ドラマ【Destiny(ディスティニー)】の最終回ネタバレ・全話あらすじ!結末考察・伏線まとめ!
ドラマ【Destiny(ディスティニー)】の全話ネタバレ・あらすじ・伏線・考察まとめ!原作なしの最終回・結末は?
2024年春のテレ朝火9ドラマは、石原さとみ主演のラブサスペンス。大学の同級生5人の運命を変えた事件、奏の過去と父の事件、真樹(亀梨和也)の過去とは?ドラマのあらすじ・ネタバレと伏線を最終回までまとめていきます。
【Destiny】1話のネタバレ・あらすじ
【Destiny(ディスティニー)】1話のあらすじ・ネタバレです。
1話のあらすじ
「横浜地方検察庁」中央支部の検事・西村奏(石原さとみ)は、現在「横浜みなと総合病院」の外科医の奥田孝志(安藤政信)と同棲中。奏は20年前の中学生の時、検事の父を亡くした。それをきっかけに、母の故郷・長野県に移り、地元の信濃大学法学部に進学。
「カンニングさせて」と馴れ馴れしく話しかけてきた野木真樹(亀梨和也)、その友人で成績トップクラスの、隣りのクラスの森知美(宮澤エマ)、お人好しのムードメーカー・梅田祐希(矢本悠馬)、大病院のお嬢様・及川カオリ(田中みな実)、そこで4人の仲間と出会う。ともに司法試験に向けて頑張りつつ、まさに“青春”なキャンパスライフを送っていた。
奏と真樹はみんなに内緒で付き合い始める。奏はカオリも真樹が好きだと知っていたが、自分にとっては初めての恋。真樹を誰にも渡したくないから気づかぬふりをしていた。
1話のネタバレ
司法試験資格のためのロースクール入試を間近に控えたある日、ある事件が起きる。それが永遠の友情を誓った奏と仲間たちの運命を大きく狂わせていく。
奏の父親の事件に関するある新聞記事を見つけた知美は、そのことをカオリに話してしまう。もともと奏と真樹の交際に苛立っていたカオリは、真樹に話すべきだと言い出す。ずっと友達だっていったのに、裏切ったのは奏だ。ロースクールの受験や卒論で忙しい知美は、くだらないことに巻き込まないでと突き放す。
孤独になったカオリは、真樹を呼び出し、ある事実を伝え、奏と真樹は付き合っちゃいけないと言う。抗う真樹に、「一緒に死なない?」と言うとスピードを上げてカーブの多い山道を暴走。そしてカオリは死んだ。同乗していた真樹は生き残り、警察の事情聴取を受ける。
カオリの葬儀の日、事故の日以来音信不通になっていた真樹が現れた。必死に追いかけてあのときに何があったのかと問う奏に真樹は「俺がカオリを(殺した)」と言った。
12年後。現在同棲中の恋人で横浜みなと総合病院に勤務する奥田貴志(安藤政信)に差し入れを渡しに行った奏は、救急搬送された患者が乗ったストレッチャーとすれ違う。その患者は駅でほかの客ともめてケガをした真樹だった!
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【Destiny】2話のネタバレ・あらすじ
【Destiny(ディスティニー)】2話のあらすじ・ネタバレです。
2話のあらすじ
西村奏(石原さとみ)は、違法薬物売買事件を担当していたが、証拠が決め手にかけると大畑支部長(高畑淳子)に叱られる。現行犯逮捕された3人の男のうち1人が政治家の息子・川越拓海ということで世間の注目を浴びる。
自宅でも証拠探しをする奏は、同棲中の恋人・奥田貴志(安藤政信)からさりげなくプロポーズされる。貴志と出会ったのは、カオリが死んで真樹が姿を消して抜け殻になっていたとき。大学院入試にも落ちてふらついていた奏を助けてくれたのが貴志だった。
その後も2人は大学でたびたび出会ったが、交際を始めたのはふたたび2017年に再会してから1年後だった。
2話のネタバレ
カオリの13回忌。事件の事情聴取を終えて駆けつけた奏は、今は結婚している知美(宮澤エマ)と祐希(矢本悠馬)には会えなかったが、大学に寄り当時の思い出に浸っていると、突然目の前に真樹が現れた!
