橋本環奈(はしもとかんな)主演のドラマ【天久鷹央の推理カルテ】(読み方:あめくたかおのすいりかるて)が、2025年4月22日(火)21時からテレビ朝日系でスタートします。
本記事では、【天久鷹央の推理カルテ】の全話のあらすじやネタバレをご紹介するとともに、原作の有無や脚本家について、また主題歌の情報などを詳しくご紹介します。
ストーリーのネタバレが含まれるため、未視聴の方はご注意ください。
ドラマ【天久鷹央の推理カルテ】の概要
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情報解禁
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新ドラマ
👩⚕️『#天久鷹央の推理カルテ 』🕵️♀️#橋本環奈
テレビ朝日連続ドラマ初主演!
医師にして名探偵🔍#三浦翔平 と初バディで
《難政不落の謎》を【診断】によって解明✨4月22日(火)よる9時スタート🍰
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— 『天久鷹央の推理カルテ』火曜よる9時【公式】 (@Ameku_ex) March 3, 2025
天久鷹央は、驚異的な知能と記憶力を持つ診断医であり、各科で「診断困難」とされた患者の症例を解明していきます。さらに、彼女は自閉スペクトラム症の特性から、歯に衣着せぬ物言いで周囲と独特のコミュニケーションを取るという特徴もあります。
医学的な知見を活かした「医療版シャーロック・ホームズ」ともいえる本作品、医師だけに見える所見を活用してあらゆる謎に挑む姿は、見逃せません!
天久鷹央以外のキャラクターも個性的なので、彼らとの関わりや、やり取りも楽しみですね!
1話のあらすじ・ネタバレ
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『#天久鷹央の推理カルテ』
初回放送直前📸
┼─ ─┼撮影合間もお話が止まらない
4人をお届け💌
初回放送まで、もう間もなくです!今夜9時スタート❕
初回は拡大スペシャル— 『天久鷹央の推理カルテ』火曜よる9時【公式】 (@Ameku_ex) April 22, 2025
1話あらすじ
天医会総合病院の統括診断部に、外科医としての経歴を持つ内科医・小鳥遊優(たかなしゆう)が派遣されてくる。統括診断部は、複数の診療科で「診断困難」と判断された症例を扱う、いわば最後の砦。この部を率いるのが天久鷹央だ。
彼女は同病院の副院長であり院長・天久大鷲(あめくおおわし)の姪にあたり、卓越した知識と観察力を持つ一方で、その言動は極めて個性的であり、姉で事務長を務める天久真鶴(あめくまづる)以外には制御が困難なほど。研修医の鴻ノ池舞(こうのいけまい)も、その独特な日常を「天久鷹央劇場」と称しているほどだ。
小鳥遊が着任した日、鷹央は初対面にもかかわらず彼を「小鳥」と呼び、遠慮のない態度を見せる。戸惑いを隠せない小鳥遊だったが、やがて鷹央の診断能力の高さを目の当たりにし、その実力に驚かされることになる。彼女は、まさに“天才ドクター”だった。
そんな中、トラック運転手・香川昌平(かがわしょうへい)が交通事故を起こし、救急搬送されてくる。事故の直前、香川はドーナツを食べた直後に手の震えと意識障害を起こしていた。奇しくもそのドーナツは、近頃話題となっている農薬混入や集団嘔吐などの問題が続出している食品会社の商品だった。
しかし、患者本人に明確な異常は見つからず、事故車両から回収されたドーナツからも毒物は検出されない。不可解な病状と、証拠の存在しない食品被害――この難解な症例の真相を突き止めるため、鷹央と小鳥遊が本格的な診断と推理に挑む。果たして、彼らは真実にたどり着けるのか。
1話ネタバレ
毒入りドーナツ?
天医会総合病院の統括診断部に、元外科医の内科医・小鳥遊優(三浦翔平)が配属されたが、部長の天久鷹央(橋本環奈)は彼をぞんざいに扱う。まともな仕事がなかったため暇だと呟いたところ、週に2回救急を手伝うことになってしまった。
配属された直後に、救急に運ばれてきたのは、仕事中に交通事故を起こして意識不明の状態のトラック運転手・香川昌平(塚地武雅)。腹部エコーやレントゲンなどで異常はなく、処置を受けた後に院内で意識を取り戻した彼は、「オールウェイズ」のドーナツを食べた後に意識をなくしたと訴える。オールウェイズは、最近農薬が混入したドーナツを提供し、複数の客が体調を崩したと話題になっている店で、香川が食べたドーナツも普段と違う味がしたというのだ。
香川はつねに苛ついた様子で、突然声を荒げることも。聞けば5年以上毎日5個以上オールウェイズのドーナツを食べているそうだが、毎年の健康診断では中性脂肪が高めであること以外指摘されたことはないという。太り始めたのも5年ほど前からで、もともと甘いものが好きだったが、その頃からストレスでよく食べるようになったそう。
原因は見つからない
オールウェイズが関わっているということで、警視庁捜査一課・桜井(平山浩行)も加わり、ドーナツに毒物が混入していないか、事件性がないかなども調べることに。鷹央はすでに香川の症状について見当がついているようで、統括診断部に香川を入院させるというが、脳神経外科医がそれに反対。鷹央は副院長の天久大鷲(柳葉敏郎)に、統括診断部に入院させるよう訴えるものの、鷹央の姉・天久真鶴(佐々木希)の一声で兼科としてサポートする立場になる。
警察が検査した結果、ドーナツからは毒は検出されず、さらに脳神経外科医は香川の症状に該当するような疾患は見つからなかったという。また睡眠時無呼吸症候群の検査もしたが、とくに異常はなかった。
しかしどうしてもドーナツがおかしいと訴える香川。イライラした様子の香川を小鳥遊がなだめ、尿検査と血液検査の結果を待ち、本当に毒物が含まれていないかを確認する状態になった。そして疾患が見つからなかった香川は、一旦退院をすることに。
またも救急搬送
検査結果によると、毒物は検出されず事件の可能性は否定された。しかしその直後に退院した香川が再度、意識喪失し痙攣を起こして救急搬送されてきてしまう。家族によると、香川はまた自宅で保管していたドーナツを食べた後に気分が悪くなり、意識を失ってしまったそうだ。
鷹央が点滴で処置をすると、香川はすぐに意識を取り戻した。そして妻が毒入りのドーナツを食べさせたと怒りをあらわにするが、鷹央は今回の犯人は香川の娘・あおいだと言い、お腹のCTスキャンを撮るように指示。すると香川の膵臓に腫瘍が見つかり、インスリンを際限なく分泌する「インスリノーマ」という疾患であると判明した。
香川が大量に甘いものを食べるのは、本能で低血糖が下がるのを防ぐため、そしてずっとイライラしていたのも病気が原因だったのだ。しかし、事故当日や今回は、あおいによって普段のドーナツが低糖質のものにすり替えられていたため、糖分が足りずに低血糖が起きてしまった。あおいはイライラしやすい父親と、ドーナツや甘いものを食べ過ぎる父親を注意する母親(酒井若菜)の空気が悪いのを感じて、黙ってすり替えをしていたのだ。
統括診断部がなくなる?
症状について解明できた後、統括診断部で話す鷹央と小鳥遊。鷹央は自閉スペクトラム症であり、サバン症候群でもあると小鳥遊に伝え、その能力は特別で個性だと自信満に言う。小鳥遊は、鷹央がそう言い切れるのは周囲に恵まれているからだと言うと、鷹央は小鳥遊もその一人にしてやると彼を認めた様子。
その頃、真鶴は大鷲に連れられ、都議会議員・倉石奈津子(高島礼子)と会っていた。彼女は大鷲と結託し、地域に新しい病院を作らせず、経営困難な病院を廃院または天医会に吸収合併する政策を進めているというのだ。大鷲はこの政策をお金のためだと言い切り、政策を進めていくうえで天医会総合病院は再編、その際に統括診断部は廃止する予定だと真鶴に伝えた。
鷹央は、幼い頃から周囲と馴染めず学校にほとんど行っていなかったため、真鶴が生きていくためのルールを教え込んでいたそう。だからこそ、真鶴は鷹央にとって永遠の風紀委員であり、唯一鷹央を制御することができる存在になっている。
事件パート
香川の食べたドーナツに問題はなかったものの、オールウェイズの店舗でドーナツを食べた客が次々に体調不良を起こしているのは事実。桜井によると、オールウェイズはもともと小さな店だったが、テレビで取り上げられてからブームに。
それと共に忙しくなった工場では、従業員がサービス残業について不平不満を訴えているというが、工場で毒物が混入された痕跡はない。それを聞いた鷹央は、桜井に「犯人は空気を利用したのではないか」とアドバイスした。
結局、犯行グループはオールウェイズ外部の人間だった。農薬混入によりオールウェイズ社の信頼を失わせて株価を暴落させるのが目的であり、内部で出ていた不満とは別件であったことが判明した。
2話のあらすじ・ネタバレ
『#天久鷹央の推理カルテ』
第2話・今夜9時📺鷹央 🆚 水神様!?
