【思い思われふりふられ】ふりふらのネタバレ!浜辺美波、北村匠海の禁断愛の結末は?
映画【思い、思われ、ふり、ふられ】ふりふらのネタバレ!浜辺美波、北村匠海の禁断愛の結末は?
浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二がメインキャストを務める話題の映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(通称:ふりふら)が2020年8月14日から全国公開!
原作は「ストロボ・エッジ」「アオハライド」などの咲坂伊緒。
アニメ映画も同年9月18日に公開する人気作品ですが、〈恋、それぞれの結末へ〉というポスターの問いかけは、気になりますね。
今回は実写映画版『思い思われふりふられ』ふりふらのネタバレ・あらすじ・結末・感想などを紹介!
【思い思われふりふられ】ふりふらのあらすじ
『ふりふら』のあらすじ
明るく社交的な【朱里】(浜辺美波)、内向的でうつむきがちな【由奈】(福本莉子)、
クールな【理央】(北村匠海)、爽やかで天然な【和臣】(赤楚衛二)。
偶然出会ったタイプの全く違う4人は、同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生。
親同士の再婚で「家族」となり、朱里に言えない恋心を抱える理央。
そんな理央に憧れるけど自分に自信が持てない由奈。和臣に惹かれていき、自分の感情に戸惑う朱里。ある秘密を目撃してしまい自分の気持ちに蓋をしてしまう和臣。
一人の告白をきっかけにそれぞれの感情は複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違ってしまう。
4人の切なすぎる《片想い》の行方は——
https://furifura-movie.jp/introduction.html
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【思い思われふりふられ】ふりふらのネタバレ
浜辺美波、北村匠海の禁断愛の結末は?
実写映画【思い、思われ、ふり、ふられ】ふりふらの1番気になるネタバレは、山本朱里(浜辺美波)、山本理央(北村匠海)の禁断愛の結末についてでしょう。
なぜ禁断愛かというと、〈あらすじ〉にあるとおり、姉弟(きょうだい)だから。でも血は繋がっていないという戸籍上の姉弟。複雑な関係です。
結論から告げると…
朱里(浜辺美波)と理央(北村匠海)の恋は実りません。
予告でも番宣でも美波ちゃんと北村くんのキスシーンがあるとは分かっています。
そして「キミスイ」以来の再共演ということで、2人の恋の幸せな結末への期待は高まります。(「キミスイ」は死別となりましたね。)
しかし「家族が終わるのはもう嫌だ。」と思っていた朱里は、母のため、家族(を維持すること)のために恋を始めませんでした。
時系列としては…
朱里と理央は中学の同級生で、両想いでした。
しかし中3のとき、朱里は親の再婚を知って、理央が朱里に告白する機会を奪ってしまいます。(→理央が公園への呼び出しを連絡してきたのですが、朱里は自分のスマホをわざと落として割ってしまい、なかったことにしてしまいます。)
時は流れて高校1年。理央は朱里に(不意打ちぎみに)キス!
