ドラマ【黄昏流星群】第6話の視聴率とネタバレ!登場人物の後ろめたさ度を解析する!
ドラマ【黄昏流星群】第6話の視聴率とネタバレ!
それぞれの後ろめたい気持ちが交差して、絡まる感情。
春輝の告白に戸惑う真璃子。美咲に突きつけられた条件に完治は!?
【黄昏流星群】第6話の視聴率
第6話の視聴率は6.5%!
0.2ポイントだけダウン。
【黄昏流星群】第6話のあらすじ
縮まるそれぞれの距離
ついに栞と結ばれた完治。真璃子には銀行の同期と飲んでいたら帰るタイミングを逃したから井上(平山祐介)の家に泊まると電話した。そんな完治を心配そうに見つめる栞。
翌朝、栞と朝食をともにし、清々しい朝を迎えた完治。しかし、完治を送り出した栞は体に異変を感じる。一方、帰宅早々出社する完治の姿に途方に暮れる真璃子は、友人の聡美(八木亜希子)に夫の浮気は確定的と打ち明ける。旅行先でかかってきた栞からの電話や外泊、あからさまに浮気と判る行動に、問い質す気にもなれない真璃子。
美咲と春輝の結婚を進めるため両家で顔合わせをすることになり、日野家に出向いた完治たちは、豪華な邸宅や母・冴の厳しい目、凛とした物言いに圧倒される。早く孫をと望む冴のプレッシャーを窮屈に感じる美咲。帰り道、完治は美咲に戸浪(高田純次)と別れるのか問い質す。きちんと別れるから心配しないでと答える美咲。
春輝は、冴の主治医からガン再発の可能性を宣告されたことを思い出していた。冴が結婚を急がせるのはそのためだった。
完治が出社すると、川本(礼二)が荒れていた。メインの取引先から契約を打ち切られたというのだ。完治は融資を頼むため、かつての勤め先、若葉銀行へ向かう。
若葉銀行へ行くと井上の顔が見えた。「おうっ」と手を挙げたが、そっけなく行ってしまう井上。同僚から井上は完治の退職後、上司にうまく取り入って本店融資部長に出世したことを聞かされる。融資をお願いする完治だが難しいと断られてしまう。後ろの部長席にいる井上は知らん顔。帰り際に井上を捕まえ、お願いしてみるが、「お前が俺の立場だったら融資するか?」との問いに「しない」と答える完治。無理なことは自分が一番わかっていた。
荻野倉庫に戻り、川本(礼二)に報告すると益々荒れ、罵声を浴びる。
居酒屋「一番星」で栞に愚痴を言う完治。銀行時代にわからなかったことが逆の立場になって始めてわかり世間知らずだったなどと話す。「すみません、こんな話ばかり」と謝る完治に「瀧沢さんのこと、いろいろ知りたい」と嬉しそうな栞。栞も、いつか健康食の小さなお店を開きたい。と夢を語る。
完治vs戸浪
「明日から急に出張になった」と言い出す美咲。式場選びの予定だったが、「お母さん代わりに春輝と行ってきて」と任せる。出張は嘘ではないかと疑った完治は、それとなく本当か聞くが、「何言ってるの」とあしらわれる。
戸浪の大学を調べ、会いにきた完治。「瀧沢です」と名乗ると少し戸惑うように自分の自宅に案内する戸浪。本や昆虫の標本が散らかる部屋で「あの娘の心を弄ぶようなことはやめていただきたい」と強くお願いする。戸浪は「弄んではいない。同じ時を過ごしているだけ。星が何万分の一の確率ですれ違うように、お互いの人生が何万分の一で重なった。人生にはこんなこともあるんですね」と静かに答える。ふと栞のことを思い出す完治。
春輝の告白
出張の支度をしている美咲が咳き込んでいる。心配した真璃子は風邪薬を待たせようと美咲の寝室に入り、旅行用のポーチの中に避妊具があるのを見てしまう。
翌朝、美咲を送り出した真璃子は完治に「出張じゃないかもしれない」と避妊具のことを教える。「気づいたら普通止めるだろ、何送り出してるんだ」と怒る完治に、「結婚と恋愛は別って言ってた。あの娘にはあの娘なりのけじめのつけ方がある。それを信じるしかない」と冷静に言う真璃子。
井上が上司に掛け合い、少額だけなら融資出来ると連絡が入り、川本に報告する完治。だが、川本は少ない金額と顧客の見直しを提案する完治に逆ギレし完治の手を払いのける。そのはずみで段差から落ちた完治は台車の下敷きになる。救急車で運ばれるのを栞が目撃する。
一方、真璃子は春輝と式場の見学。協会のバージンロードを歩く美咲を想像する真璃子の腕をつかみ、自分の腕に絡ませる春輝。
ウエディングドレスを見て回るふたり。自分は着れなかった話をする真璃子に「今でも似合いますよ」と言う春輝。「結婚式の準備を母親に任せるなんて、何でも話せる友達親子だと思っていたのに、私だけだったみたい」と春輝のことを思いやる真璃子に、「他に好きな人がいると打ち明けられた。でもその人とは結婚できない。だから僕とする」と告白する春輝。母を安心させるために早く結婚したいという自分と同じだという。そして「僕にも好きな人がいます。僕が好きなのは真璃子さんです」と打ち明ける。「私のこといくつだと思ってるの」と戸惑う真璃子に、「僕はあなたが辛い時に受け皿になれればと思っています」と言う春輝。
その時、真璃子の携帯に完治が病院へ運ばれたという連絡が入る。
美咲のけじめに完治は?
