【Destiny/ディスティニー】5話のネタバレと考察、視聴率!放火犯は誰だ!?
【Destiny/ディスティニー】5話のネタバレと考察、視聴率!放火犯は誰だ!?
奏(石原さとみ)は、冤罪事件で死を選んだ父・辻英介(佐々木蔵之介)が真相を記録したボイスレコーダーを見つける。そこには、野木浩一郎(仲村トオル)が英介を死に追いやった真実と英介の正義が語られていた!
【Destiny】5話のあらすじネタバレと考察、視聴率をお届けします。
【Destiny】5話の視聴率
【Destiny/ディスティニー】5話の平均視聴率は、7.2%(世帯・リアルタイム・関東地区)でした。前回%より0.3%ダウン。
【Destiny】5話のあらすじ
【Destiny/ディスティニー】5話のあらすじです。
浩一郎の祐希への接近と新里の告白
弁護士会のセミナーで梅田祐希(矢本悠馬)に声をかけた野木浩一郎(仲村トオル)。なぜ今、真樹(亀梨和也)が帰ってきたのかと聞く。大学時代の同級生の13回忌があったからかと答える祐希。浩一郎はカオリ(田中みな実)のことだとわかっていた。ほかに辻英介(佐々木蔵之介)のことなど何か言っていなかったかとも尋ねるが祐希はとぼける。
失礼ですが、梅田先生は最近苦労していると聞いています。力になると浩一郎。野木先生にお願いできることでもないとやんわり断る祐希。
新里(杉本哲太)は、奏に話せることがない、あの事件の後検事を辞めた。検事という仕事の意義がわからなくなった。なぜ辻さんが死ななければならなかったのか。
当時の出来事のノートを付けていましたが、検事を辞めるときに全部燃やした。つまり、そういうことです。これだけは言っておきたい。辻さんは真実にから目を背けたくなかった。死をもって真実を封じ込めた。
検事室に戻ると、事務官が参考人の事情聴取に呼びに来る。どうしていつも土日なのか。ここまでして仕事しなきゃいけないのかな。やってもやっても報われないし、代休の約束も守られていないと不平を口にするが、奏の耳には入らない。
祐希と真樹。浩一郎に電話番号を教えてしまったと謝る祐希。別にいい、隠してるわけじゃないし、聞きたいことが山ほどある。ほかに何か話さなかったかと聞かれた祐希はとぼける。真樹は、祐希は弁護士に向いてない、浮気するなよ、すぐにバレてトモ(宮澤エマ)にボコボコにされる。妻子を大事にしろと言う。するわけないと笑う祐希は、真樹が痩せていたことに気づく。
辻英介の告白
英介が封じ込めた真実がどこかにあるはず。あるとすれば実家だと、奏は長野の実家に行く。貴志(安藤政信)に連絡すると、貴志も今夜は当直だとのこと。
奏は実家で英介のノートを探す。お父さんのことはもう…と止める悠子(石田ひかり)。でも、このままじゃ終われない!奏は母にずっと聞きたかったことを聞く。英介の自殺をどう思っているのか、罪を犯したと思ってるのか、なぜ離婚したのか。
悠子は、英介が言われているような罪を犯したとは思ってない。でも離婚したのは英介が望んだから。それは悠子と奏を守るためだった。
奏は、自殺する前、いつも辛そうだった英介がボイスレコーダーに何か吹き込んでいたのを思い出す。
事件発覚から自殺するまでの日付のレコーダーを発見する。2003年5月22日〜9月7日の記録。
奏は真樹を家に呼び、録音を一緒に聞いてもらう。
2003年5月
国会議員・東正太郎(馬場徹)が重機メーカー山上重工業から2000万円の資金提供を受けた疑惑が浮上。
山上重工業に環境エネルギー事業の補助金2億円が下りるよう便宜を図った見返りとしての金である。
東京地検特捜部の捜査は順調に進み、事件発覚から約1か月後家宅捜索に入り、東議員と山上重工業の副社長が逮捕された。だが取り調べは難航。
7月3日
逮捕から10日が経過するも自白がとれない。上が焦り始める。政治家を逮捕した以上、不起訴というわけにはいかない。
7月5日
突如、東議員の関与を裏付ける決定的な証拠が見つかる。東議員の秘書・加藤正孝が経産省の妻鹿謙一に送ったメールの画像だ。
「東先生より、例の件 くれぐれもよろしくとのこと」と書いてある。
しかしその出どころがはっきりしない。なぜ今になって、誰が、どんなルートで?