朱里は「ノリでしないで。こんなことで私たちのしてきた努力、無駄にすんな!」と一喝。
このあと、中3のとき、どんな思いでスマホを壊したのか、由奈をとおして朱里の気持ちを知る理央。
朱里の「家族のため」の努力に気付いていなかった理央は、朱里に「もうノリでしない」と謝罪。
(本当はノリではないけれど)「ごめん」と謝ります。「今度は殴る」と冗談にする朱里。
この二人の会話は、外からみれば姉弟ゲンカの仲直りにしか見えないのでした…。
2人は姉弟でいることを選んだのです。(切ないですね)
【思い思われふりふられ】ふりふらのネタバレあらすじ
今度は時系列にそって、実写映画【思い、思われ、ふり、ふられ】ふりふらをネタバレありのあらすじを紹介します。
朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)の出会い
高校1年。朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)は一緒に登校する。
転校の多かった朱里は友達もすぐできて挨拶も普通にみんなとする。由奈は下を向きがち。
同じマンションに引っ越してきた朱里との出会いは、少し奇妙だった。
(あとで分かるが、由奈が初対面の朱里に交通費を貸したのだ。)
お昼休み。話しは恋バナに。由奈の初恋の相手は絵本の中の王子様。
その王子に似た人が同じマンションにいた、と興奮する由奈。
朱里「声をかければよかったのに。見てるだけじゃ恋は始まらないよ。合図出したり仕掛けたりして好きになるもんだよ。」
由奈「恋は気づいたら落ちるんじゃないの?(駆け引きとか)人工的でやだな。」
由奈は(朱里ちゃんは本当の恋を知らないんだ)と思う。
由奈は男子と話せない奥手だが、カズくん=和臣(赤楚衛二)とだけは普通に話せた。
由奈によると、同じマンションで幼稚園から知ってる幼なじみだから、だそうだ。
由奈は朱里の部屋に遊びに来て、と誘われる。インターホンを押して扉が開かれると…
「朱里の友達?」
由奈はびっくり。絵本の王子様が朱里の家にいたから。
彼は山本理央(北村匠海)で、朱里の弟だという。同じ学校の1年で別のクラスらしい。
朱里は由奈の動揺から察して、理央を部屋に呼んで、勉強を教えてもらうことになる。
朱里は気を利かせてコンビニへ。買い物したその帰り道、朱里は和臣と出会う。
公園で時間つぶしする2人。和臣は性格が反対の朱里と由奈が友人になったことを喜んでいた。
朱里は由奈との出会いを回想。
駅の改札にて。
遠くへ引っ越す友人を見送りたいのに財布を忘れた朱里。
初対面の由奈にお願いしたら、お金を貸してくれた!
「必ず返します!」と宣言した朱里。
住所を聞くと、2人は同じマンションだと分かる。
話しを聞いたとき「騙されたんじゃないかと思ったんだ」と和臣。
朱里は「由奈っていい子だよね、ひねくれてないし。」と実感こめてつぶやく。「でも、いつもうつみむきがちっていうか…」
和臣は「由奈は自信がないから」と言う。「でもいい子だよ」と朱里。
「そう言える山本さんもいい子だよ。」和臣は断言した。
照れる朱里はまだ知らないからというが、「これから山本さんをもっと知ったとしても俺のジャッジは変わらないと思うよ。」という和臣。
しないとできないの違い
そのころ、2人きりの由奈と理央。
カバンからラブレターが見えたことから、理央は別の高校の人から告白されたがふったことを話す。
由奈は傷つけなくてもいいのに、と思う。
しかし理央は「俺ならやだけど。ちゃんとふってくれないと気持ちひきずっちゃうじゃん。」
話しは告白の話しに。由奈は私レベルが告白なんてできない、ふられるとわかってるのに…という。
理央は「(告白を)できるよ。しないのと、できないってのは違う。俺の場合とは違う。」
その意味を理央は説明しなかった。「秩序が乱れるから」だという。
しかしその意味は早くも分かる。
「朱里っ!?」母親が帰ってきて、部屋を開けた。そのあと、朱里が帰宅。
朱里は、母が姉弟が部屋で2人きりなことに心配したことを知り、怒った。
朱里「いいかげんにして!お母さんが心配するようなこと理央は絶対しないってば!ふだん、私と理央がどれだけ気を遣ってると思ってんの!そんなに心配ならなんでお義父さんと再婚なんかしたの!」
朱里は「理央はちゃんと弟だから」と告げた。理央は「ちゃんと」弟という言葉が変だと思った。
由奈は気づいてしまった。理央が好きな相手は朱里だ、と。
由奈は理央と目があった。その瞬間。理央は人差し指を自分の唇にあてて、ナイショのポーズをした。
翌日の放課後。昇降口。朱里を待っていた由奈は、理央と遭遇。
下を向きながら話していると…
理央「なんで下向いてんの?俺、こっち!」
由奈のほっぺを理央が両手ではさみ、グイっと顔をあげさせた。(あごクイならぬ、ほっぺクイ!?)
