【相棒23】あらすじ&ネタバレを最終回まで!右京×亀山コンビ復活3作目で原点進化!

テレビ朝日系ドラマ「相棒」のシーズン23が2024年10月16日遂にスタート!
初代相棒・亀山薫(寺脇康文)が復帰して3シーズン目の今期、濃密なミステリー増しましで国民的刑事ドラマが再始動します。
この記事では【相棒23】のあらすじ&見どころを最終回まで随時更新してお届けします

目次

【相棒23】ネタバレ・あらすじ 初回~最終話まで

【相棒23】で描かれる全エピソードのあらすじ・ネタバレを最終回までご紹介します。

【相棒23】初回拡大SP(1話) 10月16日放送 「警察官A〜要人暗殺の罠!姿なき首謀者」

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ゲスト:加藤清史郎、でんでん、柴敏夫

1話のここに注目!

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今回警察官となって再登場した高田創はかつて相棒season16で“少年A”として登場していた。

当時、無戸籍児で闇金で荒稼ぎする半グレ集団から脅され犯罪に協力させられていた高田は、親からネグレクトされながらも弟と妹を守るため、生きるために闇金に手を出していた。

右京から取り調べを受けた時右京から苦しかったでしょうと諭され「これからは明日を生きてみませんか」という言葉で、嘘ばかりついて少年Aとして生きてきた高田は、ようやく本名を右京に伝えれた、という過去が。

その後児童養護施設で暮らし、成長した高田が警察官となって登場するこの1話は必見です。

現在Tverでこの過去シーズン16の「少年A」のエピソードが視聴できるます。この機会に振り返ってみるのもおススメです。

1話に登場した若き探偵2人組は、相棒初の長編配信オリジナルドラマに登場していた

2024年3月に『TELASA(テラサ)』で独占配信された『相棒 sideA/sideB』。右京と亀山が別々の視点から同じ事件を追うという画期的な試みで、両方のエピソードを観て比べてみるとまた新しい発見があったり。相棒ファンの間でも、この相棒史上初の試みは配信がスタートするとすぐに反響を呼びました。
その中に出てくる若者が、1話に登場した探偵2人だというわけなのです。

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この『相棒 sideA/sideB』の2つのお話をつなぎ合わせて衝撃のラストを足して完全版としたのが、今回【相棒23】スタートに合わせて、『TELASA(テラサ)』で配信を開始した『相棒 sideX』です。

長編配信オリジナルドラマ『相棒 sideX』は、絶賛、『TELASA(テラサ)』で配信中。『相棒 sideX』を見た後、もう1度【相棒23】第1話を観るのもより味わい深いでしょうね。

<ここからネタバレ>

謎1:殺人現場の遺留品のゴミやお菓子などから、簡易宿泊所(違法民泊)にたどり着く。その民泊に1泊だけ滞在していた謎の旅行客だけが謎のまま姿を消している。帽子に軍手までして指紋を残さないようにしている点も怪しさ満点。

謎2:凶器のナイフは以前、中野で起きた無差別殺人事件で死刑判決を受け刑の執行を待っている犯人が使ったナイフと同じ形状だった。今回の議員殺人事件は中野の事件の模倣犯なのか?

謎3:捜査一課の刑事が来たと、殺害された芦屋議員の浮気調査をしていた探偵2人はかつて右京たちの知り合いだった。右京たちには借りがあるからと連絡をしてきて、浮気調査で仕入れたネタを伝える。盗聴時に芦屋が電話で金を渡した相手の名前「ムラノ、サノ、ヒラハラ」は派閥の若手議員だった。派閥内の票を集める為に金を配っていたようだ。若手議員の証言から芦屋が利根川幹事長の後ろ盾で自ら総裁選に出馬するはずだったことが分かった。キングメーカーに次の総理へと押されていた男が総裁選を前に殺されたということだ。

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【相棒23】2話も拡大SP 10月23日放送 「警察官A〜逆転殺人!真犯人は二人いる!!

ゲスト:加藤清史郎、でんでん、柴敏夫

2話のここに注目!

1話冒頭で起きた議員殺害事件と今回の爆破テロ、二つの事件の接点とは?

元国家公安委員長の次は総理大臣の暗殺が計画された。

爆破に使用された爆弾はステージの下の土の中に埋められていた為チェックできていなかった。ネット経由で起爆させたもの。

右京が現場検証で得たもの

1、カメラは無い……何者かに持たせたカメラで目標を捉えて起爆→共犯者がいた。

2、市販品を寄せ集め田爆弾……警察への登録がないと変えないものだから、安全に手に入れるには誰かに買わせる→犯人に使われている。

3、100円ショップで売られていたサンダル……これから犯罪を行うには動きづらい→目的を知らされていなかった。

これらの事柄から『闇バイト』ではないか、というのが右京の推理

<ここからネタバレ>

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爆破にあった総理は急死に一生を経て、記者会見で芦屋議員との関係を明らかにしてお涙頂戴スピーチを見事にやってのける。

これで内閣の支持率は回復傾向に。

爆弾を買った男は右京のにらみ通り闇バイトだった。その男が爆弾をコインロッカーで受け渡したその相手は、工藤という暴力団から破門された男だった。

そしてこのタイミングで『内閣解散』を発表したニュースが報じられた。

芦屋議員殺害現場で犯人らしき人物を見たという高田創(加藤清史郎)に聞き込みにきた右京と亀山と共に、3人で捜査を始める。すると現場から離れた場所で見つかっていた大量のAB型の血が怪我ではなく吐血だと言う可能性が。

捜査を進めるうちに日高行人という元警官にたどり着く。

日高は芦屋議員殺しの犯人なのか?そして爆弾テロを起こした黒幕なのか?

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【相棒23】3話 10月30日放送 「楽園」

ゲスト:ふせえり、福士誠治

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3話のここに注目!

亀山は休暇中に温泉旅館で見た、SNSでバズっていた動画の自殺現場に映りこんだ右京が気になって、休暇返上して事件を追うことに。

前日に追っていた事件後に連絡がつかないことから、右京が追っていた事件をなぞっていくことにする

右京が訪れたペンションは電波の入らない陸の孤島、そこに宿泊する客はみんな何か訳ありの様子

動画の事件と関係がある様子

前日密売グループ摘発事件の現場をうろついていた怪しい男を探って欲しいと角田課長(山崎惇)から頼まれて捜査中、動画の事件になり右京は第一発見者となる

ペンションの宿泊客の正体とは?

