【べらぼう】21話あらすじと感想!福原遥の大胆過ぎるアプローチに反響

べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜

横浜流星主演の大河ドラマ【べらぼう】21話第「蝦夷桜上野屁音」が6月1日(日曜)に放送されました。

福原遥演じる花魁・誰袖の恋愛事情が急展開を迎え、誰袖の驚くべき大胆さとしたたかさに驚きの声が相次いだ。

本記事は【べらぼう】21話のあらすじネタバレと感想について紹介します!

【べらぼう】21話あらすじ

意次(渡辺謙)と蝦夷地

幕府の権力基盤を一層、強化したい意次(渡辺謙)。蝦夷地を幕府直轄領とし、南下政策を進めるロシアとの交易や、鉱山の開発などを通じて歳入を増やし、幕府財政を健全化する構想を描いている。

「青楼美人合姿鏡」の錦絵

狂歌を流行らせようと吉原を訪れた蔦重(横浜流星)は、鶴屋(風間俊介)の政演(古川雄大)が書いた青本が売れている一方で、「雛形若葉」が全く売れていないことを吉原の住人たちに詰められる。そこで蔦重は、「青楼美人合姿鏡」の錦絵を出すことを考え、歌麿(染谷将太)の名を売ろうと持ちかける。しかし周囲の反対もあり、蔦重は政演に錦絵を依頼することに。歌麿は政演が今まで担当していた分を手がけることになった。

誰袖が意知に一目惚れ?!

意知は、蝦夷地の上地(領地を召し上げること)計画を進めるために「花雲助」と名を偽って暗躍している。

旗本で、勘定組頭の要職にあった土山宗次郎の相手をしていた誰袖(福原遥)だが、「花雲助」を名乗る、端正な顔立ちの田沼意知(宮沢氷魚)に一目ぼれする。

駿河屋で開かれた宴席には土山の相方である誰袖が招かれ、同席した大田南畝(桐谷健太)らは「これはまた桜の化身のよう」と言い、その美しさにうっとり。土山に「紙入れの中がすっからかんで寂しゅうありんす」とおねだりして紙花をせしめた誰袖。だが、意知の姿に目を留めた誰袖は、たちまち心を奪われた様子。

松前道廣と一橋治済

意知は源内の片腕であった東作、その東作より紹介された蝦夷通の土山に接触。そして松前家を追われた元勘定奉行・湊と会うことができ、やりたい放題の松前道廣(えなりかずき)が抜荷(密貿易)をしていると聞く。これを理由に上知を命じたらどうか?と……意次に提案。意次は松前道廣と一橋治済(生田斗真)が繋がっていると言い、証拠が必要だという。

誰袖が大胆過ぎるアプローチ

誰袖は、宴席の場で意知の企みを盗み聞きしていたようで、大胆にも土山を介して意知に「ぜひ折り入ってお話したきことが。蝦夷の桜につきんして(うふ)」との手紙を贈った。

土山は意知に「(松前と通じていることはないと思うが)あれはしたたか者。事情をかぎつければゆすってくるかもしれませぬ」と言い、初めは警戒していた。

だが意知は、背に腹は代えられないとばかりに誰袖の元へ。誰袖は「抜荷の証などを探しておられるご様子。わっちはお力になれるのでは」といい、「間者の褒美に金が欲しいということか」と問う意知に「金よりもっと欲しいものがありんす」と持ち掛ける。

松前藩を探る間者(スパイ)になる褒美とは…。誰袖は意知に「わっちを身請けしておくんなんし」と本心を明かした。

虚しくなった春町

蔦重は、歌麿の名を売るため「うた麿大明神の会」という会を催す。しかし、参加していた恋川春町(岡山天音)は勢いに乗る政演に嫉妬して突っかかる。場に緊張感が張り詰める中、おならの音が響き渡る。「俺たちは屁だあ」「へ、へ、へ、へ」とみんな踊り出す。…虚しくなった春町は「恋川春町、これにて御免」と言って筆を折ってしまう。

【べらぼう】21話の感想まとめ

福原遥の大胆過ぎるアプローチに反響

スパイになる代わりに身請けを意知に願い出る誰袖に対し、SNSでは驚きの声や心配する声が多数寄せられています↓

誰袖の行動は打算なのか、恋なのか。二人の関係の行方が注目されます。

大河ドラマ
Jima

2016年からドラマ9で執筆。朝ドラ・日曜劇場などを担当。ドラマは毎クール10本以上鑑賞。独自の視点で面白い記事を心掛けます。

dorama9【キャスト/あらすじ/視聴率/ネタバレ】