松本若菜主演のドラマ【Dr.アシュラ】のあらすじネタバレを最終回まで全話紹介するとともに、原作と脚本家、主題歌情報、みどころ、そして展開予想についてお届けします。
フジテレビ水曜10時ドラマ【Dr.アシュラ】は、生死を分かつ“命の最前線”にたつスーパー救命医、Dr.アシュラこと杏野朱羅(あんの・しゅら)を主人公に展開される痛快ノンストップ救命劇場!近年活躍目覚ましい松本若菜が演じる新たなヒロイン像に期待!!
【Dr.アシュラ】ネタバレとあらすじを最終回まで!
第1話あらすじとネタバレ
第1話 あらすじ
ある日の帝釈総合病院・救急科。
初期研修医の薬師寺保(佐野晶哉)は救急科に配属されて早々、当直につくことになった。不安を隠せない様子の保に、大学の同期でもある看護師の水吉歩夢(荒井玲良)は、この病院では、院長・不動勝治(佐野史郎)の方針により、重症患者は受けていないと話す。どうやら医療ミスなどが起きないようにするのが理由らしい。その言葉に安堵する様子の保に、歩夢は、アシュラ先生いるから、と意味深な一言を告げた。
アシュラ先生とは、救急科の救命医で、元・救急科科長の多聞真(渡部篤郎)が海外へ渡航してからは、多聞の意思を継ぎ孤軍奮闘している杏野朱羅(松本若菜)のこと。
命を最優先し立ち回るその姿、まるでアシュラのごとし、ということからアシュラ先生と呼ばれている模様。
保が休憩室に行くと、医療用白衣のスクラブを着たままソファで眠っている女性の姿が。
それが朱羅だった。その寝顔の美しさに保が思わず見とれていると、突然目を覚ました朱羅が「来る!」とつぶやくなり初療室へ駆け出す。
保が後を追うと救急隊からのホットラインで、心肺停止患者の受けいれ要請に対し、朱羅が快諾したところだった。
救急車が到着。運び込まれたのは不慮の事故で階段から転落し、心肺停止の状態となっている女性、小倉佐江(菅野莉央)。救急隊員から急患の心臓マッサージを引き継いだ朱羅は、保と歩夢に指示を出しながら必死に蘇生を試みる。そのさなか、銃で撃たれたヤクザの組長が運び込まれた。
「そんな女よりオヤジを治療しろ!」とすごむヤクザたちを前に、全く動じない朱羅。
業を煮やした舎弟が朱羅に銃を突きつけるが、朱羅はその舎弟の首筋にメスを向け―
その頃、医療法人帝釈会・理事長の阿含百合(片平なぎさ)は、国際帝釈病院の新設に向けて奔走しており…。
1話ネタバレ
心肺停止の女性とヤクザのふたりを同時に助けた朱羅でしたが、病院の方針に反して危険を冒したということで、院長の不動から、次にまた同じようなことをやったら解雇すると通達されてしまいます。
全く意に介する様子のない朱羅でしたが、直属の上長に当たる大黒は、朱羅が何か問題を起こすと自分が降格されると気が気ではありません。しかも、朱羅のかつて上の司であり元救急科長の多聞が帰国して、帝釈総合病院の副院長に就任。海外で活動していた多聞を理事長の阿含が呼び戻したのです。
そんなところに、トンネル崩落事故の一報が。受け入れを拒否する大黒を尻目に、保を伴い事故現場に急行する朱羅。現場に到着し、目の前にいる患者の治療に当たっていると、孫がまだトンネルの中に取り残されているのだと泣き叫ぶ老婆の声が。
制止しようとする消防署員を振り切り、朱羅と保はトンネルの中に向かい、心肺停止状態の少女を緊急手術。心拍数が戻ったかと胸をなでおろしますが、すぐに再び心肺停止。朱羅はその原因が糖尿病にあると気づきます。
少女のバッグからインスリンを取り出し、対応しようとしますが、なんと、崩落のショックでインスリン注射は壊れてしまっていました。一瞬言葉を失う朱羅のもとに、男が二人駆けつけ、これを使って、とインスリン注射を差し出しました。
彼らは先日、朱羅が命を救ったヤクザの子分たち。そしてその少女は、実は朱羅がヤクザと同時に救った女性の娘で、事故現場から連絡を受けた母親が万が一を考えてインスリンをヤクザの子分たちに託したのでした。
おかげで心拍は再開、崩落寸前のところで朱羅たちは少女をトンネル内から救い出すことができました。
病院に戻り、少女の手術が無事に終わったことを見届ける朱羅と保。執刀したのは外科科長の金剛でした。
少女の家族から金剛が感謝される様子を見て、本当に命を救ったのは朱羅なのに、と納得がいかない様子の保。
