【あんぱん】第9週「絶望の隣は希望」あらすじ!寛(竹野内豊)が退場へ

今田美桜主演、北村匠海共演のNHK朝ドラ【あんぱん第9週「絶望の隣は希望」(第41話~第45話)のあらすじを紹介します。

第9週では、ついにのぶが結婚。そして、嵩の伯父さんである寛(竹野内豊)が退場してしまいます。

今回は朝ドラ【あんぱん】第9週のあらすじ、事前レビューについて紹介します。

目次

【あんぱん】第9週のあらすじ

【あんぱん】第9週「絶望の隣は希望」のあらすじです。

嵩と伯父さん(竹野内豊)の別れ

1940年(昭和15年)1月。婚約したのぶ(今田美桜)の結婚準備が着々と進んでいます。

一方、嵩のもとに寛(竹野内豊)の危篤を知らせる電報が届きました。

嵩は健太郎(高橋文哉)に「卒業製作を仕上げないと伯父さんに顔向けできないから」と伝え、徹夜で作業して完成させます。

座間(山寺宏一)に卒業を認められた嵩は高知へと向かいました。

しかし到着したころには、寛はすでに亡くなっていました。

千代子(戸田菜穂)は寛が「ハンパに帰ってきたら殴る」「嵩が決めた道を投げだすのは許さない」と言っていたと伝えます。

嵩は日が暮れるまで泣き続けるのでした…。

後日。のぶが屋村(阿部サダヲ)のあんぱんを嵩にもっていきます。

嵩は「最後までダメな息子だった。変な意地張って、一度もお父さんと呼べなかった。もう会えないんだよな」といいます。

のぶは「寛先生、きっと喜んじゆうで。嵩がやっとお父さんと呼んでくれたって」と励まします。

嵩が「ありがとう」と感謝。

のぶは「何言いゆうがやで。うちは嵩の一番古い友達やき」と答えました。

嵩はのぶに思いを伝えようとします。しかし結局、言い出すことができません。

嵩はあんぱんを食べながら、伯父のことを思います。

嵩の複雑な気持ち

寛の初七日が済み、嵩は東京に帰ることに。

嵩はのぶが次郎(中島歩)と結婚することを知り、「おめでとうございます」と動揺を隠しなたら祝福。

嵩はのぶにも「お幸せに」と伝えます。

のぶは複雑な気持ちで嵩の言葉を受け止めるのでした。

嵩が駅まで歩いていると、屋村が自転車で追いかけてきました。

屋村がまた線路に行くのか心配すると、嵩は「絶望の隣は希望ですから行きません」と答えます。

屋村は「本当の絶望はこんなもんじゃないよ。それでも人生は続く。歩き続けてみろ」と励まします。

東京に戻った嵩は、銀座のパン屋で母・登美子(松嶋菜々子)と偶然再会。

登美子は「ずっと会いたかったの」と言いました。

のぶの祝言

翌月。のぶと次郎の祝言が家族だけで質素に行われました。

のぶと次郎は高知市内に小さな新居を構え、のぶは汽車で小学校に通勤します。

次郎はすぐに長い航海へと旅立ちました。

草吉は絶対に乾パンを焼かない

ある日。軍から朝田パンに乾パンの注文がきます。

しかし草吉は絶対に乾パンを焼かないといいます。

軍からの注文は名誉なことなのに断った朝田家は、学校や婦人会から非難されることに…。

のぶはどうにか草吉を説得しようとしますが、戦争に関わりたくない蘭子(河合優実)と対立することに。

朝田家のピンチだと感じた釜次(吉田鋼太郎)は、草吉に乾パンを焼いてほしいと頼みます。

名誉やお金のことでなく、羽多子(江口のりこ)さんらが不憫だから、と伝えます。

しかし草吉はなぜ乾パンを焼きたくないか、朝まで語るのでした。

朝田家が乾パン作り

翌朝。乾パンの材料が続々と朝田家に運ばれてきます。

釜次が断ろうとすると、草吉は乾パンを作りはじめるのでした。

数日間、草吉は羽多子やのぶ、メイコ(原菜乃華)に作り方を教えます。

そして、朝田パンは陸軍にきちんと乾パンを納品しました。

しかしその翌朝、草吉が朝田家を出ようとしています。

虫の知らせで外に出てきたのぶが止めようとしますが、

釜次は「行かせちゃれ。これ以上、苦しめたらいかんがじゃ」と言い…。

(つづく)

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【あんぱん】第9週の事前レビュー

寛(竹野内豊)が退場へ

第9週にて、嵩(北村匠海)の伯父さんで育ての父親・柳井寛(竹野内豊)が退場してしまいます。

死に目にあえない展開は切ないです。

けれど、寛はきっと、嵩が決めた道を中途半端にしないで卒業製作を仕上げたことで、喜んでいるかもしれません。

まあ、真面目な日本人らしい考え方であり、ストーリー展開ではあると思いますが…。

朝ドラ『ブギウギ』でも、主人公・福来スズ子(趣里)が「ハハキトク」という電報を受け取りながらも、その後のステージでいつも以上のパフォーマンスを発揮するというストーリーが描かれました。

現代の若者は仕事よりプライベート優先の人が多いと思いますが、昭和の当時、嵩(北村匠海)やスズ子(趣里)の考えの方が美徳とされたのでしょう。

もちろん寛(竹野内豊)の世代もそうでしょう。そういう意味では、リアリティある展開といえそうです。


画像出典NHK 

朝ドラ「あんぱん」

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