【半径5メートル】1話のネタバレと感想!芳根京子の記事に「考えさせられる」と話題!
【半径5メートル】1話のネタバレと感想!
芳根京子・永作博美ら出演のNHKドラマ10【半径5メートル】1話が5月1日に放送されました。
読者の「半径5メートル」の話題を掘り下げる女性週刊誌の記者の物語。初回から芳根京子演じる風未香の記事に「考えさせられる」と話題!
今回は【半径5メートル】1話のネタバレと感想について。
ドラマ【半径5メートル】のキャスト・登場人物|芳根京子、永作博美が迷コンビの記者に!
【半径5メートル】1話のネタバレ
週刊「女性ライフ」編集者の風未香(芳根京子)は、芸能スクープを扱う「一折(いちおり)」班でマンション前で転んで対象者の浅田航(倉悠貴)に気づかれるという大失敗をしてしまう。浅田の芸能事務所がスポーツ誌で綿貫さゆり(緒川たまき)との熱愛を発表。週刊「女性ライフ」のスクープをつぶしてきたのだ。
「一折」に来て2年、風未香は「二折(におり)」班に異動。そこは、読者の「半径5メートル」の話題を掘り下げる、生活情報を扱う班だ。
風未香は、「二折」の名物記者・宝子(永作博美)と出会う。宝子の記事は風未香も拝見していた。最近だと、おばはんライター90歳になってみた、カラオケで100点とってみた、アタックナンバー2やってみた…など。「さすらいのおばはんライターライダー」が風未香は一番好きだった。
風未香は編集部の床の緑のタイルに気づく。宝子は「ここから見えてくる」というが…。「二折」は知的でエレガントなトランスジェンダー女性・海老原香織(北村有起哉)や藤川ますみ(山田真歩)という女性がいた。
「二折」のデスクは丸山洋平(尾美としのり)で、彼から最低8つの企画を考えるよう言われる。そして、手始めに、宝子と一緒にレトルトおでんを買う主婦を非難してSNSで話題になった「おでんおじさん」のネタを扱うことに!
アゲハさんという女性がスーパーでレトルトおでんを買おとうしたら「おでんくらい作ってあげなさいよ」と言われたという。母親は料理を手作りすべきという価値観のおじさんだ。
風未香はフリーライターの宝子とともに自転車でどこかへ。風未香はアゲハさんに会うのかと思っていたが・・・宝子は「おでん」の直売所に向かっていた。こんにゃくの作り方から教わる宝子。
宝子と風未香は、ラブホテルで、おでんを作って食べる。風未香にとっては、久しぶりのまともな食事だった。話が弾み(?)、風未香は「一折」の山辺晃人(毎熊克哉)の顔がタイプだともらす。
翌日。事務所にて。風未香と宝子はなぜかコンニャク作りを始める。
アゲハさんから風未香にメールがきた。風未香たちが会いに行くと「レトルトおでんを買ったら手抜きをしてるみたいに何で思われなきゃいけないんですかね。」と嘆いているアゲハさん(前田亜季)。子供たちは英語を習っているという。キャッチボールするのも夢だというアゲハさんに、宝子はソフトボール出身で、アゲハさんと話しが弾む。
「ご家族の方はおでんおじさんのことどう思ってるんですか」宝子が尋ねると、「主人には話していない」というアゲハさん。
宝子は、実はソフトボール出身でなく、話しを引き出すための嘘だった。
風未香は女性の怒りを集めた記事にしたいと思った。宝子は面白いとは思わないが、やってみたらという。
「じゃあどうしたら?」と風未香。
「私が面白いものにあわせるの?・・・おでんって どこからやれば 自分で作ったことになるの? え? ラブホで作ったおでん? それとも 今作ってるおでん? 3年かけて こんにゃく芋から 育てるところからやったおでん? あなたは 何をどう見るの?」と宝子。
もう一度アゲハさんに会った風未香。アゲハさんはレトルトを買おうとした日は、主人が出張でいない日だったという。手作りを強要するご主人で・・・
アゲハさんは「息子には 主人みたいな男に 絶対なってほしくない。」とつぶやいた。そして息子に「女の子は守ってあげないとね」と声をかけた。
ある日。風未子は、アゲハさんのご主人(黒田大輔)が自宅を出たあとをついていく。すると、パチンコ屋へ入っていく!?出てきた彼は、ネクタイをしめてスーツ姿から動きやすい服装へ変化!
