【厨房のありす】3話のネタバレと考察! 倖生(永瀬廉)の父親も事件に関与?
【厨房のありす】3話のネタバレと考察! 倖生(永瀬廉)の父親も事件に関与?
名前に込められた思いと親と子の価値をテーマにした第3話。和紗(前田敦子)の出産が近づく。次は女の子だということで、長男の虎之助(三浦綺羅)がありすに名付け親を託す。三國谷から「足手まとい」と野次られた倖生(永瀬廉)は、和紗が休みで1人でホールやありすのフォローに奮闘する。
【厨房のありす】3話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・考察について。
【厨房のありす】3話の視聴率
【厨房のありす】3話の視聴率は2月5日にお知らせします。
【厨房のありす】3話のあらすじ
【厨房のありす】3話のあらすじです。
名前の意味
和紗(前田敦子)の生まれてくる赤ちゃんの名前を一緒に考え始めるありす(門脇麦)。和紗の母・明希子(阿南敦子)から、親は“こういう子に育ってほしい”という気持ちを名前に込めると聞くと、自分の名前に込められた思いを知りたくなる。倖生の名前は「人を幸せにして生きていってほしい」という由来を聞いてうれしくなるありす。
スーパー三國谷で買い出しをするありすと倖生(永瀬廉)は、店の常連客・柏木優奈(新井郁)の家族と遭遇。厳しい義母・陽子(円城寺あや)の前で萎縮している優奈の様子が気にかかる。店長の三國谷(前原瑞樹)はありすの天敵。倖生の「なぜここでは野菜しか買わないのか」という問いに、もともと青果店だから野菜は高品質だが、魚や肉はほかの店の方がいいなどと正直に言ってしまうありすの言動にあわてて、つい倖生に八つ当たり。「愛想が悪い」「足手まといになっている」などと口撃すると、ありすは小学生のときにいじめられたことを暴露する。
そんな中、和紗から、義母の具合が悪くなり、数日休むと連絡がある。倖生は何とかホールを1人で回し、汚名を返上しようと頑張る。ありすは優奈の体調の異変に気付き、ニンニク入りの坦々麺を作ってあげる。
心護と五條製薬の関係
五條蒔子(木村多江)は、心護(大森南朋)に五條製薬に戻ってきてほしいと思い、連絡をとろうとする。それを聞いた誠士(萩原聖人)は、心護の研究室を訪ねる。誠士は心護に戻ってきてほしくなさそうだし、心護も、あんたたち=五條家とはもう関わる気はないから安心しろと追い返す。
百花(大友花恋)は、誠士の姿を見て倖生の父親について何か思い出したようだった。でももっと気になるのは娘のいる八重森家での共同生活。気を遣って疲れないかと聞くと倖生は、あの子(ありす)は信じられる気がするから、自分も頑張って応えたいと言う。
帰宅した心護に誠士とのことを聞いてみるが、心護は誠士がたまたま通りがかって寄っただけだとごまかした。翌朝、心護が起きると、ありすは和紗の子供の名前を「あ」行からたくさん書き出していた。ありすは、自分の名前にはどんな思いが込められていたのかと聞く。
アリス・ボールという女性化学者のように、逆境に負けない、強くて立派な女性になってほしいと思って「ありす」と名付けたという。自分はそんな人間になっているのか気になるありす。
「助けて」って言っていい
すると優奈がふらふら歩いていたと定一郎(皆川猿時)が連れてきた。優奈は息子の空のお受験と義母からのプレッシャーでもう限界にきていた。心護は、ありすを引き取ったばかりの頃、ASDのありすをうまく躾けられず、不満を持つ幼稚園の父兄から責め立てられていた。真剣にありすを愛する心護の「助けて」という願いに心を打たれた定一郎が「みんなでちょっとずつ手伝ってあげよう」と声を上げる。最初は定一郎や明希子、和紗だけだったが、次第に周りの人々も理解を示すようになってくれた。
だから「助けて」って言っていいんだ、と心護は優奈にやさしく言った。
【厨房のありす】3話のネタバレ
【厨房のありす】3話のネタバレです。
倖生が誘拐?
