【まんぷく】29話の視聴率とあらすじ!加地谷のハンコに泣かされるとは!
朝ドラ【まんぷく】29話のあらすじと視聴率!
安藤サクラ主演、NHK朝ドラ『まんぷく』第29話が11月2日金曜日に放送されました。
今回は【まんぷく】29話の視聴率とあらすじネタバレについて。(見逃した方はU-NEXTで)
【まんぷく】29話の視聴率
【まんぷく】29話の視聴率は22.1%
29話時点で、自己10位の高視聴率です!
【まんぷく】29話のあらすじネタバレ
みんながハンコ作りをする中、今まで通りに絵を描くように言われる。
しかし絵を描く場合でなく、義母・鈴(松坂慶子)の手伝いをすることに…。
実は、忠彦は色の区別がつかなくっていたのだ。
一方、神部茂(瀬戸康史)は、香田家の庭掃除をしていた。
彼は、福子(安藤サクラ)たちが居候している香田家に忍び込んできた泥棒だ。
戦争で家も家族も失い、路頭に迷った末に魔が差して泥棒に入ったとのこと。
実は大阪帝大出の秀才だということがわかり、子どもたちの家庭教師として家に置いてもらうことになる。
夜。忠彦は画家であるから諦められないはず、と福子は思う。
季節は冬になった。ある日、闇市に出かけた福子と萬平(長谷川博己)は、見覚えのある顔をみつけた。
萬平を裏切った加地谷(片岡愛之助)との因縁の再会だ…。
福子は怒り心頭だが、萬平は福子を止めた。もう憲兵はいないからだ。
加地谷は自分でも生きてる意味が分からなくなっていた。自分は「戦争で死んだ」という。
萬平は憲兵の拷問があって福子と結婚できたと告げ、福子に帰ろうと促した。
萬平は人を恨むことでは頑張れなかった。
翌日。萬平は神部を加地谷のもとへ行かせる。
「諦めないでください。あなたの人生の主役はあなただから。」という伝言と共に【加地谷】のハンコを渡した。
加地谷は「おおきに」と涙した・・・
【まんぷく】29話の感想
加地谷(片岡愛之助)のハンコに泣かされる!
萬平さんからの判子が、きっと加地谷さんを再び生きさせるんだろう。
萬平さんは、戦争と、その中で生きていた人間について深く深く考えてきたから、赦すことができたし、それが自分のためにもなると思えたんだろう。
判子作りがこんなふうに繋がるとは…すごい物語をありがとうございます#まんぷく pic.twitter.com/WstDoM0osM— こもも (@kaburaran) 2018年11月2日
一銭もつけずに判子を渡したのは、加地谷に同情するつもりも援助するつもりもなく、ただ発破をかけ立たせる萬平さんのまっすぐな思いなんだろうなと。
何も知らない神部君に託したのは加地谷のプライドを守る事にもなるし、きっとこれから萬平さんを支えて行く存在のバトンにもなるのかも。#まんぷく— 碧也ぴんく (@pinkjyoudai) 2018年11月1日
加地谷さんへの伝言を神部くんに託すことで、その言葉は神部くんへのエールにもなるな。戦争は個人の名前や属性や個性を奪い、数字で十把一絡げに数えられる兵隊、国民、敵国人、に変えてしまう。個人の人生や命の重みが消されてしまう。個人に名前を与える小さいハンコの重みに泣ける。 #まんぷく
— ほうじ茶 (@BegaChin) 2018年11月2日
自分の証明 は手のひらにのる小さいものでできるんですね。たぶん「許された」ことがいちばん大きい。 #まんぷく
— おかざき真里 (@cafemari) 2018年11月1日
自分という男は戦争で死んだと言う加地谷に、自分が何者であるかを証明する判子を贈る萬平。自分の人生の主役になれ、自分の人生を生き直せ、と。今日も男と男の間に吹き抜ける最大瞬間風速がすごい。熱い。#まんぷく
— azukKi (@azukki_) 2018年11月1日
【まんぷく】29話のまとめ
まさか加地谷のハンコに泣かされるとは!
なんという脚本・演出。
戦争で死んだという加地谷が、自分の名前が彫られたハンコをもらうことで、生きる勇気・力をもらったラストシーン。
観てる方も、もらい泣きです!
みんな、自分の人生の主役。…思い出すのは「天は自ら助くる者を助く」と説く名著『自助論』(著者:サミュエル・スマイルズ)の言葉。明治時代に翻訳され、それ以降、多大の影響を与えました。
「自分で自分を助けようとする精神こそ、その人間をいつまでも励まし、元気づける」「自分に対して最良の援助者になれ」と語る本書と、ドラマの萬平の想いがダブります。
結局、自分で自分を助けることが必要。そのために彫ったハンコをプレゼント。
自分で渡さず神部に頼むのも気遣いが感じられて心憎い。名前がある、ちゃんとここに加地谷がいる、というエールに感じられました。
復活した加地谷と萬平の再会も期待されますね。
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