【厨房のありす】8話のネタバレ!黒幕は蒔子(木村多江)と誠士(萩原聖人)!?
【厨房のありす】8話のネタバレ!黒幕は蒔子(木村多江)と誠士(萩原聖人)!?
倖生(永瀬廉)の父・晃生(竹財輝之助)はなぜ死ななければならなかったのか。
25年前の火事と9年前の横領事件の黒幕はあの女!?
【厨房のありす】8話のあらすじ・ネタバレ・感想と考察をまとめました。
【厨房のありす】8話視聴率
【厨房のありす】8話の視聴率はわかり次第お知らせします。
【厨房のありす】8話あらすじ
晃生(竹財輝之助)の自殺の理由は冤罪と…。ショックを受けた倖生をありすが励まそうとするが――!?
晃生が死んだのは倖生のせい?
心護(大森南朋)は、倖生(永瀬廉)の父・晃生の横領は濡れ衣だった、研究所の所長になってはいたが、横領した金が入金されていた隠し口座の存在さえ知らなかったと言った。自殺したのは、脅されていたから。横領の罪を被れば家族の安全は保障するが、真実を暴露すれば家族、息子が危険にさらされると。
心護が晃生を「自分が殺した」と言ったのは、晃生が死ぬ前日に会っていたが、異変に気づけなかったから。つまり見殺しにしてしまったと思っているということだった。
イヤイヤ結婚して生まれたニセの家族の俺のために死ぬことなんてなかったという倖生に心護は、晃生は倖生を愛していた。前日に会ったときも倖生が自分と同じ創薬に進むと言っていたとうれしそうに話していた。最初は望まない結婚だったかもしれないが、倖生を愛していたのは本当だと言う。
でも、それじゃ俺のせいじゃん。
ありすは心護がその事情をどうやって知ったのかと追及するが、心護はあやふやにする。
10年前のデータ改ざん
倖生が落ち込んでいるから励ましたいありすだが、どうすればいいのかがわからない。それを和紗(前田敦子)から聞いた倖生はやたらと明るく振る舞う。それは無理していると心配する三ツ沢家の人々。
大学では、栄太(堀野内智)と礼央(橘優輝)が心護を問い詰める。倖生と百花(大友花恋)に何かあったのか、倖生はありすと百花のどっちが好きなのか?
金之助(大東駿介)は、社会科見学に協力したのをきっかけに、虎之助(三浦綺羅)が通う小学校のウサギ小屋を作ることになる。大工のお父さん「カッコいい」と友達に言われて虎之助は誇らしく思う。
五條製薬には、新薬の調査結果を柳田(半海一晃)が伝えにきた。
少し気になる数値があった。10年前みたいに調整しようかと持ちかける。
蒔子は何のことかととぼけつつ、今回は正確に書いていただけますか?と頼むが、柳田はネチっこく金を無心する。
五條製薬は、10年前にも柳田にかなりの額を支払ってデータを改ざんしたのだ。
「私たちは共犯ですからね。あのときの証拠の資料も残ってますから」
蒔子はそれをすべて買い取ることにした。
水族館デートでケンカ
倖生をどうやって元気にしたらいいかわからないありすは、蒔子に相談。蒔子は誠士との昔話をする。火事のとき未知子を助け出したのは誠士だった。未知子は結局助からず、誠士はしばらく自分を責めていた。そのとき蒔子は無理にでもクラシックのコンサートなどに連れ出したという。
蒔子にもらったチケットで水族館デートをするありすと倖生。相変わらず無理してテンションを上げ、楽しかったと言う倖生にありすは、今日はずっとウソの笑顔だった。倖生さんの笑顔は好きだけど、それは嫌いだと言ってしまう。
じゃあずっと落ち込んでいればよかったのか。ありすに気を遣わせないように元気になろうとしてるのに。ありすに俺の気持ちなんてわかんないだろと言ってしまう。
倖生は、自分が晃生の所長就任を無意識に喜んでいたことが晃生を追い詰めたと思い込んでいる。
【厨房のありす】8話ネタバレ
父親の気持ちと子供の気持ち
金之助は、和紗が倒れたと聞いたときに材木の下敷きとなり、右腕をケガしていた。和紗がそれを見抜いたため、みんなにバレてしまう。ウサギ小屋はもうすぐ完成するから自分でやりたいと定一郎(皆川猿時)に何度も頭を下げる金之助。ダメだという定一郎。その姿を見ていた倖生は、何なんっすか?と言い出す。虎之助の前でカッコつけたいのかもしれないけど、それで後遺症が残ったらどうする、虎之助は自分のせいだと思うかもしれない、子供がどう思うか考えたことあるのかと言うと出て行く。
百花とありすが本音でぶつかる