今まで何をしていたのか、あのとき何を言ったのか、カオリと何があったのか。あれからずっと心から離れなかった疑問をぶつける奏に、真樹は答えず「ごめん」と言うだけ。そして、立派に検事になった奏を「本当、すごい」とほめた。
違法薬物売買事件は、起訴できると思いきや、川越の弁護士が野木浩一郎(仲村トオル)になったため証人が証言を翻して不起訴処分になってしまう。そして奏は、浩一郎につかみかかって「辻英介を殺したのはお前だろ」「だから俺はカオリを…」と叫ぶ真樹と再会する!
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【Destiny】3話のネタバレ・あらすじ
3話のあらすじ
「辻英介はお前が殺した」「だから俺はカオリを…」と野木浩一郎(仲村トオル)につかみかかりながら叫ぶ真樹(亀梨和也)。その光景を見てしまった奏(石原さとみ)は、真樹に「待て」と言われるがその場を去る。しかし真樹の言葉が頭から離れず、英介の事件を調べ直す。浩一郎こそが英介を追い詰めた「正義の味方」弁護士であることを知る。
そこに当の浩一郎が奏を訪ねてくる。奏は英介の事件についてストレートに切り込むが、浩一郎は自分は正しいことをしただけで、英介は自分で自分を裁いたのだと言い切り、奏が検事として甘いと指摘する。
カオリの事件を調べ直した奏は、事故車のハンドルに真樹の指紋がついていたことを知る。
貴志(安藤政信)からプロポーズされた奏は、一緒に長野の奏の実家へ。母の悠子(石田ひかり)はご馳走を作って待っていた。目の前で貴志のプロポーズと奏の承諾を見た悠子は大喜び。貴志の人柄も気に入った様子だ。奏は、英介の遺品から、古い写真を見つける。それは鹿児島地検時代の記念写真で、英介と浩一郎が一緒に写っている。2人はかつての同僚だったのだ。
3話のネタバレ
真樹や英介、カオリの事件のことでモヤモヤしている奏は、知美(宮澤エマ)の家に行き、状況や気持ちを打ち明ける。カオリの通夜のとき、真樹が「俺がカオリを殺した」と言っただろうことも初めて他人に話した。「真実が知りたい」と言っていたとき、祐希(矢本悠馬)が帰宅。偶然にも、真樹を連れてきていた。
突然現れた真樹と、こっそり連絡を取っていた祐希に不満をぶつける知美。奏には婚約者がいることも告げる。ショックを受けながらも出ていく真樹。やっぱり真実を知るのは今しかないと真樹を追いかけた奏は、いけないと思いながらも、結局真樹とよりを戻してしまう。
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【Destiny】4話のネタバレ・あらすじ
4話のあらすじ
横浜地検を訪れた真樹(亀梨和也)は奏(石原さとみ)にすべてを話す。奏の父は殺されたとカオリ(田中みな実)が言ったため、車を止めて話を聞くが、カオリの言うことを受け入れない真樹に対して感情を昂らせたカオリはいきなり発進すると暴走する。「一緒に死なない?」と言ったカオリは本気かもしれないとハンドルをとって必死に止めようとした真樹だが、その手が離れたとき、カオリがハンドルを切った。
真樹に疑いがかかったにもかかわらず、浩一郎(仲村トオル)はカオリの過失ということで丸くおさめた。自分がカオリを殺したも同然だと思った真樹はみんなに合わせる顔がないと姿を消したのだ。
4話のネタバレ
奏と真樹は祐希と知美の家へ行き、すべてを話す。トモに怒られても当然だと謝る真樹だが、知美は知美で、カオリが死んだのは浩一郎と英介の事件の記事を見せたのに、暴走するカオリを邪険にして孤独にしてしまった自分の責任だと罪の意識をずっと抱えていた。
真樹はもう一度浩一郎と話をすると言うが、奏は検事として自分が調べ直すと決める。当時の関係者が誰も話をしてくれない中、大畑支部長(高畑淳子)が英介のかつての部下・新里龍一(杉本哲太)を紹介する。
その頃、浩一郎はなぜか祐希に接近。また真樹を診察して胆嚢がんと診断した貴志は、奏のフィアンセだと真樹に告げていた。
【Destiny】5話のネタバレ・あらすじ
5話のあらすじ
野木浩一郎(仲村トオル)は、西村奏(石原さとみ)の同級生・梅田祐希(矢本悠馬)に接近し、息子の真樹(亀梨和也)が帰国した理由、何を話していたかを尋ねる。すべてを明かさない祐希に、困っていることがあるなら力になるとる暗に協力を持ちかける。
父・辻英介(佐々木蔵之介)のかつての直属の部下・新里(杉本哲太)と会った奏は、英介が「真実を封じ込める」ために自死を選んだ、何らかの記録を残していたらしいことを知る。
自殺する前、英介が事の顛末を書いていたというノートを実家で探す奏は、英介がボイスレコーダーに何かを吹き込んでいたことを思い出し、発見する。それには、野木浩一郎によって英介が死に追い込まれた真実が語られていた。
5話のネタバレ
