【あんぱん】105話あらすじと感想!のぶの不妊の苦しさ吐露に「辛いよね」と反響

朝ドラ「あんぱん」

朝ドラ【あんぱん】105話のあらすじと感想を紹介します!

今田美桜主演&北村匠海共演の連続テレビ小説「あんぱん」第21週「手のひらを太陽に」第105話が8月22日(金)に放送。

105話は…のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の別居生活が続く中、ひとり山へ出かけたのぶは、大自然の息吹を感じながら嵩を思う。一方、嵩は久しぶりに漫画を描き始める。

【あんぱん】105話あらすじ

のぶ(今田美桜)は嵩(北村匠海)の別居生活が続く中、登美子(松嶋菜々子)と羽多子(江口のりこ)と会う。

別居していると聞いた登美子は「あの子の父親が中国の嵩山(すうざん)という山から名付けたんです」と明かし、「千尋は海から名付けました」と話す。 羽多子が「なるほど、山と海ですか」と納得。そして、登美子が「名前の通り、小さい頃の嵩は一度へそを曲げると山みたいに動かなかったんです」と語る。 

嵩の名前の由来を聞いたのぶは、ひとり山へ向かう。力強い足取りで頂上まで登り、大自然の息吹を感じながら嵩のことを叫ぶのぶ。

一方、嵩は久しぶりに漫画を描こうと紙を取り出す。のぶの言葉が脳裏によみがえり、たちまち没頭して鉛筆を動かす嵩。

そんな嵩のもとに久しぶりに帰ったのぶは、山に行って自分に向き合えたと語る。昔、父親から「おなごも遠慮せんと、大志を抱け」と言われた言葉を胸に、必死に駆け抜けてきた人生を振り返る。しかし…。

のぶは「でも…うちは何者にもなれんかった。教師も、代議士の秘書も、会社勤めも。何一つ、やり遂げれんかった。嵩さんの赤ちゃんを産むこともできんかった。嵩さんは子どもが欲しかったやろうに。うちは…」と下を向く。

嵩は「そんなこと、誰のせいでもないよ。僕たち夫婦は、これでいいんだよ」と優しく語る。

しかしのぶは涙を流しながら「けんど…。けんど、時々思うがよ。うちは、何のために生まれてきたがやろう、って。精いっぱい頑張ったつもりやったけど、何者にもなれんかった。そんな自分が情けなくて。世の中に忘れられたような、置き去りにされたような気持ちになるがよ」と泣いた。  

嵩は「のぶちゃんはずっと誰かのために走ってた。いつもいつも全速力で。のぶちゃんがいなかったら、今の僕はいないよ。のぶちゃんは、そのままで、最高だよ」と伝えた。

机には太ったおじさんがアンパンを配るイラストが描かれていた。(次週につづく)

【あんぱん】105話の感想

のぶの不妊の苦しさ吐露に「辛いよね」と反響

山に登って自分と向き合ってきたのぶは、不妊の苦しさを夫・嵩に吐露しました。

SNSでは「辛いよね」などと多くの反響を呼んでいます↓

涙するのぶのことを「誰のせいでもない」と優しく寄り添う嵩。素敵でした。

江戸時代は「3年たっても子どもが生まれなければ離婚」と言われていましたが…。

戦後の当時でも子どもを産めない女性の風当たりは強かったでしょうね。

でも、戦時中や戦後の貧しい時期を生き延びただけでも立派だと思いますよ。

それに、男性側の問題かもしれないし…。

現在では男性不妊症(不妊症の主な原因が男性にあるケース)が不妊症の約半数を占めるといわれていますし。

だから、これは夫婦の問題。のぶも気を病みすぎないでほしいところです。

【あんぱん】105話の出演者・スタッフ

出演者 【出演】今田美桜,北村匠海,江口のりこ,河合優実,西村雄正,山内誠治,永瀬ゆずな,木村優来,阿部サダヲ,松嶋菜々子 原作・脚本【作】中園ミホ

朝ドラ【あんぱん】は、「アンパンマン」を生み出したやなせたかしさんと、暢さん夫婦をモデルに描く、NHK連続テレビ小説。“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く「愛と勇気の物語」。