由奈は恋に落ちる感情を止められない…。
理央はマンションに帰り着くと、エレベーター前で和臣と出会う。
和臣は借りてきたDVDが「マッドマックス」。
「の?」と理央。2人で答え合わせのように「怒りのデスロード」と同時に言い合った。
意気投合した理央は和臣の部屋へ。朱里との関係も知らせてもひかない和臣。
和臣「それ理央たちのせいじゃないから、ワーワー言うのはザコキャラだから。」
ここではないどこか
夜。朱里は、お風呂に日用品の替えを持っていくと、上半身裸の理央に遭遇。
雑に扱うように渡したが、モヤモヤが残り、コンビニへ行く朱里。立ち読みで時間をつぶしていると…
窓には和臣が映っていた。和臣はレンタルショップの帰りだった。
朱里は家の空気を考える生活が嫌になっていた。「時々、逃げたしたくなる。ここでないどこかへ。」
和臣は朱里をより道に誘い、高台へたどりつく。夜景が一望できた。
和臣は高台から見える、キラキラする遠いところへ行ってみたが、同じだったと言う。
ここでないどこかはない。子は親に振り回されるしかない。
「でもたまには、ごめんねとか言ってほしいよな」と和臣。
朱里は和臣に見とれ、バランスを崩した。和臣が支えてくれた。
由奈(福本莉子)の告白
休日。由奈は理央と図書館で勉強中。しかし女子たちが私も教えて欲しいとやってくる。
理央は体調不良を理由に断って切り上げた。
帰り。由奈は理央が嘘をついたと知る。女子が多いと由奈が質問できなくなるからやめたと言う。。
急に雨が降ってきた。理央は由奈の手を取って走り出す。高架下に逃げ込んだ。
父の再婚相手が朱里の母だと知ったときも雨で、「雨が嫌い」という理央。
理央はふられても言えるなら言った方がいいよと助言。ふられたって死ぬわけじゃないんだし。」
雨が上がったとき。由奈は「わたし、理央くんが好きです」と告白し…
(由奈)「だから、私をふって。気持ちをひきずらないように。そうしたら、理央くんが苦しんでるときに、話を聞ける友達くらいにはなれるから。」
理央は「告白してくれてありがとう。でも、ごめん。」と由奈をふった。
帰り道。由奈はひとりで帰った。そしてマンションで朱里に会ったとき、抱きついて、泣いた。
朱里(浜辺美波)と理央(北村匠海)雨の中のキス
由奈は告白を後悔していない、と朱里に語った。
(由奈)「理央くんを好きになったから世界が変わった。少しだけ変われた。それが本当にうれしいの。」
ときは暑くなり始めた5月。
朱里は体育の授業で、熱中症で倒れこむ。和臣は朱里を抱え、保健室へ連れて行った。
しばらくして、回復した朱里が保健室を出たころ。
和臣がスポーツドリンクを持ってきて「もうあんま無理しちゃダメだよ」
その2人の姿を理央は遠くから見ていた。スポーツドリンクは渡せなかった。
放課後。駅前。雨が降ってきて、傘がない朱里はレンタルショップに目を向ける。
…あの夜、和臣とコンビ二で会ったとき、彼はレンタルショップの手さげバックを持っていた。
向かおうとしたら、「家そっちじゃねーぞ。」理央が傘を持って迎えに来ていた。
雨の中、各自で傘をさして、並んで帰る2人。雨音で会話ができないため、理央は朱里の傘の中へ。
「朱里ってカズのこと好きなの?」
「やめようよ。姉弟で恋バナとかさ。気持ち悪いし」
「なにが姉弟だよ、なりたくてなったわけじゃねーよ。バカ」
「なにその言い方。無神経すぎる。」
理央は傘の外に出ていく。「なに怒ってんの」と尋ねても理央は怒ってないというが…。
ふいに朱里は理央に引き寄せられた。「車がきたから」「ありが…」
朱里がお礼を言おうとするのを止めるように、理央が朱里にキスをした。
近くで自転車が倒れる音がした。
(朱里)「ノリでこういうことしないでよ。いくらノリでもしていいことと悪いことがあるの。今のはなかったことにしてあげるから。こんなので私たちがしてきた努力、無駄にすんな!」