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  • ミステリー作家の岸みどり(ふせえり)と担当編集者の中田
  • デジタルデトックスに来たという起業家若者カップル
  • 親子で旅行中という男女
  • オーナー・樫村(福士誠治)と従業員・あやの(水沢エレナ)もどこか影がある

<ここからネタバレ>

転落死した男は古瀬彰人(草野イニ)というシステムエンジニア、両腕に刃物による防御創がある為、部屋の中で刃物で襲われて外に逃げた時に階段上で揉み合いになり転落した。

右京が部屋に入った時、まだパソコンが起動していてそこにダークウェブにつながるアプリが見えたと。被害者のスマホの位置情報は六本木で電源が切れたことが分かった。

消えた右京の足跡を追って亀山は捜査を続ける。すると右京がサイバーセキュリティ対策本部の土師(松崎亮太)に古瀬の部屋にあったパソコンの解析を頼んでいた。

このパソコンのから利用していたアカウントがバジリスクという伝説のハッカーで、2年前仮想通貨50億を盗み出した後に姿を消していた。盗まれた人物は、鮫島という半グレで六本木署が長年マークしていた。そして同時に池袋のコインロッカーから荷物を取り出した人物がいたら、その身元を調べろとも言われていたらしい。

  • その頃ペンションの看板が燃やされる事件が発生。すぐに火は消えたが果たして誰がその火をつけたのか?右京がペンションの物置を調べていると、宿泊客の親子の男女が入ってきて物置の中の写真を撮り始めた。
  • 若者カップルは庭に何かを埋めている。
  • 編集者の中田は氷を意味深に従業員・綾乃からもらっていき、その後にはあやののエプロンが落ちていた。何か物色していたのか?

2年前に資産を失っている鮫島は、本名、年齢、人相も謎の詐欺や恐喝などを裏で仕切っていた正体不明の黒幕。顔を見たのは一部の側近と女たちのみ、女好きで気に入った女をしつこく追い詰めるクズだったという。ここ1ヶ月鮫島グループの残党が羽振りが良いという噂が。

右京の足取りを追ってついにペンションに右京がいることまで辿り着いた亀山、ペンションに電話をして話そうとしたその時にペンション内のブレーカーが落ちて真っ暗に、電話も切れる。再び電気が付くとペンションの従業員・綾乃が姿を消した。

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【相棒23】4話 11月6日放送 「2つの顔」

ゲスト:山口馬木也

<あらすじ>

廃墟になったビルで二つの遺体が発見される。

1人目の死体:

ビルの管理を委託されている高齢男性

死因は心不全で事件性はないよう

2人目の死体:

複数の前科持ちの中年男性・加納

死因は絞殺

加納の背中や周辺の床に発光するキノコが生えていた。

警察は仲間割れか口封じが原因だと捜査を進める。

光るキノコに興味津々の右京と亀山だが、ネットや図鑑にすら載っていない。手掛かりを求めてキノコ研究の第一人者や専門家から話を聞くことにする。するとそのキノコが莫大な利益を生む可能性があるかもしれない、世界で注目されている幻の品種であることが分かる。

  1. 死体の男性は一体何者なのか?
  2. その事件の背景に新種キノコがどう関係しているのか?

4話のここに注目!

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キノコ研究の第一人者でキノコ1000人の異名を持つ信岡教授によると

この光るキノコの正体はペスタロチオプシス・トニトルス

新種かどうかは愚か生態すら分かっていない門外不出の幻のキノコで、2年前に南米・アマゾンで発見されたが、すぐに生息地域が自然保護地域に指定されて入れなくなったため、研究すらできていないものだという。

このキノコのことをもっと知りたければと右京たちに信岡は、漆原教授を紹介する。

自然環境保護技術の第一人者・漆原教授によると

幻のキノコはプラスチックを分解して自然に返す可能性を秘めているという。

何万年経っても自然に還らない人工物で、海や空気に漂うマイクロプラスチックが現在の深刻な環境問題だが、このキノコでその問題が一気に解決できると自然環境保護技術がビッグビジネスになるという。

右京と亀山は漆原教授の研究所から帰る際に、1年半前に京都で開催された環境保全サミットで、殺された加納が漆原教授やキノコ仙人と一緒に写っている写真を見つける。

加納は環境保護活動家だったのだ。

4話の完全ネタバレと感想などはこちらから↓

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【相棒23】5話 11月20日放送 「幽霊ホテル」

ゲスト:遠山俊也

<あらすじ>

  • 杉下右京(水谷豊)が休暇で訪れていた山の中にあるホテルで、客室スタッフが視察されるという事件が発生する。その手には東南アジアにしか生息しない珍しい蝶が握られていたという不可解な事件。そのホテルで宿泊客から人魂を見たという噂を聞いた右京は、興味津々。調べてみるとこのホテルは心霊スポットとして有名で、幽霊目当てに来る客もいるという。
  • 捜査に合流した亀山薫(寺脇康文)はホテル内で例の珍しい蝶をスケッチしている少女・雫(宮崎莉里沙)と出会う。その少女と一緒に蝶を探す亀山だが、雫は呼吸器疾患の療養中でこのホテルに来ていた。雫は蝶探しの途中で体調を崩し母親に保護される。その場に父親も現れたが、夫婦は別居中のようで関係がギクシャクしている様子。すると、事件の殺害現場がその父親がチェックアウトしたばかりの部屋だったことが判明する。
  • ホテルの支配人・織田(遠山俊也)は捜査に協力的ではあるが、最近悩んでいる様子だったことが調査するうちに明らかになる。

<ここからネタバレ>

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幻の蝶はスマトラシジミの標本?それとも生きていた?

亀山が偶然遭遇した少女・雫が見たという生きたスマトラシジミを一緒に探すことに。

スマトラシジミ:日本には生息していない。夜行性でメスの方が体が大きい。好物はジャスミンの花とカンナビスの花

名前の通りインドネシアのスマトラ島に生息していて日本にはいないはずだが、雫の話から殺害された宮原の手にあった蝶は生きたスマトラシジミだった可能性が高くなる。

ホテルの宿泊客に目撃された人魂の正体とは?