しかし、朱羅は、感謝されるために救ったわけではないという言葉を残して立ち去ります。
もやもやした気持ちのままの保のもとを、入院中だった少女の母親、佐江が訪ねてきました。救急隊員から現場での朱羅たちの様子を聞いて感謝の気持ちを伝えに来たのです。僕は何もできなかった、救ったのは朱羅だと告げる保に、それでも娘の命が助かったのは保のおかげだと感謝の気持ちを伝える佐江。真実が伝わっていることの安堵と自分のふがいなさに思わずむせび泣く保。その様子を朱羅は物陰から見守っていました。
保の傍から静かに立ち去った朱羅を迎えたのは不動院長。病院の方針に従わなかった朱羅に、解雇を通達します。と、そこに多聞が現れ、朱羅は明日から外科の配属にするから解雇は撤回してほしいと要請。外科に配属という言葉に疑問を感じ聞き返す朱羅に多聞は、救急科をつぶすつもりだ、と告げるのでした。
そのころ、阿含理事長は、アメリカ帰りの形成外科医・六道ナオミ(小雪)と理事長室で歓談していました。
今後の方針についてふたりがあれこれ会話をしていると、来客の知らせ。やってきたのは東王大学病院・心臓血管外科委の梵天太郎(荒川良々)で、阿含理事長はナオミに今度、帝釈総合病院に来てもらうことになったのだと紹介し、ナオミもこの病院で働くようにと促すのでした。
第2話 あらすじとネタバレ
第2話 あらすじ
海外で活動していた杏野朱羅(松本若菜)の元上司・多聞真(渡部篤郎)が帰国。
医療法人・帝釈会の理事長・阿含百合(片平なぎさ)が、呼び戻したのです。
その目的は国際帝釈病院を設立するため。かつて救急科科長として辣腕をふるった多聞は、朱羅にとっては師匠であり、最も信頼する人物。孤軍奮闘していた修羅にとっても救急科にとっても、多聞の帰国はこの上ないニュースのはずでしたが、その多聞は、「救急科は近いうちに閉鎖する」と朱羅に告げます。
かつて「二人で一緒に日本の救急を変えよう」と約束した多聞はどこへ…?
あまりの変わり様に言葉を失う朱羅。
そんな状況であったとしても、救急科には容赦なく患者が運び込まれてきます。
救急隊員の吉祥寺拓巳(猪塚健太)によりストレッチャーで運び込まれてきた男児は、川に転落し心肺停止状態になっていました。その体に触れたとき、あまりの冷たさに薬師寺保(佐野晶哉)は思わず動揺してしまいます。それでも懸命に心臓マッサージを続けましたが、1時間が経過。
保の顔には次第に諦めの表情が浮かび、ついにはその手を止めてしまいました。
そんな保を押しのけ心臓マッサージを始めた朱羅。
まだ生きなければ、頑張れ、と男児に向かって叫ぶ朱羅でしたが…
第2話 ネタバレ
朱羅の懸命の救命行為のおかげで一命をとりとめた男児。
あきらめてしまった自分を恥じ、朱羅に詫びる保に対して、朱羅は、修羅場で迷いは命取り、研修医であったとしても目の前の患者には責任を持てと一喝します。また役に立つことができなかった、と落ち込む保。
一方、朱羅の上司である救命科長の大黒(田辺誠一)は、そのころ院長の不動(佐野史郎)から降格の宣告を受けていました。なんとかそれだけは、と土下座して懇願する大黒に、次はないと思えと告げる不動。
その大黒は、実は妻から離婚を迫られていました。救命科の仕事のために家庭を顧みることができなかった大黒に、もう限界だと告げる妻。
そんな中、救命科に一人の患者が搬送されてきます。70代の男性、多発外傷で大量の出血で緊急の対応が求められる状態。朱羅と保が対応している最中、看護師が駆け込んできて、ICUの患者が自己抜去して呼吸困難に陥っていると告げます。
どちらを優先すべきかを瞬時に判断し、保にすぐ戻るから外科医を呼ぶよう告げてICU患者のもとに向かう朱羅。
残された保が外科に連絡をすると応答したのは金剛(鈴木浩介)。それは大変だと言いつつも、すぐには行けない、とりあえずCTを撮っておくよう指示を出す金剛でしたが、実はそれは朱羅を陥れるための策略で、身寄りのない老人が命を落としたとしても訴えられるリスクはないが、患者を死なせたことで救命科と朱羅は責任を問われるだろうと計算してのことでした。
金剛の指示通りにCTの撮影をしようとする保でしたが、そこで患者の容体が急変してしまいます。