腕に無数の手形を浮かべた娘。
心配する母(#斉藤由貴 )鷹央は不可思議な謎を解明して
患者の命を救えるか!?TVer・ABEMAでは
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2話あらすじ
天医会総合病院・精神科に通う患者、水原真樹(森山未唯)が「水神様が私を殺そうとしている!」と錯乱状態で搬送されてくる。泣き叫ぶ彼女の腕には、何者かに掴まれたような“無数の手形”が浮かび上がり、その異様な症状に医師たちは動揺を隠せない。
前例のない症状に強い関心を抱いた鷹央が自ら診断すると申し出るが、精神科部長・墨田淳子(凰稀かなめ)によって制止され、治療は精神科の管轄として進められることに。しかし鷹央は引き下がらず、真樹の母・水原真知子(斉藤由貴)から話を聞く。
やがて明らかになるのは、水原家に代々祀られてきた“水神様”の存在。家の敷地内には井戸を納めた祠があり、かつては恒例の儀式を行うことで災いを避けてきた。しかし、真知子がその儀式を中断した直後から、真樹に異変が生じ始めたという。
不可解な症状の真相を突き止めるため、鷹央は小鳥と研修医・鴻ノ池舞(畑芽育)とともに、水神様が祀られた祠へ向かう。ところがその最中、鷹央が突如として井戸の中に引き込まれてしまうという事態が発生。病院にいる真樹の体にも新たな異常が現れ、ベッド上で“溺れる”かのような症状を発症していた。
2話ネタバレ
水神様のたたり
天医会総合病院・精神科の通院患者・水原真樹(森山未唯)が、錯乱状態で救急搬送されてきた。「水神様のたたりだ」と泣きわめく彼女の腕には、何者かに強くつかまれたかのような無数の手形が浮かび上がっている。
真樹の症状に興味を持った鷹央は、自らが診断すると主張。しかし、天敵である精神科部長・墨田淳子に阻止され、診断と治療は精神科に一任されてしまう。真樹の付き添いで来ていた母・水原真知子(斉藤由貴)によると、水神様は代々水原家を祟っている神様のこと。
水原家は江戸時代から続く豪農の名家で、安定した収穫量を保つために近くの川の流れを変えて水を得ていたという。しかしそれから水神様に祟られるようになり、水原家の子どもが3人立て続けに亡くなった。
水神様の怒りを鎮めるためには儀式が必要とされ、井戸を祀るようになり、それ以降子どもの死はなくなった。しかし、その代わりに大人に災いが起こるようになったという。代々水原家の人間は短命で、皆60になる前に悲惨な亡くなり方をしているのだ。今年になって真樹の父であり真知子の夫が亡くなり、それを機に真知子は井戸を祀るのをやめた。それから真樹に異変が出始め、その頃から精神科に通い始めていた。
新たな症状と確執
搬送されてきた当日は引きこもる真樹を真知子が外に連れ出し、食事と公園の散策をしていたという。体調が悪くならないよう数十分ごとにアルコールをスプレーさせ、できるだけ人と交わらないようにしていた。しかし散策中に真樹が「水神様が来る」と錯乱して倒れ、運ばれてきたのだ。
鷹央と小鳥遊、そして研修医の舞の3人で、水神様を実際に見るために水原家へ向かい、井戸から水を採取する。その頃、真樹には髪の毛が抜けるという症状も現れていた。
小鳥遊は真鶴に何度も精神科に兼科を申し出ているが、墨田が断ると伝えると、鷹央が研修医時代のことを話してくれた。指導医だった墨田が診た患者を黙って検査し直したことから墨田が激怒し、その頃から犬猿の仲であるという。そのため、できるだけトラブルを起こさないようにと釘を差されてしまった。
祟りとは別の原因が?
真樹の検査を行うために、鷹央は小鳥遊に手伝ってもらい精神科に侵入。墨田にバレて叱責されるなどのトラブルもあったが、祟りの謎が解けている様子。井戸水の検査をした結果、水中には土壌に含まれたヒ素が溶け込んでいたのだ。そこから、長年井戸水を使い続けた水原家の関係者は、慢性ヒ素中毒によって悲惨な死を遂げていたことがわかる。
しかし、真知子は真樹には井戸水を一切与えたことがないという。水神様を崇めていることに気味悪さを感じていたため、自身と真樹だけが水道水を使い続けていたのだ。そのため真樹の症状はヒ素中毒とは別物であることが判明した。
その後真樹の容態が急変。溺れているように苦しむ真樹は、口から水を吐いて意識を失ってしまう。真樹の様子から小鳥遊が処置を行っている間に鷹央が診断を行い、その結果「心タンポナーデ」であることがわかる。小鳥遊が処置をすると真樹は意識を取り戻し、改めて検査を行うことに。
祟りではなく…
検査の結果、真樹はSLE(全身性エリテマトーデス)に侵されており、これまでのあらゆる症状はこの病気によるものだったことがわかる。また水神様の手形は「光線過敏症」によるもの。
真樹は高校時代に日焼けをして以来、日焼け止めを塗るのが日課になっていたが、倒れた当日はアルコールスプレーで何度も手を消毒していた。日焼け止めにはアルコールで溶けてしまうものもあり、真樹が何度も自分の腕を握っていたために溶けた部分が光線過敏症の症状で赤く発疹になってしまった。手形は水神様の祟りではなく、真樹のものであったと判明し、真樹と真知子は安堵の表情を浮かべる。
その診断の様子を見ていた墨田は、自分が教えた「笑顔を作る」ということは鷹央に残っていたと大鷲に伝えるが、統括診断部の廃止には賛成できないという。一緒にいた真鶴は統括診断部を守るという意志を強くするが、その後腹痛を訴え、清和総合病院で緊急手術を受けることになる。
3話のあらすじ・ネタバレ
『#天久鷹央の推理カルテ』
第3話・今夜9時📺鷹央 🆚 密室殺人事件
密室の手術室で起きた殺人事件
容疑者は鷹央の姉、真鶴⁉︎鷹央は姉の潔白を証明できるのか。
"密室殺人の謎"を解明🔍TVer・ABEMAでは
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3話あらすじ
真鶴が緊急入院中の清和総合病院にて、麻酔科医・湯浅春哉が死亡する事件が発生した。しかも容疑者として浮上したのは、湯浅が長らく好意を抱いていた真鶴。
この一報は、真鶴を信頼する鷹央をはじめ、小鳥遊や、院長の大鷲ら、天医会総合病院の関係者に大きな衝撃を与える。そうした中、鷹央と小鳥遊は事件の周辺に“極めて不可解な状況”が存在していることを突き止めた。
事件現場は、真鶴の手術が終わった直後の手術室であり、密室に近い空間であった。さらに、湯浅は死亡する直前、誰か見えない存在と争っていたとされる証言があり、その“誰か”とは、院内で囁かれていた“透明人間”なのではないかという不穏な噂まで浮上する。
鷹央と小鳥遊は、真鶴の無実を証明するため、密室殺人の謎に挑むことを決意。果たして、真犯人は誰なのか。捜査が進む中で、これまで明かされてこなかった新たな闇の真実が、次々と浮かび上がっていく。
3話ネタバレ
幽霊が犯人?
