TBS火曜10時ドラマ【じゃあ、あんたが作ってみろよ】が10月7日にスタート!
夏帆&竹内涼真のW主演で送る、令和のロマンスコメディです。

献身的な女性と昭和の価値観にとらわれている男性のカップルが別れるところから始まるお話なのね。

2人のすれ違いと成長を笑いと涙で描く「再生ロマンスコメディ」なんだって。ポップで楽しい雰囲気を楽しみながら、自分自身について考える機会にもなりそうだね。
この記事では、夏帆&竹内涼真W主演【じゃあ、あんたが作ってみろよ】のネタバレ・あらすじを毎話更新していきます。
◎この記事でわかること
【じゃあ、あんたが作ってみろよ】
・全話のあらすじ・ネタバレ
・原作について
・最終回の予想
・見どころ
【じゃあ、あんたが作ってみろよ】のあらすじ・ネタバレをラストまで
1話
このドラマとても楽しみにしてる。😭 https://t.co/HhWEM8pHub
— 青じそ (@a9133315141279) October 3, 2025
放送日:10月7日(火)22:00~22:57
1話のあらすじ
都心で働くビジネスマンの海老原勝男(竹内涼真)は、「女の幸せは、家で料理を作って愛する人の帰りを待つこと」という古い価値観を持つ、亭主関白思考の男。
好きな料理は同棲中の彼女・山岸鮎美(夏帆)が作る筑前煮で、毎日手の込んだ鮎美の手料理を食べては、「しいて言うなら、おかずが茶色すぎるかな」などと“アドバイス”を伝え、鮎美もそれに納得していたはずだった。
ある日、勝男は入念に準備をして鮎美に完璧なプロポーズを決行する。
ところが鮎美に「んー、無理」と、あっさりフラれてしまう。
仕事も容姿も完璧、鮎美とも仲良くやっていたはずなのになぜフラれたのか。
落ち込みながらも、新たな恋を求めて合コンへ出かける勝男だったが、自分を好意的に見ていたはずの女性陣は、自分が話せば話すほど引いていく。
自分が鮎美と付き合っている間に世界が変わってしまったのかと思い悩む勝男は、会社の後輩の提案で、いつも鮎美が作ってくれた筑前煮を作ってみることに。
すると料理というものは想像以上に難しく手間のかかる作業だったことを知る。
一方、勝男と別れた鮎美は、見慣れない仲間たちと何やら不穏な場所にいる。
恋人ファーストゆえに自分を見失った女・鮎美と、時代に取り残されたパーフェクト男・勝男。2人の別れから始まるラブストーリーの行方は!?
1話のネタバレ
(放送後に更新します)
【じゃあ、あんたが作ってみろよ】の原作は?
原作は大人気コミック『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(谷口菜津子)
今月重版した「じゃあ、あんたが作ってみろよ」おかげさまで更に重版する事になりました!
もうすでに並んでるお店もあるそうなのですが、今月重版分の帯は夏帆さんと竹内涼真さんのお写真が入っています!
これはうれしい!! pic.twitter.com/vkaysK0jqG— 谷口 菜津子 Natsuko Taniguchi (@nco0707) September 18, 2025
原作は谷口菜津子さんの『じゃあ、あんたが作ってみろよ』で、『comicタント』(ぶんか社)にて連載中です。
コミックはぶんか社コミックで現在3巻まで発売中。
「CREA夜ふかしマンガ大賞2024」第1位、宝島社の「このマンガがすごい!2025」オンナ編で第4位にランクインするなど、人気と話題を集めています。
原作でまだ続いている物語を、ドラマのラストではどうまとめるのかが楽しみです。
でも忠実さを楽しみにしている方もいると思うので観方は自由だとは思っています!
私は違いも楽しみ!ってことを知ってもらえたら〜
— 谷口 菜津子 Natsuko Taniguchi (@nco0707) October 6, 2025

原作とドラマの違いを楽しんでほしいという谷口菜津子さん。
映像化の創造性も視聴者の自由な見方も尊重していて素敵だなあ。
【じゃあ、あんたが作ってみろよ】の最終回予想
勝男と鮎美は元さやに戻る?
1話で別れてしまった勝男と鮎美。
紆余曲折を経て、元のサヤに収まることができるのでしょうか?
たとえよりを戻したとしても、元の関係にそのまま戻ってしまったら、また鮎美は自分を抑える日々を過ごさなくてはいけません。
新たな恋人の出現もありそうで気になります。
勝男の成長は?
勝男は、鮎美にフラれたことで自分を縛っていた古い価値観を捨て去ることができるでしょうか?
本当の意味で自立した勝男の姿が見たいです。
鮎美は自分を見つけることができるのか
鮎美は勝男の理想の姿に自分を近づけることが愛だと思っていたんですよね。
でも、それは自分自身を見失ってしまうことでした。
勝男と距離を置くことで、鮎美は何を見つけるのでしょう。
今まで当たり前だと思っていた常識や価値観から解放された鮎美が、ラストにはどんな姿を見せてくれるか楽しみです。
【じゃあ、あんたが作ってみろよ】の見どころ
火10ドラマの魅力
【じゃあ、あんたが作ってみろよ】は、お互いの立場を思いやることの大切さや、家事の価値について考えさせられる点が、今年4月期の火10ドラマ『対岸の家事』のテーマと重なるところがあるかもしれません。
ただ、『対岸の家事』は様々な家族の形を描きそれぞれの違いを尊重することを描いていたのに対し、本作は恋愛を通して自分自身を知り、相手を理解していく物語です。
火10枠のドラマは、ポップで楽しい雰囲気の中に、ふと苦みや痛みが混じっていたり、さり気なく傷を癒す薬が隠されていたりすることがあるので、侮れません。
ロマンスコメディを楽しんでいるうちに、自分と向き合うことになるかもしれませんね。
個性的豊かなキャラクターたちの誰に共感する?
相手のために尽くすことが愛だと信じていたけれど自分を取り戻したいと思うようになった鮎美。
古い価値観にとらわれているけれど、真っ直ぐな勝男。
思ったことをはっきり言葉にする椿。
不思議な魅力のミナトくん。
自由で天真爛漫な渚。
渚を大きな心で包み込む太平。
心優しく面倒見の良いルイ。
言いたいことをいう現代っ子だけれど相談相手になってくれるあみな。
個性豊かなキャラクターがそろっていて皆それぞれが魅力的です。
どの人物に共感できるかという視点で見ても、または、ひとり一人のキャラクターの中に共感できるポイントを探しても面白いと思います。
一生懸命だから応援したくなる鮎美と勝男
鮎美も勝男もそれぞれ真面目で一生懸命なのだと思います。
ただ、ひとつの価値観に縛られ過ぎると身動きがとれなくなってしまいます。
違う価値観を持っている同士が一緒に生活するには、どうしたら良いのでしょうか。
鮎美と勝男が別れから何を学び、どう成長していくのか、見守っていきたいと思います。
2人とも、自分のどこが間違っているのかを内省できるのが良いところです。
自分が当たり前だと思ってきたことは本当に当たり前なのか。
自分の価値観を相手に押しつけた上に成り立つ幸せは本当に幸せと言えるのか。
自分らしさと相手の良さ、どちらも損なわずに共に生きていく道はあるのか。
自分らしさって何だろう?
鮎美と勝男がどんな答えを出すのか画楽しみです。