朱羅に助けを求めて連絡するも、今は行けない、挿管しておいてと言われてしまい、窮地に陥る保。
パニックになりながらも、修羅場で迷いは命取り、目の前の患者に責任を持てという朱羅の言葉を思い出し、勇気を振り絞って対応しようとします。しかし、経験の足りない保は、どんどん容体が悪化していく患者を前にパニックを起こし、またもやあきらめてしまいました。
訪れた窮地、ICU患者の対応を終え、保のもとに駆け付けた朱羅が目にしたのは、治療に当たる多聞(渡部篤郎)の姿。
と、そこに金剛が姿を現します。窮地に陥っている朱羅の姿を想像し、ほくそ笑みながらCT室に向かった金剛でしたが、そこで完璧なコンビネーションで治療に当たる多聞と朱羅の姿を目にして度肝を抜かれます。
診察もせずにCT撮影を指示したことから、そもそも患者を救う気などなかった金剛の思惑を察知していた朱羅は、おかげさまで修羅場を楽しませてもらった、と金剛に告げてその場を立ち去ります。
そして、またもや朱羅が重症患者を受け入れたことで、降格の窮地にさらされた大黒は、朱羅に、組織のルールは絶対だと告げ、ちょうどそこにかかってきた緊急患者の受け入れを拒否しようとします。
しかし、なんとそれは、自動車事故にあった大黒の息子でした。小児科のない帝釈総合病院ではなく東王大学病院に搬送してくれと頼む大黒でしたが、東王大学病院は満床、近隣の病院も受け入れ拒否だと。
言葉を失う大黒を前に、患者を受け入れると告げる朱羅。小児を診られる医者はうちにはいないという大黒に、あんたの息子だ、私が助けると告げ、受け入れ態勢に入る朱羅。
搬送されてきた大黒の息子は内臓からの出血が止まらず、危険な状況。吸引に入る保でしたが、緊張のあまり器具を落としてしまいます。拾おうとして床を触ってしまい、消毒のために患者のもとを離れる保。
保のヘルプがなくなり単身で患者に向き合う朱羅は、出血のせいで患部が見えず、その原因箇所を特定できずにいました。その間にも患者の容体は悪化していきます。窮地に陥る朱羅。
そんな朱羅に手を差し伸べたのは、ほかならぬ大黒でした。
家族の手術に立ち会えるのか、と問う朱羅に、俺は医者だ、患者を助けたいと告げる大黒。
しかしそこに、さらなる悲劇が。大量出血の原因がすい臓の断裂だと判明したのです。
命には代えられない、一生インスリン注射を打たなくてはならないとしても切除するしかないと言う大黒に、切除はしない、私が助けると告げる朱羅。
修羅のおかげで無事に内臓を切除することもなく、大黒の息子は一命をとりとめます。
大黒の妻は、大黒に感謝するとともに、大黒がいままでもこうして人の命を助けていたことを理解し、そして息子が将来、大黒のように救命医になりたいと話していたと告げるのでした。
そのころ、院長室では、不動がなにやら密談中。その相手は、東王大学病院・心臓血管外科委の梵天太郎(荒川良々)で…?
第3話 あらすじとネタバレ
第3話 あらすじ
朱羅(松本若菜)が働く帝釈総合病院に日本屈指の心臓外科医とうたわれる梵天太郎(荒川良々)が移籍してきました。梵天は「成功率99%のゴッドハンド」と称され、メディアでも注目を集める存在。
その梵天がなぜ東王大学病院から帝釈総合病院に移籍してきたのか?と首をひねる薬師寺保(佐野晶哉)と九曜沙苗(結城モエ)に、看護師長の三宝加代子(阿南敦子)は、理事長の阿含百合(片平なぎさ)が新病院設立のためにスカウトしたのだと説明します。保の脳裏には「俺は救命を潰すつもりだ」と朱羅に言った多聞真(渡部篤郎)の声が蘇ります。梵天の存在は、救命科の存続に関係があるのか…?
その頃、大黒修二(田辺誠一)は院長の不動勝治(佐野史郎)に呼び出されていました。
不動から、次はない、と申し渡されていた大黒は、救命科が病院のルールをまたしても破ったことを理由に、本日付で救急科科長から降りてもらう、と宣告されてしまいます。
そんな中、救急科に路上で意識を無くして倒れていた70歳の女性が搬送されてきます。
心電図の結果用紙には「3秒以上の心停止」と記載があり、また発作が起きたら命に関わる状態でしたが循環器内科も心臓外科も多忙を理由に受け入れを拒否。すると朱羅は「じゃあ私がテンポラリーを入れる」と言い出して…?