裁判の記録を聞くと、野木浩一郎が執拗に英介を追い込んでいた。国会議員の東(馬場徹)を起訴する確たる証拠となったメールを送ったとされる東の秘書・加藤正孝は、英介にはあっさり関与を認めたものの、裁判では英介に自白を強要されたと証言を全面的に覆す。
東京地検が集めた官僚の証言も覆され、浩一郎の激しい追及により、英介は四面楚歌に追い込まれる。メールの出どころの裏付けをとりたいという英介の意見を却下した組織も英介を捨てた。絶望した英介は、いつか聞いてもらえるかわからないが家族、とくに娘の奏に向けて真実を語り残していた。
その録音を、自宅で真樹にも聞いてもらう奏だが、胆嚢がんに冒されている真樹は倒れる。貴志(安藤政信)を頼る奏は、貴志が真樹の主治医であり、真樹が末期がんだと知らされる。その後、野木家の火災、そして真樹が放火犯だということが報じられる。
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【Destiny】6話のネタバレ・あらすじ
6話のあらすじ
西村奏(石原さとみ)は、大畑支部長(高畑淳子)の命で真樹(亀梨和也)の取り調べにあたる。一見、事件に関係ないような学生時代やかつての恋人のことも尋ねる。
真樹は、放火の経緯を、浩一郎と口論になってカッとして、近くの棚にあったライターに火をつけて浩一郎に投げたらカーテンに燃えうつった。浩一郎を残して1人で逃げたと供述。しかし口論のきっかけについては黙秘する。
6話のネタバレ
火元は野木邸のガレージであることがわかり、それは真樹の供述と矛盾する。
留置所で吐血して入院した真樹は、貴志の好意によって付き添った奏に「2人で逃げない?」「星空をまた2人だけで見たい」と持ちかける。
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【Destiny】7話のネタバレ・あらすじ
7話のあらすじ
西村奏(石原さとみ)は、病院から逃亡した真樹(亀梨和也)を追い、2人の思い出の地である、満天の星空が見える長野の丘へ。真実を話してほしいと言うが、真樹ははぐらかすだけ。警察により、連れ戻される。真樹と行動をともにした奏は貴志(安藤政信)から別れを切り出される。
7話のネタバレ
火災現場周辺を配送のために行き交っていたクリーニング店の車のドラレコ映像により、現場から逃げ出したのは祐希(矢本悠馬)と判明。梅田家を訪れた奏に祐希は、真樹は自分をかばったと告げるのだった。
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放送前考察
2月18日現在、まだドラマの情報は概要と主要な人物キャスト設定ぐらいしか出ていませんが、展開を予想してみたいと思います。
12年前に殺されたのは誰?
[2月18日・1話あらすじ公開・放送前の考察]
全体のストーリーを読むと、12年前の学生時代に起きたある人物の死亡事件が、5人の友情を壊すことになるわけですが、ここで死ぬのは誰か。仲間の誰かなのか、自殺か他殺かも書かれていません。
また12年後、仲間たちが揃うという記述はありますが、5人が揃うとは書いていない。ある人物の死をきっかけに、堅い絆で結ばれた仲間の友情が壊れてしまうということは、2つの可能性が思い浮かびます。
❶仲間の誰かが死んでしまった
キャストの紹介やコメントをよく見ると現在の状況について書かれているのは次の3人です。
- 奏(石原さとみ)…横浜地検・中央支部の検事
- 真樹(亀梨和也)…職業は不明だが奏と再会する
- 知美(宮澤エマ)…母であり妻になっている。夢だった弁護士にはなっていない
カオリ(田中みな実)と祐希(矢本悠馬)の現在についてはとくに読み取れませんでした。
→どちらかが12年前に死んだ可能性がある。
カオリは、病院経営者の裕福な家庭で何不自由なく暮らすお嬢様だけど「本当に欲しいものはいつも手に入らない」と感じていた、とあります。さらにカオリの心の揺らぎを田中みな実がコメントしていました。
大学でできた仲間とその関係性を誰よりも尊み、それを守ろうと画策するのですが、不安定な心の揺らぎにカオリ自身が少しずつ壊れていく様が痛々しく、とても切ないと感じました。
https://post.tv-asahi.co.jp/post-240703/
若い頃って、不確かな友人関係の中で、一方的に近しい誰かに希望や期待を寄せてしまうことがあったと思うんです。それで勝手に裏切られた気になって…。そういう、きっと多くのひとが感じたことのある10代、20代の心の引っ掛かりのようなものが、彼女の必死さを通して、伝わればいいなと。
カオリは真樹が好きで、もしかすると金銭的な援助もしていたが、真樹と奏はみんなに内緒で付き合い始めていた。裏切られたと思い、壊れていった。→自殺するか犯罪を犯した?
