【あなたのそばで明日が笑う】のネタバレと感想!綾瀬はるか「離れていてもそばにいてくれますか」に涙

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あなたのそばで明日が笑う
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【あなたのそばで明日が笑う】のネタバレと感想

綾瀬はるか池松壮亮ダブル主演の特集ドラマ 『あなたのそばで明日が笑う』が3月6日(土) に放送されました。

放送後、綾瀬はるかのセリフ「離れていても私のそばにいてくれますか」に視聴者涙!

今回は【あなたのそばで明日が笑う】のネタバレと感想について。

ドラマ【あなたのそばで明日が笑う】のキャストとあらすじ!綾瀬はるか、池松壮亮ダブル主演

目次

【あなたのそばで明日が笑う】のあらすじ

<あらすじ>

宮城県石巻市の復興住宅で一人息子と暮らす真城蒼(綾瀬はるか)は一見、明るく立ち直ったかのように日々の生活を送っている。しかし、あの日、津波で行方不明になった夫・高臣(高良健吾)を待ち続けている。当時、高臣と義母の浅子(阿川佐和子)が大切に営んでいた本屋兼自宅も流されてしまい、その土地は災害危険区域に指定されたため、元の場所へは戻ることができずにいる。
あれからまもなく10年。蒼はコツコツと買い直した本と貯めてきた開業資金を手に街中の空き家をリノベーションして、高臣の愛する本屋を再開させることを決める。その時、義理の妹・遥(土村芳)の紹介で、人付き合いが苦手な移住者の建築士・葉山瑛希(池松壮亮)と出会う。当初は正反対の性格と異なる境遇からわかり合えない二人だったが、行方不明の夫・高臣の本屋を一緒に作るうちに互いにひかれあっていく。二人はうまくいくかに見えたが、高臣の存在が大きく、蒼も瑛希も踏み込むことができない…。

【あなたのそばで明日が笑う】のネタバレ

<ネタバレ>

蒼は高臣のことを「亡くなってないよ」と知人に言う。まだ何も見つかっていないからと理解を示す同僚。

瑛希との待ち合わせに30分遅れた蒼。しかし彼は1時間前に来ていたので1時間半待っていた。

ちゃんと謝ってほしいと不機嫌な瑛希。謝ったつもりだった蒼は改めて謝った。

蒼は、高臣が営んでいたブックス草原を再現したくて、本でいっぱいの本屋を開業したいと提案、

しかし瑛希は今どき難しいと反論する。

蒼は高臣の母親・浅子に本屋の件を伝えるが、「自分の人生を生きてほしい」と言われる。

2回目の瑛希との打ち合わせにて、石巻独自の本屋はどうかという瑛希。

「葉山さんて石巻に来て半年ですよね。…この町のこと知ってるみたいで話さないでください」と不機嫌な蒼。

2人は喧嘩別れしてしまったが、後日、蒼は言い過ぎた、と謝った。

瑛希はその通りだから、とお願い事をする。「分かると分からないってどうやったら超えられるんですかね。真城さん、この町のこと案内してもらえますか。この町のことを教えてください。」

映画館があった場所。夫はエキストラの物語を想像するのが好きだ、と言っていた。地震があった日、非難した高台の日和山へ。高臣は防寒着を取ってくるからと家に戻った。「なんであのとき、引き止めなかったんだろう」蒼は悔やむ。

