白石聖【あのコの夢を見たんです。】8話ネタバレと感想!唐突なオチに困惑!
白石聖【あのコの夢を見たんです。】8話ネタバレと感想!唐突なオチに困惑!
8話は白石聖さんが主演を務め、山里に弟子入りをして嫉妬の本質を学んでいきます。
ですがオチが唐突で分りにくかったです。この回が最後に伝えたかったテーマは何でしょうか。
今回の記事では白石聖さん主演【あのコの夢を見たんです。】8話「嫉妬の向こう側」のネタバレ、感想をお伝えします。
【あのコの夢を見たんです。】8話のネタバレ
白石聖は退屈
白石聖は広告代理店のCM制作部の部長、バリバリに働くキャリアウーマン。
- 仕事は完璧
- 容姿端麗
- 人間性もバツグン
- 部下からの信頼も厚い
と全てが揃った完璧な人間だ。
CM制作部の電球が切れて庶務八課の山里(仲野太賀)が交換にやってくる。仕事中でもCM制作部のメンバーに邪険に扱われてしまう山里。
山里「全てが下らない。」
生き生きと働くCM制作部のメンバーに山里は嫉妬してしまう。
一方、
白石聖「全てがつまらない。」
仕事でも何でも自分の思い通りに出来る白石聖は退屈に感じていた。
白石聖は山里に弟子入り
白石聖は山里が落とした社員証を拾い、庶務八課に届けに行く。庶務八課は地下四階の倉庫の一角にあり、社員は山里しかいないようだ。
そこでは嫉妬に怒った山里が“嫉妬ノート”に不満を書き散らしていた。その矛先は白石聖に向き、本人に聞かれてしまう。
山里は慌てて取り繕うとする。が、
白石聖「弟子にして下さい。」
自分には無い生き方をしていた山里に白石聖は弟子入りを志願する。「嫉妬してみたいんです。」という白石聖に山里は「からかっているの?」と不快感を示す。
白石聖は授業料を払い、さらに庶務八課の待遇改善の稟議書を通すと条件を出す。
山里「引き受けましょう!!」
こうして嫉妬をする為の奇妙な師弟関係が始まった。
白石聖は嫉妬を学ぶ
嫉妬とは生きるために欠かせない熱、嫉妬を仕事のエネルギーに変えろ。
これが山里の嫉妬への考え方だ。山里はなぜかボクシングスタイルで白石聖に嫉妬の極意を叩き込んでいく。
しばらく経った後、山里は白石聖に実践として嫉妬の火種を探すように指示を出す。
- 高級そうな靴を履いている後輩←あんたが靴を磨いている間に私は仕事をする
- 自分より高身長で高いところに手が届く女性社員←あんたよりジャンプ力を付けて高いところに跳んでやる
白石聖は嫉妬の火種を見つけて仕事へのエネルギーに変えていく。
師匠の山里はこれに「満足せずに嫉妬の向こう側へ行け!」と更なる檄を飛ばす。
白石聖は嫉妬の向こう側へ
山里に弟子入りした後の白石聖はさらに生き生きと仕事に取り組んで成果を挙げていく。
一方、山里は嫉妬に狂ったまま庶務八課に戻る。すると白石聖からネクタイのプレゼントが置いてあった。山里はウキウキでネクタイを巻き、怒りはどこかに吹き飛んでしまった。
さらに時間は経ち白石聖は関連会社の代表取締役に就任する。インタビューで「師匠の存在があったから今の私がある」とする白石聖。
その師匠の山里はCM制作部のメンバーからバーベキュー会で使う食器いの手配を頼まれていた。師匠の嫉妬のチャンスに白石聖はワクワクする。
だが、山里は嫉妬することが出来なかった。
白石聖の本当の目的
山里は白石聖という輝かしい女性が自分を慕ってくれたことで心が満たされ嫉妬が出来なくなってしまった。
「だだの凡人に成り下がったのかな」と自虐する山里。
白石聖「つまらない男。」
「嫉妬だけがとりえのあんたが嫉妬を無くしたらだだの凡人じゃない。」
今までの慕っていた態度とはうって変わって白石聖は冷たく山里をさげすむ。
天才の自分があえて凡人の男についたらどうなるのか見ていただけ、いわば実験。これが白石聖の本当の目的だった。
「これで終りね。」白石聖は山里の“嫉妬ノート”を放り投げて去っていく。
山里「ふざけんな!!」
白石聖に裏切られた山里の怒りの叫びが庶務八課に響き渡る。
その後、山里は庶務八課を辞め、白石聖への嫉妬から自分でIT会社を起業する。
5年後、嫉妬をエネルギーに変えた山里の勢いは増し、会社は日本でも有数のIT企業に成長する。だが、外資からの買収が迫り、会社は危機に瀕していた。
買収を跳ね除けるには200億もの大金が必要であてが無かったのだ。悩む山里に一本の電話が掛かる。
「ひさしぶりね。」
「嫉妬の向こう側に行って変わった者よ。」
どこか懐かしい女性の声とフレーズに驚く山里。そして、白石聖が社長室の扉を開けて入ってくる。
白石聖「師匠、遅くなりましたが授業料です。」
そういいながら白石聖は200億円を現金で渡すのだった。
【あのコの夢を見たんです。】8話の感想とまとめ
白石聖さん主演の【あのコの夢を見たんです。】は嫉妬がテーマ、山里さんの卑屈さが前面に出た回でした。
“ただ他人に嫉妬するのではなく、それを自分が前に進むためのエネルギーに変える”というテーマがありました。
白石聖がオチでやりたかったことは?
オチで白石聖が唐突に200億円を持ってきたところで話が唐突に終わり、分りにくかったです。
白石聖は嫉妬とエネルギーを失った師匠の山里にワザと冷たい態度をとり、山里はそれをエネルギーに変えて大成功をしました。
師匠の大ピンチに弟子の白石聖が立ち上がり、恩を返すことが出来ました。これが白石聖がオチでやりたかったことと思います。
『あのコの夢を見たんです。』8話
等身大や身の丈がトレンドの昨今。だけど、羨望、ムカつき、絶望すること自体を否定しない。安易な改心もせず、嫉妬心の向こう側へと突き進む。これは暗黒な気持ちを抱えたまま足掻く僕らへのエール。白石聖様に凡人を蔑む役は完璧な采配だ…#あのコの夢を見たんです pic.twitter.com/XXgUFCS3zt— オガワヘヴンリー (@k_ogaga) November 20, 2020
【あのコの夢を見たんです。】関連記事
【あのコの夢を見たんです。】はパラビで配信中です。
※全て2020/10/5(金)時点での情報です。料金や配信期間などはパラビの公式サイトでご確認ください。
コメント