【キャスター】6話ネタバレと感想!進藤と華の騙し合いが主題歌とリンク!

日曜劇場「キャスター」

阿部寛主演のドラマ【キャスター】(TBS系、日曜午後9時)第6話が5月18日(日)に放送されました。

6話は違法な移植手術をめぐるストーリー。崎久保華の姉の死と進藤の関わりについても判明。

放送後は、進藤と華の騙し合いが主題歌とリンクしてる!と話題になっています。

今回は【キャスター】6話のあらすじネタバレと感想について紹介していきます。

【キャスター】6話のネタバレ

ドラマ【キャスター】第6話のネタバレを紹介していきます。

藤井真弓(中村アン)の訴え

  • 崎久保華(永野芽郁)は、藤井真弓(中村アン)を取材する。真弓は脳死と診断された夫の肺を重い肺疾患を持つ娘・ユキノ(佐藤恋和)にに移植したいと願い、「どうか助けてください」と涙ながらに訴える。
  • 真弓の夫・直孝は運転免許証に臓器提供する意思を記載していた。
  • しかし日本の臓器移植制度では脳死ドナーからの臓器提供には厳格なルールがあり、家族に優先的に移植が認められる条件を満たせていなかった。
  • 親族に優先的に臓器提供する条件は以下の3つ
  • (1)書面による意思表示(提供側の医師)
  • (2)移植希望の登録(受ける側の登録)
  • (3)医学的適合
  • この(1)(2)を満たしていなかった。
  • 華は「ニュースゲート」の放送で、進藤と対話する。
  • 進藤は自殺を防ぐためにルールがあるという。だが、華は直孝が自殺でないこと、藤井親子には法改正を待っている猶予はないことを話す。
  • 「ニュースゲート」放送後、視聴者からは真弓とユキノする声がSNSなどで広がり、社会的な注目が集まる。

藤井真弓が炎上

週刊誌の記事により、悲劇のヒロイン・藤井真弓(中村アン)のSNSが炎上した。娘・ユキノの生体肝移植のドナーの第一候補は真弓だった。しかし持病があるから無理だというのは嘘で、週刊誌は真弓に持病がないことを看護師の証言をもとに報じている。

そんな中、真弓の夫が心停止したことで肺の移植はできなくなった

「ひまわりネット」

華はお見舞いに行った際、ユキノの病室で、「医療サポートセンターひまわりネット」のパンフレットを発見する。

華は、本橋悠介(道枝駿佑)を連れて、「ひまわりネット」を訪れる。この団体は、進藤壮一(阿部寛)が長年追っていた組織だった。

華は「ひまわりネット」の事務所に深沢武志(新納慎也)が入っていくところを目撃し、驚く。

真弓が嘘をついた理由

華は真弓に話を聞く。ユキノは夫の連れ子で、2歳のときに結婚した。ユキノにこのことを言っていない。だから検査をせずに持病があると嘘をついた。真弓は検査を改めて受けたが、肺に気管支喘息があってドナーになれないことがわかった。

華は海外での移植手術を心配する。費用や衛生状態・医師の腕などの危険性はあるが、真弓はどんなロープでもつかむ思い(藁をもつかむ思い)で違法な海外移植に頼っていた。

華(永野芽郁)は、自分の姉・沙羅も移植が必要で母が海外へ連れて行ったが、手術直前に警察が病院に乗り込んだことで姉は手術を受けられないまま亡くなった。

華は「ユキノちゃんに生きて欲しいんです」と訴える。

進藤と華の家族の因縁

6話では、18年前に進藤と華を結びつけた過去の事件が明らかになった。

  • 18年前、進藤がスクープで、臓器売買を斡旋していたNPO法人「難病支援の輪」を解体に追い込んだ。
  • 「難病支援の輪」代表の深沢が現在、「ひまわりネット」で活動している。
  • 華の姉・沙羅が臓器移植を必要とする病気で海外に向かったが、手術直前、進藤の報道のせいで亡くなった。
  • 進藤は当時のスクープを悪いと思っておらず、「学校で教わらなかったか。人のものを取ってはいけないって。」「イスタンブール宣言を知らないのか? 臓器を売買してはならない。臓器移植は自分の国で臓器を調達し手術するべきだというのが世界のルールなんだよ」などと華に言い放つ。