風未子はアゲハさんのご主人が自転車で食事を配達しているのを目撃(ウーバーイーツのようなもの?)!
<風未子の記事>
男は弱みを見せてはいけないという刷り込みが、強くありたいという男性をつくりだす。
強くあろうとすることで 本当は一番大切にしたい女性を 苦しめることがある。
そして彼女は 息子に思いを託す。「女の子には優しくして 守ってあげないとね」
その言葉が女性より上であるという思い込みをつくっていく。
そうやって おでんおじさんは つくられたのかもしれない…。
今 おでんおじさんが 世間をにぎわせている。
手作りおでんの定義は 人によって違う。
だから 手作りかどうかの議論に意味はない。
今 目を向けた方がいいのは あちこちに現れる おでんおじさんではなく、
おでんおじさんの予備軍かもしれない…。
アゲハさんは、息子が夫から「男なんだから 泣くんじゃない。」と叱責されるのを見て、「いいんじゃない? 泣いても。 男の子も 弱いところ見せたっていいと思うよ」と息子を抱く。
「一折」はスクープをあげた。
一折のデスク・田端(三浦誠己)に風未香は「ゲスな記事を書きたくないと思ってるからミスした」と嫌みを言われる。
風未香:「たしかにゲスな型にはめ込んだ記事を書きたくありませんでした。 かといって、編集者として こだわりがあったわけでもなくて…。 流されるまま 言われたとおりの記事を 嫌々書いていました。 編集者失格です。 私の記事だって言える記事を 書けるようになります。」
夜。風未香の自宅、玄関が同じで部屋が別々の古い集合住宅(?)に…風未香が顔だけタイプの元先輩・山辺がビールを持ってやってきた。
風未香の宣言がかっこよかった、グッときた…と褒める山辺。照れる風未香は「今日は飲みます」と酒を飲む。
翌朝。風未香が起きると、ベットのとなりには、半裸の男(おそらく山辺)が!?
「やべえーー」風未香はつぶやく。(つづく)
【半径5メートル】1話の感想
【半径5メートル】1話の感想まとめ(ネットの反響)
第1話、面白かった。Twitterで話題になってたポテサラおじさんを題材に、おじさん側を叩いて終わりにするんじゃなく、価値観の刷り込みがそういうおじさんを作っていくところまで描いていて感心した。 #半径5メートル pic.twitter.com/mSq08fVVdG
— ミスターK (@arapanman) May 1, 2021
#半径5メートル
— ちーちゃん🤐 (@hDA3C) April 30, 2021
あなたは何をどう見るの?
物事を一方から見ること、1つの価値観に縛られること、考えさせられるドラマだった。面白かった。でも、怒鳴るシーンはちょっと無理。
しかし、今期何度目の目が覚めたら隣に男よw
おでんおじさんの予備軍はその親が育ててるのかもしれない。このお父さんとお母さんはそのことに気付いたんだね。いいドラマだなぁ~😄 #半径5メートル
— みねこ (@nMtcIBpK2FmXfsy) May 1, 2021
#半径5メートル すっごい面白かった!NHKは次々といいドラマを出してくるから大変(嬉)で、なんかわからんけど涙が止まらず。固定観念とかこうあるべきとか、そういうのに無意識に縛られているのかも。あと一方的にしか物事を見ることができてない自分に嫌気がさした。とにかくとても面白かったです
— みさこ (@glidexxx) May 1, 2021
SNSでは好評の声が多いです。たしかに、とてもいいドラマでしたね。
まさか「おでんおじさん」の予備軍はたくさんいる、みたいな記事に仕立てるとは思いませんでした。
たしかに「母親は手作り料理を作るもの」と同じく、「男は女を守るもの」「男は泣かないもの」などの価値観を持っている人は多いです・・・
あのお母さんは自分も「おでんおじさん」と同じ価値観の押し付けをしていたことに気づいたのでしょうね。
あの夫婦が今後、上手くいくといいのですが…。お父さんは会社クビになったけどプライドから言い出せなかったのだとしたら、弱音はいて、打ち明けてほしいですね。
本作は「考えさせられる」良いドラマですが・・・しかしラストの朝起きたら男と寝てたというベタなパターンはびっくり!今後どうなってしまうのでしょうね。楽しみです。
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