第3話 ネタバレ
朱羅たちが搬送されてきた患者の対応をしていた裏では、院長室で、不動院長が梵天と密談をしていました。元総理の心臓手術を成功させたことを祝う不動に対し、目立つのは得意でないと告げる梵天.。そんな梵天を不動は、自分の跡を継いで院長になるのは梵天しかいないと持ち上げ、そのためにまず、多聞を引きずりおろして副委員長の座を奪おうとけしかけます。もちろんそのつもりだと不遜な笑みを浮かべる梵天。
翌日、朱羅が患者の経過を確認しようとすると、患者はすでに心臓外科に引き取られていました。心配になった朱羅が様子を見に行くと、患者の容体は悪化しており、朱羅は患者を救命に引き取ります。外科の患者だと騒ぐ金剛(鈴木浩介)に対し、そこまで気にかけていたのだから救命科に任せようという梵天。そして梵天は、朱羅がその患者に対応する様子を外から不動とともに眺めながら、いい案が浮かんだと不遜な笑みを浮かべるのでした。
その翌日、世界有数の金融会社Gold Wealthのスティーブ・フィンクCEO(厚切りジェイソン)が視察にやってきます。新病院への融資を得るため、多聞が海外で活動していた時のつてを使って呼んだのです。
出迎える阿含理事長と院長、そして多聞。
そのころ、救命には尋常ではないペースで受け入れ依頼が殺到していました。人が変わったように積極的に受け入れる大黒。救命科長からの降格が告げられた大黒でしたが、実は不動院長に対し、息子が助かったから後悔してない、と表情で告げていたのでした。
そして、いまだかつてない修羅場に冷静に淡々と対応する朱羅。
しかし、その状況を見かねた保は朱羅の指示を無視して新たな受け入れを断ろうとしてしまいます。それを遮り患者を受け入れる朱羅。
これ以上は無理だ、ただの傲慢だと思わず朱羅に反発する保でしたが、そんな保に朱羅は、自分は一度死にかけたことがある、だから助けを求めるものを見捨てることはできない、と告げました。言葉を失う保。
普通ではない状況で救命に患者があふれてしまいますが、どの病棟もいっぱいだったため、症状の落ち着いた患者から廊下に運ぶ大黒。と、そこにフィンクを連れた一同が通りかかります。なにかトラブルかと問うフィンクに何の問題もないと告げる理事長。しかし多聞は救命科が尋常ではない状態に陥っていることに気づきます。
次々と容体が変化する患者たちの対応に朱羅たちが追われていると、そこに多聞が現れます。
てきぱきと指示を出す多聞。そこにまた新たな受け入れ要請が来ますが、多聞は全員受け入れ、絶対助けると宣言。そして、多聞が現れたことで、一気に落ち着きを取り戻す救急科。
視察のほうはいいのか、と大黒が問うと、いまは患者を助けることに集中しようと言う多聞。
その言葉を聞いた朱羅は、多聞の真意を測りかね、複雑な表情を浮かべるのでした。
そして大黒が察した通り、実は多聞は、視察団を放り出して駆けつけていました。
阿含理事長と不動院長が必死で場をつなぐものの、しびれを切らしたフィンクはもう時間がないと立ち上がり、その場を去ろうとします。
そこに梵天が現れ、多聞の代わりにプレゼンすると申し出て、そのおかげでフィンクの視察を無事に乗り切ることができました。梵天が、この流れでフィンクとの会食にも自分が参加することを理事長に提案すると、理事長は、狙いはそれか、その野心は嫌いじゃない、と告げて立ち去ります。ほくそ笑む梵天。
実はこの救命科が尋常ではない状況に陥ったことの裏には梵天の暗躍がありました。
赴任のあいさつと称して消防署を回り、帝釈総合病院の救命は受け入れを断らないから優先的に患者を回してくれと言って回っていたのでした。そして朱羅は、救急隊員の会話からその事実を知ります。
救命科の状況がようやく落ち着き、その場を離れた多聞は、梵天が視察対応をしてくれたことに感謝の気持ちを伝えます。立ち去ろうとする多聞に梵天は、本当は救命に専念したいのだろう、新病院に関することは自分にまかせてほしいと話します。君の力になりたい、と頭を下げながらほくそ笑む梵天。
と、そこに朱羅が現れて、救命を患者であふれさせてパンクさせようとした梵天のたくらみを暴きました。多聞が梵天の真意を測りかねていると、携帯が鳴り、理事長からホテルでフィンクが倒れ、帝釈総合病院に向かっていることが知らされます。
救命科に運ばれてきたフィンクを診た朱羅は、心臓に問題があると診断。
造影CTを撮った結果、悪性心臓腫瘍だと判明し、すぐに手術を行おうとする朱羅を、梵天は手術のリスクが高いことを理由に止めようとします。
手術したくないだけだろうと詰め寄る朱羅に対して、失敗したら大問題になると梵天は主張しますが、朱羅は、そんなことは患者に関係ないと一喝。
と、そこに理事長が現れ、梵天に、救えるのは梵天しかいないと手術を依頼。動揺する梵天。