あの日、家族になった
由奈は朱里と理央の態度が気になった。
(由奈)「話したいことあったら聞くよ。私たち友達なんだから、遠慮しなくていいよ」
放課後、由奈は話を聞いた。理央が朱里とキスをしたこと。告白をさせてもらえないこと。
中学3年のとき、本当は告白するつもりだったこと。
「三時に公園に来て、話ある」
と、メッセージを送ったが、朱里から返事はなかった。
それどころか、父から電話があって、出てみると、朱里の声だった。
ファミレスに行くと朱里とその母、理央の父がいた。父の再婚相手を知ったのはこの日だ。
朱里は母と理央の父に偶然出会って、スマホを水たまりに落として壊したという。
届かなかったメッセージを、理央はそっと消去した。
朱里(浜辺美波)の守りたいもの
放課後の昇降口。理央は朱里をつかまえて「話しくらいさせろよ」と伝えるが、
朱里は話をする気はなかった。
もめる2人をみて「痴話げんか?本当の姉弟じゃないってマジ?」とからかう男子たち。
「小学生みたいなこと言ってんなよ!」和臣が2人を守った。
朱里は帰ろうとする。理央は「待って、俺は朱里が…」
「ダメ!」由奈が理央を引っ張り、誰もいない廊下へ連れ出す。
(由奈)「あんなのはよくない。いきおいに任せて言おうとするなんて」
(理央)「もうしんどい。なんで俺だけ、家の空気かんがえて我慢しなきゃなんないんだよ」
俺だけ…は「違う!」と由奈。「そうじゃないの、言葉にしたら終わりなの。理央くんは自分のことだけしか考えてない!」
由奈は朱里から聞いていた。なぜ理央を無視し続けているか、告白をさせないか…。
「言葉にされたらもう元に戻れない」だから中学3年のあのときも…
「三時に公園に来て、話ある」理央からメッセージをもらった。
たぶん告白される、と思った朱里。中2で転校してあって以来、よく話す仲だった。
マンションを出ると、母と見知らぬ男性がいた。男性は山本と言って、理央の父だった。
2人のうしろを歩きながら朱里は、スマホを水たまりに落として、壊した。
メッセージはトップ画面に表示されただけで開かなかった。
ファミレスに呼ばれた理央に、「私たち姉弟になるの」と笑って告げた朱里。
「それが1番誰も傷つかない方法だった。今でも私はそう信じている。」と振り返る朱里。
弟ができて嬉しいし、お義父さんのことも好きだという朱里は「言葉にしたらもう取り消せない。やなんだよ、家族が終わるのは。もう嫌なの。」
家族を守りたい…その思いは、母と2人きりで、母が離婚した後も男の人とうまくいかなくて、ひとりっ子だった朱里の本音だった。そして理央を姉との恋に悩ませないための方法でもあった。たしかに誰も傷つかない方法だった・・・。
しかし朱里だけが背負っていた。理央は朱里をひとりにさせない方法をとる・・・。
マンション、山本家。リビング。
(理央)「朱里、こないだのこと本当にごめん。朱里の言うとおり、いくらノリでもしていいことと悪いことがあるよね、何も分かってない身勝手な弟でごめん。」
(朱里)「次やったら本当に殴るからね」
母は穏やかでない姉弟ゲンカに「仲良くしなさいね」と告げた。
理央は思った。朱里、今までひとりで頑張らせてごめん。やさしい嘘をありがとう。
後日。理央は由奈に朱里への執着していた気持ちが手放せたことを報告。
「由奈ちゃんのおかげ。叱ってくれてありがとう」と感謝した。
朱里(浜辺美波)の告白
7月。
朱里は英語が好きで、和臣は映画が好きだ。どちらも現実から離れることができるものだ。
おすすめ映画を尋ねられた和臣は、「アバウト・タイム」を紹介。貸す約束をした。
家に帰った和臣は、部屋に兄の聡太がいた。
兄は難関大に合格したが演劇に目覚め両親とケンカ、家を出ていた。
「彼女できた?好きな子いる?」「いないよ」
和臣は首を触って答えた。聡太はそれは嘘つくのときの癖だと指摘した。
