【ブラックファミリア】1話|メディアへの圧力と情報操作がタイムリー!?『週刊星流』再登場!

【ブラックファミリア】1話|メディアへの圧力と情報操作がタイムリー!?ゴシップ誌はあの『週刊星流』!突然の不審死を遂げた愛娘の事件は「自殺」、「パパ活」疑惑も捏造される。メディアへの圧力と情報操作って話題がタイムリーすぎる!?

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【ブラックファミリア】1話|最愛の娘が投身自殺!?

新堂家のいつもの食卓。テレビでは二世議員の早乙女倫太郎(塩野瑛久)の泥酔セクハラの動画が流出したことが問題になっている。倫太郎も謝罪会見をしたが、ワイドショーのコメンテイターをしている母・麗美(筒井真理子)も謝罪。新堂家ではそれを見ながら朝食をとっている。
まだ起きてこない梨里杏を呼ぶ一葉(板谷由夏)。

新堂梨里杏(星乃夢奈)は、何者かからのメッセージを受け取り、返信すると安堵する。手紙を手帳にに挟む。

ブラックファミリア1話

女優志望の梨里杏は、東京ヴィーナスガールのオーディションで審査員特別賞を受賞した。早くもドラマで役をもらい来週から撮影が始まるところだ。

登校途中、早乙女葵と微妙な視線を交わし合う梨里杏。

帰宅するときには、何者かが屋上から鏡?を反射させ梨里杏を呼び出す。

食事会に来ない梨里杏を心配していると梨里杏から電話がある。息を切らしていて学校にいると伝えると、「お母さん、私、ごめん」と言って切れる。

家族が学校に駆けつけると、悲鳴が上がり、教室の窓から落下する梨里杏が見えた。地面に叩きつけられた体を見て叫ぶ一葉たち。航輔(山中崇)は窓に何者かを見た。

パパ活捏造の裏に早乙女家

1週間が経ち、梨里杏は自殺との見方をされている。しかし遺族には信じられない。せっかく頑張ってきた女優になる夢が叶いそうになったところなのに。姉は情報を集めるサイトを作った。

早乙女家では葵(瀧七海)がそれを見て何かをつぶやいている。

「ごめん、梨里杏」と言っているようだ。

「ねえ、葵、悲しい?」と母の麗美。

「当たり前だよ、親友だもん」

麗美は部屋を出ると劇場的にフラメンコを踊る。

それを見る早乙女秋生(平山祐介)は「大丈夫か?」と聞く。

決まってるじゃない。

新堂家の遺族は学校周辺で情報提供を呼びかける。注意しにくる担任教師の高瀬。事件は自殺で終わったという高瀬に、「教師を辞めろ」と航輔が言うと「言われなくても辞める」と高瀬。

パパ活疑惑のスキャンダル記事が出る。

暴露系配信のMr.サルベージのサルベージチャンネルが、梨里杏のスキャンダルを暴く。

担任教師の高瀬卓郎が有り得ない告白を始める。

ハニートースト(ハニートラップ?)とボケるサルベージ。

梨里杏とはパパ活というか、彼女の誘惑に負けて一度だけ関係を持った。あとはそれをバラすと脅されていた。

最初は1、2万円だったがそれ以上になってきたし、ほかにもそういう男がいそうだった。芸能界はコスメやレッスンにお金がかかる。オーディションに受かって梨里杏は変わってしまった。

スキャンダルはメディアの圧力で捏造された

一葉は記事を書いた雑誌『週刊星流』の編集部に乗り込む。担当記者の芹沢歩夢(少路勇介)はこっそり一葉を向かいの喫茶店に呼び出した。

ブラックファミリア1話/記事の捏造

芹沢は、記事の内容はメディアにも権力を振るう早乙女家からの圧力で差し替えられた。Mr.サルベージの配信もその関係だろうという。芹沢のゲラを見ると、内容は梨里杏の自殺を疑う根拠についてまとめたものだった。

早乙女家は何らかの理由で梨里杏の死を自殺にしたかった。

何があったのかを知りたい、調べて欲しいと懇願する一葉だが、証拠は全て潰された。僕にできることはもうない、と記者はうなだれる。

食事会をするはずだったレストランが手土産に持たせてくれたケーキを手づかみで食べ、発狂寸前の一葉は、記者の言葉から「証拠」を探す。

手帳には早乙女家のホームパーティに参加している梨里杏の写真と手紙があった。それは行けなかった食事会で家族への感謝を伝えるためのものだった。

1年後、早乙女倫太郎(塩野瑛久)が再び当選する。母の麗美もあの泥酔トラブルから倫太郎は心を入れ替えた、見守ってくれとテレビで頼んでいた。

しかし倫太郎には反省する気なんてない。誰かの電話に「当選しちまえばこっちのもんだ」と笑っている。

私たちでやるしかない…。新堂家の遺族たちは、それぞれ周到に準備を重ね、何者かになりすまして早乙女家に接近する。まず一葉は、秋生の父・泰造(小野武彦)に取り入り、家政婦としてもぐり込んだ。

【ブラックファミリア】1話|メディアへの圧力がタイムリー!

政治家がメディアに圧力をかけて記事の内容を書き換えたり、スキャンダルを捏造。さらには暴露系配信で梨里杏がパパ活をしていたという捏造スキャンダルを拡散させるという卑劣な行為に、遺族たちは、真実の追及と娘の名誉回復のために立ち上がります。

ジャニーズ問題で、有力者からのメディアへの圧力、有力者への忖度が話題になっている今、『ブラックファミリア』の内容はかなりタイムリーですね。

もちろんドラマの企画や撮影は以前から進んでいるので偶然なのですが、まさに何かに呼ばれたような企画です。

メディアへの圧力について「こういうことは、本当にあるんです」と言っていた芹沢の言葉が重いですね。

『週刊星流』再登場!

梨里杏のスキャンダルを書いたのは『週刊星流』。『週刊星流』といえば、ブラック復讐シリーズ第1作めの『ブラックスキャンダル』に出てきたゴシップ誌。ゲスな編集長・佐藤二朗と、別人になりすましてスキャンダルで陥れられた夫の復讐をスキャンダルで返す木村多江の壮絶な復讐劇が思い出されます。

今回の芹沢記者はまともな記者のようだし、『週刊星流』もゲスなゴシップ誌でもなさそうですが、これもまるっきり信用してよいのかどうかわかりませんが、後々新堂家の味方になってくれそうな気がします。

家族によるなりすましの復讐劇は、次回からいよいよ始まります!

ブラックファミリア1話

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