実は、梵天の成功率99%には裏があり、その成功率を維持するために簡単な手術だけを選んできたのでした。理事長に直接依頼され、すでにマスコミも集まっていると聞いて後に引けなくなってしまい、嫌々ながら手術に向かうものの、動揺のあまり、手が震えて手術ができません。
そこに朱羅が現れ、動けないでいる梵天を押しのけ、自分が引き受けると宣告します。
患者が梵天の名声にすがるのは当然だが、梵天が自分の名声のために患者にすがるのは違うだろう、と告げる朱羅に梵天は、父親は元医師会会長、兄は国会議員と東王大学医学部教授。そのプレッシャーに耐えながら這い上がってきたのだ、毎日が命懸けだと叫びますが、朱羅は、自分を守ることに命懸けなどと理解できないと一刀両断。フィンクの手術を開始します。
そんな朱羅の様子に梵天は、救命科の医師は患者の死など見慣れていて怖くないのだろうと悔し紛れの嫌味を言いますが、怖くないわけないだろう、それでもやらなくてはならない、後悔して生きていくほうが怖いから、語る朱羅を前に言葉を失います。
手術は進み、腫瘍を無事に取り除くことができ一同安堵した矢先、容体が急変。
先ほどの朱羅の言葉で冷静さを取り戻した梵天が、エコーでの確認を提案。
すると、フィンクの心臓には先天的な欠陥があったことがわかります。術前の検査では、腫瘍の陰に隠れてそれが見えなかったのでした。
いますぐ大動脈を遮断して手術を、という梵天に手術は私がすると宣言する朱羅でしたが、梵天から、いまからここは自分の修羅場だ、朱羅は自分の持ち場に戻ってくれと告げられ、受け入れます。その様子を多聞とともに見守っていた理事長は さすがアシュラ、とつぶやくのでした。
手術を終えた梵天のもとに、多聞がねぎらいの言葉をかけにやってきました。
その多聞に、実は大学のころからずっと、どれだけ努力しても追いつくことができない多聞に嫉妬し、コンプレックスを抱き続けていたのだと語る梵天。実は出世など興味はなかった、多聞を追い出し多聞に勝つことこそが望みだったと本音を吐露します。そして、多聞に勝つことによってこそ99%の自分が100%になれると思っていたが、自分に足りない1%は保身を捨てることだった、朱羅のおかげでそれに気づいたと語るのでした。
第4話あらすじとネタバレ
第4話 あらすじ
梵天太郎(荒川良々)がスティーブ・フィンク(厚切りジェイソン)を救ったことはニュースとなり、「日本のゴッドハンドが世界の金融王の命を救った」という記事が世間には広まっていました。
実際には腰を抜かした梵天に代わってフィンクの命を救ったのは、救命医・杏野朱羅(松本若菜)でしたが、朱羅の名前が世間に出ることはありません。納得がいかない様子の救急科の面々。その一方で、外科の医師たちの間では、フィンクの手術の際の梵天の失態をネタに陰口がたたかれていて、梵天は嘲笑の的になってしまっていました。
気まずさと後ろめたさを感じていた梵天でしたが、理事長の阿含百合(片平なぎさ)はその梵天をフィンクの病室へと案内します。
フィンクは梵天と対面するなり命の恩人だと梵天にお礼を述べ、それに対応する梵天はぎこちなさを隠せません。
そんな梵天の様子をよそにフィンクは新病院設立費用の寄付を申し出て、阿含理事長ら一同は歓喜します。
しかしフィンクは、1つ懸念事項があると言い出して…
その頃、朱羅はどこかへ外出しようとしていました。薬師寺保(佐野晶哉)が後をつけると古びたラーメン店に入っていく朱羅の姿が。保は偶然を装い朱羅に合流、2人でラーメンに舌鼓を打ちます。しかしその帰路、ラーメンのおいしさに感激する保を尻目に、朱羅は「後味がいつもと違う」とつぶやき、店に駆け戻っていき…?
第4話 ネタバレ
放送終了後に更新します!
【Dr.アシュラ】徹底解説
このでドラマでは、主人公のDr.アシュラこと杏野朱羅の救命医としての活躍と合わせて、朱羅と病院側の対立が縦軸として描かれていくことが予想されます。
命を最優先する朱羅と、利益と効率を重視する院長、その院長の言いなりとなる中間管理職。果たして、朱羅の命に向き合う誠意と正義は、貫かれるのか!?
ここでは各話で発生した出来事と合わせて、その縦軸の展開を徹底解説していきます。
第1話 伏線と匂わせ
杏野朱羅の過去に何が…?
トンネルの崩落事故で多数の負傷者が出ているという知らせに、全員受け入れると答えようとする朱羅を遮り、大黒が受け入れ拒否をするシーンで、朱羅の脳裏になにかフラッシュバックのようなものが浮かび、涙ぐみながら大黒に食って掛かるというシーンがありました。
朱羅の過去になにが? 思わず浮かべた涙の意味は…?朱羅が命を救うことにこだわり続けることと何か関係があるのでしょうか??
多聞真の本心は…?