「ありすのお勝手」に百花がやってくる。以前、お弁当持ってきてくれたとき、ひどいこと、失礼なことを言って悪かったと謝りに来たのだった。しかし当のありすが、自分は倖生にふさわしくないとかなんとかグダグダと言い出し、百花はヒートアップ。せっかく負けを認めたのに、勝ったありすがそんなこと言ったら、百花の立場がない。結局2人はどっちが倖生を好きかで言い合う。
ありすは失恋を吹き飛ばすロールキャベツを出した。結局、倖生くんはこれが食べたかったんだよね。百花はありすが贅沢だと言う。百花がありすの持っていないものを持っているように、ありすも百花が持っていないものを持っている。それに倖生がいる世界にありすしかいないわけじゃない。空気読めないとか気を遣えるとかはほかの人に任せればいい。1人で全部背負うことはないと言った。
店を出た百花は、野菜の配達に来た優作(前原瑞樹)と鉢合わせ。優作は今度のみに行こうと誘った。
おでんみたいに、みんなで
心護、定一郎、金之助、倖生を集めたありすは、屋台でおでんを作っていた。おでんはみんなの力を合わせておでんになる。みんながみんなでおいしくし合う、それがおでん!玉子や大根、1つの具だけではおでんにならない。
人も、おでんと同じようにみんなの力を借りてもよいということ――。定一郎が口火を切る。ウサギ小屋はみんなで完成させる。土台は金之助が作ったから、後は俺がやる。倖生も手伝うと言う。
作業はできないが、指示する金之助を頼もしいという目で見る虎之助。みんなの力を合わせてウサギ小屋は完成。虎之助は、自分がみんなの前で金之助のことを自慢したから無理をさせたと謝る。謝る必要なんてない。(いつも小馬鹿にしてるような態度をとっている)虎之助が「カッコいい」と言ってくれたことが、金之助はめちゃくちゃ嬉しかったのだ。
ありすは、倖生の父・晃生も同じ気持ちだったんじゃないかと言う。倖生に「カッコいい」と言われて嬉しかったんじゃないか。「カッコいい」なんて何万回でも言ってやったのに、どうして死んじゃったんだよ。おかげで1人で生きていけるようになったけど…。そう呟く倖生にありすは、倖生は1人じゃない。私たちの家族のようなもの。いつでも頼ってほしいし、頼りたい。倖生の心はまたありすの言葉で少し温まった。
未知子は殺された?
優作に誘われて、失恋の憂さ晴らしに飲みに行った百花。たまたま持っていた25年前の火事の新聞記事を見せると、生き残った少女はありすのことだと優作。火事は放火だったという噂があったと優作に聞いた百花は心護に確かめようとするが、心護は適当にかわして出ていくと誠士とこっそり会っているのを目撃。
心護「もう逃げきれないぞ」「隠し通せない、横領のことも、火事のことも」
誠士「どうするんだよ、未知子が殺されたと知ったらありすはどうなる」
心護「ありすのためなら何でもする」
ありすは倖生に、悪いのは心護でも晃生でもなく、横領をした真犯人。探し出して懲らしめようと意気込んだ。そこにやってきた百花は、心護と誠士の会話から、ありすの母は殺されたと告げた。
その頃、蒔子は柳田から手に入れた証拠のデータや写真を燃やしていた。
【厨房のありす】8話の考察と感想
今回は、父親の思いがテーマでした。かわいい子供のためなら、無理してカッコつけちゃったり、「カッコいい」と言われたり嬉しかったり。でもそれが親を追い詰めることになる場合もあるのか、倖生は自分が、所長になった父親をカッコいいと言ったことが彼を追い詰めたと思い込みますが、やはり真相はそこにはなさそうです。
横領された2000万円の金はやはり裏金!
10年前、五條製薬のは、開発中の新薬に都合の悪い臨床データの改ざんのために、柳田に多額の金を渡していたことが判明。
晃生は自殺じゃなくて口封じの殺人?
晃生は自宅で死んでいたけど、組織的にやられた可能性もある?
となると、黒幕は蒔子(木村多江)か。さすがに妹の未知子(国仲涼子)は殺さないと思うけど、誠士(萩原聖人)がらみならあり得る。
ありすの父親は誠士で、蒔子は未知子に嫉妬していた。研究者としても女としても。
誠士がやたらにひどい火傷を負ったのは、火元に近いところにいたから。放火したのが誠士の可能性もあるし、新薬の発売に都合が悪いデータを未知子が発見してしまったことで柳田(半海一晃)に殺された可能性も出て来ました。
25年前の火事と9年前の横領&自殺の真相はいかに。いよいよ核心に迫る第9話は3月17日放送です。
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