7月7日 議員秘書取り調べ
加藤があっさりと認めるが、あまりにも出来過ぎている。メールのソースもはっきりしないし、慎重になるべきだと英介は新里に語った。
7月10日
上に意見具申。このまま起訴するのは危険だと上司に意見するが聞き入れられず、これだけの証拠が揃っているから十分だ、さっさと自白をとって起訴しろと言われる。
7月14日
上に再三の意見具申。だが認められず。
7月15日
東議員と山上重工業副社長を贈収賄で起訴。新聞各社、大いに取り上げる。
【Destiny】5話のネタバレ
【Destiny/ディスティニー】5話のネタバレです。
裁判記録と野木浩一郎の罠
9月9日 第1回公判
相手の担当弁護士は野木浩一郎くん、15年ぶりの再会だ。浩一郎は独立したばかりだった。
裁判では、東議員が無罪を主張。浩一郎は、汚職事件は作られたもの。証拠のメールは捏造で、検察は捏造と知りながら起訴した、検察の横暴だと主張する。
10月7日 第2回公判 秘書への尋問
東議員の秘書・加藤は証言を翻す。英介から自白を強要された。メールに覚えがないと言うと胸ぐらを掴まれ、ウソをつくなと恫喝されたと証言する。
11月13日 第3回公判 官僚への尋問
官僚もまた証言を覆す。
12月10日 第4回公判 証人尋問
証人として呼ばれた英介に、浩一郎がメールについて追及する。送信日時の2月10日14:22。そのとき加藤は青葉大附属病院の人間ドックで胃カメラ検査を受けていた。携帯も持ち込み禁止だった。
このメールを秘書が送ったとするには無理がある。英介が事務官も同席していたと言うと、事務官が席を外したときに恫喝した、英介は主任検事として成果を上げるために事件を捏造したと浩一郎。
マスコミにも、あり得ない、許されることじゃないと声を荒げた。
英介ははめられた。浩一郎は明らかに検察を、自分をターゲットにしている。これは仕組まれているのか。
8月17日 東議員に無罪判決
9月1日 四面楚歌
組織は英介を見捨てた。もはや味方はだれもいない。直属の部下・新里さえも。私が信じてきた組織は何だったのか。自分が信じてきた正義はどこにあるのか。
9月7日 絶望
もはや逮捕、起訴は免れない。私にできるのはここに真実を残すことだけ。たとえ誰も真実に気づかなくてもいい。私は私の正義を貫く。唯一それを知ってほしいのは家族のみ。いつか奏には知ってほしい。父の本当の姿を。さようなら、奏。
父を許せとは言わない。憎んでもいい。ただ父は正義を貫くために、身を挺してここに真実を残す。
嗚咽する奏。
やっぱりあいつが…、と真樹。
これを真樹に聞かせていいのかすごく迷った。でもこれは私が突き止めた真実。
子供の頃、お父さんの仕事って何?と聞いたら、正義を貫くことだって言ってた。でも生きていてほしかった。どんな罪に問われようと、一緒に笑い合ったりしたかった。
私たち、もう会うのはやめよう…。
わかった。そう言って去ろうとした真樹は、玄関で倒れてしまう。
貴志の追及
奏は貴志に連絡し、真樹を病院に連れて行くが、貴志に状況を聞かれて、真樹が家にいたことを話してしまう。
どういうこと? 貴志は奏に真樹とのことを追及する。
どこから話していいかわからないけど、真樹は大学の同級生。お父さんと彼のお父さんのことで、絶対誰にも聞かれたくない話だったから。
誰にも? それは僕にも? 僕は君と結婚したいと思ってきた。君を裏切ったことは一度もない。でも君がやっていることは…。
奏は貴志に謝り、真樹とは付き合ってたと白状。でも今大事なのは貴志だと訴える。当時ボロボロだった自分を支えてくれたのは貴志。ともに過ごした10年の月日もある。真樹とはもう会わない。
貴志が当直明けに帰ると奏は起きて待っていた。英介のボイスレコーダーを渡す。時間があるときに聞いてほしい。私のお父さんと真樹のお父さんのことが録音されているから。
貴志は真樹がガンで、かなり重篤な状態だと伝える。それを知っているのは真樹の主治医だから。
その頃、真樹は実家の浩一郎を訪ねていた。その後、野木家は火事になり、ぼーっと見ていた真樹は警官に声をかけられると自分が火をつけたと言う。
地検で仕事をしていた奏に、貴志から電話がある。ニュースで野木家が火事になり、放火犯は真樹だという。奏は驚き…。
(6話につづく)
【Destiny】5話の考察
辻英介(佐々木蔵之介)の真実がついに明らかになりました。
今回のポイント
・辻英介を死に追い込んだのはやはり野木浩一郎
・環境エネルギー汚職事件の裁判は仕組まれていた
・英介は「真実を封じ込める」ために死を選んだ
・祐希は何かトラブルを抱えている
・真樹は末期ガン
・貴志が、真樹とのことで奏を追及
・野木家の放火犯は自分だと真樹が名乗り出る
野木浩一郎がかつての同僚であった辻英介をあそこまで追い込んだのはなぜか。独立したばかりで名声を上げたいというだけではない理由がありそうです。
・鹿児島地検時代のライバルで、東京地検に行った英介を逆恨み?
・英介の妻で奏の母の悠子(石田ひかり)を実は好きだったとか?
真樹が自分が放火したと言ったのは誰かをかばっている。自分は余命わずかだからということなのでしょうが、庇っているのは誰か。
真樹がかばうとしたら、祐希か貴志。祐希は浩一郎に弱みを握られているようだったし、英介の録音を聞いた貴志が奏のためにやったとしたら、奏の未来のために貴志をかばうかもしれません。
次回6話から後半戦。英介とカオリ、2つの事件の真相に迫っていきます。