幽霊マニアの間では有名な心霊スポットなだけあって、わざわざ幽霊を写真に撮りたくて宿泊しているという心霊スポットマニアも事件があった日にホテルに滞在していた。そして事件の夜にホテルの3階の廊下で21時過ぎ、ティーラウンジで21時半頃に人魂が目撃されていたことも聞き込みから分かる。

この2つの目撃場所にはどちらもジャスミンの花が使われたフラワーアレンジメントが飾られていたことから、人魂の正体がスマトラシジミではないかと推測する右京。

その他に聞き込みから分かったこと

  • ホテル支配人・織田が最近何かに悩んでいる様子だったこと
  • 娘のリハビリ、療養のために毎週末家族でホテルに滞在している親子3名が殺害された宮原が手に持っていた蝶と何か関係がありそう

スマトラシジミがどうして被害者の手の中にあったのかが、事件の謎を特鍵になっている模様

5話のもっと完全ネタバレと感想などはこちらから↓

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【相棒23】6話 11月27日放送 「薔薇と髭の夜明け」

ゲスト:深沢敦 西銘駿 柾木玲弥

<あらすじ>

  • 特命係とは長きに渡り親交があるゲイバー「薔薇と髭と…」の経営者ヒロコママ(深沢敦)が殺人事件の現場近くで目撃されたまま姿を消した。殺害されたのはコンサル会社社長の幸田というNPOを利用したマネーロンダリング疑惑のあった人物。ヒロコママが携わっていたボランティア食堂を隠れ蓑にして脱税や援助金に手をつけていたことがわかった。そのことについてヒロコママが幸田に抗議に行ったというが、そのまま行方が分からない。右京(水谷豊)と亀山(寺脇康文)はヒロコママのボランティア仲間・泉川(西銘駿)たちと協力して捜査を進める事に。
  • その頃捜査一課は、幸田と関わりがある司法書士・矢野(柾木玲弥)から事情を聞いていた。矢野は幸田に脱税の入れ知恵をしていた疑いがあり幸田と最後に連絡を取った相手だった。そして幸田が10年前に起きた未解決の強盗事件に関与していたかもしれないという疑惑も出てくる。

<見どころ>

相棒シリーズではお馴染みの準レギュラーと言っても過言では無いヒロコママがシーズン23でも登場です。相棒ファンの間でもヒロコママ降臨回を楽しみにしている人は多いはず。今回ヒロコママが殺人容疑者として追われる?SNSでもヒロコママ登場に浮き足立つ視聴者の声が目立ちます。


<ここからネタバレ>

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殺害現場で見つけた手がかり

  1. ピンバッチの留金だけ、ピンバッチは見つかっていない
  2. 幸田の会社の下の階にある飲食店のバイト店員が、閉店後にビル下で挙動不審のヒロコママを見かけたと証言した。その直後に新宿ネットワークでヒロコママを見つけたと言う情報がボランティア仲間から入り、亀山に泉川を見張るように指示する右京。ヒロコママは泉川に必ず接触するからと。
  3. 幸田の会社のデスクから10年前に盗まれた高価な限定万年筆を見つけた右京、幸田が立ち上げた会社の出資金の出所が不明な点からも、未解決の強盗犯の1人が幸田と推測し、強盗犯の指紋と一致した。ではもう1人の左利きの強盗犯は誰なのか?

強盗犯の指紋と矢野の指紋が一致するが、矢野は右利きだった為、強盗犯ではないとにらむ右京。

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【相棒23】7話 12月11日放送 「復讐者は笑わない」

ゲスト:大谷亮介 神尾佑

<あらすじ>

八王子の公園で発見された刺殺遺体/29年前に元交際相手を殺害して指名手配され逃走中だった押見という男だと判明する。

この事件は時効を迎えていたが捜査一課は29年前の事件関係者が絡んでいると捜査を開始

右京(水谷豊)の携帯に元捜査一課の三浦(大谷亮介)から連絡が来て次のことを依頼される

29年前の事件で遺族の対応を三浦が担当した事件で、被害者の婚約者だった恒川(神尾佑)が自分で今回殺害された押見を見つけ出し29年越しに復讐したのではないかと、三浦は心を痛めていた。三浦の心情を汲み、捜査を始める右京&亀山コンビ。

  • 恒川の務めるスーパーで聞き込みをすると、先日店に押見が現れてパートの女性と揉めていたことが判明する。
  • 右京と亀山はその女性に事情を聞くが彼女自身も訳ありの様子。

元捜一の三浦刑事が9年ぶりに登場します!


元捜査一課で伊丹(川原和久)、芹沢(山中崇史)とともに“トリオ・ザ・捜一”と呼ばれていた三浦が再登場します。三浦は相棒シーズン12の第1話で怪我のため警察を辞め、シーズン14の10話で少しだけ姿を見せて以来の登場です。ですので、亀山くんとは久しぶりの再会になります。次回予告で三浦刑事が登場すると、SNSでは視聴者たちから歓喜の声が続々と寄せられていました。相変わらず渋いお姿の三浦の登場回、三浦の元刑事の勘は果たして正しいのか?

<ここからネタバレ>

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  • 29年前の被害者女子大生・板倉里穂の父親・正継は押見を見つけるために押見が熱狂的なファンだったサッカーチーム・多摩川ウィングスの試合に足を運んでいた。
  • 婚約者だった恒川も同様に試合にいって押見を探していたが、10年前に探すのをやめていた。
  • 10年前に恒川は仕事を辞めて八王子にある祖父母が住んでいた空き家に引っ越していた。近々もっと小さい家に引っ越しをする予定がある。押見が殺された公園も八王子だった。

三浦が右京に捜査依頼をした理由

事件が時効を迎えた日に三浦は恒川に会いに行った、その時そばにいた親子の会話で笑顔を見せた恒川に、笑えるようになって良かったと声をかけると、「すみません、まだ犯人も捕まっていないのに」と辛そうに恒川は答えた。自分の一言で恒川の復讐心を駆り立てたのではと三浦は責任を感じていたのだ。

10年前という時期が重なっているため、その時恒川に何かあったのではないかと睨んだ右京は10年前にヒントがないか三浦に調べてもらうことにする。

スーパーでパートの女性ともめた後、押見はしばらくスーパーの外で女性が出てくるのを待っていたが、女性が帰宅したことを知ると帰って行った。

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【相棒23】8話 12月18日放送 「瞳の中のあなた」

ゲスト:森マリア、レイニ

<あらすじ>

視覚障害がある藍里(森マリア)の伴奏をしていた亀山薫(寺脇康文が)がランニング中に刺されるという事件が発生。亀山に恨みを持つ者の犯行と思われたが、手がかりはなし。事件現場には藍里の職場である生花店で一緒に働いている野瀬(レイニ)という男性が駆けつける。

野瀬は藍里の伴走者をする事も多く、単なる同僚というより親しげ

杉下右京(水谷豊)の捜査によって分かった事

  • 藍里は2年前に偶然居合わせた強盗現場で犯人ともみ合いになり階段から転落した事で失明した
  • 藍里が手術を受けて近日中に視力を取り戻す可能性がある
  • 2年前の強盗殺人事件は未解決で区役所の巨額横領事件とも絡んでいることが後々分かる

藍里が目撃した強盗殺人犯は一体誰なのか?

