【あんぱん】第10週「生きろ」あらすじ!登美子(松嶋菜々子)が出征する嵩に叫ぶ
今田美桜主演、北村匠海共演のNHK朝ドラ【あんぱん】第10週「生きろ」(第46話~第50話)のあらすじを紹介します。
第10週から太平洋戦争に突入。健太郎(高橋文哉)や嵩(北村匠海)のもとに召集令状も届きます。
今回は朝ドラ【あんぱん】第10週のあらすじ、事前レビューについて紹介します。
【あんぱん】第10週のあらすじ
【あんぱん】第10週「生きろ」のあらすじです。
草吉の過去
のぶ(今田美桜)と羽多子(江口のりこ)は、釜次(吉田鋼太郎)から草吉の過去を聞きます。
草吉は欧州大戦(第一次世界大戦)でイギリス軍の日本人義勇兵として戦地に行き、壮絶な経験をしていました。
乾パンは兵士たちが飢えをしのいでいた戦地を思い出させるものでした。
それでも羽多子たちは生きるために乾パンを焼き続けていきます。
太平洋戦争が開始
1941年(昭和16年)12月8日。日本軍がハワイの真珠湾を攻撃。アメリカとの太平洋戦争がはじまります。
同年4月から、尋常小学校は国民学校になり、軍国教育が徹底されていきます。
健太郎に召集令状
年が明け、嵩が東京の製薬会社に勤めて1年が経過したころ、帰宅すると健太郎(高橋文哉)がいてカレーを作ってくれていました。
健太郎のもとに召集令状が届きました。2人は辛いカレーを味わいます。
翌朝、2人は再会を誓って、健太郎は福岡の実家へ。
次郎が帰ってきた
戦争の影響で航海がとりやめになった次郎(中島歩)がのぶのもとに帰ってきました。
のぶと次郎は朝田家に行き、ひとときの楽しい時間を過ごします。
しかし蘭子(河合優実)は姉が変わってしまったと嘆きます。
帰りの汽車にて。のぶと次郎は戦争が終わったらやりたいことを話します。
次郎は次の航海から兵隊や軍事物資を運ぶために乗船するといいます。
次郎がこの戦争に勝てないと思うと言うと…
のぶは「そんなこと言わんとってください。そんなこと思うてはいけません」と否定し、御国のために立派なご奉仕をしてくるよう伝えます。
次郎はカメラをのぶに託し、乗船へと向かいました。
嵩に召集令状が届く
嵩(北村匠海)のもとにも召集令状が届きました。高知に戻る前、座間先生や母・登美子に会いました。
登美子は軍人と3度目の結婚をしています。登美子は嵩のことを兵隊に向いてないと言いました。
嵩が出征する日
嵩は柳井家に戻ります。そして朝田家にも寄って、自分は無理だと自嘲。
のぶは嵩に「立派なご奉公を」と激励しました。
嵩が出征する日。商店街の人々が出征をお祝いします。
伯母の千代子(戸田菜穂)が「御国のために立派に」と言いかけたとき・・・
登美子(松嶋菜々子)が「嵩!死んじゃダメだよ!ひきょうだと思われてもいい。何をしてもいいから、生きて帰ってきなさい」と叫びます。
憲兵が登美子のもとへ。
のぶが登美子をかばい、「母親なら当然です。嵩。必ずもんてきい。お母さんのために生きてもんてきい。」といいます。
憲兵からのぶと登美子は非国民と非難されて捕まりそうになる。そんな中、嵩が敬礼して憲兵に謝罪して「立派にご奉仕してまいります」と告げて、母と友を救うのでした。(つづく)
【あんぱん】第10週の事前レビュー
登美子(松嶋菜々子)が出征する嵩に叫ぶ
太平洋戦争に突入した第10週。
嵩(北村匠海)のもとに召集令状も届き、ついに出征へ。
子供を置いて家を出た登美子(松嶋菜々子)が出征する嵩に「生きて帰ってきなさい」と叫びます。
当時、御国のために役立つこと、出征することは喜ばしいこと。
そんな中、どんなに無様でも生きて帰ってこいと言うことは、なかなか言えません。
そんな空気じゃなかったはずです。
ドラマだからといえばそれまでですが、あらすじだけ読むと、とても胸を打つシーンになっていますね。
演技、演出でどんな風にみせてくれるのか、楽しみです。
画像出典NHK