【不適切にもほどがある】9話感想と考察!ゆずる(古田新太)のミュージカルが大好評!
【不適切にもほどがある】9話感想と考察!ゆずる(古田新太)のミュージカルが大好評!
阿部サダヲ主演・宮藤官九郎脚本【不適切にもほどがある】9話のあらすじ・考察と感想を紹介します。
【不適切にもほどがある】の9話が放送されました。
ゲストに円井わんと守屋麗奈を迎え「分類しなきゃダメですか?」と題した9話は、マタハラ問題がテーマです。さらに、サカエ(吉田羊)が令和に!?9話も釘付けのストーリーです。
放送後、ゆずる(古田新太)のミュージカルに「感動した」などの感想が!「ワンチャン」が話題に!
本記事は【不適切にもほどがある】9話の感想と考察をお届けします。
(注意:本記事はネタバレが含まれます)
この記事でわかること
・「不適切にもほどがある」9話感想1(視聴者の声)
・「不適切にもほどがある」9話感想2(内容交えて詳しく紹介)
【不適切にもほどがある】9話感想1
【不適切にもほどがある】9話感想を紹介します。視聴者の声をお届け!
ワンちゃんがキーワードに!
昭和のおじさん・小川市郎(阿部サダヲ)が令和にタイムスリップ!昭和と令和の対比を描く【不適切にもほどがある】。9話は「ワンチャン」がキーワードに!6つの「ワンちゃん」があり、SNSで話題になっていました。
- ワンちゃん1:渚の苗字が犬島渚というところからが渚を栗田(山本耕史)が「ワンチャン」と呼ぶ。
- ワンちゃん2:渚を訴えた を演じているのが円井わんさんで「ワンチャン」。
- ワンちゃん3:市郎(阿部サダヲ)がカラオケで山崎まさよしの「ワンモアタイムワンモアチャンス(One more time, One more chance)を熱唱。
- ワンちゃん4:ゆずる(古田新太)のミュージカルの元ネタがコーラスラインの’One。
- ワンちゃん5:ミュージカルシーンで柴犬が「ワン」と鳴く。
- ワンちゃん6:タイムマシンバスが残り1回しか使えない。
宮藤官九郎さんの脚本。あちこちに「面白さ」がちりばめられていますね。9話は「ワンちゃん」!
ワンチャンとコーラスラインのONEをかけるなんて天才的
ゆずる(古田新太)のミュージカルが大好評!
9話のミュージカルシーンは古田新太さん。渚を思う父の心情をしっかりとうたいあげています。元ネタはコーラス。犬の「ワン」が合いの手のように入るのは笑えましたが、倒れながらも必死にご近所の皆様に本気を見せるゆずるが素敵でした。笑えるけど感動!という場面です。
#不適切にもほどがある
— Utakata TaTa. (@tamaMarshMush) March 22, 2024
第9話をみた
わんわんわん#円井わん から告発#仲里依紗 犬島だから
ウイカから「わんちゃん」
って呼ばれてる#古田新太 の歌うシーン
ワンチャン
そして柴犬がワンって
吠えてる
って
指摘するほどでもない
ふてほど第9話も最高だった。渚ちゃんと自分が重なる部分があって、何だか他人事ではなかった。お父さんのワンチャンソング泣けた… #不適切にもほどがある
— emiliefloge (@emiliefloges2) March 22, 2024
はあ~
— じゃむ猫う♪ (@yattemiahare777) March 22, 2024
ゆずるのワンチャンミュージカル 笑いすぎてお腹痛くなったわ 柴犬との掛け合いウケる
何回も巻き戻して見たしw#不適切にもほどがある
#不適切にもほどがある
— コバヤン (@koba1989aki1008) March 22, 2024
ペットボトルのラベルはがしを言ってくれてありがとうございました。これに驚き感動したし、古田新太さんのソロミュージカルがまた、渋いし、実感がこもっていて最高でした。
以下にて9話の内容を詳しく紹介します!
