【あんぱん】58話あらすじと感想!「空腹は人を変える」壮絶な展開に反響

朝ドラ「あんぱん」

今田美桜主演の連続テレビ小説「あんぱん」第12週第58話が6月18日(水曜)に放送。

駐屯地への補給路が絶たれ、乾パンを食べながら朝田パンを思い出す嵩(北村匠海)。一方、のぶ(今田美桜)は勤労奉仕となった生徒たちと共に農家の手伝いをしていた。

今回は【あんぱん】58話のあらすじと感想を紹介します!

【あんぱん】58話あらすじ

駐屯地への補給路が絶たれ、乾パンを食べながら朝田パンを思い出す嵩(北村匠海)。その朝田パンも、材料がなくなり休業していた。のぶ(今田美桜)は勤労奉仕となった生徒たちと共に農家の手伝いをする日々。ついに食料が底をついた駐屯地では、正気をなくした康太(櫻井健人)が民家に向かって駆け出して、食べ物を奪おうとする。

老婆ヤン・チュアンユン(天野眞由美)は「さっき、あんたたちみたいのが来て、全部食べてったよ」という。しかし康太は老婆に小銃を向ける。康太は「食い物をよこせ!」と脅した。仕方なく老婆は裏に回り、産みたての卵を持ってきてゆでてくれた。

神野(奥野瑛太)と康太は、ゆで卵にかぶりつく。座り込んでいた嵩も老婆から手渡され「シェイシェイ」と感謝して食べた。ヤンは「空腹は人を変えてしまう」と慈悲の眼差しだ。

帰り道、康太は「あの婆さん、うちのお母に、どことのう似ちょった」とつぶやいた。すると銃声が響く。

その銃声の直前のシーンで、嵩の幼なじみ・田川岩男(濱尾ノリタカ)は、我が子のように可愛がっていた地元の少年・リン(渋谷そらじ)に「もう俺にはつきまとうな。お前は便衣(スパイ)だと疑われている。これまでありがとうな」と別れを告げる。リンは岩男に抱きつき、中国語で「さようなら。岩男さん」と挨拶。直後、リンは鋭い表情を見せていた。

銃声を聞いた嵩や上等兵・八木信之介(妻夫木聡)らが急いで駆けつけると、腹から血を流して倒れている岩男がいた。兵士たちは逃げた男の子を追う。

岩男は息も絶え絶えに「大丈夫であります。あの子は関係ありません…」と必死にリンをかばう。

八木が周囲を捜索すると、隠れて銃を構えるリンを見つけた。(つづく)

【あんぱん】58話の感想

「空腹は人を変える」壮絶な展開に反響

岩男が打たれたことも気になりますが、老婆が言った「空腹は人を変える」という言葉が印象的な回でした。

あのコン太くんが人が違ったように、民間人に銃を向けるなんて…。

あまりに壮絶な展開にSNSでは多くの反響が寄せられています↓

ヤムおんちゃんが乾パンは作りたくないと言っていましたが…。嵩たちも保存食の乾パンを食べることになり、トラウマになりそうな展開です。

そして民間人を襲って泣きながら食べたゆで卵。

空腹の人に食料を分か与えるこの場面は、多くの人が指摘しているように、アンパンマンの原点かもしれませんね。

また、仲良くなった現地の子供に撃たれてしまった岩男。リンはスパイだったのか?という疑問点は明日わかることでしょうが…。

仲良くしていても敵同士なんだと思うと切ないです。

あー。岩男。結婚して子供が生まれたけどまだ会ってないって言ってましたよね。それなのに…。いたたまれない展開です。

【あんぱん】58話の出演者・スタッフ

出演者 【出演】今田美桜,北村匠海,江口のりこ,河合優実,原菜乃華,高橋文哉,池津祥子,奥野瑛太,櫻井健人,濱尾ノリタカ,薄平広樹,板橋駿谷,萩原亮介,浅田美代子,吉田鋼太郎,渋谷そらじ,妻夫木聡 原作・脚本【作】中園ミホ

朝ドラ
Jima

2016年からドラマ9で執筆。朝ドラ・日曜劇場などを担当。ドラマは毎クール10本以上鑑賞。独自の視点で面白い記事を心掛けます。

dorama9【キャスト/あらすじ/視聴率/ネタバレ】