【べらぼう】17話あらすじと感想!蔦重の往来物ビジネスが冴える!

べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜

横浜流星主演の大河ドラマ【べらぼう】17話「乱れ咲き往来の桜」が5月4日(日曜)に放送されました。

蔦重(横浜流星)は新之助(井之脇海)と再会し、子どもが読み書きを学ぶ本、“往来物”に目を付ける。一方、意次(渡辺謙)は落成した相良城を視察するためお国入りして…。

本記事は【べらぼう】17話のあらすじネタバレと感想について紹介します!

【べらぼう】17話あらすじ

蔦重(横浜流星)は青本など10冊もの新作を一挙に刊行し、耕書堂の認知度は急上昇する。

そんな中、うつせみ(小野花梨さん)と足抜けした新之助(井之脇海)と再会した蔦重は、話の中で、子供が読み書きを覚えるための往来物と呼ばれる手習い本に目を付ける。

「往来物」の制作にあたって、蔦重は地域や業界の事情に詳しい豪農や豪商らから入念に取材した。そして、「自分が関わった本」が上梓されることを喜び、地域の名士らが進んで本の販路拡大に動く。

さらに蔦重は、鶴屋(風間俊介)や西村屋(西村まさ彦)から圧力をかけられていた彫師・四五六(肥後克広)と売り上げに関わらず毎年20両を払うという約束で専属契約を結ぶ。

蔦重の狙い通り、本に携わった人たちを拠点に売り先は加速度的に増えていき、江戸市中に囚われない独自の販路を見事開拓することに成功。

一方、意次(渡辺謙)は視察のため三浦(原田泰造)と共に領地である遠江国の相良藩を訪れた。田沼が街道や港を整備した結果、商いが活性化した。

意次は城の普請(土木・建築)を優先するつもりだった。だが、源内(安田顕)に「まず民が使うものを先に整えるべき」「何より民が富む仕掛けを作る。さすれば、田沼はおのずから富むことになる」と言われて改めたのだった。

江戸に戻った意次は「幕府が、俺の指図どおりに動けば、江戸を、ひいてはこの国をすべて相良と同じように源内が描いた豊かな国になる」と幕閣での権力をさらに強めていこうとする。

だが、意次の周囲には不穏なことが起きている。かつて意次は旗本の佐野政言(矢本悠馬)が持ってきた系図をあろうことか池に捨てた。そのことを気にする息子の意知(宮沢氷魚)は父・意次に「せめて佐野を良い役職につけてやってほしい」と頼むが、意次の返事はどこかやる気のないものだ。(とある史実に近づいている?)

ラスト。蔦重は他の版元の本に目を通しているうちに、とてつもなく器用に、様々な絵師の絵柄を自在を操る一人の人物に気付く。この「北川豊章」は唐丸ではないか?と疑う蔦重。(つづく)

往来物 …将来の職業に必要な言葉や手紙の書き方も学べる、子ども向けの教育書。 日本古典や歴史、地理や算術など多様なものが出版され、中には『いろはたんか』『道化百人一首』『男女一代八卦』といったものもありました。

【べらぼう】17話の感想まとめ

蔦重の往来物ビジネスが冴える!

17話は、蔦重の往来物ビジネスが冴えるストーリー展開でした。

SNSでは蔦重のビジネスに対し、「ブルーオーシャン戦略(競争相手の少ないビジネスモデルや市場を探し、戦うこと)」「様々な人を味方にしてる!」など、大きな反響が寄せられています。

大河ドラマ
Jima

2016年からドラマ9で執筆。朝ドラ・日曜劇場などを担当。ドラマは毎クール10本以上鑑賞。独自の視点で面白い記事を心掛けます。

dorama9【キャスト/あらすじ/視聴率/ネタバレ】