【みかづき】3話のあらすじネタバレと視聴率!高橋一生の純粋さに泣かされる!
画像出典:NHK
【みかづき】3話のあらすじと視聴率!
高橋一生・永作博美主演のNHK土曜ドラマ『みかづき』第3話が2019年2月9日(土)に放送されました。
第3話は夫婦がすれ違い!高橋一生の純粋さに泣かされる!?
今回はドラマ「みかづき」3話の視聴率とあらすじについて。(見逃し配信はNHKオンデマンド、U-NEXTで)
この記事の目次
1.【みかづき】3話の視聴率
2.【みかづき】3話のあらすじネタバレ
3.【みかづき】3話の感想
4.【みかづき】3話のまとめ
【みかづき】3話の視聴率
【みかづき】3話の視聴率は4.9%
前回の第2話から0.6ポイントのダウンとなりました。
前作、20時15分時代の土曜ドラマ『不惑のスクラム』の第3話の視聴率は3.6%。
本作『みかづき』3話は「不惑…」3話を1・3ポイント上回る数字となりました。
【みかづき】3話のあらすじネタバレ
土曜ドラマ【みかづき】第3話 「翳(かげ)りゆく月」 NHK総合:2019年2月9日(土)よる9時放送
ときは昭和51年(1976年)12月。
吾郎(高橋一生)は、古書店の店員・一枝(壇蜜)からソ連の教育者・スホムリンスキーの著作を強引に渡された。
読んだら感想を200文字以内で述べるように指定されている。家の寝床に持ち込んで読みふける。
そんな中、塾では偏差値を出して欲しいと親たちが吾郎に詰め寄る。
最近は競争に心を奪われている、と嘆く吾郎。一枝に興奮して語る…
スホムリンスキーは子どものことを探検家で世界の発見者だと言っている。
いい点を取らせるためでなく、生きていくための知力をつけることだ、と。
一枝にスホムリンスキーのことを書いてみたらと勧められ、編集者も紹介してくれた。
家にて、千明に執筆の件を話す。大変だけどやってみたい、と。
蕗子の失恋
そんな中、吾郎と千明の八千代進塾はテレビ取材された。
成長した蕗子(黒川芽以)は恋人・泉(須賀健太)を連れて両親・祖母に挨拶。勢いで結婚を申し出たが…。
泉は自分の親が反対している、と打ち明ける。父が官僚で母が良家のため、塾の仕事に理解がないという。
塾を下にみてる、と千明が憤り、微妙な空気の中、テレビのニュースが流れた。
しかし事務局長・頼子(風吹ジュン)がずっと話し、番組は終了。
千明は塾の経験を生かして夫が出版する、吾郎も妻が激戦区の船橋に二校目を出す、とお互いの仕事をフォローして泉にアピール。
しかし蕗子の恋愛は破綻してしまった。
翌年、昭和54年の春。
蕗子は公立小学校の高校の教員となった。
中学生の約4割が塾に通っている。この年、共通一次試験も始まり、受験戦争を加熱させた。
吾郎の著作はベストセラーになり、塾はさらに大きくなって千葉進塾となる。
一枝も記念パーテイに呼ばれていた。田舎に帰るという。
吾郎はどこなのかと聞いたが、一枝は答えてくれない。
しかし別れ際、○○とささやいたが、内容は明かされない。※現代(2019年)で孫の一郎(工藤阿須加)が吾郎の自叙伝を読んでいるという設定のため、原稿で伏せられていた。
塾の方針の違いと家庭の危機
そんな中、船橋校で4人のベテラン教員が突然退職した。
吾郎は代わりに船橋校に教えに行く。すると、講義内容が早すぎると判明。
船橋担当の勝見(勝矢)が「知らなかったのか」と驚く。
その夜。千明の母・頼子(風吹ジュン)の誕生会の日。
吾郎と千明は衝突。授業が受験のための進学塾に変わっていたからだ。
千明は、補習だけでは経営できないと告げる。
吾郎は、忘れたのかと詰める。太陽が照らし切れない子どもたちを照らす月、それが塾だと言ったじゃないか、と。
太陽も月も関係ない…千明は言い放った。変わるしかないという。
祖母を放っておいてケンカする親に対し、蘭(少女時代:蒔田彩珠)は家を飛び出して交通事故に遭う。
蘭は自転車にぶつかりそうになり転んだ。少し縫ったものの大事に至らなかった。
その夜の寝室。
菜々美 (小菅汐梨)「なんで言い合いするの?お父さんのこと好きじゃないの?」
