土ドラ【バントマン】第1話ネタバレと感想、展開予想!
10月期土ドラ【バントマン】の第1話が放送されました。
このドラマは、華々しくデビューを飾り、スター街道を歩んでいたプロ野球選手が、戦力外通告を受けたところから始まる物語。第1話では主人公・柳澤大翔の野球選手としての背景と、第二の人生に向かうまでのエピソードが描かれました。
第1話では、主人公・大翔の華々しいデビューシーンも描かれたね!
大翔を演じる鈴木伸之さん、少年時代は野球チームで4番バッターだったそうだよ!
SNSではユニフォーム姿の鈴木さんに「似合ってる」「カッコいい」などの声がたくさん寄せられていたね!
そんなスター選手が全く別の人生を歩む必要を迫られたとき、果たしてどんな決断をするのか!?第1話ではそんな大翔の葛藤が描かれているよ!
本記事では、そんな第1話のあらすじ完全版とネタバレ、伏線、そして今後の展開予想などをお届けします!
第1話あらすじ
高校3の夏の甲子園・全国高校野球選手権大会に出場後、その年のドラフト会議で中日ドラゴンズから1位指名を受け入団。プロ入り初ヒットがホームランという華々しいデビューを飾り、スラッガーとして活躍していた柳澤大翔(鈴木伸之)は、その後、相次ぐケガとスランプに苦しみ、ついに戦力外通告を突きつけられてしまいます。
球団側が提示したスタッフとして球団に残るという選択肢も断り、野球を続けることを諦められない大翔は、トライアウトに挑戦します。
迎えたトライアウト当日、現役時代のファン、両親、そして各球団のスカウトマン…に紛れた黒サングラス姿の謎の男が見守る中、なかなか良い結果を出せずにいた大翔でしたが、ついに訪れた最後の打席でみごとなホームランを放ちます。手ごたえを感じた大翔でしたが、待てど暮らせどどこからも連絡は来ず、「5日経ってもオファーなし」というのが新聞記事に出てしまう事態に。
内心の焦りを隠し、練習を続ける大翔のもとに、ついに「あなたと契約を結びたい」という待望の連絡が!しかしそれは既存の球団ではなく…。
一方、大企業の総務部で働く根鈴華(倉科カナ)は、明るい未来を夢見て懸命に働いていたものの、自分より他人を優先させてしまう性格のため、優秀な同期たちとの競争になじめず、次第に目立たない仕事をコツコツとこなす地味なポジションに落ち着いてしまっていました。そんな彼女の元にも、突然の辞令が下ります。
大翔が指定された場所に行くと、そこには華もいて、ふたりを待ち受けていたのは櫻田誠一郎(坂東彌十郎)という男性でした。そこでふたりが聞かされたのは、究極の福利厚生施設=シークレット・ベネフィット・オーガニゼーション、略してSBO。社員の悩みは社長の悩み、3万人の社員たち、さらには社員の家族たちにも幸せになってほしい、彼らの悩みを少しでも和らげるためにはなにをしたらいいのか、と考えた末に作られた組織だといいます。
SBOと聞いて「ストライク、ボール、アウトのことかと思いました」と笑った大翔に、櫻田社長は「すべてのことは野球につながる」と語ります。そしてその櫻田社長と野球話で意気投合したかに見えた大翔でしたが、櫻田社長から「SBOのメンバーとして、困っている社員に手を差し伸べ、次のステップに送り出す役割を果たすバントマンになってほしい」と聞かされると「俺は野球をやりに来た、野球ができないなら帰る」と出て行ってしまいます。
残された華、残念そうな表情を見せる櫻田社長、そして捨て台詞と共に出て行ってしまった大翔。果たしてどうなる…??
第1話ネタバレ
トライアウトに挑戦した大翔に契約を持ち掛けたのは誰?
物語の冒頭から随所に顔を出す謎の男。
ビルの屋上でバットを振る怪しげな男。物陰から華を覗き見る謎の男。そしてトライアウト会場で、各球団のスカウトマンたちに紛れ、球場を見つめるサングラス姿の謎の男…
この男こそが、大翔に契約を持ち掛けた“イニングナイン”という企業の社長を務める櫻田誠一郎でした。無類の野球好きとはいえ、プロ野球球団と関係があるわけではなく、大翔との契約も野球選手としてのものではありませんでした。
球団でもない企業から大翔に持ち掛けられた契約の内容は?
野球ファンとして、大翔ファンとしてその姿を見守ってきた櫻田社長には忘れられないシーンがあったのです。それは、とある試合、チャンスで打順が回ってきた大翔が、監督の指示に従い不本意ながらも送りバントをしたときのこと。大翔が送りバントをしたのはプロ野球人生でもこの一度だけのことでしたが、この時の悔しそうな顔、チャンスで打ちたい気持ちを抑え自らを犠牲にしてチームに貢献した大翔の姿が忘れられなかったと言い、大翔に対して「ヒーローのバントが見てみたい。次の居場所が見つかるまで、ここで送りバントをしてください」と持ち掛けます。
いうまでもなくその「送りバント」とは試合で行うものではなく、SBOという組織において、その送りバントの精神に基づき、社員を支える仕事をしてほしい、というものでした。
野球にこだわっていた大翔が、意外なオファーに対して下した決断は?
「俺は野球をしに来た、野球ができないなら帰る」と断る大翔を、櫻田社長はオフィス内に設けた簡易な野球の練習施設を指差し、「ここで野球をすればいいじゃないですか。次の居場所が見つかるまでここで一緒にバントをしよう」と誘いますが、野球選手としての契約を期待して訪れた大翔は、捨て台詞と共に出て行ってしまいます。
気になる今後の展開は…?
第1話の感想、そして気になるポイントは!?
第一話は登場人物の背景紹介がメイン、という印象の回でした。
ですが、最後の表情からみてもヒトクセありそうな櫻田社長がここであきらめるはずもなく、これからどうやって大翔を口説き、獲得に乗り出すのかは気になるところです。
また、終始含みのある表情で大翔を見守っていた父親・柳澤大喜(モロ師岡)と大翔の関係も気になるところ。物語のシーンには、大翔が試合に出かける直斗を見送るシーンと、父に見送られながら試合に向かう子供のころの大翔のシーンがオーバーラップする演出も見られました。果たしてふたりの間にどんな過去が…?
さらに、放送後に流れた第2話の予告では、大翔が球団テストに呼ばれたことを匂わせるシーンもありました。大翔の過去、そしてこれから歩む第二の人生が野球選手とバントマンどちらの方向に向かうのか、目が離せません!
スター街道を歩んでいた大翔、これまでとは真逆の人生を歩んでいけるのか!?
第1話の段階では、大翔はヒーローであることにこだわり続けており、誰かの幸せのために自分を犠牲にするつもりなどないことがよくわかります。加えて、野球選手であり続けることもあきらめていません。
今後、大翔は気持ちを切り替えて新たな人生を歩むことはできるのか、はたまたプロ野球選手として再びヒーローの座に返り咲くことができるのか!?注目です。
【バントマン】第1話まとめ
【バントマン】第一話では、戦力外通告を受けたスター選手が第二の人生をどう歩むのか、ということ、そして、イニングナインという会社で、野球の精神に基づいた究極の福利厚生組織が形成され、大翔にそのメンバーとしてのオファーがされたところまでが描かれました。
タイトルになっている“バントマン”の精神が、物語の主人公である大翔の心に届く日は来るのか、物語の展開はまだまだこれから!来週以降も追いかけていきます。
画像出典:「土ドラ公式」X
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