海岸にて、1時間くらい待ったが来なかった。テトラポットで何か探してる高臣を見つけて、駆け寄った蒼。

「連絡かえしてよ」「ごめん、今日プロポーズしようと思ったんだけど、指輪落としちゃって」

グダグダなプロポーズだった。その指輪は見つかっていない。まだある。カニを見ながら、蒼は思う。高臣が別の姿で会いにくるんじゃないかって。

今も高臣を待ってるんです」遺体も何も見つかっていない。10年経っても、どうしても探してしまう。

「朝起きるたびに、今日、目の前に現れるかもって思っちゃうんです・・・」

だけど区切りをつけたい。だから蒼は本屋を始めるのだ。「高臣を待ってる」と他人に話したのはこれが初めてだ。

蒼は語る。未来に向かっていける本屋にしたい。10年、20年後も来たくなるような、カフェスペースもあって放課後に立ち寄れるような・・・。

転校が多かった瑛希は居場所を作りたくて建築士になった。石巻は居心地がいいのか聞くと、「居心地、悪くないですね」と答える瑛希。

高臣のお墓にて。浅子・六太とともにやってきた。初めて。10年かけて、やった蒼は来れた。浅子は「人の進む速度はそれぞれ」と受け止める。しかし手を合わせようとすると、動悸が激しくなる蒼。

(雪降る夜、走る蒼。着いた高台から電話している)――高臣くん、高臣くん!どこにいるの!ねえどこ!どこにいるの!?

夢から覚めた蒼・・・。日は進み、本屋の打ち合わせも進む。ある日、蒼は海岸で指輪を探す。…夜遅くまで探したが見つからない。その足で、瑛希の職場へ行き、本屋建設の中止をお願いした。本屋を作ったら、高臣が戻ってこない気がするから、と。

六太は同級生の女の子・風花と映画を作っている。母を笑わせたる映画にしたいと思っているので、母に亡くなった父のことを話してほしい、と聞いた。蒼は「まだ亡くなってないよ」という。

映画祭当日。六太の作品が上映された。風花が「ちょっとお連絡返してよお」と六太のもとへ。テトラポット付近で指輪を探していた。落としたらしい。

蒼は思い出す。高臣が指輪を見つけられなくて…
「指輪ないんだけどさ、結婚してくれない?」
「ハッハッハ」
「そうなるよねえ?」
「なるねえ」
「今日はさ見つからなかったけど、また探しにこよう」
「めんどくさいなあ」
「めんどくさいかあ(笑)」
「また探そう。私、高臣くんと過ごす他愛ない時間が楽しいな。あと、結婚しよう!」

帰り道。蒼は「なんで知っってるの」と六太に聞く。瑛希に教えてもらったという。

その後、蒼は高臣の話を六太にする。高臣が夢で逢いに来てくれたことの日記も見せた。

蒼と瑛希は再会した。蒼は指輪を探し続けることで希望を持っていた。

後ろを向くことで前に進んじゃダメかな?」と、蒼。

「区切りなんてつけなくていいんじゃないですかね。どっちが前でどっちが後ろかなんてわからないですよ」と、瑛希。

蒼は何かをいいかけてやめた。瑛希は本屋ができたら熊本県へ仕事で行くという。

「絶対いい本屋にしたい」と決意する蒼。

そして「BOOKS草原」が開店した。義母の浅子が来店。蒼は高臣と夢で出会う話をする。今度聞かせてほしいと頼む浅子。

浜辺にて。蒼と瑛希は指輪を真剣に探したが見つからなかった。

蒼さん、そばにいてもいいですか?

瑛希は石巻に残るという。高臣にはなれないが、一緒に待つことはできる、と――。

蒼は瑛希に熊本へ行ってほしいと伝えて・・・「近くにいることがそばにることじゃない。遠くにいても寄り添おうことってできると思う。瑛希さん、離れていても私のそばにいてくれますか?

「はい」
「ありがとう」

本屋にて。「お誕生日おめでとう」と祝われる蒼はケーキのロウソクの火を吹き消した。(おわり)

【あなたのそばで明日が笑う】の感想

<ネットの感想>

石巻が居場所になった瑛希が「そばにいたい」と言いました。

けれど、蒼は近くにいることだげが、イコールそばにいること、ではないという深い言葉で断ります。

「離れていても私のそばにいてくれますか?」

離れていても心は一緒。

それは高臣とのことでもあり、瑛希とのことでもあり、被災者でない視聴者と被災者とのことでもあって・・・とても胸に響く言葉でした。

綾瀬はるかさん、池松壮亮さんの演技も素晴らしかったです。

多くの人に届いてほしいドラマです。

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