千明「好きよ、お父さんのことも、みんなのことも大好きよ、大好きだから頑張っちゃうんだよね」
病院にて。
吾郎は、「何も知らないくせに」と妻に言われたことを気にして、蕗子と蘭に尋ねる。
実は、頼子が不治の病に冒されていた。最後の誕生日だったかもという蕗子。
後日、頼子は入院する。
蕗子は(執筆を)大切にしたいから、頼子の病気を黙っていたのだという。
頼子は「楽しかったなあ」と振り返ったあと、「あなたの人生を生きて欲しい」と吾郎に告げた。
手術は10分で終了。もう手がつけられないからだ。最期は自宅で息をひきとった。
その後…千明は自社ビルを持つ、そして進学塾とする路線変更を打ち出す。
吾郎は反対し、塾長を辞めることにする。家も出ていった。
「許さない!」蕗子も家を出ることにした。
【みかづき】3話の感想
#みかづき 吾郎が家を出て行く夜の家族の描写はドラマオリジナルですね。原作には無いです。ここでね、千明は娘たちにお弁当を買ってくるのね。夫を追い出した、こんな悲しみと痛みが軋む夜にも子供にご飯を用意する。働く母なのね、綺麗事だけじゃ生きていけない。その表現に唸るのね。
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) 2019年2月9日
三日月は欠けて見えてるだけで、実は欠けてないんや。
見えてない豊かな部分が沢山あるんや。
そんな話な気がした。
何となく。
#みかづき— しおさば (@siosaba_gohanni) 2019年2月9日
#みかづき#みかづき一挙アンコール でやっと追いつき。
神経質で暴走特急でかわいらしい女性を演じると何故か光る永作博美さんと、優しいけど腰の据わらない男性を演じるとやっぱり光る高橋一生くん。それだけでも見る価値があるのに、この、スピード感があるのに要点を押さえた脚本の素晴らしさよ。— なな@ドラマ鑑賞アカ (@Sleepingnana) 2019年2月9日
高橋一生が出て行くシーンとか、胸が痛くてドラマとは思えないのは演者さんとか演出が素晴らしいからなのかしら?
— 手動氷かき🍧(バラ氷でも👌) (@dirtyhousework) 2019年2月9日
一枝にあの本を渡されたのが既に転機だったのかもしれない。自分の理念に覚醒して、自著を書くことによって更に自分の理想を深掘りする。そうして自分だけの世界に潜ってしまう。それ自体に良し悪しはないのだけど。2人が同じ三日月を見ていても、もう夢を共有していないのが切ない。 #みかづき
— Q (@epiphany_1994) 2019年2月9日
【みかづき】3話のまとめ
高橋一生に泣かされました。
妻役の永作博美との喧嘩シーン。そして家を出ていくシーンにも胸が詰まります。
高橋一生さんの役、ほんと、純粋です。いつまでも初心を持ち続けているのって難しいもの。
ラスト。おなじ三日月をみていても夫婦で違ってしまった月(≒塾)。
こういうリアルな、すれ違いが原作小説の持ち味でもあるので、短い全5話ですが、よく要所をまとめています。
まだ幼い、菜々美が泣くシーンも見ていてつらいです。
もちろん誕生会シーンの蘭も。(日テレのドラマ「anone」の幽霊役で視聴者を泣かせた蒔田彩珠が、またも良い演技をします)
そんな中、ひとり凛とした佇まいの千明。お弁当を買ってきて食べてね、という現実感もなんだか切ない。
楽しかったという、祖母の台詞も印象的。
楽しいこと、やりたいことは人それぞれ違うのかもしれません、ならばこの別れも仕方ない?
私は「星の王子さま」の作者の言葉を思い出しました…
愛とはそれはお互いに見つめ合うことではなく、いっしょに同じ方向を見つめることである
出典:随筆集『人間の土地』(著者:サン=テグジュペリ)
同じ方向を見つめるのが愛。塾(仕事)の方針が違うかたといって夫婦は続けられるかもしれません。
けれど公私ともに歩んできた二人。お互いにみつめ合いすぎていたのも、離れた原因かも。
そんな哀愁に浸る、「みかづき」第3話でした。
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