春輝と共に病院へ駆けつける真璃子。病室の完治は足の骨にひびが入った程度で元気だった。心配した真璃子と完治のやり取りを見て寂しげな春輝。
栞が病院へ駆けつける。受付で病室を聞こうとするも家族ではないという理由で教えてもらえない。そこへ美咲が来る。「娘です」と病室を聞く美咲の声を聞いている栞。美咲が栞に気づく。固まる美咲。
病室に入ってくる美咲。旅行を切り上げて来てくれた美咲に嬉しそうな完治。「先生といたのか?」「うん、学会で金沢へ行くのについて行った。楽しかった」と素直な美咲。先生が帰りなさいと言ったけど、帰りたくなかった。と、本音を言う。
「先生とは別れなさい。そしてけじめをつけなさい」とあらためて諭す完治に、「うん、わかった、別れる」と答える美咲。しかし続きがあった。「その代り約束して。お父さんもあの人と別れて」
固まる完治。
【黄昏流星群】第6話の感想
後ろめたい人々の心
このドラマ、主要の人物6人がすべて後ろめたさを持っている。それぞれの後ろめたさ度を勝手に考えてみた。
完治
後ろめたさ度36%
完治は真璃子に対して感謝や愛情を示す場面が一度もない。彼は仕事上のストレスだけで不倫に走っている。悪いこととは重々承知した上で自分の欲求にを我慢することは出来ない男のように見える。なので後ろめたさはさほど感じていないと思える。
栞
後ろめたさ度90%
独り身の女が家庭のある男と恋することは、かなりの後ろめたさがある。それ相応の覚悟で日陰の女に徹することが出来るのであれば、後ろめたさはそれほどないだろうが、純粋な栞はそういう女ではなさそう。なので後ろめたさはかなりあると思われる。
真璃子
後ろめたさ度65%
真璃子は、自分への自信のなさが根底にあり、それを唯一理解してくれる春輝の言動に心を揺り動かされている。完治への愛情が冷めているわけではなく、完治の浮気と春輝の優しさの間で板挟みになっている。なので後ろめたさは高いが、常識に外れることの恐怖や自分の淋しさを埋めることの方が優先になっていると考えられる。
美咲
後ろめたさ度10%
若いので常識外れはあまり考えていない。戸浪との関係は両者だけにしかわからない世界があって、誰にも理解出来ないし、理解してもらおうとも思わない。ある意味、完治よりも大人な考え方を持っている。
春輝
後ろめたさ度10%
美咲の割り切った考えを理解しつつも、自分も割り切った考えを持っているところもあり、真璃子への愛情には後ろめたさを持っていない。割り切った結婚をしようとしている二人は、ほぼ同じくらいの後ろめたさしか持ち合わせていないのではと思える。
戸浪
後ろめたさ度5%
酸いも甘いも経験してきた年齢を鑑みて、美咲の将来のことは考えつつも自分の感情には素直に生きているものと思われる。ダメならダメでいいと割り切っていて、美咲の感情に任せているのかもしれない。美咲が別れを切り出せば素直に従い、追うことはしないだろう。なので後ろめたさはほとんどないと考えられる。
と、勝手に解釈してみましたが、みなさんはどう思われますか?
こんなことを踏まえて今後の展開を見てみようと思います。
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記事内画像出典:公式HP
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