ドラマ【Aではない君と】のキャストとあらすじ!佐藤浩市が挑む難役の演技は必見

Aではない表紙

佐藤浩市・天海祐希のW主演で、吉川英治文学新人賞を受賞した薬丸岳作品がついに実写化!

わが子は罪を犯した少年Aなのか?親の苦悩を描く本格ヒューマン・サスペンスです。

今回はスペシャルドラマ『Aではない君と』のキャストとあらすじについて。

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『Aではない君と』は2018年9月放送!佐藤浩市・天海祐希W主演

Aではない君とポスター

『Aではない君と』は、テレビ東京系で2018年9月21日夜9時に放送のスペシャル(=SP)ドラマ

原作は『天使のナイフ』『友罪』などの実写化もある薬丸岳の同名小説。

脚本は朝ドラ『ゲゲゲの女房』大河ドラマ『八重の桜』などの山本むつみ。

監督はドラマ『アンナチュラル』(TBS)、映画『コーヒーが冷めないうちに』(2018年9月公開)などの塚原あゆ子。初の2時間ドラマ演出に挑みます。

チーフプロデュ―サーの稲田秀樹は『ヘッドハンター』が好評だった方。

人気原作と豪華スタッフで贈るスペシャルドラマの気になるキャストとあらすじは?(随時更新します)

SPドラマ『Aではない君と』のあらすじ

吉永圭一(佐藤浩市)のもとへ前妻から連絡がきた。中2の息子・青葉翼が同級生への殺人容疑で逮捕されたと言う。

ネットでは翼の実名や個人情報がさらされていく…。吉永は早速、弁護士の長戸光孝を通して接見するが、翼は沈黙を貫く。

やがて被害者の父親は、翼の万引き事件を担当した弁護士・藤井智康と分かる。吉永は息子がそんな恩人の息子をなぜ殺したのか理解できない…。

翼が沈黙するならば、“逆送”つまり公開の法廷で刑事審判を受けることになる…。

長戸は、お母さん弁護士・神崎京子(天海祐希)を吉永に紹介。しかし神崎をもってしても翼に変化はない。

行き詰まる神崎は、保護者が弁護士同様の立場となれる『付添人制度』の存在を知る。

はたして吉永はこの制度を利用し息子の心の叫びを聴くことができるのか…

『Aではない君と』主演キャスト:佐藤浩市

佐藤浩市(役:吉永圭一)

Aではない佐藤

登場人物:吉永圭一……穂村建設企画部の部長。部下に信頼され、新プロジェクトの美術館建設の責任者にもなる。しかし元妻に引き取られた一人息子の翼が死体遺棄事件を起こしてしまう。父親として沈黙する息子に向き合い、真相解明に挑む。

キャスト:佐藤浩市(さとう こういち)……1960年12月10日生まれ。父は俳優の故三國連太郎。日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を『忠臣蔵外伝 四谷怪談』『64-ロクヨン- 前編』で、同賞の最優秀助演男優賞を『ホワイトアウト』『壬生義士伝』で受賞している。

※佐藤浩市の薬丸岳原作の実写化作品出演は、映画『友罪』に続き2回目。

『Aではない君と』注目キャスト:天海祐希

天海祐希(役:神崎京子)

Aではない天海

登場人物:神崎京子……翼の事件の担当を引き継いだ弁護士。三児の母。悩んだ末に肉親が弁護士と同等の役割を果たす「付添人」制度を吉永に提案する。

キャスト:天海祐希(あまみ ゆうき)……1967年8月8日生まれ。元宝塚歌劇団月組トップスター。『緊急取調室』ほか数々の連ドラで主演を務めてきた人気女優のひとり。ドラマの主演は『パディントン発4時50分〜寝台特急殺人事件〜』(2018年3月24日放送、テレビ朝日)以来の半年ぶりになりそう。

※佐藤浩市とがっつり共演するのは初めて。喜びと緊張で複雑だが「全身全霊でぶつかろう」とコメントしている。

SPドラマ『Aではない君と』のキャスト一覧

杉田雷麟(らいる)……役:青葉翼:吉永(佐藤浩市)の息子

戸田菜穂……役:青葉純子:吉永の元妻

市川実日子……役:野依美咲:吉永の恋人で部下

山本耕史……役:中尾俊樹:吉永家族を追う週刊誌記者

八嶋智人……役:長戸光孝:吉永が最初に頼る弁護士

寺島進……役:井川:吉永の息子が働く居酒屋の店主

安田顕……役:家庭裁判所調査官・瀬戸

仲村トオル……役:藤井智康:被害者少年の父であり弁護士

山﨑努……役:吉永克彦:吉永の父

SPドラマ『Aではない君と』のみどころ

佐藤浩市が難役「少年Aの父」に挑む!

SPドラマ『Aではない君と』の見どころは、佐藤浩市が難役に挑むこと。

なんと親が子ども(少年A)の弁護をするのです。

少年法十条には”保護者は、少年が付添人弁護士に何も話さない場合、自ら少年の弁護活動を行うことができる”という規定があります。

タイトル『Aではない君と』の意味は、罪を犯した未成年=少年Aだが仮名ではない君(=我が子)と向き合うということ。

少年犯罪は加害者を「少年A」と仮名で報道します。しかし事件関係者だから「Aではない」つまり名前を知っているということ。

佐藤浩市の役どころは非常に難しい役。佐藤はこの重い作品に「我々ができるだけ逃げずに向かい合って」作ると意気込みをコメントしています。

この秋見逃せない1本になる

原作者が、登場人物の人生に寄り添い、描き切った末の結末。

ドラマはラストどこまで描くのかは見てのお楽しみ。だが、自分の現実の人生に置き換えて、視聴者それぞれが考える作品になることは間違いないでしょう。

筆者は原作を読了しましたが、結末を知っていても内面に訴える文章とはまた違った楽しみがドラマにはあります。

佐藤浩市、天海祐希の演技が見たくてワクワクしてなりません。この秋、必見の一本です。

(記事内の画像出典:公式サイト)

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