真鶴が緊急入院していた清和総合病院で、麻酔科医・湯浅春哉が殺されてしまう。しかもその容疑者は、真鶴だという。鷹央と小鳥遊は刑事の桜井に面会ができないと止められ、事件とは関わらないようにと釘を差される。鷹央の父と古くからの付き合いがあるという清和総合病院の院長・袴田によると、真鶴は全身麻酔で虫垂炎の手術を行ったが、事件が起きたのは手術後に麻酔を冷ましている間のことだという。
手術に関わった医師たちが休憩をしながら手術室の防犯カメラの映像を見ていると、湯浅が見えない誰かに襲われているような様子が映し出されていた。監視カメラの死角で湯浅が大量に出血し、倒れたところで医師たちは慌てて手術室に向かったが、彼は亡くなってしまった。
警察が接触を止めていることから、真っ向から関わることが難しいと判断した鷹央は、小鳥遊を派遣の医師として清和総合病院に送り込むことに。配属された第一外科には部長の黒部、副部長の戸隠、外科医の八巻が所属しており、彼らは口を揃えて「湯浅は幽霊に殺された」という。
医師として真鶴に接触した小鳥遊は、彼女に話を聞くことができた。手術後、目を覚ましもうろうとしているなかで湯浅の声が聞こえてきたそうだが、その後急に彼が苦しみ出し、血を流して倒れたというのだ。その際に真鶴はメスを握っていた。
真鶴が犯人と疑われているのは…
湯浅はもともと医大の大学院で研究を行っていた人物で、昨年臨床に移り、清和総合病院で働いていた。真鶴と湯浅はちょうど研究から離れた時期に仲良くなっており、友人関係だったそうだ。真鶴には現在ベルリンの病院で働く婚約者がいるが、警察は湯浅が真鶴に好意を抱き、そのトラブルで事件が起きたと考えている様子。
大鷲は問題が大きくなる前に真鶴を解雇した方がいいと考えているが、鷹央と小鳥遊はこれに断固反対し、強引に独自の捜査を進めることにした。八巻の話によると、見えない犯人の正体は昨年この病院に運ばれてきて亡くなった17歳の少年ではないかという。
深夜にバイク事故で運ばれてきて開腹手術を行ったが亡くなり、その後から院内では怪奇現象が頻発するようになったそうだ。そして、その手術を担当したのが、湯浅と黒部だった。そのため黒部は、次は自分の番なのではないかと怯えきっていた。
しかしその一方で、黒部は看護師の秋津野々花にしつこく言い寄ってセクハラをしたり、大学の後輩である八巻にパワハラをしたりと傍若無人な振る舞いをしており、周囲からはあまり好かれていない様子。
怪奇現象の正体
そんなある夜、八巻と黒部、そして小鳥遊が当直を担当していると、事件が起きた第4手術室にワゴンがひとりでに入っていくのを目撃してしまう。そして、第3手術室で大きな音が鳴ったため行ってみると、医療機器が散乱していた。
これらの事実から鷹央は、すでに透明人間の正体がわかっている様子。鷹央が仕掛けた罠によってあぶり出されたのは、八巻と野々花だった。小鳥遊が目撃した手術室での怪奇現象は、この2人が協力して起こしたもの。八巻と野々花は2年前から交際していたが、黒部が野々花にセクハラを繰り返すため、黒部を脅かすために怪奇現象を利用したそうだ。
鷹央は野々花に「戦え」とアドバイスをして、野々花は覚悟を決めた。そんな2人に、鷹央は湯浅の殺人事件の捜査に協力するよう要請。野々花は監視カメラのデータをコピーするなどで協力してくれる。そして彼女は、セクハラしてくる黒部に対して訴えると抗議し、今後一切このような行為を行わないように警告。八巻と交際していることも伝え、八巻への態度も改めるという約束をさせて、セクハラとパワハラの2つの問題を解決した。
真鶴は犯人なのか
小鳥遊は再度真鶴に湯浅との関係を確認する。真鶴と湯浅が仲良くなったきっかけは、去年の3月に駅のホームで、電車に飛び込もうとしている湯浅を真鶴が止めたことだったそう。研究者としての居場所を失い、夢を諦めなければならなくなったという湯浅。
研究を諦めた理由は真鶴にも教えてくれなかった。そして真鶴は、湯浅が息を引き取るときに、筋弛緩剤を打って自分を殺そうとしていたことも告白する。
監視カメラの内容からでは真実がわからなかった鷹央は、小鳥遊とともに清和総合病院に侵入して手術室を調査。しかし真鶴が犯人でないという証拠を掴むことはできず、鷹央は真鶴が犯人である可能性を捨てきれずにいた。
4話のあらすじ・ネタバレ
『#天久鷹央の推理カルテ』
第4話・今夜9時📺天才医師の名探偵 🆚 透明人間
真犯人、ついに判明❕
麻酔科医殺人事件【完結編】💉犯人は、容疑者の姉・真鶴なのか?
全ての謎が明らかに‼︎🕵️TVerでは
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ぜひ前回放送を復習してお待ちください👀— 『天久鷹央の推理カルテ』火曜よる9時【公式】 (@Ameku_ex) May 12, 2025
4話あらすじ
広義の密室とされる手術室内で起きた湯浅医師の殺人事。捜査が進展するにつれ、真鶴に対する疑いはますます強まっていく。そんななかで、鷹央と小鳥遊は、麻酔科部長・辻野咲江(安藤玉恵)から、事件の見解を覆しかねない重要な証言を得る。
じつは事件当日まで、湯浅のもとには辞職を求める脅迫状が頻繁に届いていたといのだ。未解明のまま残されていた“透明人間”の正体、そして湯浅が真鶴に対して筋弛緩剤を投与しようとした不可解な行動も含め、ますます事件の謎は深まっていく。
そうした矢先、真鶴が原因不明の重度ショック状態に陥り、病状が急変。緊迫する状況の中、鷹央たちは事件の真相に迫っていく。数々の謎と緊張が交錯するなか、ついに真犯人が明らかに。
4話ネタバレ
脅迫状が届いていた
深夜の病院を調べていた鷹央と小鳥遊。そこへ麻酔科医の辻野が現れ、2人は彼女に話を聞くことになった。辻野は麻酔科医として長く努めており、麻酔から覚めてすぐに殺人をすることはできないと確信していたため、真鶴は犯人でないと警察に抗議していたという。
そして、湯浅と共に怪奇現象を目撃したときのことを話し始める。ある日業務を終えた辻野が、湯浅の叫び声を聞きつけて現場に向かうと、ワゴンに小さいおじさんが乗っており、ワゴンを動かして第4手術室に入っていったというのだ。警備員が駆けつけて確認したがおかしなところはなく、それから怪奇現象の噂が病院に広がっていた。
実は辻野は湯浅が研究を行っていた病院の先輩で、臨床に移る際に清和総合病院を紹介したのも彼女だったという。また、3ヶ月ほど前から2~3週間の頻度でバイク事故で亡くなった少年の遺族からと思われる辞職を促す脅迫状が湯浅に届いていたことも明かした。
事件のあった日にも脅迫状は届いており、その日湯浅は仕込まれていたカミソリの刃で指を切っていたそうだ。辻野はそのことを警察にも話しており、また同様に黒部にも脅迫状が届いていたという。
真鶴が息を引き取る…?
