【相棒18】19話のネタバレと視聴率!ギャグ多しと思いきや大どんでん返し!
第19話 「突破口」
【相棒18】第19話が放送されました。【相棒18】もクライマックス直前ですが、まさかのギャグ多目の回となっています。
が、最後の最後で大どんでん返しが待っており、シーズン18の中でもかなり面白い話となりました。
今回の記事では【相棒18】19話のネタバレと視聴率などをお伝えします。
「相棒シリーズ」を視聴するには?
ついに【相棒シリーズ】がTELASA(テラサ)で配信開始しました。
- 亀山薫(寺脇康文)プレ~シーズン7
- 神戸尊(及川光博)シーズン8~シーズン10
- 甲斐享(成宮寛貴)シーズン11~シーズン13
- 冠城亘(反町隆史)シーズン14~シーズン19
右京さんと歴代相棒の活躍を楽しめます。
さらに水谷豊さんと反町隆史さんが出演、裏話満載の20周年特別配信もあります。
※ 全て2020年10月15日(木)現在の情報です。最新の配信情報はTELASA公式サイトでご確認ください。
【相棒18】19話の視聴率
今夜9時放送!『相棒season18』第19話「突破口」~謎の転落死事件は“口封じ殺人”!?暗躍する巨大権力…カギを握るのは気が弱すぎる、たった一人の目撃者!事件の意外な真相とは!?https://t.co/uKwVNKRtsy pic.twitter.com/HP204Xo1hZ
— 相棒 (@AibouNow) March 11, 2020
【相棒18】19話の視聴率は15.9%でした。
前回から0.5%ダウンもクライマックスに向けてまだまだ高水準です。
【相棒18】19話のあらすじ
与党幹事長で大物議員である松木(児玉頼信)の汚職事件に関与したとされる大手ゼネコン「データハウス」の社員・足立(関口まなと)が転落死する事件が発生する。
捜査一課の伊丹達は捜査に乗り出そうとするが刑事部長の内村(片桐竜次)から「明らかな殺人の証拠が無ければ自殺。これ以上捜査はするな」と圧力が掛かる。
権力による“口封じ殺人”ではと考え、特命係の右京(水谷豊)と亘(反町隆史)も捜査に乗り出そうとする。
すると珍しく青木が特命係に事件の捜査資料を持ってくる。
- 第一発見者は嘱託社員の山野(中本賢)で3階の窓から倒れている被害者を発見した
- 当時激しい雨が降り、窓も開いていたので指紋やDNAなどは採取できなかった
- 現場に争ったとはあったが上層部は「自暴自棄になったのでは?」と判断
- 指に骨折があったが、落ちた時の衝撃の可能性もある
とのことだった。
右京と亘はまずは山野から話を聞くことにする。すると捜査一課の伊丹と芹沢も合流する。2人は「青木に捜査資料を持って行かせれば特命係が動く、そうすれば捜査できる」と考えていた。
山野はかなり気が弱いらしく、右京はカウンセリングをするかのように優しく情報を聞き出していく。
- 足立から「スマホを忘れている」と連絡があった
- その時は自殺するような様子ではなった
- 3階の窓から足立を倒れているのを発見した後、料亭で松木や幹部達と食事をしていた部長の竹田(野仲イサオ)に連絡をした
- 竹田から「警察に届けろ」と指示があり、警備員に連絡してもらった
とのことだ。さらに会社で大柄の不審な男を目撃してことを思い出すが、顔は影ではっきりと見えなかったという。「犯人を目撃したのだから自分も狙われるかもしれない」と気が弱い山野は怯えてしまう。
一先ず伊丹達は話を切り上げ別の”突破口”を求めて捜査をする事にする。右京達は山野を1人にすると不安だと思い彼が作った鍋をご馳走して貰いながら話をすることにする。
- 昔はバリバリ働いていたが、今は何とか嘱託として会社にしがみ付いている
- 退職したら田舎に帰り、母親の面倒を見ながらのんびり暮らす
- 死んだ足立とは打ち解けていて汚職の疑いが掛かったまま死んでしまったのは無念だと思う
と鍋を食べつつ山野の話を聞く。終了後、亘は気になる事を調べるために別行動をする。
右京は「データハウス」へ向かい竹田部長と専務の池内(小田桐一)から話を聞く。「汚職は関与していなくやったとしたら足立の独断でしょう」とする竹田達。そんな2人に右京は「不審人物の目撃証言が出ているのですよ」と揺さぶりを掛ける。
事件現場の「データハウス」で合流する2人。現場は荒れていたがもし自殺にするならば犯人は片付ける時間は十分にあり不自然だった。
一方、亘は事件当時の山野の足取りを調べていた。
- 事件発生時に現場近くの防犯カメラに映っていてアリバイあり
- 料亭の仲居の話によると足立の死の連絡を受けた竹田は「大丈夫だよ」と落ち着いていた
という。
さらに二人は鑑識に証拠品を見せて貰う。現場には封筒を開けた際に出る切れ端がゴミ箱に捨ててあったが、中身は無かったという。さらに雨で濡れいていて指紋も採取できなかった。
一方、山野は竹田を呼び出していた。「自分が目撃証言したことは誰にも言わないでください。まだ死にたくないんです。」と必死に懇願する。
そんな山野の様子を謎の男が見張っていて…。
【相棒18】19話のネタバレ
右京と亘は上層部から呼び出され圧力を掛けられる。もちろん想定内で2人はいつものように無視、アダチがよく行っていた喫茶店で話を聞く。マスターによると足立は1週間前に本社の幹部達に呼び出されて、塞ぎ込んでいたという。
今度は伊丹から「事件当時に現場近くの防犯カメラに映っていたヤクザ者を引っ張ったから面通しの為に山野を連れてきてくれ」と連絡が入る。
