのか?」
伊藤に言われて、ゆり子はハッとしました。
岡島はこのピンチを抑え、仲間と笑顔でグローブでハイタッチしています。
ベンチに戻ってきた岡島にゆり子は「ナイスピッチ」というのがやっとでした。
中継ぎ投手のように
ゆり子会社では、先日のプレゼンが通り部長が悦に入っていました。
茜は立役者とされ、部署内で拍手を浴びています。
その中でゆり子は気持ちが晴れませんでした。
その時、後輩が小声で話しかけてきました。
「今回のプレゼンの資料って、坂本さんがつくったんですよね。」
「え?」
ゆり子は驚きますが、聞けば後輩もこの仕事に関わっているらしく感謝の気持ちを述べるのでした。
ー雑念を捨てて、黙々と仕事をする人間にはおのずとオーラがまとうようになって、勝手に回りが認め始めるー
ゆり子は、伊藤の言葉を思い返したのではないでしょうか?
勝手に周りが認め始める・・・中継ぎ投手のように・・・。
舞の夏休みはまだ続きます。
そして、今日もバッティングセンターへアルバイトにでかけます。
伊藤が元プロ野球選手であることが判明しました。
今日もバッターボックスでは女性がスイングしています。
「今のひくい」「とおい」
小言をいいながらバットを振る女性の姿がありました。
また、悩める女性がいました。
【八月は夜のバッティングセンターで。】はパラビで配信中です。
(2021年7月現在)最新の配信状況は公式サイトでご確認ください。
【八月は夜のバッティングセンターで。】1話感想
【八月は夜のバッティングセンターで。】1話の皆さんの感想を紹介します。
野球が好きな方ならドはまりですよね。
往年のレジェンドたちから人生を学ぶことができるなんて!
関水渚さんも可愛いし、仲村トオルさんもカッコいい。
ゲストの木南晴夏さんも上手でしたね。
【八月は夜のバッティングセンターで。】1話見どころ
ゆり子の社内での状況に中継ぎ投手に例えて、レジェンドの岡島さんを出すあたりは
奥が深いですね。
野球好きの方はもちろん、野球に詳しくない方でも十分楽しめるないようですね。
今回のレジェンド野球選手の岡島秀樹さんについて
投手、左投げ。
リリースの瞬間顔を下に向けて投げる独特のフォーム、ノールック投法が特徴。
巨人、日本ハム、ソフトバンクで日本一に貢献2007年にはMLBレッドソックスの一員としてワールドシリーズを制覇。1993年– 2005年 読売ジャイアンツ
https://www.watanabepro.co.jp/mypage/61000009/
2006年 北海道日本ハムファイターズ
2007 年– 2011年 ボストン・レッドソックス
2012年 福岡ソフトバンクホークス
2013年 オークランド・アスレチックス
2014年 福岡ソフトバンクホークス
2015年 横浜DeNAベイスターズ
2016年 ボルティモア・オリオールズ挑戦、その後引
NPB通算549試合登板で38勝40敗50セーブ74ホールド、防御率3.19。
MLB通算266試合登板で17勝8敗6セーブ84ホールド、防御率3.09。日米でこれほどの立派な数字を残したリリーフ投手はほとんどいません。
日米で記憶にも記録にも残る個性派左腕でした。
凄い選手が出演していたんですね・・・・。
次回2話は7月15日(木)1時10分~1時40分。
次回のゲストは堀田茜さん。
レジェンド野球選手は・・・・。
楽しみです!
記事内画像出典:「八月は夜のバッティングセンターで。」公式HP
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