2年前の未解決事件に隠された驚くべき真相とは?

<ここからネタバレ>

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亀山の刺された傷は浅く、入院の必要もないほどで済んだ為、捜査に加わる

  • 藍里曰く、襲われた時に除光液のようなツンとする匂いがした
  • 犯人は左手にナイフを持っていたので左利き
  • 目撃者も防犯カメラからも不審人物は特定できず

2年前の未解決強盗殺人事件と関係していると思われる手がかりが見つかる

  • 2年前強盗現場に残された犯人のものと思われるコンタクトレンズは誰のものか?
  • 藍里の目の手術のことを知っているのは職場の人間と伴走クラブのメンバーだけだが、2年前の犯人を見ている藍里の目が見えるようになると困る人物の仕業なのか?
  • 2年前の強盗にあった小澤の夫は、区役所の課長補佐でその当時課長の横領事件があり、課長が突然自殺して事件の日夫婦で旅行に出かけるのをキャンセルしていた。夫が対応に追われていた時に妻は自宅にたため襲われたのだという。

横領事件の被害額は2億8千万円で、ネットに会計課の職員の名前がさらされて、追い詰められた課長が自殺していた。しかし、5千万円の行方がわからないままだった。

2年前の強盗事件で殺人はしているが何も盗まれていないことが引っかかる右京。

事件の1週間前に壁に「税金泥棒」と落書きされたことがあったがその時警察の対処が甘かったからこんな事件になったという小澤。その際隣の家も被害にあったため、小澤が塗装料を負担したが塗装業者は隣人の坪倉が手配していた。強盗事件の日に110番をしたのも坪倉だった。

藍里が襲われた際に匂ったという匂いはペンキの匂いだったのでは、塗装の際に出入りした塗装業社が横領のことを知り、強盗事件を起こしたのではと右京は睨む。

8話のネタバレの続きと感想などはこちらから↓

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【相棒23】2025年1月1日(水)も元日スペシャルが放送!

豪華ゲストが勢揃いに加え、特命係初代・第3の男・原田演じる陣川公平も登場

2025年元日スペシャルの舞台は、大晦日のテレビ局で、手に汗握るリアルタイムサスペンス。豪華ゲストの筆頭となる高嶋政伸が演じるのは、国民的ニュースキャスター・桧山弘一。高嶋は今回が『相棒』シリーズ初登場。高嶋と言えば個性豊かなキャラクターを怪演する個性派俳優のイメージが強い最近だが、今作では4歳の愛娘を誘拐されて6時間の生放送内で秘密を暴露するよう犯人に追い詰められるという役どころ。高嶋が人気ニュースキャスターをどう演じるのか、見どころの一つですね。

【相棒23】9話 1月1日放送 「最後の一日

ゲスト:高嶋政伸、藤本隆宏、高橋光巨、櫻井淳子、石丸謙二郎

<あらすじ>

大晦日に複雑に交差する、相棒レギュラー陣の1日

市民合唱団に入団して年末コンサートのを前に練習中の美和子(鈴木砂羽)と小手鞠(森口瑤子)

相変わらず恋多き陣川(原田龍二)の付き添いで、“運命の相手”にプロポーズをするべく指輪を買う為デパートの宝石店にいる右京(水谷豊)

デパート内で4歳の女の子とはぐれた母親と会った右京は、陣川と迷子探しを手伝う。

警察学校の同期・澤田菜穂(櫻井淳子)の自宅を訪れ、夫の正志(藤本隆宏)を紹介される、亀山(寺脇康文)、伊丹(川原和久)、益子(田中隆三)

角田(山西惇)の応援で喫茶店に潜入し、容疑のかかった反社会的組織の関係者を待ち伏せしている芹沢(山中崇史)と麗音(篠原ゆき子)

与党の大物議員・伊地知(石丸謙二郎)の忘年会に招かれた美彌子(仲間由紀恵)と峯秋(石坂浩二)

伊地知からジョーカーと名乗る反社会的組織の関連団体が、自身の反対派に暴力を振るう事件が起きていることに頭を悩ませていると相談される。

テレビ局では人気キャスターの桧山(高嶋政伸)が付人の武部(高橋光臣)や局のお偉方に囲まれて、年末特番の準備を進めていた。そこにジョーカーと名乗る人物から桧山に『娘は預かった』という脅迫状が届く。

以前からジョーカーから脅迫状や自宅のガレージを燃やされたりと嫌がらせが続いていた

右京が探していた女の子は桧山の娘だったのだ。警察には言うなという桧山の電話で右京たちに娘は家に1人で帰っていたと嘘をついて別れた母親。電話の後態度が急変したことに異変を感じた右京は陣川に母親を尾行するよう指示、右京はデパートを引き続き捜索する。

犯人からの要求は『予定通り生放送を行え』だが、その意図はわからない。

右京はこの誘拐事件の目的が、以前番組内でジョーカーを批判した桧山を狙ったものではないかと考え、角田たちが確保したジョーカー関係者と接触する。男は誘拐への関与は否定、しかしテレビ局に仲間がいると証言する。

<ここからネタバレ>

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気になる違和感

警察学校の澤田と夫の態度がおかしいと疑う同期3人

母親を付けてきた陣川とテレビ局で合流した右京たち、桧山に詳しい話を聞くため特番の責任者であるプロデューサーに事情を説明するが、応じてもらえず予定通り番組が始まる。番組が始まるとすぐに携帯でメールを打ち始めたプロデューサーは、亀山たちの同期・澤田の夫だったことを見破る右京。

