【半分、青い。】22話視聴率は19.2%!鈴愛=永野芽郁の漫画の才能に絶賛!
【半分、青い。】第4週「夢みたい!」が絶賛放送中。
ヒロインの永野芽郁演じる鈴愛(すずめ)は初恋に破れ、漫画に打ち込みますが、幼なじみの律(佐藤健)には悩みが…
今回は4/26(木)に放送の朝ドラ『半分、青い。』22話のネタバレあらすじ・視聴率・感想について。
『半分、青い。』22話の視聴率
『半分、青い。』22話の視聴率は19.2%。
前回から1.7ポイントのダウンです。
『半分、青い。』22話のネタバレあらすじ
4月26日(木)放送の第22話では…鈴愛(永野芽郁)は、あこがれの漫画家・秋風羽織(豊川悦司)を参考に、自作の漫画を描き始めます。
一方、律(佐藤健)は受験勉強に行き詰まり、志望校の東京大学の合格可能性は限りなく低くなっていました。律の母・和子(原田知世)は、律の模試判定表を見つけ、想像と大きくかけ離れた判定にショックを受けてしまいます。
そして、律は、母の期待の大きさと自分の成績を推し量り、京大に志望校を変更するべきか悩みます。話しを聞いたブッチャー(矢本悠馬)は東京の私立大志望から京都の大学へ変更すると律に宣言。東京で友人出来る、とそっけない律。「新しい友達できても、律はひとりだ」とブッチャーが熱弁するので、律は照れて何も言えなかった。
一方、楡野家では晴(松雪泰子)は鈴愛の就職が仙吉のおかげと知り感謝する。鈴愛は徹夜で一気に漫画を描きあげて、早朝、真っ先に律に見せようと自宅に向かい笛で呼ぶが、律は起きてこなくて…。
『半分、青い。』22話の感想
習ったわけではないのに、秋風の漫画をモデルに鈴愛は徹夜でひとつの漫画を描きあげました。スクリーントーンを知らないことはご愛嬌。手書きで頑張った鈴愛。
そんなヒロインの才能に視聴者絶賛です。
https://twitter.com/lotusteajikkyou/status/989281488767139840耳の小人をアニメにしたときもそうだったけど、鈴愛の凄さは頭の中のイメージを絵や形にできて、ちゃんと最後まで完成させられることだよなあ。ほんっと凄い。 #半分青い
— さつき (@satsuki_h_0129) April 25, 2018
#半分青い 技術も出来るかできないかもへったくれも考えず描き始めて、頭の中にある何かを紙に写し取りたい。そこに移さないと次に行けない。創作の情熱、初期衝動だねぇ。
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) April 25, 2018
上手くいかなかったこばやんとのデートが漫画の中ではきれいにまとまって昇華されていて、もうこれだけで「みね子さんが失恋したから漫画の続き描けない」とか言ってた #ひよっこ つぼ田つぼ助より鈴愛のほうが才能あるで!! #半分青い
— こはろさん (@kohalogical84) April 25, 2018
初めて漫画描いてみた時って、やたら右向きの顔ばかりになったりコマ割り不自然だったりしたけど、鈴愛はそんな事なさそうなので天賦の才ってやつですかね(棒) #半分青い
— じょー (@joe_1125) April 25, 2018
鈴愛(永野芽郁)は才能がある!小説3作品からみる「才能」について
鈴愛が一心不乱に漫画を描きあげた第22話を通して、鈴愛には才能がある、と見受けられます。
「才能」とはどういうことか。3つの小説を参考に簡潔に論じると…
①直木賞作家・角田光代の『くまちゃん』にこんな一節があります。「すげぇって思った、その気持ちの強さだけが、これからのきみを引っ張ってく力なんだぞ」
この教授の言葉を支えにして、他人に批判されようと、絵を描き続ける久信が印象的。『半分、青い。』の鈴愛が秋風を褒め称えている。感動している。その「すげえ」と思ったことがきっと、鈴愛のこれからを後押ししていくでしょう。
また同小説の久信は「何かをやりたいと願い、それが実現するときというのは、不思議なくらい他人が気にならない。意識のなかから他人という概念がそっくりそのまま抜け落ちて、あとはもう、自分しかいない。」
…鈴愛も同じ。やりたい、その想いでいっぱい。失敗するかもとか考えない、やりたい自分しかいない。このフットワークはもはや才能。
②新海誠の『小説 言の葉の庭』でも以下のような文章があって思い出しました。
「本当に心の底からなにかを創りたい人は、誰かになにかを訊いたり言ったりする前に、もう創ってるんだ」
…創作というのは気づいたらしている衝動なのかもしれません。
③本屋大賞受賞の『羊と鋼の森』(宮下奈都)
「ピアノに出会うまで、美しいものに気づかずにいた。知らなかった、というのとは少し違う。僕はたくさん知っていた。ただ、知っていることに気づかずに居たのだ。」(P.19)
⇒本作の主人公とピアノとの出会いは、鈴愛と漫画の出会いとダブります。
「才能っていうのはさ、ものすごく好きだっていう気持ちなんじゃないか。どんなことがあっても、そこから離れられない執念とか、闘志とか、そういうものと似てる何か。」(P.125)
⇒やり続けられるかはどらくらい好きかにかかっていると解釈できます。その点、鈴愛はバイトして全巻そろえたいほど秋風の漫画にはまっていましたね。
つまり創作活動ができる才能というのは、「感動・好き」⇒「行動」ができる執念があるか、なのだと思います。
その意味で、鈴愛は絵を描く才能があるのは間違いないですね。(もちろん絵が上手い下手の才能はありますが、ほとんどの人は行動を起こせないか途中であきらめてしまうものです。衝動的に徹夜で描きあげた鈴愛には創作の才能があるのでは?…という指摘です)
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(記事内の画像出典は公式サイトより)
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