再度真鶴に話を聞く小鳥遊。真鶴は湯浅と会っているときに、急に彼からペットを引き取ってくれないかと言われていたことを思い出した。ペットはリスのような小動物だったという。
その夜、刑事の桜井が鷹央のもとを訪れ、真鶴が3日後に退院とともに逮捕されること、そして亡くなる前の状況や首に強く締め付けられた内出血があったことを伝えてくる。さらに湯浅が清和総合病院から麻薬を盗んでいた疑いがあることがわかり、知人に麻薬更生施設について問い合わせていたことも判明。ただし司法解剖では麻薬は検出されておらず、事件後には彼のバッグが何者かに荒らされていた。
しかも家族が拒否していることから家宅捜索も行えていない状態であるにも関わらず、警察は真鶴を犯人として逮捕するつもりというのだ。桜井が置いて行った防犯カメラの映像を確認すると、鷹央はなにか掴んだ様子。小鳥遊には、真鶴から目を離さないように伝える。
翌日、真鶴は突然急変しICUで治療を行うことに。一時は安定したものの、心肺停止状態に陥る真鶴。小鳥遊によって死亡確認が行われたが、その様子を監視カメラで確認している人物がいた。麻酔科医の辻野だ。
バッドトリップ
そんな辻野のもとに鷹央と桜井を含めた警察官たちが乗り込む。彼女が吸っていた電子タバコのリキッドからは、麻薬の成分が検出された。辻野は麻薬中毒者であり、湯浅とともに怪奇現象を目撃したとき、彼女はバッドトリップしていたと鷹央は言う。幻覚症状が起きていることに気付いた湯浅は、彼女の麻薬仕様がバレないよう、怪奇現象を目撃したと証言を合わせていた。麻薬更生施設について調べていたのも辻野のためだったのだ。
鷹央は事件が起きた手術室に関係者を連れていき、その真相を明らかにしていく。今回の事件は、さまざまな要素が交差して起きていた。まず、彼が真鶴に引き取ってほしいといっていたペットはネズミと同じげっ歯類であるデグーで、最終的に引き取ったのは辻野だった。彼はげっ歯類のアレルギーを発症しており、研究で広く使用されるネズミを扱うことができなくなってしまっていたために、研究の場から退くしかなかったのだ。
辻野には臨床の現場に雇ってもらう際に話す必要があり、アレルギーのことは共有していた。そんな湯浅から麻薬を辞めるよう迫られていた辻野は、湯浅の殺人を計画。脅迫状を送っていたのは辻野であり、事件の日に脅迫状に入っていた剃刀の刃で怪我をしたことを確認した彼女は、湯浅が使う処置用の手袋にアレルギーの原因となる成分を塗布していた。
傷口から成分が侵入した後、自分がアナフィラキシーを起こしていることに気付いた湯浅は自らアドレナリンを投与しようと試みる。しかし辻野がワゴンから抜き取っていたため、それができなかったのだ。窒息した湯浅は苦しさで自分の首を締め、最終的に自分で気管切開を行うために首にメスを入れたが失敗。命を落とすことになってしまった。
大切な人
本来はただのアナフィラキシーショックで亡くなったように見せたかった辻野は、湯浅が事件性のある亡くなり方をしたことに焦った。通常入っているはずのアドレナリンが、手術室のワゴンのなかにないことを悟られないようにするため、辻野は一度手術室を出て別のワゴンを運び入れており、その様子が監視カメラに写っていたのだ。
アドレナリンを大量に投与すればアナフィラキシーの痕跡は消える。事件後にアナフィラキシーが発覚しなかったのは、処置の際に辻野がアドレナリンを投与していたから。また彼のバッグを荒らしたのも辻野。アドレナリンの自己注射キットを抜き取り、警察にアレルギーのことを知られないように細工していたのだ。
ここまでの推理について証拠を迫る辻野に対し、鷹央は亡くなったはずの真鶴を召喚。彼女は協力者である八巻と野々花によって、亡くなっていたようにカモフラージュされいただけだった。真鶴のICUにはカメラを仕掛けており、そこには辻野が真鶴の点滴に薬剤を注入して殺そうとする様子が記録されていた。これらの証拠から、辻野は警察に連行されていき、事件は解決。
辻野が真鶴を殺そうとしたのは、真鶴が逮捕されてから調べが進むと、自分に不利な証拠が出てくる可能性が高いからだったようだ。真鶴が亡くなれば被疑者死亡でそれ以上捜査が進むことはない。
また、湯浅が真鶴に筋弛緩剤を投与しようとしていたのは、真鶴を守るため。このままでは真鶴が自分を殺した犯人だと疑われてしまう可能性があり、それを避けるために少量の筋弛緩剤を投与して身体が動かないようにしたかったのだ。つまり、動けない彼女が湯浅を殺せるはずがないと思わせるための行為だった。湯浅は真鶴のことを大切に思っていたからこそ、最期まで真鶴のことを考えた行動をしていたのだ。
5話のあらすじ・ネタバレ
『#天久鷹央の推理カルテ』
第5話・このあと夜9時📺"小児科病棟に現れた天使"
"原因不明の急変を起こした小児患者たち"そして、数々の謎現象を前にしても
診断を断固拒否する鷹央。医師としても、人としても――
鷹央が過去最大の岐路に立つ《運命の衝撃回》TVerでは【全話無料】配信中です!
— 『天久鷹央の推理カルテ』火曜よる9時【公式】 (@Ameku_ex) May 20, 2025
5話あらすじ
天医会総合病院の小児科において、同室で入院していた中学生3名が、退院を目前に控えながらも立て続けに原因不明の急変に見舞われるという異常事態が発生した。加えて、研修医・鴻ノ池舞の報告によれば、不可解な現象も同時期に起こっていたという。
急変が始まる直前、隣室に入院中の8歳の白血病患者・三木健太(石塚陸翔)が「“天使”を見た」と語り、それを裏づけるように、小児科看護師・相馬若菜(玉田志織)も同様の存在を目撃したと証言する。このような不可思議な減少に真っ先に飛びつきそうなのは鷹央だが、なぜか今回に関しては診断を断固拒否。
小鳥遊は鷹央の関心を引こうと、“天使”の目撃情報を詳細に伝えようとするが、鷹央は健太の名前を耳にした瞬間、激しく動揺する。鷹央の様子を診た小鳥遊は、単独で真相の解明に乗り出し、やがて健太の母・三木景子(橋本マナミ)から話を聞く中で、過去と現在をつなぐ手がかりが見え始める。
鷹央と健太の間には、どんな関係があるのか。突如現れた“天使”の存在と、3人の急変には関連性があるのか。重なる謎の中で、鷹央は医師として、そして一人の人間として、これまでにない重大な岐路に直面することとなる。
5話ネタバレ
小児科で謎の事象が発生
天医会総合病院の小児科で、同室に入院していた退院間近の中学生、木原勝次、作田雄一、冬本淳の3人が、次々と急変するという不可思議な現象が発生した。徹底的に検査をするも、その原因は見つからない。
しかもこの3人は、他の子の私物を隠したり外見的な悪口を言ったりするなど、さまざまな問題があるメンバー。さらに、3人が急変する直前には、隣室に入院している8歳の白血病患者・三木健太が「天使を見た」と言い、実際に小児科の看護師・相馬若菜も天使を目撃したという。天使というのは、彼の自室の壁に浮かび上がった影のこと。
鷹央が真っ先に飛びつきそうな現象の数々だが、なぜか彼女は診断を断固拒否。小児科からの正式な依頼として院長の大鷲からも診断するよう指示されるが、鷹央の診察したくないという意思は変わらず、代わりに小鳥遊が診察するも異常は見つからない。
隣室の健太は白血病の終末期で、お気に入りの絵本に描かれている天使が天国に連れて行ってくれると周囲に話し、自分の先が長くないことを悟っていた。そして小鳥遊から天使を見たのが健太だと聞いた鷹央は、動揺を隠しきれない様子。
友だちになった2人
小鳥遊が小児科医部長で鷹央のことを子ども時代から知っているという熊川に話を聞くと、健太と鷹央は友達なのだという。鷹央が研修医時代、小児科に回ってきた際に急患として受診した健太の白血病に気づいたのが鷹央だったのだ。健太は鷹央に懐き、天使の本を読んでもらうことを楽しみにしていた。
化学療法で髪は抜けたが順調に回復して退院した健太。退院の際に鷹央がプレゼントしたキャップは、今でも健太の宝物だ。しかしその後白血病を再発して再入院。さまざまな治療を行ったものの、残された時間はわずかだという。そんななかで健太は一時自宅に戻ることになり、その間に鷹央が中学生3人の診察を行うことになった。
じつは3人は健太が再入院した頃に髪のない外見を馬鹿にし、健太を傷つけていたという。さらにその3日後に、健太のお気に入りの天使の絵本がカッターで切り刻まれているのが見つかり、健太の母親は3人に強い敵意を向けていた。
健太の外出時、鷹央は健太の部屋と中学生3人の部屋を確認し、なにかに気づいた様子。しかしその直後、健太が急遽戻ってくることになり、2人は思わぬタイミングで再会を果たす。無邪気に話しかける健太だったが、鷹央は動揺して無視するように通り過ぎてしまった。