プロデューサー・澤田によると前日の夜、ガタイの良い男が自宅に侵入し、家に行くつも爆弾を仕掛けられ、妻を人質に何があっても放送を続けるように指示されていた。

この時、澤田の自宅では偽物の夫だと見破る亀山たち。偽物の澤田夫は逃走する。そして妻の無事をプロデューサーである本物の澤田に伝えた。

しかし桧山は、番組内でバラされたくない事実を次々と暴露するようメールで指示されていた。

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【相棒23】10話 1月8日放送 「雨やどり」

ゲスト:礁井将大、青島心

<あらすじ>

美術館で突然の雨に遭い、雨宿りをする右京(水谷豊)の隣で、誰かと待ち合わせをしている様子の青年がいる。

その青年の持つ傘が特徴的で印象に残る右京。

翌日スナックのママが撲殺される事件が発生。現場には昨日の青年の傘が置かれた後に持ち去られた痕跡があった為、右京と亀山(寺脇康文)は青年を捜索する。

その青年は老舗洋傘店の一人息子で、福丸健吾(礁井将大)という人物だとわかる。健吾は半年前に職人気質の父親とぶつかり、今は家を出ているとのこと。

その後健吾の居場所を探し出した右京は、偶然を装い健吾から事情を聞き出す。健吾は片想いしていた女性と雨やどりをきっかけに交流していたことが発覚する。しかしその相手の女性・塔子(青島心)は半年前に突然、健吾の前から姿を消していたのだ。右京は殺害現場から消えた傘は、健吾が塔子にプレゼントしたものではないかと考え、塔子と被害者の接点を調べ始める。

<ここからネタバレ>

キーワードとなる『一樹の影も多少の縁』

雨を避けて同じ木陰に身を寄せた他人同士も前世からの因縁である、という意味

健吾が半年前に家を出た理由とは

子供の頃から父親のもとで傘職人の修行をしていた健吾は成長するにつれ、父親とぶつかることが増えていた。

半年前に福丸家のお宝の年代物のタペストリーを困っている友人のために勝手に売っていたことが原因だった。

被害者の美鈴は過去に結婚詐欺の疑いを掛けられた経歴があり、17年前には子供に募金詐欺をさせていた疑いもあった。その募金箱を持たされていたのが塔子だった。

幼い頃に親を亡くした塔子は、知り合いだった被害者に預けられて詐欺のためにずっと利用されていたのだ。

被害者・美鈴は表ではスナックのママ、裏では窃盗や詐欺を続けていて、それで得た盗品や現金を貸し倉庫に溜め込んでいた。その中から福丸家のお宝のタペストリーも見つかった。

10話のネタバレの続きと感想などはこちらから↓

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10話ゲストの2人の共通点に注目!

10話ゲストの2人が揃って特撮関係で、しかも傘職人の息子役の礁井将大がラストシーンでさす傘の色がグリーンてところに、ネット上では話題になっていましたね。

【相棒23】11話 1月15日放送 「33人の亀山薫

ゲスト:羽野晶紀

<あらすじ>

特命係に伊丹(河原和久)が持って来た、衝撃的ニュース!

「亀山薫が殺されました…」

現場に向かった伊丹と右京(水谷豊)が知った驚きの事実とは。

  • 殺害されたのち川に遺棄された亀山薫の正体は貿易会社の社員で、特命係の亀山(寺脇康文)とは同姓同名の別人だった
  • 実はこの日、亀山は同姓同名の男女が親睦を深めるために集まった『亀山薫の会』という会合に参加していたのだった
  • 殺害された貿易会社の亀山薫は、その会の代表で特命係の亀山はある理由からその会の総帥を務めているという
  • 今回の会合には、鳥取の役所に勤めることから「役所の亀山薫(羽野晶紀)」と呼ばれている女性を含める、様々な経歴の亀山薫が合計33人出席していた

パーティー開催中の会場は密室状態で、被害者が部屋から出た形跡がない為、犯人が犯行後に非常階段から遺体を遺棄したと考えられる。その為容疑者は被害者を除く32人の亀山薫に絞られることに。

<ここからネタバレ>

過去の刑事事件解決によって全国に亀山薫の名前を広めた功績を讃えて、特命係の亀山薫を“総帥”としてパーティーに招待されていた

殺されたのが特命係の亀山薫とは別人だとわかり、安堵する捜一トリオと右京。

パーティー中に被害者の亀山薫の会代表の亀山薫は非常階段で殺されてそのまま階段から川に遺棄された。所持品は石油貿易部と記載された名刺と名刺入れのみ。

気になる点

  • 死因は硬いもので頭を殴られたこと。殺害に使われたと思われる非常階段に置いてあるミネラルウォーターの瓶が1本新しいものとすり替わっていた。
  • 被害者の亀山は事件前に「亀山薫に裏切られた」と言っていた
  • 被害者は3ヶ月前に帰宅途中に暴行事件を受けていたが未解決
  • 被害者の名刺の所属部署が石油貿易部と食品産業部の2種類なのが気になる右京→石油貿易部に所属したことはなかったし会社に亀山薫は1人しかいなかった
  • 代表、副代表(シェフの亀山)、幹事(営業の亀山)の3人はSNSで知り合って、3人で亀山薫の会と題して飲み会をはじめ、その後全国の亀山薫に呼びかけて今回のパーティーに繋がった。パーティー会場はシェフの亀山のイタリアンレストラン。

亀山薫の中に怪しい人物が何人かいる

●役所の亀山/パーティー中に代表の亀山の靴下にワインおこぼし、住んでいる場所を鳥取と嘘をついている

●大学生の亀山/トイレの個室で何枚も写真を撮っていた

●シェフの亀山/パーティ前に代表の亀山と揉めていた

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事件の真相に迫るポイントとなるのは、パーティー会場で出されていたシェフの亀山オリジナルのミネストローネ!

11話のネタバレの続きと感想などはこちらから↓

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【相棒23】12話 1月22日放送 「細かいことが気になる患者

ゲスト:岩谷健司

<あらすじ>

脳波に異常が見つかり検査入院することになった右京(水谷豊)。入院先の病院は経営が素人の院長の為、存続が危ぶまれるほどの経営難に陥っている様子。

そこにライリー・櫻井(岩谷健司)と名乗るコンサルタント会社の社長が現れ、病院再建を力強く語り院長からの信頼を得て、経営改革の提案を始めることになる。

入院中の右京はこの社長をはじめコンサルタント会社の社員たちの不穏な動きを察知して調べようとするが、入院中ということもあり中々捜査が進まない。そこで、見舞いに来ていた亀山(寺脇康文)に協力するよう指示し亀山が病院外で捜査を始めると、意外な事実が浮かび上がってくる。

今回は久々の殺人事件以外の事件発生か?安楽椅子探偵・右京の細かいことが気になる癖が本領発揮か?