朱羅が心から信頼する人物として描かれている多聞。
院長の不動が、指示に従わなかった朱羅に解雇を言い渡すと、それの撤回を求めて朱羅をかばうのですが、その舌の根も乾かぬうちに「救急科をつぶすから」と朱羅に告げます。
果たして多聞は朱羅の敵か、味方か…?その本心やいかに??
大黒修二の真の姿とは…?
朱羅を目の敵にしている大黒に対し、看護師長の加代子が「(朱羅は)昔の大黒先生みたいですね」と告げるシーンがあります。
いまではすっかり体制側につき、保身にしか興味がないように見える大黒ですが、なにか秘めた過去があるのでしょうか?
今後の展開次第では、まさかの朱羅の味方に!?というようなことになる可能性もありそうです。
阿含百合は何を企んでいる?
多聞を海外から呼び戻し、東王大学病院から心臓血管外科の一人者とされる梵天太郎を呼び寄せます。
ひとりでも多くの命を救いたいだけ、と語るその顔には、なにやら意味深な表情が…
さらに、アメリカ帰りの形成外科医・六道ナオミとまるで親子のように親しげに会話をしながら、彼女にも帝釈総合病院の外科に来るよう要請します。しかしこのナオミとの関係性もいまだ謎です。その真の思惑はどこにあるのか…!?
第2話 伏線と匂わせ
朱羅の過去になにが…?
終盤で、朱羅の脳裏にフラッシュバックしたと思われる映像が流れました。
血だらけの少女とその両親と思われる二人の大人。少女が両親を呼ぶも、そばに倒れる大人たちが声を上げる様子はありません。
なにか大きな事故に巻き込まれ、その結果、両親を失い、自分だけが助かったということのように受け取れます。
そしておそらくは、このことが今、朱羅がなによりも目の前の命を救うことを優先する大きな理由となっていると思われます。
多聞の思惑はどこに…?
救命科をつぶすと言いながらも、朱羅の窮地を救った多聞の本心はどこにあるのか…?
どうして手助けをしたのかと問う朱羅に、救命科に運ばれてきた患者を見捨てたいわけではないと告げる多聞。
ならばどうして救命科をつぶすのか、二人の約束は忘れてしまったのかと朱羅は問いますが、多聞は何も答えずに去ってしまいます。
否定をしなかったことを考えると、なにか深い思惑がありそうです。しかし、ならばそれを同士であるはずの朱羅荷物げない理由はなんなのでしょうか?
この点は、今後の物語の行く末に大きく影響が出そうです。引き続き追いかけたいと思います。
救命科長・大黒先生、覚醒か…!?
保身のため、自らの出世のために、目の前の命よりも病院側の方針であるリスク回避を最優先していた大黒。
しかし、救急科に自分の息子がまさかの搬送。息子を助けるために立ち上がり、「俺は医者だ」と宣言したシーンは非常に見ごたえのあるものでした。
第1話で看護師長の加代子が、朱羅はかつての大黒に似ていると発言していたこともあり、もともとは朱羅と志を同じくする医師だったのかもしれません。
しかも命はもちろん、臓器切除の窮地を朱羅に救ってもらったことで、今後は朱羅に対する態度にも変化が出てくると思われます。
3話では、どうやら院長の不動に降格を宣告されるようですが、むしろそれを受けて、朱羅の味方になっていくのでしょうか!?今後の動向に注目です。
第3話 伏線と匂わせ
梵天の覚醒
東王大学病院のゴッドハンド、心臓血管外科医の第一人者と言われていた梵天太郎でしたが、その実態は、成功率99%を維持するために徹底的にリスクを回避し、簡単で安全な手術だけを選んでいました。
そして、大学の同期だった多聞とは親友のはずでしたが、実は優秀な多聞に嫉妬し、コンプレックスを抱き続けていたのでした。
そんな中で、多聞に勝つことこそが自分が100%の完璧な人間になるすべなのだと思い込むようになり、帝釈総合病院に移ってきたのも、多聞が副院長として赴任したからだったのです。
梵天がそんな心情に陥るようになったには裏には、梵天の家庭環境に起因する要因もありました。
元医師会会長の父親、国会議員と一流大学の教授を務める優秀な二人の兄。そんな家族に囲まれ、何とか自分の存在価値を維持しようと必死だったのです。名声に慢心した医師かと思われましたが、医師として正しいかどうかは置いておいて、彼なりの葛藤の中で生きてきたのだと推察できます。
そんな梵天が朱羅の信念に触れ、医師としての在り方を思い出し、大黒に続いて覚醒します。
ゴッドハンドと持ち上げられて赴任したにもかかわらず、患者を前に醜態をさらしてしまった彼には、これからややつらい環境が待っていることが予想されますが、保身を捨てることこそが自分が100%の人間になることだったと気づいた梵天の表情は別人のようにすっきりしていました。
これから、朱羅とともに病院の在り方に対して戦っていってくれると期待できます。