小鳥遊の過去と急変
健太を傷つけたと落ち込む鷹央に、小鳥遊は過去の話を始める。彼は以前勤めていた病院で大腸がんを患った若い料理人を担当していたが、術後に勧めた抗がん剤治療で味覚障害が起きてしまったそうだ。そして、それを苦に患者は自ら命を断ってしまったという。
その経験から、患者と向き合うことや医者としての責任を果たすべきだと考えるようになったといい、鷹央に「まだ健太と向き合える時間がある」「逃げないでほしい」と懇願。
その頃小児科では、退院のために検査をしていた淳の容態が急変してしまう。30秒ほど心臓が停止したものの回復し、原因はわからない状態。誰かが忍び込んで薬を投与したような形跡もないというが、鷹央は心停止も天使の件もすべて同一犯であると断言。
そして3人の病室に訪れた鷹央は、全員に退院だと告げ去っていく。その夜、勝次と雄一の2人がとある薬を盗みに来た現場を鷹央や小鳥遊、熊川、研修医の鴻ノ池が抑え、鷹央は天使についても、3人の急変も、すべて彼らが協力して行ったことだと推理を始めた。
急変と天使
彼らの急変には内耳障害やめまい、耳鳴りに対して使われる「アデノシン三リン酸」という注射液が使用されていた。この注射液は心臓の動きを抑制するために使われることもあり、わずかな時間一時停止した心臓は再び動き出すため安全性が高いそうだ。
淳はこれまでに不整脈発作を起こしており、アデノシン三リン酸を使ってそれを抑え込んでいたため、心停止できることを知っていた。その推理にうつむく3人に、鷹央は天使も3人の仕業であると言い放つ。健太が見た天使は、切り取った絵本の天使を後ろから懐中電灯で照らし、健太の部屋の壁に映していたものだったのだ。
彼らがこのようなことをしたのは、自分たちの退院の期間を伸ばして健太に天使を見せるため。健太を馬鹿にして傷つけたことに罪悪感を感じていた3人は、健太が長くないことを知り、亡くなるときに天使を見せてあげたかったという。複雑な現象が解決した後、3人は健太の母親に謝罪し退院。
そして健太が亡くなる直前、ついに鷹央は彼の病室に訪れる。天使が僕を天国に連れて行ってくれるという健太に、鷹央は天使の本を読み聞かせて笑顔で彼と向き合った。健太が亡くなった後、彼の母親は健太の宝物だった赤いキャップを鷹央に託す。そのキャップを握りしめながら、鷹央は大粒の涙を流すのだった。
6話のあらすじ・ネタバレ
『#天久鷹央の推理カルテ』
第6話振り返り📸若菜からの依頼《瞬間移動した遺体の謎》を
独自調査する鷹央と小鳥遊🕵️天才ドクターの鷹央にも解決困難な
衝撃のラストをお見逃しなく‼︎現在TVer&ABEMAでは
最新話ほか【無料配信中】!🥼第7話🔍
6月3日(火)よる9時放送— 『天久鷹央の推理カルテ』火曜よる9時【公式】 (@Ameku_ex) May 28, 2025
6話あらすじ
鷹央のもとに、小児科看護師の相馬若菜から奇妙な殺人事件の調査依頼が持ち込まれる。被害者は、若菜の親友であり、別の病院に勤務していた看護師・関原桜子。驚くべきことに、桜子の遺体は“瞬間移動”したかのように発見されたというのだ。
遺体が見つかったのは、早朝の港。しかし、殺害現場とされるのは、港から約10キロ離れた桜子の自宅マンションだった。室内には彼女が数時間前までいたとされる痕跡とともに、大量の血痕が残されていた。事件を担当する警視庁捜査一課の刑事・寺田一樹(尾上寛之)は、捜査の初期段階で早くも壁に直面していた。
犯人は何者なのか、そして遺体は本当に“瞬間移動”したのか。鷹央と小鳥遊は、警察とは別に独自の捜査を開始。看護師仲間の藤本一平(柾木玲弥)からは、桜子がストーカーに悩まされていたことが明かされ、さらに寺田刑事からは、事件をいっそう混迷させる新たな事実がもたらされる。
数々の難事件を解決してきた鷹央ですら、今回ばかりは手詰まりの様子?「この事件は、警察にも私にも解決できない」そう小鳥遊に漏らす鷹央の真意とは…
6話ネタバレ
遺体が瞬間移動
鷹央のもとに事件を解決してほしいと訪れたのは、小児科の看護師・相馬若菜。他院の看護師であり、若菜の親友でもあった関原桜子が殺害され、遺体が“瞬間移動”した謎を解いてほしいというのだ。
遺体が発見されたのは早朝の港だが、殺害現場はそこから10キロ離れた桜子の自宅マンション。鷹央、小鳥遊、若菜の3人は、桜子の部屋の上の階に住む、若菜と桜子の看護学生時代からの友人・藤本一平(柾木玲弥)に話を聞きに行く。
藤本によると、桜子が亡くなった日、彼女の部屋から叫び声と大きな音が聞こえた。さらに部屋の中には大量の血痕が残されていたことから、殺害現場が桜子の部屋であると断定されたようだ。
また藤本は、桜子を殺害したのは彼女のストーカーだという。彼女は少し前から男に騙されたことや、その男にストーカー被害に悩まされていることを周囲に明かしていた。しかも相手の男性とは今は結婚できないなどと話していたことから、既婚男性を不倫をしていたのではないかというのだ。
ストーカーが襲った?
桜子の部屋の現場検証に訪れた鷹央と小鳥遊だったが、管理人の通報によって警察に連行されてしまう。そこで刑事の桜井の計らいにより、捜査を担当した警視庁捜査一課の刑事・寺田一樹(尾上寛之)から事件の話を聞くことができた鷹央。
桜子はブルーレイレコーダーに頭をぶつけており、大量の出血をしていたが、致命傷になるような傷ではなかったという。また海で見つかった遺体は胸から下の損傷が激しく、出血源がわからない状態。警察は、桜子の血痕から少量の胃液などが混じっていたことから、頭を打った後に犯人から腹部を殴られたり刺されたりするなどで大量出血し、その後犯人がスーツケースなどに詰めて運んだと考えていた。
しかし、防犯カメラでは検証ができず、海に行った経緯が断定できていないという。さらに遺棄されていた海で生体反応があったことから、桜子が海に連れいかれた際にはまだ生きていたことがわかってた。加えて、桜子の爪の間から発見された皮膚が男性のDNAだったことから、その相手が桜子の不倫相手で職場の医師ではないかと睨んでいるという。
しかし連絡の履歴などからは、その証拠が一切見つかっていない。警察を後にした2人は、遺体が遺棄された現場を訪れる。現場を確認した鷹央は、すでになにか気づいている様子だった。
第二の事件現場で
これまで調査したことを病院で話す若菜と小鳥遊。小鳥遊は、事件解決後に彼女を食事に誘い、OKをもらった。その日の夜、鷹央は「もう一つの現場」に小鳥遊と共に向かい、桜子の血痕を見つける。そこは桜子のマンションと反対側の車が多く通る道路であり、藤本が夜中にレースをやっている人がいてうるさいと言っていた場所。
その後2人はレースをしていると思われる猛スピードで走る車を追いかけ、彼らのたまり場に潜入。そしてある車の車体の下に、血痕がついてるのを見つける。勝手に調査していることを車の所有者の男性に見つかってしまい襲われるも、小鳥遊が空手で応戦。
そこへ寺田が率いる警察が到着し、鷹央の推理が開始される。桜子が事件当日何者かに襲われ、頭を打って昏睡状態になった際、犯人はなにもせずに逃げ出した。彼女が意識を取り戻したのは、大量出血をした午前2時前後。看護師であった彼女は大量出血の状態を見て、すぐに治療が必要だと判断し、自ら病院に向かった。
そんな彼女は頭部をぶつけた際にクッシング潰瘍を引き起こしており、胃の中に大量の血液が溜まっていた状態。部屋にあった血痕は胃から吐き出した血液だったため、胃酸が混じっていたのだ。そして、ほかの箇所に血痕が残っていなかったのも、それが理由だ。
第二の事件が起きたのは、病院に向かう途中の路上、レースをしていた車に桜子がぶつかってしまう。事故の衝撃は小さかったが、胃の中に大量の血が溜まっていたため、その瞬間に吐血してしまった。大量に出血したことと事故の衝撃で動けなくなった桜子を見て、轢き殺してしまったと勘違いした車の持ち主やレース仲間は、港まで彼女を運び遺棄したのだ。
人の本質とは
無事に瞬間移動の謎は解けたが、最初に桜子を襲った犯人については、わからないまま。その日から1週間後、小鳥遊と若菜は約束の食事に行くことになった。鷹央は食事に向かう小鳥遊に、「この事件は警察や自分には解決できない、小鳥が事件を解決するんだ。お前以外に解決できるやつはいない」と伝える。
食事中に小鳥遊は、桜子と若菜が恋人同士であり、桜子を襲ったのは若菜だと特定。若菜は「アンドロゲン不応症」であり、身体は女性、DNAは男性という特異な体質を持っていたのだ。女性として生きてきた彼女だったが、好きになる相手がいつも女性であることから、自分の本質は男性なのだと悩みながら生きてきたという。