<ここからネタバレ>

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脳波が異常に細かい事が原因で、検査入院中の右京。元々脳神経外科の研究者だった院長の研究対象として入院していた。

コンサルタント会社のスタッフと一緒にいた、資金を提供したいと言う資産家・白鳥に怪しさを感じた右京の指示で、コンサルタント会社の面々を尾行する亀山。

コンサルタント会社の実態は確認したが、本当にコンサル会社として機能しているかは怪しい。

外で張り込みする亀山が、会社から出てきた資産家に化けた男に警察だと隠して接触すると、資産家ではないことが分かり住んでいるのも安いアパートだった。

やはりコンサル会社は嘘。

コンサルタント会社のホームページは本物のようだが、嘘と本当を混ぜることで何が本当で何が嘘かがわからなくしているようだ。

ライリーは巧妙な詐欺師?

ライリーたちを疑う右京をよそに、院長は早々にコンサルタント契約を結んでしまう

どうしてそんなに早くライリーたちを信頼してしまったのか?そこには巧妙な詐欺師のテクニックがあった。

▼12話のネタバレの続きと感想などはこちらから▼

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【相棒23】13話 1月29日放送 「レジリエンス

ゲスト:和泉元彌

<あらすじ>

取材していた未解決事件について、美和子(鈴木砂羽)から相談される右京(水谷豊)と亀山(寺脇康文)。

その内容とは5年前、23歳の青年・為永祐希が公園で何者かに殺害された事件を改めて調べてほしいというものだった。

早速被害者の母親・彩子(赤間麻里子)から話を聞くために自宅を訪ねる2人と美和子だったが、その傍に平井葉一(和泉元彌)という男性とミオという若い女性がいた。元警察官の平井は、事件当時管轄の少年係にいて事件を手伝ったこともあり、犯人を探す活動を手伝っているという。

しかし、事件のことを聞いている最中に突然「犯人は私です」と平井が自白した。

支援者として被害者の母親に近づいたのは隠蔽工作かと思われたが、右京はどうも納得いかない。

そして逮捕された平井はさらに驚きの告白をすることに。

青年を殺害する前にすでに3人も殺しているというのだ。

この告白の数々は本当のことなのか?平井の真の目的とは?

<ここからネタバレ>

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  • 母親・彩子は、夫とは事件のことがきっかけで離婚し、現在胃癌を患っている。自分が生きているうちに犯人を探し出す、と平井と約束をしていた。
  • 平井が自供した殺害動機は、趣味で女装して街を歩いていた時に笑われたことだという。

平井が犯人だということを信じられない彩子は自分との約束を守るために自首したんだと否定する。平井のことを心底信頼している様子。

平井の自宅の本棚に沢山あった時代小説の中に、1つだけあった漫画が気になる右京。

他の歴史小説と比べて、熱心に繰り返し読んでいた形跡があることから、この漫画を知ったきっかけを聞くが「なんとなく」とはぐらかされたことに違和感を抱く右京。

そして平井は連続殺人の証拠を、施設の子供達とピクニックで行った場所にタイムカプセルを埋めた時に、一緒に入れたという。その中には殺害された被害者4人の殺害直後の写真と祐希を殺害した凶器のヒモが入っていた。

平井が計画通りに順序立てて自白しているようで怪しさを感じる右京。

▼13話のネタバレの続きと感想などはこちらから▼

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【相棒23】14話 2月5日放送 「中園照生の受難」

ゲスト:西山繭子

<あらすじ>

中園参事官(小野了)が突然音信不通になった事を自分の中国のせいかと考えた内村刑事部長(片桐竜次)が、特命係に中園の捜索を依頼する。

右京(水谷豊)と亀山(寺脇康文)は聞き込みを開始すると、中園が最近、老後の趣味を見つけようとしていたという情報を掴む。

そんな時、内村のスマホに中園が監禁されている動画が届く。

犯人の要求は、私人逮捕系動画配信グループのリーダーの解放で、従わなければ中園を殺害するという。

中園は警察の会見時に、このグループの事を非難していた為、その逆恨みで今回監禁されていると思われたが、右京たちは別の可能性を考えて、最近中園が通い出した盆栽教室を訪ねる。

教室の主催者・結城江梨子(西山繭子)に話を聞くと、教室で中園は人気者でトラブルはなかったという。

しかし捜査を進めると、何やら中園と江梨子の間に良からぬ噂があることがわかる。

誘拐の原因は、中園の不倫?動画配信グループと監禁事件の関係とは?

<ここからネタバレ>

中園は奥さんと娘で海外旅行に出ていて留守の間に、姿を消していた。

右京と亀山は中園の足取りを追ううちに、出勤する道で中園が娘からもらったと言っていたバックのチャームを見つけていた。無理に外れた様子から拉致現場はこの道だとわかる。

中園の拉致現場から剪定などで使われる盆栽用の薬剤の跡が見つかる。

それが付いている手袋で中園を誘拐した犯人。最近中園が始めたらしい盆栽でもこれを使う為、偶然の一致にしては都合が良すぎる。

ジャスティーズと盆栽の接点を探る亀山と、前園が通っていた盆栽教室を探る右京。

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●盆栽教室と誘拐事件は関係があるのか?

●中園参事官を誘拐したのはジャスティーズのメンバーなのか?

しかしジャスティーズのメンバーを確保すると、誘拐はやっていないという。

▼14話のネタバレの続きと感想などはこちらから▼

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【相棒23】15話 2月12日放送 「キャスリング」

ゲスト:佐野史郎

<あらすじ>

右京(水谷豊)がある山荘でチェスを指している。その相手とは…。

山荘の主人・奥田剛(佐野史郎)で、15年前に都内で発生した未解決の母子殺害事件の被害者遺族だった

当時、奥田自身にも怪しいところがあり警察から疑われた過去をもっている。

道に迷ったという口実で山荘に入り込んだ右京は奥田と2人きりで、山荘でチェスを指しながら事件の概要や現在の捜査状況について淡々と語り進めていた。

チェスを指しながら都心に残っている亀山(寺脇康文)にメッセージを送り、奥田の当時のアリバイ確認を依頼する。何か事情がある事を察して亀山は捜査を開始するが…。

一方、右京と奥田はチェスになぞらえた頭脳合戦に突入して行く。

15年前の事件の真相を特命係の2人は明らかにすることができるか?