華の母親の現在

華は精神医療センターにいる母親・由美(黒澤あすか)に会いにいく。

由美は「会いたかったわ」と喜ぶが、華のことを亡くなった沙羅と間違えていた。

それぞれの動き

  • 真弓は正式に登録して、移植を待つことにしたと華に話す。しかし実は、ひまわりネットに通って海外での移植を諦めていなかった。
  • 華を除いた「ニュースゲート」スタッフたちは集まっていた。そして、ひまわりネットが発展途上国での健康診断をしていたが、その裏では、臓器売買に適合するドナーを探していたようだと話す。
  • 進藤と通じている刑事は、ひまわりネットがトルコと連絡していたことをつかむ。そして、明日、藤井親子がトルコへ出発することを突き止める。
  • 進藤はなじみの記者を通して、深沢(新納慎也)が医師の男(山中崇)と会っていることを知る。

裏をかく進藤たち

家族を救いたい真弓の気持ちを誰よりも理解している華は、海外移植を決めた真弓に協力することにする。真弓は警察に見張られていて困っていたが…。

さっそくタクシーに急ぐ華。そこへ華を見張っている新人AD・本橋(道枝駿佑)も乗り込み、報告しないから一緒についていくという。

そして華と本橋は成田空港へ向かった。 本橋のGPSをたよりに、安藤(菊池亜希子)・市之瀬(宮澤エマ)・山井(岡部たかし)は警察にも連絡し、成田空港へ向かう。

成田空港到着後、華は本橋に「あなたを利用した」と謝る。華は本橋の携帯にGPSがついていたことを知っていたのだ。そして、真弓が向かっていたのは羽田空港だったと明かす華。みんなを成田に引き付けている間、無事に出国ゲートは出たようだ。

しかし、本橋は「ごめんなさい。知ってました。でもこれで良かったと思ってます。俺は華さんを犯罪者にしたくない」と言い、進藤の指示で裏をかいていたことを明かす。

本橋は進藤から「ひまわりネット」がドナーを輸入しており移植手術は国内で行われていると聞かされていたこと、「敵を騙すには黒豹は音も立てずに獲物に近づき一気に仕留める。スクープはそうやって取るんだよ」と教えられた時のことを回想しながら、藤井親子の行き着く先には進藤がいると告げるのだった。

華は真弓のスマホに電話するが、出ない。華は「ユキノちゃん。行ったらダメ」と涙ぐむ。藤井親子の到着を進藤が待っていたところで第6話の幕が閉じた。

【キャスター】6話の感想

ドラマ【キャスター】第6話の感想&評価を紹介していきます。

進藤と華の騙し合いが主題歌とリンク!

進藤と華の騙し合いが主題歌、tuki. の「騙シ愛」とリンクしていると話題です↓

視聴者から、「想像できなかった」「騙された」「まさに『騙シ愛』だった」などと反響が寄せらています。

進藤の指示で見事に騙せた本橋くんは「華さんを犯罪者にしたくない」と言っていましたね。

この言葉からはとても愛情を感じられます。

まさに騙し合いだけど、騙し愛でしたね。

さて。娘を愛するがゆえに味方の崎久保華をも騙して国内で違法な移植を受けることを決めた藤井真弓と、その娘の命の運命は?つづきが気になりますね。

日曜劇場【キャスター】第7話は、5月25日(日)21時から放送!お楽しみに!

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Jima

2016年からドラマ9で執筆。朝ドラ・日曜劇場などを担当。ドラマは毎クール10本以上鑑賞。独自の視点で面白い記事を心掛けます。

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