【不適切にもほどがある】9話感想2
昭和と令和を対比させる【不適切にもほどがある】。
9話はハラスメントに鋭いメスを入れたストーリー展開に…。
【不適切にもほどがある】9話の感想を内容とともに紹介します。
渚の発言がマタハラに!
社内報「ワーママ特集」で渚(仲里依紗)のインタビューが掲載された。
すると後輩の杉山ひろ美(円井わん)が市郎(阿部サダヲ)の元に相談にやってきた。
「私のまわりにも計画的に妊活している女子社員がいるけど、人生は思い通りにいかなくても当たり前なんだから、心にゆとりを持っていたほうがいい」の部分がアウティング、マタハラだいうのだ。
市郎は早速、秋津真彦(磯村勇斗)と渚に話す。そもそも、アウティングて何?と思う市郎に秋津はアウティングの説明を始める。
渚は、そんなつもりはなかったのだが…。
渚は謝ろうと思ったが、謝まったら、市郎がしゃべったことがバレてしまう。
市郎はそもそも妊活を隠すからいけないのだと言うも、そんな単純な問題じゃないという渚。
妊活を始めたら出世コースから外されるという現実が。
渚は羽村由貴(ファーストサマーウイカ)から、杉山は結婚する前からマンションを購入し、彼氏ができると妊活をするという。ドラマ部にいたが問題があってバラエティーに異動していたのだ。
サカエが令和に!安森先生とチョメチョメしたの?
そんな中、秋津真彦(磯村勇斗)は、社内モニターとしてマッチングアプリに登録していて…。
年齢、細かく分類することで、ミスのないマッチングが成功するらしい。
「恋愛しなきゃダメですか?」という秋津は、人を好きになったことがない。
市郎は、誰かのことを思って股間に枕をはさんで叫んでみたことはないのか、と言い出す。
そこに、証券会社勤務の矢野恭子(守屋麗奈)から連絡がきた。「スキャンダル」で待ち合わせ。市郎が付き添い出向くと、スキャンダルにサカエがいた。
なんで令和に来たのかと問う市郎。
サカエ「3年B組の安森先生とお付き合いさせていただいております」
スマホもDXもない昭和。
待ち伏せしたりお姫様抱っこしたりする安森のアプローチにコロリと傾いてしまったのだ。
市郎が「人を好きになるのはこういうこと」と言うも、秋津からしたら「ストーカー」。
「チョメチョメしたのかね?」と市郎は3度聞く。
サカエは安森とホテルに行き、いい雰囲気になったところに、井上(三宅弘城)から「問題発生、すぐ帰ってきて」と電話があった。
結局、安森とは何もせずに令和にやって来たのだ。
サカエは安森先生のことを本気で好きになっていました。紳士的だけど、どこか強引な感じの安森先生に惹かれてしまったのでしょう。元夫とは真逆のタイプ。反動から好きになったのかもしれない。
市郎は相変わらず「チョメチョメ」発言が止まりません。そこがまた市郎らしくて良き。
緊急事態発生!タイムマシンが使えない!