ここがポイント

15話のタイトル「キャスリング」とは

チェスにおいて、1手でキングとルークを同時に動かして安全な陣形をつくるチェスの特殊ルールのこと。キャスリングすることで防御面を強化することができそう。

キャスリングを使うのは、右京なのか、それとも奥田か?このチェスのルールのことを頭に置きつつ楽しむと、15話が一層面白そうですね。

<ここからネタバレ>

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非番の日に右京はなぜ過去の未解決事件のことで山荘をわざわざ訪れているのか?

キャスリングを打った奥田の次の手を考える右京、ああ差せばこう差し替えされる。なかなかいい手が見つからないが、諦めないと難攻不落の城塞の穴を探そうとする右京。

「毎日1人で向き合ってきたおかげで、どんな手が来ても揺らぐことがなくなった」と意味深なことを言う奥田。

チェスの対戦になぞらえて、右京の頭の中と奥田の頭の中での創造の世界と現実世界が行ったり来たりする今回の話。チェスの対戦のように間違えた手を置いてしまうと、右京が指示して捜査をする亀山の命が危うくなる。

事件当日の奥田のアリバイを調べようとして、冷凍庫の倉庫に1人入る亀山が閉じ込められてスマホの電源も入らずに絶体絶命になったり、奥田の嘘の証言で危ない状況に追い込まれる亀山の姿は、果たして現実なのか?

しかしそれは右京の頭の中でシュミレーションされた出来事であり、右京を罠にはめようとする奥田の嘘から誘導されかける想像世界のことだった。それに直前で気づき、その度にさす手を変更する右京。

このチェスは何のためにやっているのか?この勝敗が事件解決への一手になるのか?

▼15話のネタバレの続きと感想などはこちらから▼

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【相棒23】16話 2月19日放送 「花は咲く場所を選ばない

ゲスト:松井愛莉、山谷花純

<あらすじ>

小手鞠(森口瑤子)に誘われて一面の菜の花畑を訪れた杉下右京(水谷豊)は、虻川希美(松井愛莉)という女性と出会う。

希美は、日本画の巨匠・虻川徹の娘で、自身もすでに高い評価を受けている美大生。小手鞠は、芸者時代に徹夫妻と交流があり、希美とも顔見知りだという。

その菜の花畑は1年前に、徹が心臓の病気で急死した場所でもあった。

その2か月後、画商の男性が刺殺される事件が発生する。現場の状況などから、希美が容疑者として浮上する。

警察の見解は、殺された画商が徹の死に関わっていて、それを知った希美が殺意を抱いたのではないかというもの。

捜査をはじめた右京と亀山薫(寺脇康文)は、行方が分からなくなっている希美を捜すために、被害者の画商が最近、推していた倉田ひかり(山谷花純)という画家から事情を聞くことにする。

ひかりは、希美と同い年の美大生だが、境遇の違いから接点はなかったと語る。

そんな中、徹の遺産を巡って驚くべき事実が明らかになる!

<ここからネタバレ

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ギャラリーを経営する画商の星郁夫が、背中をハサミで刺されて死亡、発見者はギャラリースタッフの西野

星と関係が悪かった人物として西野が娘の虻川希美の名前を挙げた。

  • 殺害現場にはカラの額縁が残されていて、絵は無かった。
  • そして現場に残されていた血液とイヤリングは希美のものだと判明する。

希美とは事件の日から連絡が取れず、実家も半年前に出て行ったきり。

右京が気になる細かいところ

  • 希美の画風が最近になって写実的なものから、そうでないものに変わった。
  • 虻川徹が亡くなる前後で、星の希美に対する態度が変わった、代わりにひかりの絵を買い集めるようになった。

右京と亀山がひかりの家に聞き込みに行くと、額縁に入っていたのはひかりの絵だったことが分かる。

ひかりは絵を届けに星のギャラリーを訪ねたことは認めるが、絵を渡してすぐに帰ったという。

ひかりの様子に何かを隠しているようで気になる右京と亀山。

そんな時、捜査第一課から希美が殺害現場から遠い防犯カメラに写っていたことで、容疑者から外れたことを聞く。

ではなぜ殺害現場に希美の血液とイヤリングが落ちていたのか?

希美とひかりの関係が謎を解く鍵となる。

▼16話のネタバレの続きと感想などはこちらから▼

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【相棒23】17話 2月26日放送 「盗まれた死体

ゲスト:松岡広大

<あらすじ>

事件1/

右京(水谷豊)と亀山(寺脇康文)は、偶然スーツケースを盗まれたという少女と遭遇する。

少女は弱みに付け込まれて〝運び″の指示を受けたが、中身が死体だと気づき逃走したが、仕返しを恐れて戻ったところだという。

その少女に指示を出したのがユキチだというが、スーツケースの中の死体は消えていた。

事件2/

同じ頃、闇バイトを使って金庫泥棒を繰り返す反社会組織『スカル』のリーダーでユキチと呼ばれる人物を追っていた、特別班の刑事が何者かに拉致される。

事件3/

さらにその娘も謎の集団に監禁されていた。

  • スーツケースと死体はどこへ行ったのか?
  • 刑事と娘を拉致した犯人の目的は?
  • 同時に起きたいくつもの事件に関係性はあるのか?

<ここからネタバレ>

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スーツケースを置いて逃げた直後に少女に電話がかかってきたことから、少女を見張っていた人物が持ち去ったと考え逃走経路を探す右京と亀山。すると血跡が見つかりその先に空のスーツケースが。

血跡を調べると過去のデータベースから、被害者は住田(松岡広大)という反社会組織のメンバーの可能性が高いことをつかむ。

そして住田の家を訪ねると、住田の大学時代の友達・廣岡が連絡がつかない住田を心配して部屋にいた。

部屋の中には闇バイトで使っているスマホが落ちていて、住田が自宅で襲われた形跡も見つかる。

その頃羽藤から角田課長のもとに、娘が事件に巻き込まれたから協力してほしいという内容でメールが届く。

羽藤の自宅へと向かった右京と亀山だが、室内で争った形跡があり羽藤は何か事件に巻き込まれていると疑う右京達。

▼17話のネタバレの続きと感想などはこちらから▼

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【相棒23】18話 3月5日放送 「怪物と聖剣」最終回スペシャル前篇

ゲスト:毎熊克哉、片桐仁、平山祐介、愛希れいか

<あらすじ>

年々被害が増え続ける“匿名流動型犯罪”だが、その統合捜査本部に駆り出されることになった右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)。東京の西エリアの武藏多摩川市で2カ月の間に起きた4件の住居侵入・強盗事件を捜査することに。捜査を進めていくと、4件目の橋迫倫子(愛希れいか)という都議の家の事件だけ違和感を覚える右京。

倫子はある内部文書をきっかけに、都の税金の不正流出疑惑の調査に打ち込んでいたという。もしや倫子の調査を邪魔しようと、闇バイト強盗に見せかけて脅迫する目的で、4件目の強盗事件は起きたのではないか?