そんなときに出会ったのが桜子。彼女が若菜にプロポーズをしたとき、身体のことを隠しておくわけにはいかないと思い、その事実を桜子に告げた。しかし強く拒絶されてしまう。どうしても諦められなかった若菜は事件当日に彼女の部屋に訪れ、そして事件が起きてしまったという。
すべてを明かした若菜に小鳥遊は、女性として女性を愛しただけであり、本質が男だと悩む意識が間違っていることを伝える。それを聞いてスッキリとした様子の彼女は、警察に行くこと、そして罪を償った後に新しい人生を始めると言い残し、小鳥遊の前から去って行った。
7話のあらすじ・ネタバレ
『#天久鷹央の推理カルテ』
第7話・今夜9時📺名探偵 🆚 恩師密室殺人の謎
敬愛する師匠 #賀来千香子 から
愛弟子の天才医師 #橋本環奈 への最期にして命がけの挑戦状💥
バディ #三浦翔平 &
恩師の姪 #内田理央 とともに
過去最高難度の謎に挑む❕現在TVer&ABEMAで
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7話あらすじ
御子神記念病院の院長である御子神氷魚(賀来千香子)が、密室状態のカルテ庫内で不可解な死を遂げた。この知らせを受けた鷹央は、小鳥遊とともに現地へ急行する。というのも、氷魚と鷹央は共に自閉スペクトラム症の特性を持っており、師弟として特別な関係だったからだ。
さらに生前、氷魚は「ある人物に殺される可能性がある」と鷹央に打ち明けており、もしもの場合には真相究明を託すと伝えていた。しかし、この謎解きは混迷を極め、鷹央でもなかなか解決ができない。
第一発見者である氷魚の姪・御子神鮎奈(内田理央)によれば、現場には氷魚自身の足跡しか残されていなかったという。容疑者として浮上したのは、副院長の御子神知奴(梶原善)。氷魚の兄である彼は、長年氷魚に対し強い嫉妬心を抱いていたというのだ。
果たして、この“広義の密室”で何が起こったのか――。真実を解き明かそうとする鷹央だったが、やがて「私は探偵失格、いや医師失格だ」と自らを責めるほどの壁に直面することになる。
7話ネタバレ
弟子への依頼
御子神記念病院の院長・御子神氷魚が、密室のカルテ庫で謎の死を遂げた。訃報を受けた鷹央と小鳥遊は御子神記念病院へと駆けつける。事件の1か月前に氷魚は鷹央のもとに訪れており、アミロイドーシスという難病であると診断を受けていた。
氷魚の心臓にはペースメーカーが入っており、鷹央の見立てでは余命は半年前後だという。氷魚も自分の寿命に気づいているようで「こんな身体になる前に臨床能力で競いたかった」と鷹央に伝えていた。というのも、鷹央にとって氷魚は師匠。鷹央が臨床実習生だった時代に、氷魚が教授を勤めていた大学医学部の総合内科に来ていたのだ。
そして実は氷魚も鷹央と同じ自閉スペクトラム症であり、似た境遇にある2人は深い絆で結ばれていた。そんな彼女は診断の際に「信頼できる弟子に頼みがある」と前置きし、もしも鷹央の見立てよりもはるかに早く自分が死んだ場合は、それは自然死ではなく、ある人物に殺されたということだという。
そしてそのときは「謎を解いて犯人を見つけてくれ」と鷹央に言い残して去っていたのだ。
病死?殺人?
御子神記念病院で鷹央たちを迎えてくれたのは、氷魚の姪で同院の内科医でもある御子神鮎奈。院長室に案内された鷹央が発見したのは、床に作られた金庫だった。その中になにが入っているのか、鮎奈にもわからないという。
そして彼女によると、氷魚が亡くなっていた地下のカルテ庫に残されていた足跡は氷魚のもののみ。カルテ庫は普段、鍵がかかっており、開かずの間となっている場所。つまり氷魚が亡くなったのは、広義の密室ということになるのだ。
当日は誰かに呼ばれて病院の地下に向かっており、発見されたときにはすでに亡くなっていたという。一点変わったことといえば、彼女が倒れていた周囲に、平成元年のカルテが散乱していたこと。死因は脳梗塞だったが、鷹央は人為的にそれを引き起こし、誰かに殺害された可能性があると睨んでいる様子。
鮎奈によると、氷魚の命を狙うものがいるとすれば、彼女をずっと妬んでいた氷魚の兄であり、この病院の副院長である御子神知奴だという。彼はもともと周囲から好かれる性格ではなく、4年前にくも膜下出血で車椅子が必要になってからは、以前以上に権利に執着しているようだったそう。お金がすべてという方針の知奴と、それに反対していた氷魚は対立していたのだ。
本当の犯人は
その後鮎奈の調査で、散乱していた平成元年のカルテに該当する時期に、医療過誤があり患者が亡くなっていたことがわかる。手術を担当していた外科医は退職済みだが、実際にミスをしていたのは第一助手をしていた知奴であり、その事実や彼が隠蔽したことを氷魚は知っていた。
事件の謎が解けたという鷹央は刑事の桜井を呼び、鮎奈と知奴、そして小鳥遊が立ち会うカルテ庫で推理を始める。散乱していたカルテがもともと入っていた棚の奥の壁を隔てた先にはMRI室があるが、鷹央はそこから強い磁力が漏れ出している状態だと砂鉄を使って証明。本来貼られるはずの磁気シールドが、壁の一部だけ施されておらず、犯人はその磁力によって氷魚のペースメーカーを止めたかったのではないかという。
それができるのは病院の施工時点から口出しができる人物として、鷹央は知奴を犯人だと結論づける。しかし彼はくも膜下出血の手術で脳にクリップを入れているうえに、車椅子に乗っているため磁力は避けなければならない。そう気づいた鷹央が改めて導き出した犯人は氷魚自身、つまり自殺であったことが明らかに。
残された時間が少ない彼女は、病院を守るために知奴を告発してほしいという意図で、密室殺人に見せかけたようだ。なんだか納得でない鷹央だったが、後に呼ばれて立ち会う氷魚の遺言書の公開で、氷魚の本当の目的を知ることになる。
信頼している人
顧問弁護士からは遺言書が公開される前の伝言として、その場にいる全員に向け、知奴が病院を金儲けのために道具にしようとしていること、そして院長室の金庫のナンバーと知奴の悪行をすべて金庫に保管してあることが発表される。それを聞いて焦った様子の知奴は、一目散に院長室へ。
そして氷魚は、鷹央に向けて「信頼している弟子へ、君は私を止められるかな」とメッセージを残しており、それを聞いた鷹央は慌てて知奴を追いかける。しかし院長室にはすでに鍵がかかっており、知奴が金庫を開けようとしている様子。鷹央が必死に声をかけて開けるのを止めようとするが、彼は聞く耳を持たずに開けてしまうのだった。
実は金庫の真下はMRI室とつながっており、扉が磁気シールドになっていた。覗き込んだ知奴は頭を抱えて苦しみ、扉を閉めることができない。最終手段として、鷹央と小鳥遊はMRIに向かい、磁力を強制終了させた。鷹央は無事に知奴を助け、氷魚が殺人者になることを防ぐことができたのだ。
その後鷹央と小鳥遊、鮎奈が氷魚の墓参りをしていた際に氷魚の担当弁護士が現れ、2人に伝えられていなかった遺言の内容を発表するという。そこには、氷魚が銀行口座に預けている現金はすべて指定する慈善団体に寄付すること、医療法人の出資持分はすべて鮎奈に譲るとするものだった。
そして最後の伝言として、氷魚は鮎奈に「あなたのことを信頼している。だから頑張りなさい」、鷹央には「楽しかったな」という一言だけを残していた。「楽しかった」と言って空を見上げる鷹央の顔は、なんだか晴れやかだった。
8話のあらすじ・ネタバレ
『#天久鷹央の推理カルテ』
第8話・このあと夜9時📺
~*~*~*~*~*~*~*~*~*❰激動の最終章、ついに開幕❱
鷹央と大鷲の対立関係も最終局面❕
さらに、鷹央✖️小鳥遊の最強バディは解散の危機⁉︎今夜は鷹央がソフトボール大会に初参戦⚾️
活躍することができるのか...お楽しみに!— 『天久鷹央の推理カルテ』火曜よる9時【公式】 (@Ameku_ex) June 17, 2025
8話あらすじ
急に体調を崩し、命の危険に瀕した都議会議員・倉石奈津子(高島礼子)が、天医会総合病院に救急搬送されてくる。これまでに「地域医療の統廃合計画」を共に進めてきた院長の天久大鷲(柳葉敏郎)が自ら執刀医となって緊急手術を開始。
元外科医の小鳥遊が急遽助手を務めるが、その能力を大鷲は高く評価する。そして小鳥遊に、今後のキャリアにおいて非常に魅力的な提案を持ちかけるのだった。しかしその提案は、鷹央と離れることも意味しており…
そんな中、無事に手術を終えて入院していた倉石の容体が急変。しかも、倉石は警視庁捜査一課に「大鷲に殺されかけている」と通報する。慌てて駆けつけた刑事・桜井の前でも彼女は錯乱状態で大鷲を糾弾。
その矢先、倉石がまたも原因不明の急変に襲われた上に、こつ然と姿を消してしまう。この混乱のなか、統括診断部の存続をめぐって対立してきた鷹央と大鷲、2人の関係も波乱の最終局面を迎えていく。
8話ネタバレ
大鷲に殺される?