退学証明書がリビングに置かれていたため、その夜は両親のケンカの声が鳴り響いた。
8月。夏祭り。
由奈は朱里に手伝ってもらってオシャレをした。
(由奈)「今の自分を理央くんに見てもらいたいって、私なんかって思いたくないの」
由奈に誘われて、朱里も浴衣を着て夏祭りへ。
射的ゲームのあと、和臣は「山本さんあげる」とゴリラのぬいぐるみを朱里に渡す。
由奈は場所取りで、理央・和臣・朱里が買い出し中、朱里がはぐれた。
和臣は朱里を発見。たこ焼き持ってた人にぶつかった為、水で洗っていた。
連絡先を知らない2人は、無料通信アプリ「ライン」を交換しあった。
女子と交換したのは朱里が初めてだと硬くなる和臣。
朱里は「私たち付き合ってみませんか。だって乾くん、私のこと好きじゃないですか?」
朱里の告白に和臣は、手を首に当てながら、「ごめんなさい。俺、山本さんのこと、好きとかじゃない」
朱里は「勘違いだったかあ。恥ずかしい。今のは気にしないでね。なんなら忘れてくれていいから。」とおどけながら、シミになることを理由に帰途へ。
実は和臣は、5月、朱里と理央がキスしていた場面を目撃していた。
自転車を倒してしまったが、陰に隠れて2人から見られなかった。
私の安全地帯
9月。新学期。文化祭の話しが出た。
朱里たち1年4組のクラスの出し物は、「青春フォト選手権」に決まった。
生徒や来場者に青春らしい1枚を撮ってもらい、ロビーに展示。最終日に投票で1位を決める催しだ。
朱里と和臣は同じ「お手伝いBチーム」になった。
由奈は最近、同じ図書委員会の我妻という男子と仲がいい。
屋上にて。和臣は下調べで絵になる場所を探していた。
朱里は試し撮りの相手になる。カメラを構えていた和臣は見とれてしまった。
和臣は夏祭りのことをふると、「私切り替え早いし、忘れて」と朱里。
あるとき、我妻は遠くの渡り廊下に見えた由奈に「市原さーん!」と大声で手を振った。
由奈も笑顔で答えた。仲間から「好きがダダもれだよ」とからかわれる我妻。
我妻と同じクラスで一緒にいた理央は、複雑な気持ちだ。
10月、文化祭。
理央の1年1組の出し物は「コスプレ・スタンプラリー」だ。
コスプレした1-1メンバーを発見してスタンプをもらうというもの。
由奈は1-1に理央に会いに行くと、警官コスプレの我妻がいてスタンプを押してくれた。
しかも我妻と一緒に理央を捜しに行くことに。
理央は見つかりにくいところにいたが、由奈の手を引いて走る我妻を目撃。
理央は思わず走り出した。
緊急事態!…朱里のスマホに由奈からメッセージが届き、駆けつけた。
(由奈)「どうしよう私、告白されちゃった!」
初めて告白されて、嬉しかったけれど断ったという由奈。変われたのは理央のおかげだから。
(由奈)「朱里ちゃんは私の安全地帯だね。」
朱里は由奈に頼まれて、由奈の背中をポンっと押した。
「ありがとう」由奈は走り出す。理央のもとへ。
その後、朱里は来場していた元カレの亮介に出会った。気まずい関係だ。
(由奈)「別れようって言われたとき、まだ好きだったよ」
(亮介)「一番大事なときに言わないで事が過ぎてから言うよな。自分と同じ気持ち返してもらえなかったら赤っ恥かくと思ってんでしょ。だから私そこまで本気じゃないみたいな態度になるんじゃないの?かっこ悪くならないようにって。上から目線でないと自分保てないとか中身空っぽすぎでしょ。」
亮介とはケンカ別れになった。
朱里は和臣とのことで思い当たるふしがあった…。
理央(北村匠海)の告白
「理央くん!」
由奈は王子様コスプレの理央を見つけた。
場所は染織部の出し物の、美しく手染めされた布の数々の物陰。
由奈は理央のおかげで変われたことを報告。
(由奈)「今の自分の方がずっと気に入ってるだから、ありがとうって言いたいの」
理央は由奈を捜していたと告げて、