祐希役の矢本悠馬のコメントも気になります。
最初はあまり、祐希がどういう人物なのかも描かれていないので、“この人、なんなんだろう?”と不思議な感じがすると思うんですが、そのあたりの不自然さも楽しんでいただければ…。本当に1つ1つのシーンが伏線になっていたりするので、じっくりと大事に、そして楽しみながら見ていただければいいなと思います。
https://post.tv-asahi.co.jp/post-240703/
最初はあまり、どんな人物なのかが描かれていない、得体の知れない不自然さを感じる…。キャラ設定を見ると祐希は穏やかな性格でムードメーカーのようなので、すでに違和感がありますね。そもそも1人だけ、わざわざ神奈川県の川崎から長野県の大学に来ているのにも理由がありそうです。
こんな展開もあるのではないでしょうか。
カオリまたは仲間以外の人物の死に関して、冤罪を被っている。どんな人物か最初はあまり描かれていないのは、謎解きの過程で本当の人物像が徐々に明かされていくから。
❷仲間以外の誰かの死に仲間が関わっているためみんなで隠蔽している
5人全員が生存している場合。誰かの死によって疎遠になってしまうなら、この可能性も否定できません。
弁護士や検事になる、それぞれの夢のために何かに目を瞑ったが、そのときに友達関係は決裂した。
12年後の再会
ある人物の死をきっかけに友情が壊れた同級生5人が再会するとしたら…、次の可能性が考えられます。
- 奏(石原さとみ)=検事として事件を担当
- 真樹(亀梨和也)=弁護士として事件を担当
- カオリ(田中みな実)か祐希(矢本悠馬)が被疑者または事件関係者
- 知美(宮澤エマ)=弁護士になっていないので、奏と交流を持ち続けている?
ただ12年前の事件について今頃裁判で…というのは無理がありそうなので、新たな事件が起きたために、過去の事件が掘り起こされることになるという展開になるかもしれません。
奥田(安藤政信)が怪しい!?
近年ではラスボスやサイコパスなど、とっても怪しい役を演じている安藤政信。あえて年齢が離れている彼を奏(石原さとみ)の今カレ抜擢するなら、ただの今カレってことはないでしょう。怪しさ満載(笑)。
田中みな実演じるカオリの親が大病院の経営者ですが、病院名が発表されていないので、奥田とカオリに何かしら関係があるような気がします。
【Destiny】伏線まとめ
【Destiny/ディスティニー】の伏線については、毎話放送後にまとめていきます。
1話の伏線
- 知美が見つけた新聞記事と奏と真樹が付き合っちゃダメな理由
奏の父が巻き込まれた汚職事件に関するもので、そこに真樹の父との関わりが書かれているはず。
弁護士である真樹の父が奏の父を裁判で追い詰めた、または罠にはめて裏切った。
つまり奏と真樹は敵同士になってしまうから付き合っちゃダメとカオリは言ったのでしょう。 - 真樹はカオリを殺した?
真樹の口パクは「殺した」にしか見えなかった。運転していたカオリが即死で真樹が比較的軽傷で助かったということは、真樹は車がぶつかる前に脱出したのでしょうか。「殺した」は「追い詰めた」という意味かもしれませんが、物理的に突き飛ばしたとか、ハンドルをとろうとして揉み合いになってしまった可能性も?
- 絶対離れない手のつなぎ方
真樹が奏に失踪した母のことで話した「絶対離れない手のつなぎ方」。冒頭にチラッと映ったそのつなぎ方のシーンでは、子供の手を握っているのは男性の手っぽかったけれど、これがわざわざ映ったということは真樹の母の失踪もほかの事件と繋がっているのかも。
- 祐希の「事件性があると思われてる?」「この大学に来てよかった」
「事件性があると思われてる?」って、勘繰ってみれば、事件性があることを知っているかのようなセリフ。また祐希は神奈川の川崎からわざわざ長野の大学に来ています。後々このセリフの本当の意味がわかる予感。
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