都議会議員の倉石奈津子が、天医会総合病院に救急搬送され、ともに地域医療の統廃合計画を進めていた天久大鷲が、自ら執刀医となって緊急手術を開始した。手術は問題なく終えたものの、術後の経過が思わしくなく、体調が悪化しているとのこと。
そのタイミングで、小鳥遊のもとに刑事の桜井から思わぬ連絡が来る。なんと倉石が病室から警察に通報し、大鷲に殺されるから助けてくれと訴えてきたというのだ。病院にやってきた桜井の提案で小鳥遊が立ち会い、大鷲と共に倉石の聴取が行われることになるが、病室にいた倉石の秘書・汐屋潤(堀田健斗)も、彼女が通報したことは知らないという。
倉石は自分が病院に運ばれたことも覚えておらず、ひどく錯乱し、病院を潰したことを口封じするために大鷲が自分を殺そうとしていると訴える。近くに建設予定だった総合病院の建設計画を、倉石の権力を使って大鷲が潰したというのだ。
倉石と大鷲の過去
鷹央はその様子を見て、術後せん妄を起こしている可能性が高いと判断。ただ、建設計画を潰した話にはリアリティがあると考え、鷹央と姉の真鶴、そして小鳥遊は2人の関係や計画のことについて真相を追求することに。真鶴と小鳥遊は、倉石の地元であり、大鷲が若い頃に働いていた病院がある宮城県に向かい、2人の過去や狙いを探し始める。
大鷲が在籍していた病院では大鷲と同期の医師がその当時の話をしてくれるが、過去の彼は現在の冷徹なイメージとは真逆の医療に対して熱い思いを持つ医師だったことが判明。しかし、地域医療の現実に何度もぶつかり、加えて倉石の絶望に立ち会ったことが大きなきっかけになり、変わってしまったという。
その頃、倉石の容態がさらに悪化。検査でもその理由が見つけられない大鷲は鷹央のもとに訪れ、彼女の診断を統括診断部へ正式に依頼する。鷹央は大鷲に謝罪すれば依頼を受けるというが、大鷲の巧みな交渉術によって懐柔され、依頼を受けることに。
宮城県から帰ってきた小鳥遊とともに鷹央は倉石の病衣室に向かうも、そこに彼女の姿はなく、逃げ出した痕跡を見つける。警察も加わって探したが見つからず、状況から病院外に出たことがわかった。
病院建設計画の真実
桜井のプロファイリングにて、倉石が近くの公園にいる可能性が高いことを突き止め、病院のスタッフたちと警察で公園を探すと、鷹央と小鳥遊が怯えた様子で物陰に隠れている倉石を発見。錯乱し「殺されるくらいならここで死ぬ」と、喉に木の枝を突きつける彼女に、小鳥遊は宮城県で聞いてきた彼女の過去について話し始める。
20年前地元に戻って子どもを生んだ彼女だったが、産後子どもが危険な状態になってしまい、一刻を争う状態に。しかし周囲の病院の小児科は採算が取れずに廃科になっており、遠く離れた大鷲のいる県立病院に向かうしかなかった。
病院に着いた頃にはすでに手遅れの状態であり、大鷲の必死の処置も虚しく、赤ちゃんは命を落としてしまう。地域医療の現実によって救えなかった命に直面した2人は、医者と政治家という違う立場で同じ志を持ち、手を組んでいたのだ。
そこへ大鷲がやってきて、建設計画を潰した病院のことを話し始める。その病院は天医会総合病院の近くに建設される予定だったが、利益を追求し診療科のみの開設を計画していた。もしそうなれば天医会総合病院の経営が悪化し、必要な医療を地域に届けられなくなってしまう。だからこそ2人で協力して計画を潰したというのが真実だった。
決意を新たに
大鷲がまだやることがあると語りかけると、落ち着きを取り戻した倉石はその場で崩れ落ち、病院へと搬送される。周囲への問診とこれまでの病状から、彼女の病気を確定した鷹央によって治療が行われ、無事に助けることができた。
処置後に大鷲の部屋で倉石の病気について話すことになった鷹央と小鳥遊。倉石は本来、重症のバセドウ病患者だったが、普段食べている地元の名産品である昆布に含まれる無機ヨウ素によって症状が抑えられていた。だからこそ発症に気づかず、さらに手術後は昆布を食べらなかったために、症状が悪化してしまったのだ。
その後意識を取り戻した倉石は、術後の自分の行動をほとんど覚えていなかったが、大鷲が語りかけたことだけは覚えていた。改めてお互いの志を確認し合った2人は、地域医療の問題を解消するために動き出す。
9話のあらすじ・ネタバレ
🩺 『#天久鷹央の推理カルテ 』🥼
\最終回ご視聴ありがとうございました/圧倒的な頭脳と診断力をもつ鷹央(#橋本環奈 )が最後にして最難関の
"誰にも解けない謎"に挑む‼︎🕵️統括診断部が存続危機❕
そして最強バディも解散⁉︎ぜひ無料配信でご覧ください!
— 『天久鷹央の推理カルテ』火曜よる9時【公式】 (@Ameku_ex) June 24, 2025
9話あらすじ
鷹央に誤診の疑い!? 医療過誤として訴訟を起こしたのは、1カ月半前に統括診断部を訪れた7歳の患者・宗一郎の母親、鈴原桃花(奥菜恵)だった。宗一郎は鷹央の診断により「ビタミンA過剰症」とされていたが、その後、原因不明の発作や意識障害を繰り返すようになったという。しかし、診断に強い自負を持つ鷹央は「誤診なんかしていない」と主張し、再度宗一郎の診察にあたって病状悪化の真の原因を突き止め、訴訟の撤回を目指す決意を固める。
そんな中、鷹央は自身の立場をも脅かす重大な局面に直面。病院の評判を憂慮した大鷲が、統括診断部の存続を問う最終決議を院内会議で行うことを決定したのだ。刻一刻と会議の時間が迫る中、小鳥遊と鴻ノ池舞の協力を得て、鷹央は宗一郎の診療データを徹底的に再検証していく。しかし、どれだけ精査しても明確な異常は見つからない。
「この謎、私には診断できない…」そう口にした鷹央は、次第に医師として自信を失っていく。窮地に追い込まれた鷹央の運命は…?
9話(最終回)ネタバレ
医療過誤?