「1回ふっといて何も今さらって思うかもしれないけれど、もう1回俺のこと好きになって欲しい。俺、由奈ちゃんが好きだ」
と告白。
(由奈)「夢じゃないよね?」
(理央)「うん、夢じゃない」
紙吹雪が舞った。理央と由奈は笑い合った。その姿を和臣はカメラで撮った。
青春フォト選手権の会場には、理央と由奈の写真が、そして朱里の写真もあった。
朱里は自分の写真を見つけて、下調べのときに写真を撮った和臣のことに思いをはせた。
同志たち
文化祭後。進路希望調査票が配布された。
クリスマスも近くなり、朱里はベーカリーショップでバイトを始めた。
ある夜、朱里は母が父と「離婚する?」と話しているのを聞いてしまう。
クリスマス・イブ。朱里は店頭でケーキの臨時販売を担当。
余ったケーキをお土産に自宅に戻った朱里だったが、誰もいなかった。
朱里は和臣の家へ。窓を開けて顔を出した和臣。奥からは彼の両親のケンカの声がする。
ただのおすそ分けのつもりだったが、「外でクリスマスをしよう!」と連れ出すことに。
あの秘密の高台にて。ケーキとチキンを食べて祝ったあと、鬼ごっこをする2人。
2人とも親が不仲な「同志だね」と共感しあった。
朱里は「通訳になりたーい」と叫ぶ。
和臣は「映画を撮る仕事がしたーい」と叫んだ。
朱里は和臣に(来年もまたここに来ない?)と言いたかったが飲み込んだ。
話しを聞いてあげて
新年、新学期。
朱里と和臣は、両親から話しがあると言われた。
和臣は、集めていたDVDを全部捨てられた。
由奈からその話を聞いた朱里。自分の家庭の話は飲み込んだ。
和臣は父に夢を話してなかったが、勘づかれてクギ刺されたようなものという。
(和臣)「山本さんみたいに反対される夢じゃなければ良かったのに」
(朱里)「夢に優劣なんてない。それに和臣くんが打ち明けてくれた大切な夢じゃん。私に出来ることない?私たち同志でしょ?」
(和臣)「似た者同士、分かり合っても何も解決しない。傷の舐め合いと一緒だよ。」
**
その後、朱里は学校を休んだ。
放課後。理央は「うち離婚するかも」と由奈に打ち明けた。
父のアメリカ行きが決まり、単身赴任は嫌だという父に対し、母が家族で行くのは反対していた。
理央は日本に残るつもりだが、朱里は父について行くという。
そうすれば母もついてこれると思って、家族がバラバラにならないよう先回りして決めたのだろう。
夜。由奈は忘れ物を届けに来たという口実で、朱里のマンションへ。
応対した朱里の母に「このマンションに引っ越してきてくれてありがとうございます。私、朱里ちゃんが好きです。私も、理央くんも、カズくんも、みんな朱里ちゃんが好きです。だから、聞いてあげて欲しいんです。朱里ちゃんの気持ちをちゃんと聞いてあげてください。」
大きな声でハッキリまくしたてた由奈はそれだけ言うと出て行った。
部屋で聞いていた朱里。
由奈から「今度は私が朱里ちゃんの安全地帯になりたい」とメッセージがきていた。
「ありがとう」と返信した朱里は、部屋を出て母と話しをした。笑い合い、打ち解けあった。
記念すべき1本目
放課後。屋上にて。
理央は和臣に、朱里のアメリカ行きを知らせた。
(理央)「どうするの?朱里のこと好きなんだろ?気持ち伝えないで終わりにしていいのか。できない理由を探すのだけは、みんな得意だよね。まいいや、俺のことじゃないし。」
和臣は下駄箱で袋を手に取る。開けると「アバウト・タイム」のDVDが入っていた。便箋も↓
やっぱり乾くんの夢を応援したい。
また集めよう。
記念すべき1本目は私からのプレゼント
和臣は兄へ電話した。「俺ずっと楽してた。やりたいこと出来ない理由を兄ちゃんのせいにしてずっと楽してた。兄ちゃん、頑張れ」
その後、和臣は父に進路のことで話し始めた。後にしてくれと言われてもひるまなかった。
和臣(赤楚衛二)の告白
和臣は朱里をあの高台に呼び出した。
