大河ドラマ【逆賊の幕臣】のキャスト・相関図!松坂桃李が江戸幕府の天才・小栗忠順に!

2027年のNHK大河ドラマは【逆賊の幕臣】(ぎゃくぞくのばくしん)を放送します。

主演は松坂桃李。脚本は安達奈緒子が担当。
主人公は明治新政府に「逆賊」とされ、処刑されてしまった幕臣・小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)。

今回はドラマ【逆賊の幕臣】のキャスト・登場人物・相関図・見どころ・スタッフ・放送日を紹介します。

逆賊の幕臣
キャスト・出演者 松坂桃李
原作 なし
脚本 安達奈緒子
音楽
制作統括 勝田夏子
監督 西村武五郎、他
放送日 2027年1月スタート NHK総合・毎週日曜よる8時
目次

【逆賊の幕臣】のキャスト・登場人物一覧

  • 松坂桃李…役:小栗忠順(おぐり ただまさ)(主人公。幕臣。天才エリート官僚)

【逆賊の幕臣】の相関図

のちほど更新します。

【逆賊の幕臣】のキャスト

大河ドラマ【逆賊の幕臣】の主なキャストについて、プロフィールや役柄を詳しく紹介します。

松坂桃李(役:小栗忠順)

キャスト:松坂桃李(まつざか とおり)1988年〈昭和63年〉10月17日生まれ。神奈川県茅ヶ崎市出身。トップコート所属。妻は女優の戸田恵梨香。2009年、初主演ドラマ『侍戦隊シンケンジャー』で俳優デビュー。 以降、多数の映画・ドラマに出演し活躍。NHKでは『梅ちゃん先生』『軍師官兵衛』『わろてんか』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』『今ここにある危機とぼくの好感度について』などに出演。

登場人物:小栗忠順(おぐり ただまさ)…“勝海舟のライバル”と言われた男。日本初の遣米使節となって新時代の文明を体感し、新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才で、幕臣(幕府の長である征夷大将軍を直接の主君として仕える武士)。

  • 文政10(1827)年、江戸・神田駿河台生まれ。
  • 2500石の名門旗本で、天才的なエリート官僚。
  • 隅田川の花見でも花や酒には目もくれず治水について語り続け、周囲をあきれさせるようなオタク気質。
  • 万延元(1860)年、遣米使節として渡米し、西洋文明を体感。
  • 帰国後、勘定奉行や外国奉行、軍艦奉行など幕府の重職を歴任。
  • 軍制改革や近代的工場(造船・製鉄所)の建設、日本初の株式会社設立などさまざまな改革を推進する。
  • 武士でありながら経済に明るいので、何度も勘定奉行(幕府財政の運営などをする役職)を務める。
  • 空気を読まず上司に直言しては辞職し、辞めては呼び戻されること70回という伝説もある。
  • 晩年、東征軍(後の新政府軍)との徹底抗戦を唱えて罷免 ( ひめん ) される。
  • 1868年(慶応4年)閏4月6日、群馬県高崎市倉渕町の烏川水沼河原で斬首された。享年42歳。取り調べも無く処刑されたといわれる。
  • 「逆賊」として新政府軍により処刑された小栗だが、現在、処刑された場所のそばに建つ慰霊碑には“罪なくしてここに斬らる”と書かれている。

【小栗忠順への評価】「竜馬がゆく」などの歴史小説家・司馬遼太郎が小栗忠順のことを勝海舟と並べて「明治の父」と呼びました。また、元総理で早稲田大学創立者・大隈重信(1838~1922)は、「明治の近代化はほとんど小栗上野介(忠順)の構想の模倣に過ぎない」と語り、慶應義塾の創設者・福沢諭吉(1835~1901)も「 鞠躬尽瘁(きっきゅうじんすい)(国のために命をかけて尽くすこと)の人」と小栗をたたえています。

【逆賊の幕臣】の見どころ

見どころは主演・松坂桃李さん。映画『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞を受賞するなど、演技力を評価されている松坂さんの演技には注目です。

主人公・小栗忠順のことはあまり知られていないですが、幕末の動乱期に幕府の近代化を推進した幕臣で、日本の近代化に貢献した人物とのこと。どれほどの活躍だったのか、物語を通してその歩みを知れることは大きな見どころですね。

また本作は、幕末が舞台ですが、幕末の日本と現代の日本はよく似ている状況だったそうです。幕末の日本はグローバル経済に巻き込まれ、 関税率の交渉に悩まされ、物価高と格差が人々の生活を直撃。フェイクも含めた情報が拡散されて、誰もが世相を批評するようになり、社会の分断が深刻化しました。更に災害やテロの脅威があり、大国のパワーゲームによる戦争の危機がすぐそこに……。

幕末は明日どうなるかわからない不確実な時代でした。そんな中、小栗は国の独立と社会の安定を守ろうと、近代化政策を推し進めました。

現代は長年の景気低迷、物価上昇、SNSやネット社会の闇、中国や北朝鮮やロシアとの戦争の危機、トランプ関税など…問題山積み。閉塞感漂う現代日本にも学びになるかも?

また、筆者個人的には、敗者の物語という点も楽しみ。豊臣側の主人公が徳川方に敗れる「真田丸」とかも好きだったのです。歴史は勝者が作るものでとよく言いますが、小栗は新政府によって闇に葬られてしまったわけですね。そんな敗者にスポットをあてるのはとても良いです。滅びの美学ではないですが、逆賊の幕臣として処刑されてしまう彼の最期をどのように描いていくのか、注目したいところです。

【逆賊の幕臣】のスタッフ

  • 【作】安達奈緒子(『透明なゆりかご』『サギデカ』『連続テレビ小説 おかえりモネ』『お別れホスピタル』他)
  • 【制作統括】勝田夏子(『連続テレビ小説 梅ちゃん先生』『軍師官兵衛』『今ここにある危機とぼくの好感度について』他)
  • 【演出】西村武五郎

【逆賊の幕臣】はいつから放送?

大河ドラマ「逆賊の幕臣」は2027年1月スタートです。

大河ドラマ「逆賊の幕臣」

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

SNSシェアはこちら
目次