吸血鬼映画【アビゲイル】あらすじネタバレ!アビゲイルに惑わされるキャスト一覧も!
日本では2024年9月に劇場公開された映画【アビゲイル】。
バレリーナ姿の子どもが、吸血鬼となって誘拐犯を襲いまくる、情報量過多な予告編が話題となりました。
本記事では、映画【アビゲイル】のあらすじ・ネタバレやキャスト情報などについて書いていきます。
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映画【アビゲイル】あらすじ
アメリカのとある路地裏、大金をもとめて集まった6人の犯罪者たち。
年齢も出どころもバラバラな男女は、ボスの指示のもと豪邸へと侵入し、バレリーナ姿の少女を誘拐します。
難なく誘拐に成功した6人は、浮かれ気分で車を走らせますが…。
映画【アビゲイル】最後までネタバレ:アビゲイルの弱点は?
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以下、映画本編の結末にふれています!未鑑賞の方はご注意ください!
寄せ集めの誘拐犯6人は、ボスのランバート(演/ジャンカルロ・エスポジート)によって、アジトに集められました。
廃墟でありながら豪華なつくりのアジトには、酒や食べ物、娯楽が常備されています。
一時の仮住まいで、「誘拐してきた少女を24時間監禁しろ」と命令された6人。
6人はそれぞれジョーイ・フランク・サミー・リックルズ・ピーター・ディーンとあだ名を付けられ、素性を明かさないまま過ごすことが命ぜられます。
ランバートは、6人をネズミ軍団と呼び嘲笑いました。

【スーサイド・スクワッド】的設定
6人のうち、実生活で子どもをもつジョーイ(演/メリッサ・バレラ)が、少女の世話係に。
同年代の息子を思うと、少女を不憫に感じるジョーイは、独断で少女の目隠しを取り、手錠をゆるめてしまいます。
ジョーイのやさしさに、すこしだけ心を開いた少女は、名を「アビゲイル」と明かしました。
そして、「あなたたちはかわいそう。私の父親はクリストフ・ラザールだから」と言うのです。



マフィアの大ボス
ランバートの指示で動いていただけの6人は、ラザールの名に戦慄。
「ラザールの手下といわれるバルデズが、我々を殺しにやってくる」とビクつきます。
バルデズは、極悪非道な殺し屋として名を馳せていました。
やがて深夜となり、6人が屋敷内で散り散りになったころ、手始めのように何者かによってディーン(演/アンガス・クラウド)の首がはねられます。
ディーンの死にパニックを起こす5人。
矢継ぎ早にリックルズ(演/ウィリアム・キャトレット)も、何者かに一瞬で半身の肉を削がれ絶命。
いよいよ、バルデズの復讐と感じた残りの4人は、ランバートに命ぜられた当初のミッション“24時間少女を見張る”を完了するため、力をあわせて生き残ることに。
4人は、少女・アビゲイルを監禁している部屋へ集合します。
パニックに陥る4人の前で、アビゲイルはそっと手錠を抜けます。
次の瞬間、アビゲイルの口元には牙が生え、瞳が異様な輝きを放ち、バレエを舞いながら4人に襲いかかったのです。



ヴァ、ヴァンパイアだ!
一旦は危機を回避した4人ですが、ヴァンパイアに対する知識は人並みにしかない模様。
なんとないイメージでニンニクや十字架のモチーフを用意してみたものの、アビゲイルには効果がありません。
覚醒したアビゲイルはどんどんと力を増し、ついには空中浮遊をしながら4人に襲いかかります。
やっとのことでアビゲイルに強い鎮静剤を打ちこんだ4人は、アビゲイルを檻に閉じ込めることに成功。
目覚めたアビゲイルは、ランバートは自分の下僕であり、そもそもの誘拐計画自体がアビゲイル主導であることを暴露します。
恐れられていた“バルデズ”は、アビゲイルだったことが判明。
もちろん、ディーンとリックルズの殺害もアビゲイルの仕業です。
まさしく6人は“檻のなかのネズミ軍団”。



フレッシュな人間の血がほしかったの
ヴァンパイアとして不死身の肉体をもつアビゲイルは、何世紀もの間を生きてきました。
今回の誘拐事件は、自らの父親・ラザールの組織に不義理を働いた6人を意図的に集めることで、制裁も兼ねていたのです。
優位に立ったアビゲイルは、食欲をむきだしに4人に飛びかかります。
危機一髪、ジョーイがとっさに窓枠をたたき割り日光を浴びせると、アビゲイルは、体の一部を破裂させてひるみました。



アビゲイルの弱点は日光だった!
アビゲイルとの攻防のなか、サミー(演/キャスリン・ニュートン)が腕をかまれ、ヴァンパイアに“感染”してしまいました。
アビゲイルの手先となったサミーは、ピーター(演/ケヴィン・デュランド)をかみ殺します。
ジョーイとフランク(演/ダン・スティーヴンス)にも襲いかかるサミーですが、日光に当たり全身を破裂させて絶命しました。