一先ず山野の元に向かうと怪しい男が見張っていた。2人がその男を挟み撃ちにすると正体は捜査二課の刑事だった。松木の汚職疑惑について独自に調べていて「まだ死にたくない」と喚いていた山野を発見、竹田らが動いてボロを出すと思って見張っていたのだった。
”突破口”が見つからない無いまま右京と亘は再度事件現場を調べる。現場の窓から被害者が倒れていた場所を見る右京。
「僕としたことが…」
右京はある事実に気づくのだった。
その夜、右京と亘は山野の家に向かい追求していく。
山野は警察に連絡する前に足立が死亡していたことに気づいていて嘘の証言をしていた。
3階の窓から足立が倒れているのは発見したのならまずは救急車を呼ぶのが自然なはずで、これで右京は嘘を見破っていた。さらに山野の母親はすでに亡くなっている事も調べが付いていた。
そして、足立の死は汚職を強要されて実行してしまったこと、竹田を始めとした幹部達に圧力を掛け続けられたことを苦にしての自殺だった。
足立から連絡を受けた山野は普通ではないと思い会社に駆けつけるとすでに命を絶った足立を発見。竹田に連絡をしたのだが、
「我が社は大丈夫だよ…松木先生が付いているんだ。検察は動かない」
と足立の死についてまったく気にとめてもいなく、まるで命を絶つことを望んでいたかのようだった。
さらに山野は封筒に入っていた足立の遺書を発見。そこには彼の苦悩が記されており、さらに竹田達の不正の証拠が記録されたUSBが残されていた。
「検察に渡っても松木に握りつぶされて終わりだ…」そう考えた山野は殺人であるかのように現場を偽装、嘘の目撃証言をした。さらに「自分が殺されるかも」と騒ぎ立てる。
「捜査一課が動けば竹田達はボロを出すかもしれない」
山内は鬼になることにして、これが自分にできる”突破口”だった。
「右京達に竹田達を起訴して欲しい」と懇願する山内。しかし、あくまでも検察の仕事でありそれでは何も変わらなかった。
「ならば自分を逮捕してください、裁判になれば足立君の遺書を証言できる」とする山内。それで罪に問われるのはせいぜい偽計罪で検察はまず起訴しない。
「だったら足立君を殺したのは自分だ!。逮捕してください!!」
と山内は涙を流しながら訴える。
「鬼になっても…貴方はそうおっしゃいましたよね…」
と右京は山内と話をする。「彼を殺人罪で誤認逮捕するつもりですか?俺はそんなやり方反対です!!」と亘。だが、「責任は僕が取ります…」と右京は覚悟を決めていた。
右京は因縁もあるはずの弁護士・連城建彦(松尾諭)に山内の弁護を依頼する。
そして、裁判が終わり右京はいつも通り特命係で紅茶を入れていた。
実は右京は山内に足立の遺体の指を骨折させたことを確認、死体損壊の容疑で捜査一課に逮捕させた。取調べで犯行は認めた上で動機を黙秘する。その動機を立証する証拠として連城弁護士は法廷で始めて足立の遺書とUSBを提出した。
こうすれば力のある松木でも手が出せず、これが決めて手となり竹田達は汚職の容疑で逮捕されることになった。全ては右京の目論見どおりだった。
だが、松木に対してはこれからが本番だ。
右京「とりあえず君は人の話を最後まで聞いてくださいね」
亘「いやいや右京さんの説明が悪いですよ」
右京「おや?いきなり人のせいですか?」
2人はいつもと変わらないやり取りを繰り広げるのだった。
【相棒18】19話の感想まとめ
クライマックス直前のギャグ回
特命係 空気嫁その2#相棒18 #aibou#右京さんまでまさかの pic.twitter.com/2vskLqV37M
— spike (@spikenokakurega) 2020年3月11日
今日イチの個人的ハイライト
②④⑦…①と③な気もする
組対5課の皆さんww#相棒 #相棒18 #aibou pic.twitter.com/IgPrsQRGyZ
— ゆりこ (@1632yuri) 2020年3月11日
- 伊丹達が青木を特命係にけしかける
- 亘は見抜いており「持ちつ持たれつつで行きましょう」と提案
- 気の弱い山内をほっとけずいっしょに鍋を食べる
- どんどんネガティブな考えをする山内、それに対して余計な一言をいう亘
- 強面の8人が集められての面通し
とクライマックス直前ですがかなりギャグ要素が多かったです。
裁けない巨悪
まさかのギャグ回と思いきや山内の真の目的は「巨悪に一矢報いる為」とかなり重かったです。気の弱いおじさんでしたが、熱い思いを秘めていました。
ところがそれでも巨悪を裁くのは難しく、厳しい現実が立ちふさがっています。
大どんでん返し
今日の相棒18は話の導線がシンプルだけど外連味が効いていて、コメディと悲壮感が良い感じに出ていて、大当たり回だった…(ついでにUSBと隠蔽でハイロー指数も高かった…)
— aib (@ageha_W_star) 2020年3月11日
そして、右京さんは機転を利かせてこの巨悪を裁くことに成功しました。骨折という序盤の伏線を回収して最後の数分での大どんでん返しです。
- ギャグが多い
- 成す術がない状況
- 大逆転
の三部構成はお見事でした。
さて来週は【相棒18】もいよいよ最終回です。右京さんが花の里が無くなったことでスランプに陥る中、”最強の証拠捏造”に挑むことになります。2時間スペシャル、警察上層部など”相棒オールスター”が総登場です。
2020/3/18日(水)20:00~最終回2時間9分スペシャルをお楽しみに。
コメント