ちなみに、梵天が朱羅に対して、ここは自分の修羅場だ、朱羅は自分の持ち場に帰ってくれといったシーン、そして、自分に足りない1%は保身を捨てることだったと語るシーンはドラマオリジナルだったようで、原作者のこしのりょうさんがドラマ放送後にXスペースで行ったアフタートークで「原作よりうまい」と絶賛していました。
原作者からもお墨付きのオリジナル展開、今後も注目です。
大黒の変化
第3話は梵天の覚醒回ともいうべき物語でしたが、第2話で覚醒したかに見えた大黒はその後どうなったでしょうか。
不動院長が容赦するはずもなく、病院が定めたルールを破った大黒には救命科長からの降格が宣告されます。
以前だったら、それだけはどうか勘弁してくれと土下座をしていたであろう大黒でしたが、不動の予想に反して、晴れ晴れとした表情で後悔していない、と告げ、院長室を立ち去りました。
とはいえ、それを告げるのは勇気がいったようで、院長室を出るや否や、半ば倒れこむように、ついに言ってしまったと心情を吐露し、こういう時には甘いものでも食べて頑張ろう、と救命科に向かいます。
そしてその甘いものとはおそらく、冷蔵庫にしまってあったプリンだと思われますが、同じ時間に救命科で朱羅が、冷蔵庫にあったんだからみんなのものだと言いながらプリンを食べているシーンがあり、後日別のシーンで大黒がプリンにマジックで大きく「大黒」と名前を書いている様子が描かれていたため、朱羅にプリンを食べられてしまい、今後はそれを防ごうと名前を書いていたのだと推察されます。
些細なシーンですが、大黒と朱羅が良好な関係を築き始めていると感じさせるエピソードでもありました。
そして、かつての大黒では考えられないくらい積極的に患者を受け入れ、まさに“覚醒”した印象を与えます。
朱羅の暴走をうまくコントロールしながら、陰で支える味方となってくれるのではないでしょうか。
多聞の真意
いまのところ一番謎に包まれている存在が、この多聞です。
救命科を閉鎖すると明言しておきながら、常に救命科を救いにやってきます。
第3話でも、尋常ではない数の患者を受け入れたことで文字通りの修羅場となっていた救命科が、多聞が現れたことで一気に落ち着いた空気を取り戻しました。
特にセリフなどには表れていませんが、朱羅とのコンビネーションも完璧。
朱羅に信頼を寄せており、簡単に見捨てるとは思えないのですが、第4話の予告でも、2か月後に救命科閉鎖と宣告しているシーンがありました。
その真意はどこに?これは最終回まで継続するテーマとなりそうです。
引き続き、追いかけていきたいと思います。
阿含理事長の思惑
新病院設立のために奔走する阿含理事長は、経営視点からおそらく救命科の存続には反対していると思われるのですが、どうもその立ち居振る舞いには、あからさまに救命科を敵視する不動院長とは一線を画する空気を感じます。
第3話でも、朱羅が梵天を立ち直らせた様子に「さすがアシュラね」とつぶやきながら意味深な笑いを浮かべるシーンがありました。朱羅を医者として、ある程度評価していることが感じられます。
どうにも“食えない”キャラクターというのが今のところの印象です。
多聞の思惑と合わせて、阿含理事長がどこに向かおうとしているのか、朱羅たちをどう考えているのか、今後も引き続き注目していきます。
【Dr.アシュラ】原作と脚本家
原作は…?
ドラマ【Dr.アシュラ】には原作があります。
原作は、2015年から2016年にかけて『週刊漫画ゴラク』で連載された、こしのりょう氏による同名コミック(日本文芸社刊/全3巻)。
こしのりょう氏の代表作には、2006年にフジテレビで石原さとみさん主演によりドラマ化された『N`sあおい』をはじめ、2013年に日本テレビ系の深夜枠でドラマ化された『町医者ジャンボ』などがあります。
この度のドラマ化にあたって発表された原作者のコメントによれば、原作者自身もこの作品の映像化は無理だろうと考えていたそう。
原作自体が未完ということもあり、1クールのドラマにするにあたっては、ドラマのオリジナル部分も作らなければならず、こしの氏自身もプロット作りやシナリオミーティングに参加しながらこの『Dr.アシュラ』という作品を見直す作業を楽しんでいるそうです。
原作者自身がこのドラマ化を喜び、応援している様子はドラマの公式SNSに投稿された、こしの氏がドラマのために描きおろした応援イラストからも感じられますね。
原作者自身も深くかかわりながらのドラマ作り、世界観を大切にしながらドラマ作りをしている様子が伝わってきますね。
ドラマオリジナル部分がどのような展開となるのか、今後、注視していきたいと思います。
脚本家は…?