昭和時代。
キヨシ(坂元愛登)がすべきことは、中学生の井上と小学生のサカエを引き合わせることだとサカエから言われているキヨシ。
純子(河合優実)と協力してふたりを引き合わせる。
サカエは小学生でもオトナのサカエと同じく辛辣発言。
それを知った井上は「ダメだよ。タイムパラドックスはご法度」とサカエを叱る。
そして、本題の問題発生に。
業績不振でスポンサーが撤退した。つまり、タイムマシンを出すことができない。キヨシと市郎が戻ることができないという事態に。
市郎は焦りまくります。思わず階段から転げ落ちるという場面も。茫然とする市郎。本当に昭和に戻れないの?不安がよぎります。
渚がパワハラ問題で休職になり…
渚がパワハラの問題で呼び出されてしまう。
杉山が弁護士をたててきたのだ。
九品仏(池谷のぶえ)、市郎、栗田(山本耕史)瓜生(板倉俊之)も話し合いに。
杉山が公にしなかったのはセクハラを回避するため。ところが、社内報がでてから中傷があった。
「よう、杉山ちゃんちょめちょめしてる?」など、市郎の不適切発言を指摘されてしまう。
「昭和気分が抜けなくて」と市郎は土下座する。
杉山には子育てしながら働く渚が成功者に見えていた。
そんな中、打ち明けせでの渚の発言が問題に。
杉山は「妊活です」を繰り返し日程が決まらない。
「だったら、その週はいないものとしてシフトを組むから」と渚。
「いないもの」というのが引っかかる。
これはプレ・マタニティハラスメントに該当すると言われてしまう。
渚はそんなつもりはなかったのだが、1か月の休職に。
渚は杉山に伝えてほしいと
「私は成功者でもない。今でも戦っていて、誰かに助けてもらえないワーママです。杉山ちゃんがママになる頃には何かの役に立てたらいいなって。妊活に後ろ向きにならないでほしいし、私、あなたの味方だから」
と言い立ち去る。
弁護士をたててまで訴えてきた杉山自身も休みをとっているという流れ。相当のショックであったのだろうと察しますが…。子供がいても可愛くてキラキラの渚は羨望の的。それが妬みに変わることもあるでしょうね。
視聴者からは、女の世界は怖いという声もありました。嫉妬うずまく女同士。仲良しの世界だけではないからね。杉山にメッセージを送る渚に「偉い」「素晴らしい」の感想もありました。
八嶋智人登場!
八嶋智人(本人)に挨拶をする渚。
「いつ誰かに変わっちゃうのが分からないのが芸能界だからね」なんて言う八嶋。
渚は落ち込むのだが…。
八嶋智人さん、9話にも登場しました。嬉しい♪
ただ、八嶋さんの言葉に渚は傷ついてしまったようです。でもご安心を!
このあとに素敵なサプライズがありますよ!
市郎が渚の家に居候
秋津が部屋に恭子を連れてくる。ふたりは敬語だ。
恭子も人を好きになったことはないけど、エッチだけという男性は途切れないと堂々発言。
秋津は市郎に「いつまでいます?」と言ってくる。
明らかに市郎が邪魔なのだ。
そうして、市郎は渚の家に。
ゆずる(古田新太)が出迎える。渚はゆずるに育休ということにしてある。
八嶋から北海道のズワイガニが送られてきた。なにげに粋なはからい。
サカエと井上も呼んで和気あいあいと過ごす。
ゆずるは純子のことを聞くと泣いてしまう。
渚はサカエに昭和はどんな感じかと訊ねる。
・ご飯は令和の方がおいしい。
・スキャンダルのナポリタンは昭和の方が上。
・地上波でおっぱいが見れる。
・昭和は話し声が多くて騒がしい雰囲気。
・昭和のセクハラはひどい。認定もないし皆がにぶい。
すると渚は「にぶいくらいの社会の方がちょうどいいのかもな」と。
「認定して終わりじゃ意味がない。パワハラとかモラハラとか細かく分類してその気になってる」
市郎は渚を必死で慰める。
「行ってみたかったな、昭和」とつぶやく渚。
そこで、市郎が「昭和に行こう」と言う。出向いたのは純子のお墓だ。
八嶋智人さん、渚から話しかけられていた時に蟹を頼んでいました!元気づけようという優しさ。さりげなさがニクイですね。
渚はやっぱり元気がありません。1か月の休職はキツイですよね。
ムッチ先輩と秋津君の失恋
昭和「スキャンダル」にて。
純子に「お前が高校を卒業したら結婚しよう」と言ったムッチ先輩。
純子は「今も好き。だけど、世界は広くて色んな生き方があるって知ってしまったの」
ムッチ先輩は「俺も知ってる。キョンキョンにも会った」と2024年に行ったと話す。
それでも、自分のスタイルを貫くムッチ先輩は「カッコイイ」というも…。
「頑張ってください」と言って出て行ってしまう純子。
ムッチ先輩「俺、ふられた?」
一方、令和では…。
秋津は恭子から「秋津君違ったかも」と言われてしまう。
lineのやりとりが違うのだという。
秋津君はなんでも「でーす」で返している。
恭子にとってそれはありえないことだった。
秋津はふられてしまった。
そこに、市郎と井上が。
ラボに1回分の燃料が残っていたから帰れると言う市郎に秋津は「昭和にいてほしい」という。
そして、秋津は恭子を好きだったと気づく。
市郎が山崎まさよしのOne more time, One more chanceをカラオケで熱唱。
秋津は号泣。
その頃、ムッチ先輩も号泣していた。
命をかけて渚を守るゆずるに感動!