父に話せたことを朱里に感謝した。
DVDも見せて「今日からこれが一番好きな映画になった」と告げた。
この高台は、ここではない場所はないと諦める場所だったが、自分次第で見つけられると朱里に教わった、という和臣。
和臣は「俺、山本さんが好きだ」と告白。
「私も」と答えた朱里は、「自分が傷つかないように逃げてただけで本当は忘れて欲しくなんてなかった。今も大好きです。」と思いを伝えた。
「やっとつかまえた」「ずっとつかまえてて…」2人は抱きしめあう。
心配した理央と由奈も高台へやってきた。由奈は朱里と抱きあう。
(理央)「俺の彼女なんですけど」
(由奈)「私の親友なんですけど」
(和臣)「山本さんはこっち」
朝焼けを見ながら、4人の想い↓
誰だって傷つけたいわけじゃない。
なるべく笑ってすごしたい。
みんなに幸せでいてほしい。
これからもそう願っていろんな選択をしていくだろう…。
【思い思われふりふられ】ふりふらの結末まとめ
映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(通称:ふりふら)のあらすじネタバレを紹介してきました。
結末をまとめると…
【朱里】(浜辺美波)は両親とアメリカ行き。将来は通訳を目指す。和臣と遠距離恋愛へ。
【理央】(北村匠海)は日本に一人暮らし。高校2年へ進級。由奈と付き合うことに。
【由奈】(福本莉子)も高校2年へ進級。内向的すぎる性格から変化。理央と恋人へ。
【和臣】(赤楚衛二)も高校2年へ進級。将来は映画監督を目指す。朱里と遠距離恋愛へ。
【思い思われふりふられ】ふりふらの感想まとめ
SNSの反響は…
福本莉子ちゃん、最初は自分に自信がなく人と目を合わせて話せない子から、自分に自信を持って変わっていく様がとってもよかった。
浜辺美波ちゃん超絶可愛かったぁ。由奈役の子のおどおど感が漫画の感じから離れてなくてよかった。
最近 見た恋愛映画で一番 好きだな 大切なことを たくさん教えてもらった 。
切なくて苦しいけどでもとっても素敵な映画だったキュンキュンするところもあって最後の最後まで最高だった
と大絶賛。しかし浜辺美波ちゃんと北村匠海くんの恋愛をイメージした方には、映画の前半で2人の決断が固まるので、拍子抜けしたかもしれません。結ばれませんでしたしね。
キミスイコンビをすっごい期待して行ったから、ガッカリが勝っちゃった
4人でもっと番宣とかバンバン出たらいいのにとすごく思う。
キミスイ以来の共演という売り文句はマスコミ(ネットニュースなど)がつけていたものですが、ちょっと誤解をしてしまう番宣内容でもあったかも。
4人とも輝いていましたので、4人でもっとインタビューに答える番組が必要だったかもしれません。
赤楚 衛二(あかそ えいじ)さんは本作公開時26歳ですが、見た目は若いですし、好青年を演じきりました。
福本莉子(ふくもと りこ)さんは本作公開時19歳。撮影時は18歳だったことでしょう。彼女は第8回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリの逸材なので、今後も注目です。(浜辺美波さんは第7回の方でニュージェネレーション賞を受賞。)
まとめ
当記事のあらすじネタバレから分かるように、【ふりふら】は、青春の甘酸っぱさ、もどかしさ、キュンキュン、親との葛藤、進路、友情など色々と詰まっています。単純な胸キュンラブストーリーではありません!
ラストも主題歌、Official髭男dismの『115万キロのフィルム』がかかり、メインキャスト4人がとても絵になるフィルムでも登場!
エンドロールまで観ながら、聴きながら幸せな時間に浸れることでしょう。
2020夏のオススメの1作です!
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