倖生が支払いをしようとスーパー三國谷に行くと、優奈の息子・空が1人でいる。空は棚からお菓子を取るとそのままポケットへ…。倖生はその手をつかみ、外に連れ出す。
柏木家では「さがさないでください。さようなら」という空の置き手紙を見つけた優奈が青ざめて、陽子に助けを求めた。地元に顔がきく陽子が商店街の人々の声をかけてみんなで探し始め、ありすや和紗も合流。空は倖生に、犯罪者になって捕まれば優奈が楽になると思って万引きしようとしたと打ち明ける。優奈が苦しむのは勉強ができない自分のせいだと思っていた。名前の「空」の意味も「空っぽ」だと俯く。
三國谷は、空と一緒にいた倖生が誘拐したとタックル。空をかばいたい倖生は本当のことを言わない。監視カメラに倖生が連れ出したところが映っていたとドヤ顔で責める三國谷。通帳を盗んだ疑惑も話し始めると、心護は通帳は倖生の服のポケットに入っていたと言う。
幸せのあんこう鍋
倖生と連絡が取れず、心配するありすや心護。翌日、和紗が電話をすると倖生から返信でかかってきた。和紗は、ありすがみんなの前で、倖生が誰よりも頑張っていること、倖生といると幸せ、これからもずっと幸せにしてもらいたいと、まるでプロポーズのようなことを言っていたと伝える。
倖生はありすのもとに走って帰る。声をかけるが起きないありすの名前を呼ぶとすぐに起きた。ありすは初めて名前を呼ばれたことに感動する。お土産は茨城・大洗名産のあんこうだった。ありすは喜び、夜は特別営業としてみんなに、疲労回復によいあんこう鍋を振る舞う。そして和紗の子供の名前を発表!
強くてかわいい子に育ってほしいという願いを込めて、「虎虎愛(ここあ)」だという。
違う、違う、違う!と叫ぶ虎之助。そういうキラキラネームをつけてもらいたかったわけじゃない。でもみんなはわりと気に入っている。
空は優奈に名前の由来を尋ねる。空みたいに自由に生きてほしいという思いがこもっていると聞いた空は喜び、陽子もプレッシャーをかけすぎていたことを謝る。3人は打ち解け合い、遊園地に行く約束をする。
みんなが帰った後、片付けをするありすと倖生のもとに、五條蒔子が突然訪ねてきた!
(つづく)
【厨房のありす】3話の感想と考察
【厨房のありす】3話の感想と考察です。
今回は「名前」と「名付け」がテーマでした。自分の名前の由来も知らないありすでしたが、倖生の「おい」「あの」の呼びかけじゃ返事をしないけど、「ありす」と呼ばれたらすぐ目が覚める。何だかかわいい2人です。
最後にありすに会いに来た五條蒔子(木村多江)は何をしに来たのでしょうか。心護に会社に戻ってきてほしいと言いに来たのと、ありすに会いに来たということか。
次週は過去の火事のことと倖生の過去が早くも明かされるとあらすじにありましたが、今回気になったのは百花がふとつぶやいた「倖生くんのお父さんって…」の言葉です。
五條誠士を見て思い出したということは、倖生の父親も五條製薬に勤めていた化学者と考察。倖生は、2話でありすがパニクったときも、元素記号を順番に言えていた。「味方がいなかった」「転校した」過去も、父親が事件に関与したか、疑いをかけられた、関与したことにされたまま死んでしまったなどという不幸な状況があったからなのではないかと思います。
また、「親の価値は子供で決まるのか」というテーマが、やはりありすが五條家を追い出されて心護が引き取ったことへの伏線という線が強まりましたね。いろいろ大きく展開しそうな第4話は2月11日の放送です。
記事内画像出典: 番組公式HP
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