倫子の調査とは、都の税金が100億円以上も流出していることを示すものだったことから、この事件が巨大な利権と絡むのではと睨んだ右京は、都知事の一岡(片桐仁)に会いに行くが、取りつく島なくかわされてしまう。

その頃、事件に何か関わっていそうな怪しい男・木原(平山祐介)や、不自然に右京に接触してきた浦(毎熊克哉)など、素性がはっきりしない人物が静かに動き始めた。

<ここからネタバレ>

4件目の被害者は都議の橋迫倫子/倫子は都の税金の使われ方を調べるために都議会議員になったという。

以前、都の税金の不正流出の証拠になる公文書が倫子の事務所あてに送られてきて、その文書が本物であるか確認するため都庁に開示請求をしたが、戻ってきた文書はほとんどの内容が黒塗りで伏せられたものだった。

倫子が帰宅して強盗犯によって黒く塗られた部屋を見たときに、この文書を思い出したという。

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犯人は金品を盗まず深夜まで居座り、都議である橋迫倫子の帰りを待っていたことからも、ただの強盗事件ではないと考える右京達。

事件の目撃者である倫子の娘・ほまれに犯人についての話を聞くことにする右京と亀山。するとほまれから有力な情報が。

▼18話のネタバレの続きと感想などはこちらから▼

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最終回スペシャルに、相棒シリーズ初出演の豪華ゲストが集結!

2週連続の最終回スペシャルだけに、ゲストも超豪華な実力派俳優がそろいました。


話題作に次々出演する毎熊克哉、圧倒的存在感のバイプレイヤー・片桐仁、善人、悪人自由自在に演じる平山祐介、元宝塚歌劇団月組トップ娘役の愛希れいか。そうそうたるゲストに最終回スペシャルの盛り上がりが期待されます。

さらには、警視副総監・衣笠(杉本哲太)、内閣情報調査室トップ・社(仲間由紀恵)、警務部主席監察官・大河内(神保悟志)など、相棒レギュラーキャストも顔をそろえる豪華さです。

【相棒23】19話 3月12日放送 「怪物と聖剣~決戦」最終回スペシャル

ゲスト:毎熊克哉、片桐仁、平山祐介、愛希れいか

<あらすじ>

各地で若者の遺体が見つかる事件が多発、その全員が右京(水谷豊)と亀山(寺脇康文)が追っていた武藏多摩川市の強盗事件の実行犯だった。

しかし4件目の都議・橋迫倫子(愛希れいか)の家の事件だけ他の犯人がいるようだった。

都知事・一岡(片桐仁)はド派手なパフォーマンスで熱狂的な支持者を集め、国政に進出。総理大臣の椅子に少しずつ近づいていた。

そんな中、利権が絡む凶悪な事件が発生する。

また、前回不自然に右京に近づいてきた謎の男・浦(毎熊克哉)も怪しい行動をしている様子。

さらに、強盗事件を指示した主犯として腕にニワトリの刺青がある男・木原(平山祐介)が浮上する。

右京が見落としていた原点とは?

そしていくつもの頭の生えた日本をのみ込もうとする怪物とは誰なのか?

<ここからネタバレ>

  • 水死体で見つかった若者たちは皆、何者かによって自殺と偽装工作されていた。
  • 主犯格に偽装されていた清田という若者もニワトリの刺青を最近入れ主犯格に偽装されていた。

都庁職員の石田が橋迫都議の事務所を訪れ、送られた公文書は本物で、年間100億以上の税金が、色々な事業や団体にノーチェックで流れていると告発したが、その数日後に石田は自殺と偽装されて遺体で見つかる。

一岡の動画配信が伸びているのに加え、他の動画配信者も一岡関連の動画を扱っていることから、一岡関連の利権に関係していると睨む右京たち。

突然特命係を訪ねてくる社は権力には興味がないと言いつつ、特命係の動向を探りに来た。社の思惑とは?

怪物の頭を切り落とすべく、聖剣はどこにあるのか?その聖剣を見つけるためにも、一岡関連の動画配信者の中から、一岡にたどり着く糸口となる木原という男の悪事を暴くことにする右京達だった。

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【相棒23】ドラマの縦軸で進む特命係の周辺を囲う警察上層部と政治家たちの権力争い

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映像のクオリティと共に、上層部や政治家を演じるキャストの重厚感が映画ばりにシーズンを重ねる毎に豪華になっていくドラマの相棒シリーズ。毎回1話完結で進む事件と絡めながら、上層部や国家権力の権力争いが複雑に絡んでくるのも相棒の魅力の一つです。

正義とは何か?今回のシーズン23でも、権力を正義とする上層部と特命係をはじめ現場主義の刑事たちの価値観がぶつかるところも見どころですね。

主軸のミステリーとともに、権力争いに絡んでくる正義についても一緒についていければと思います。

2話での「正義」についての考察

利根川が言っていたように、警察は政府を守るためのものだとしたら、

正義とはなんなのか?

時代とともに変わって人それぞれで正義と正義が戦うとどちらかが悪に見えることもあるのではと、正義というものが曖昧なものなのではという。

しかし右京は正義は一つだと思うと自信を持って言う。

互いに信じ支え合うことの大切さを未来に受け継ぐことが大切で、それを実現するために警察庁はできた。そしてその気持ちは1人では時に揺らいでしまいからこそ、持ち続けるために相棒がいるのでは。

●気になる登場人物を相関図と合わせて詳しく紹介しています。↓

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【相棒23】ネタバレ・あらすじは毎週更新!

  • 【相棒23】のネタバレ・あらすじ全話
  • 最終回までに進む特命係周辺の権力について紹介しました。

本記事は、ネタバレあらすじを最終回まで、毎週更新していきます。
一緒に相棒ワールドにどっぷり使って秋のドラマ鑑賞を楽しみましょう。

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