脚本を手掛けるのは、『第34回フジテレビヤングシナリオ大賞』受賞の市東さやか(しとう・さやか)氏。2021年から独学で脚本を書き始め、その翌年に同賞を受賞。2023年にはフジテレビの月9枠で放送された『真夏のシンデレラ』の脚本を手掛けています。
実は看護師としての勤務経験を持つという市東氏。その経験知識が物語に説得力を与えてくれるのでは、と期待が高まります。
【Dr.アシュラ】主題歌は、imase『名前のない日々』
【Dr.アシュラ】の主題歌は、imaseさんの「名前のない日々」に決定しました。
imaseゴールデン・プライム帯のドラマへの主題歌提供は今回が初めてだそうです。
プロデューサーの狩野氏によれば、imaseさんの起用理由は、変幻自在なimaseさんの楽曲が【Dr,アシュラ】の世界観を拡張してくれるのではというところに期待したからだといいます。
信念を持つことでバカにされたりしたとしてもそんな自分を愛してほしい、そしてそんな日々は誰よりも鮮やかで美しい、という気持ちを込めたという『名前のない日々』。
信念を貫く朱羅の生き様を受け入れ、応援するような楽曲になっているに違いありません。
そしてそれは、日々の生活の中で様々な葛藤を抱える私たちの応援歌にもなっていることでしょう。
気になる楽曲は、ぜひ、ドラマの第1話で!
【Dr.アシュラ】スタッフ
このドラマの演出を手掛けるのは、菅田将暉主演のヒットドラマ『ミステリと言う勿れ』や『信長協奏曲』『鍵のかかった部屋』シリーズなどの演出で知られる松山博昭(まつやま・ひろあき)氏。
『ミステリと言う勿れ』でも終盤の要を担う役として松本若菜氏がキャスティングされていましたが、今回のドラマでは、今まで見たことのないようなヒロイン像を松本若菜氏とともに作り上げていくと意気込んでいるそうです。
救命救急の場で繰り広げられる命をめぐる闘いを、スピード感ある演出を得意とする松山氏がどのように描いていくのか、注目です。
スタッフ一覧
原作 | こしのりょう『Dr.アシュラ』(日本文芸社刊) |
脚本 | 市東さやか |
音楽 | 池田善哉 横関公太 |
プロデュース | 狩野雄太 |
演出 | 松山博昭 ほか |
制作協力 | ファインエンターテイメント |
【Dr.アシュラ】登場人物
主演は近年、活躍目覚ましい松本若菜さん。
🚨📢 情報解禁 📢🚨
🚑 4月スタート新水10ドラマ
✦━━ 🩺 Dr.アシュラ 🩺━━✦どんな患者も絶対に断らず、あらゆる手段で救うスーパー救命医・杏野朱羅🥼
痛快ノンストップ救命劇場が、この春開幕‼️#ドクターアシュラ pic.twitter.com/wFH0NGigwS
— 『Dr.アシュラ』🚑フジテレビ水10ドラマ【公式】 (@dr_asura_drama) February 24, 2025
フジテレビの連続ドラマには7年連続出演、そして昨年、木曜10時枠で放送された『わたしの宝物』に続いて2年連続の主演となります。
キャストに関する詳細は別記事でご紹介しますので、ここでは簡単にポイントのみご紹介します。
登場人物 | 役 柄 |
杏野朱羅(演:松本若菜) | 帝釈総合病院救命科に属する救命医 |
薬師寺保(演:佐野晶哉) | 帝釈総合病院救命科に配属されたばかりの研修医 |
大黒修二(演:田辺誠一) | 帝釈総合病院救命科科長。朱羅の直属の上司 |
六道ナオミ(演:小雪) | アメリカ帰りの形成外科医 |
梵天太郎(演:荒川良々) | 東王大学病院 心臓血管外科医師 |
不動勝治(佐野史郎) | 帝釈総合病院の院長 |
金剛又吉(鈴木浩介) | 帝釈総合病院の外科科長 |
阿含百合(片平なぎさ) | 医療法人帝釈会の理事長 |
多聞 真(渡部篤郎) | 朱羅の元上司 |
【Dr.アシュラ】のキャスト情報詳細はこちら!
【Dr.アシュラ】みどころは…?
医療ものという連続ドラマでは鉄板のジャンル、しかも救命科で繰り広げられる目まぐるしい展開を、スピード感あふれる演出を得意とする松山監督が手掛けるということで、否が応でも期待は高まります。
また、原作も未完の作品だけに、ドラマのオリジナル部分がどのようになるのかも気になるポイントです。
放送開始後、物語の展開に合わせて更新していきますので、ぜひまた読みにいらしてください。
【Dr.アシュラ】は、フジテレビ系全国ネット 水曜10時枠ドラマとして4月クールに放送されます!
この記事は初回から最終回まで、物語の進行に合わせて更新していきますので、放送と合わせてぜひお楽しみください!