院長の大鷲が統括診断部の廃止を検討しているなかで、鷹央が医療過誤で訴えられてしまう。原告は、1カ月半前に鷹央が「ビタミンA過剰症」と診断した7歳の患者・宗一郎の母・鈴原桃花(奥菜恵)。診断後ビタミンA過剰症の症状は治まったものの、原因不明の発作や意識障害を繰り返すようになったという。
このまま告訴されれば病院のイメージダウンにつながるという大鷲は、院内会議で統括部廃止ではなく縮小の最終決議を仰ぐと決めていた。桃花は鷹央が謝罪すれば訴えを取り下げるというが、診断に絶対の自信を持つ鷹央は応じず、病気の原因を突き止めることで提訴を取り下げさせると息巻く。
宗一郎の両親はすでに離婚しており、桃花は看護師として働きながら女手ひとつで子育てをしているという。そのためか、かなりの心配性で、息子が体調を崩していることにナーバスになっているようだった。
パックジュースに毒の可能性
小児科でも原因となり得るすべての検査を行ったが、とくに異常は見つからなかったという。また、宗一郎は喘息とてんかんの既往があったものの、1年以上薬でコントロールできており、発作や副作用も起きていないとのことで、症状は薬やアレルギーによるものではないことがわかっていた。
鷹央は入院している宗一郎を改めて診察をする。原因はわからなかったものの、病室に桃花が毎日宗一郎に飲ませているパックジュースを発見。医師にも許可を取っていると桃花が主張するが、それが原因になっている可能性があると指摘し、検査に回すことに。
しかししばらくすると、また宗一郎の体調が悪化してしまう。病室には宗一郎の父親であり、救急医でもある金沢隆太(笠原秀幸)が見舞いに来ていたが、これまでの経緯を知らずに例のパックジュースを飲ませていた。隆太は頼まれてパックジュースを届けることがあるそうで、2歳頃からときどき飲んでいたが、これまで問題が起きたことはなかったという。
自信喪失!?
そんな折にパックジュースの鑑定結果が出たものの、とくに異常は見つからず、中身は果汁のみであると判明。その結果を受けた鷹央は「この謎、私には診断できない」と肩を落とし、桃花に謝ると言い出す。そんな鷹央を小鳥遊が諭したことで持ち直し、鴻ノ池も加わり3人で再度原因を探ることに。
舞によると宗一郎はフルーツが苦手だそうで、その理由は「ときどき苦いから」とのこと。その言葉にピンときた鷹央だったが、院内会議が始まってしまったため、小鳥遊と舞にある頼みごとをして会議に向かう。
舞と小鳥遊は結託して宗一郎の病室からジュースを持ち出し、院長会議の会場に向かう。しかし、桃花に見つかり追いつかれてしまった。舞のファインプレーにより会場に入ることはできたものの、桃花も一緒に入ってきてしまう。そして鷹央はその会場で、小鳥遊と舞が持ってきたジュースを使い、仮説の証明を始める。
外見と中身が違う
ジュースをひとつずつ開けて飲み始める鷹央。すると、パイナップルジュースのパッケージにグレープフルーツジュースが入っていることが判明した。宗一郎が服用している抗てんかん薬は、グレープフルーツと一緒に接種すると中毒症状を引き起こすことがある。彼の体調が悪化した原因は、ジュースだったのだ。
そして、その中身を変えていたのは桃花であり、鷹央は彼女が「代理ミュンヒハウゼン症候群」であることを明かす。ミュンヒハウゼン症候群は、怪我や病気であると偽造し重篤な疾患があると思わせる精神疾患で、代理ミュンヒハウゼン症候群は自分の代理を使って同様の行為を行うという。
そして多くの場合は自分の子供を代理にし、懸命に看護することで健気な自分を演出し、周囲の評価を上げようとするそうだ。看護師としての知識を悪用し、自分の評価を上げるためだけに子どもを危険な目に合わせていた桃花に、鷹央は容赦なく詰め寄り、彼女を警察に通報した。
その結果を見て、大鷲は統括診断部廃止や縮小の案を撤廃。宗一郎は父親と暮らすことになり、今回の事件は解決した。小鳥遊は打診されていたイギリス行きを断り、鷹央とともに統括診断医として働き続けることに。天久鷹央劇場に終わりはない。
【天久鷹央の推理カルテ】原作について
【天久鷹央の推理カルテ】は、医師であり小説家の知念実希人(ちねんみきと)さん執筆の大ヒット小説が原作です。すでにアニメ化もされており、ドラマ化にも期待が高まっています。
https://note.com/mikitochinen
知念実希人さんの経歴
1978年10月12日生まれ、沖縄県出身、東京都育ち。医師家系の4代目として生まれ育ち、東京慈恵会医科大学卒業後、2004年より医師として勤務を開始。その後、医療現場での経験を活かし、作家としての活動を並行して行っています。
2011年、「レゾン・デートル」で第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。翌2012年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビュー。
代表作として、『天久鷹央の推理カルテ』シリーズのほか、『優しい死神の飼い方』『仮面病棟』『祈りのカルテ』『となりのナースエイド』『放課後ミステリクラブ』シリーズ(児童向け)など。本屋大賞に5度ノミネートするなど、ヒット作を次々に生み出しています。
また、演出には、木村ひさしさん、田村直己さん(テレビ朝日)、吉川祐太さん、柏木宏紀さんの4名がクレジットされています。演出としての代表作として下記のような作品があります。
木村ひさし:『TRICK』シリーズ、『警部補 矢部謙三』シリーズ、『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズ
田村直己:『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ、『六本木クラス』、『スカイキャッスル』
吉川祐太:映画『THE WINDS OF GOD-KAMIKAZE-』(助監督)、映画『永遠の0』、ドラマ『都会のトム&ソーヤ ぼくらの砦』(監督)
柏木宏紀:『大奥(2024)』、『科捜研の女』シリーズ、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』
ドラマ【天久鷹央の推理カルテ】の見どころは?
ドラマ【天久鷹央の推理カルテ】のみどころをご紹介します!
オリジナルエピソードがありそう
原作のシリーズは短編集として構成されており、各話ごとに異なる謎が展開されます。シリーズは現在も継続中であるため、どのエピソードがドラマになるのかも見どころです。
また、ドラマではオリジナルキャラクターとして、天久大鷲と旧知の仲である都議会議員が登場します。天医会が所在する地域を対象とした「病院の再編・統廃合計画」を推し進め、利益を挙げようとしていることから医師らとのトラブルなどが起きるなど、オリジナルのエピソードも展開されそうですね。
原作者が脚本をチェック
ドラマ【天久鷹央の推理カルテ】は、原作者である知念実希人さんが、全話の脚本をチェックしているようです。放送前にすべての脚本が仕上がっているということで、原作者の意図と異なる方向に物語が進むという心配はありません。その点で安心して見られるというのも嬉しいポイントですね。
昨日、ドラマ『#天久鷹央の推理カルテ』の最終話までの脚本チェックが終わりました✨
脚本家の浜田秀哉さん、
木村ひさし監督、
テレビ朝日、東映のプロデューサー陣と、
何時間もの脚本会議をくり返し、素晴らしい脚本となりました✨浜田さんをはじめ、皆様ありがとうございます❗️… pic.twitter.com/dxiJ6UXdiY
— 知念実希人【公式】 (@MIKITO_777) April 13, 2025
ドラマ【天久鷹央の推理カルテ】の主題歌
『#天久鷹央の推理カルテ 』
🎶主題歌アーティスト解禁🎶
•✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼•◤ Da-iCE ◢
本作のために書き下ろした楽曲は
後日公開!
お楽しみに🎺4月22日(火)よる9時スタート🩻
🥼初回は拡大スペシャル🔍⏬TVerで特報PR公開中!https://t.co/f7m5NAVqaI pic.twitter.com/EOfCu4JlCl
— 『天久鷹央の推理カルテ』火曜よる9時【公式】 (@Ameku_ex) March 30, 2025
主題歌は、ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」の新曲『Black and White』に決定しました。この楽曲は、ドラマのための描き下ろしとなっており、曲入りの予告動画も解禁されています。
【#天久鷹央の推理カルテ 🆕NEWS】
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主題歌入り🎵
2️⃣分予告解禁🎥
\Da-iCEが歌う主題歌
【Black and White】が入った
最新2️⃣分予告映像を解禁¸♬•*¨22日(火)よる9時スタート🩻
🥼初回は拡大スペシャル🔍⏬TVerで事前PR番組を公開中!https://t.co/YFmPxNM1vs pic.twitter.com/IvnRzPHEo2
— 『天久鷹央の推理カルテ』火曜よる9時【公式】 (@Ameku_ex) April 15, 2025
ドラマ【天久鷹央の推理カルテ】のあらすじ・ネタバレは毎週更新
本記事では、ドラマ【天久鷹央の推理カルテ】のあらすじやネタバレを最終回まで毎週更新していきます!ぜひドラマとともに楽しんでいただければと思います。