渚はゴミ出しに。
並木の出したペットボトルのラベルがはがしていないのを見つけ注意をする渚。
実は、並木が前に出した物は渚がはがして出していた。
並木は逆切れ「そんなだからパワハラで訴えられるんですよ」
そこにゆずるが。
「渚はパワハラなんかしてない。俺の娘を社会の基準で決めつけるな」
・渚の1面だけを見てパワハラだというな!
・ゆずるは渚の全部を見てきているからパワハラなんかしないと言い切れる。
それを歌に託します。
♪ワンチャン♪と歌いだすゆずる。
倒れ込むゆずるは自ら救急車を呼び、再び、歌い踊り出す。
犬が「ワン、ワン」と吠える。
渚がバスに乗り昭和に!
ゆずるは、緊急入院して一命をとりとめた。
渚のハラスメントがSNSで拡散された。
落ち込む渚を見て…。
市郎「お母さんに会いにいこう」
渚「また、お墓参り?」
市郎「ついでにうまいナポリタン食べさせてやる」
こうして、渚と市郎はバスに乗る。
<続く>
【不適切にもほどがある】9話考察
考察1:親子愛を描く
秋津君とムッチ先輩の失恋を交えつつマタハラをテーマにした9話。渚はいつも明るくて強くてというイメージでしたが、9話の渚は暗い顔を見せています。休職になり、さらには、SNSで拡散されてまうとは。とても怖いですね。「人の噂も七十五日」といいますが、ネットが広まった現在は、拡散されてしまっては七十五日では収まらない。言葉(声)だけの拡散なら、いつの間にか、消えていくことが多いでしょう。でも、カタチとして残ったら、どこまでも付いてくる消せない過去になってしまいます。渚が昭和の方が良かったと思う気持ちも分かります。
ゆずるが踊る場面、そして、ラストで市郎が「お母さんに会いにいこう」という場面。市郎は孫を思い、ゆずるは娘を思う。渚は愛されていると胸にジンとくる場面に仕上がっています。
考察2:ポイント6つ
これから判明することを紹介!
・不登校の佐高君が令和で登場するらしい。
・市郎が1話で「部活に入る?」と聞いた生徒も令和で登場するかも?
・八嶋智人さんがキーマンという説も!
・ゲスト・成田昭次、小野武彦、宍戸開(謎の男)の正体は、佐高君、市郎の生徒かも?
・「スキャンダル」トイレの謎が判明する?
・市郎は昭和に戻り、キヨシとサカエは令和に戻ると思われます。
【不適切にもほどがある】9話のまとめ一覧
<考察と感想>
・キーワードは「ワンちゃん」
・古田新太さんのミュージカルシーンに感動。
<内容と感想>
・渚がマタハラで訴えられる。
・渚が休職になってしまう。
・タイムマシンのバスが使えるのは残り1回。
・ムッチ先輩が純子にふられる。
・秋津君も初めての恋にやぶれる。
・市郎と渚がバスに乗って昭和に!
記事内画像:【不適切にもほどがある】公式サイト