ヴァンパイアは全身が破裂すると死ぬらしい
ついに2人になった人間チームは、指揮者であるランバートのもとへ。
すでにヴァンパイアの姿になったランバートを見て、絶望する2人。
ランバートは、アビゲイルとその父・ラザールに一矢報いるため、「ヴァンパイアになって反撃しないか」とフランクを誘います。
なかばやけっぱちで承諾したフランクは、ランバートに体をかませヴァンパイアに。
しかし、ヴァンパイアとなったフランクは、皆殺しを企んでいました。
早速ランバートを殺すと、ジョーイに襲いかかるフランク。
すると、アビゲイルがやってきてジョーイをかばったのです。



ジョーイが面倒を見てくれたことを恩義に感じてたアビゲイル
フランクが破裂し、ジョーイはアビゲイルと2人きりに。
そこへ、アビゲイルの父・ラザール(演/マシュー・グード)が登場。
緊張するアビゲイルとジョーイでしたが、娘を守りきってくれたジョーイに感謝したラザールは、ジョーイを解放するのでした。
映画【アビゲイル】キャスト:追悼文は誰に?亡くなった俳優は?
メンタルヘルスの問題を抱えていたアンガス。
HBOの人気ドラマ【ユーフォリア/EUPHORIA】のレギュラーでもありながら、25歳の若さでこの世を去りました。
映画【アビゲイル】では、特徴的な口調が憎みきれないおバカな青年・ディーンを好演。
続いて、個性ゆたかなキャスト陣を紹介します!
- アビゲイル役/アリーシャ・ウィアー
- ジョーイ役/メリッサ・バレラ
- フランク役/ダン・スティーヴンス
- サミー役/キャスリン・ニュートン
- リックルズ役/ウィリアム・キャトレット
- ピーター役/ケヴィン・デュランド
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アビゲイル役/アリーシャ・ウィアー
マシュー・ウォーチャス監督【マチルダ・ザ・ミュージカル】の主人公・マチルダ役でブレイクしたアリーシャ。
演技力のみならず、バレエの身のこなしでホラー映画界にアビゲイルという新アイコンを誕生させました。



続編ありそうすぎ!期待大!
ジョーイ役/メリッサ・バレラ
映画【アビゲイル】の監督陣の過去作である【スクリーム】シリーズでメインキャストを務めてきたメリッサ。
信頼のキャスティングでファイナルガール・ジョーイを演じています。
血みどろになりながらアメ玉をくわえるジョーイがハイライト。
フランク役/ダン・スティーヴンス
ビル・コンドン監督【美女と野獣】の野獣役が有名なダン。
本作【アビゲイル】での野獣・フランクは余裕のビースト越え!
甘いマスクとサイコなキャラとのミスマッチが恐怖です。
サミー役/キャスリン・ニュートン
ペイトン・リード監督【アントマン&ワスプ:クアントマニア】のキャシー・ラング役で知られるキャスリン。
くりっとした瞳と愛らしいフォルム、抜け感のあるキャラクター・サミーが【アビゲイル】の癒しどころでした。
終盤、アビゲイルとシンクロするシーンはキレキレ!



本作で一番すきなキャラでした!
リックルズ役/ウィリアム・キャトレット
ジョーイといい感じなのかと思いきや、序盤でBANされた謎キャラ・リックルズにはウィリアム・キャトレット。
元狙撃兵ながら銃での活躍はなし。
死に際のピクピク微振動がトラウマ的で怖かったです。
ピーター役/ケヴィン・デュランド
【ウルヴァリン:X-MEN ZERO】【ロビン・フッド】と大きな体を活かした配役の多いケヴィン。
【アビゲイル】では、そのみためを逆手に取ったピーターの弱気なキャラクターがキュート!



ピーターの驚き方おもしろすぎた
アビゲイルに超攻撃されても、なかなかへこたれない素敵なキャラでした。
映画【アビゲイル】配信・レンタルはどこ?
映画【アビゲイル】は複数のサブスクリプションサービスで配信されていますが、今回はAmazonプライム・ビデオとU-NEXTの2つをおすすめします!
Amazonプライム・ビデオ
Amazonプライム・ビデオでは、48時間500円のレンタルで本作を見られます。(別途月額600円)
また、2,500円で購入すれば何度でも見放題!
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月初に付与される1,200ポイントを利用することも可能!
映画【アビゲイル】ネタバレあらすじ・キャストまとめ
バレリーナ×吸血鬼という、あらたなホラーアイコンの登場に、続編への期待が高まります。
全体にライトな作風で、気軽に楽しめる雰囲気もステキ。
本作の見どころである、血液ほとばしるグロシーンについては、また別の記事で特集します。


映画【アビゲイル】、ぜひ配信でご覧ください!
<文中引用>Wikipedia