ドラマ【乱反射】のキャストとあらすじ!妻夫木聡×井上真央W主演・放送日は?

乱反射

ドラマ【乱反射】のキャストとあらすじ!

妻夫木聡×井上真央W主演の注目作『乱反射』放送日はいつ?

原作は貫井徳郎の同名ミステリー小説。

日本アカデミー賞受賞の映画『舟を編む』の石井裕也・演出で実写化!

今回は2018年秋のSPドラマ【乱反射】の放送日、キャスト、あらすじ、原作について!

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目次

SPドラマ『乱反射』の放送日

乱反射場面写真1

放送日:2018年9月22日(土)よる10時15分~

ついに決まった放送日は、9/22(土)22時15分~24時08分

しかし、なぜ午後10時すぎなのでしょうか。

実は、SPドラマ『乱反射』はお蔵入りの危機だったようです。

放送日は延期していた…

当初は2017年の年末年始か、2018年3月末までに放送予定でしたが…

週刊誌「女性自身」がテレビ局関係者に聞いた話しによると、東京のキー局の編成部門でトップが交代したことが理由のようです。

真実はともかく、撮り終わった作品が無事に放送できて良かったです。

SPドラマ『乱反射』のあらすじ

乱反射場面写真2

主婦、老人、医師、造園業者…平凡な人々が、目をつむってこっそりする「小さな罪」。

そんな「小さな罪」が連鎖して積み重なり、2歳の男の子の命が奪われる事故が起こる。

新聞記者である被害者の父親・聡(妻夫木聡)は、息子の死の真相を突き止めようとする。

「小さな罪」を働いた人たちに次々に接触。

が、彼らは自分のしたことが「殺人」だとは認めない。

それどころか、誰もが怒りをあらわにし、父親を逆に非難する。

のです。 誰も謝罪をせず、誰もが人のせいにし、自分の責任を認めない。

決して法では裁けない「殺人」。

残された遺族の父親と母親(井上真央)は沈黙するほかないのか―。

※放送後のネタバレはコチラ…

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SPドラマ『乱反射』W主演キャスト①:妻夫木聡

妻夫木聡(役:加山聡)

乱反射chart_sumabuki

登場人物:加山聡(かやま・さとし)

東都新聞社の記者。妻・光恵(井上真央)と2歳の息子・翔太と3人暮らし。普段は事件事故を取材する側だが、今回は被害者の父親という当事者の立場から真相を探ることになる。

キャスト:妻夫木聡(つまぶき・さとし)…1980年12月13日生まれ。福岡県出身。 ホリプロ所属。2001年、映画『ウォーターボーイズ』で映画初主演。以降、大河ドラマほか主演多数。日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を『悪人』(2010)『怒り』(2016)で受賞。人気と実力を兼ね備えた俳優。

・山田洋次(「東京家族」「家族はつらいよ」)、李相日(「69 sixty nine」「悪人」「怒り」)、行定勲(「JamFilms JUSTICE」「きょうのできごと a day on the planet」「春の雪」)など名監督たちの作品の常連。

・『乱反射』原作者・貫井徳郎の作品では、映画『愚行録』(2017)に主演している。

・井上真央とは意外にも初共演で、注目が集まっている。

SPドラマ『乱反射』W主演キャスト②:井上真央

井上真央(役:加山光恵)

登場人物:加山光恵(かやま・みつえ)

聡の妻。幼い子どもを育てながら入院中の義父を見舞ったりと忙しい毎日に疲弊しており、聡の母と嫁姑の折り合いも悪くなっている。

キャスト:井上真央(いのうえ まお)…1987年1月9日生まれ。神奈川県出身。アン・ヌフ所属。2005年の『花より男子』(TBS)で連続ドラマ初主演を務め、シリーズ化されて大ヒット。以降、朝ドラ『おひさま』(2011)大河ドラマ『花燃ゆ』(2015)で主演を務めるなど活躍。

・映画『八日目の蝉』で日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞など映画賞を多数受賞。

・2018年は映画『焼肉ドラゴン』(6月22日公開)に出演したが、ドラマ出演は『明日の約束』(2017年10月-12月)以来となる。

ドラマも映画も出演本数が少ない井上真央。大河ドラマ以来のドラマ出演となった『明日の約束』は暗い物語で視聴率が一桁でしたが、評価は高かった作品。本作も重めの題材ですが、希少な井上真央のドラマ。見届けたい作品です。

SPドラマ『乱反射』のキャスト一覧

ドラマ【乱反射】相関図

乱反射相関図1

(公式サイトより)

加山家のキャスト

乱反射相関図2

・加山 聡(演:妻夫木 聡)…息子の事故の真相を追う新聞記者。

・加山 光恵(演:井上 真央)…聡の妻。

・加山 翔太(演:小岸 洸琉/子役)…事故に遭った2才の息子。

・加山 路子(演:原 日出子)…聡の母。59才。あまり見舞いに来ない息子の妻・光恵に不満を感じている。

・加山 彰(演:大鷹 明良)…聡の父。64才。脳梗塞で倒れ、三蔵中央病院に入院中。

東都新聞社のキャストと相関図

乱反射相関図3

・海老沢 一也(演:北村 有起哉)…東都新聞社のデスク。聡の上司。

・大塚 かなえ(演:相楽 樹)…東都新聞社の記者。聡の後輩。

市役所・造園業者など街路樹トラブルのキャストと相関図

乱反射相関図4

【市役所・道路管理課のキャスト】

・上村 育夫(演:光石 研)…三蔵市役所道路管理課職員。麟太郎の上司。

・小林 麟太郎(演:芹澤 興人)…三蔵市役所道路管理課職員。道路拡幅に伴う街路樹伐採の事前調査中、大量の犬のフンを片付ける羽目になる。しかし犬のフンを拾うために公務員になったんじゃないと、仕事を放置する。

【石橋造園土木のキャスト】

・足達 道洋(演:萩原 聖人)…石橋造園土木の社員。樹木医の資格を有する。市の委託を受け、街路樹の診断をする。息子の誕生をきっかけに極度の潔癖症を患い、不潔なものに触れられない。しかしそのことを隠している。

・石橋 忠行(演:鶴見 辰吾)…石橋造園土木の社長。道洋に全幅の信頼を置き、息子のように可愛がっている。

【街路樹によるトラブルが起きたキャスト】

・久米川 治昭(演:三浦 貴大)…三蔵中央病院の内科医師。夜間救急外来などの当直アルバイトを掛け持ちしている。医師としての責任を負うのが嫌で、救急要請を断ってしまう。

・粕谷 静江(演:筒井 真理子)…ハナから道路拡幅に伴う街路樹伐採の話を聞き、反対運動の中心的人物になっていく。自らの虚栄心を満たすために、街路樹の伐採の反対運動を起こす主婦のひとり。

・田丸 ハナ(演:梅沢 昌代)…専業主婦。道路の拡幅工事で街路樹が伐採されると聞き、反対運動をしようと考える。

・三隅 幸造(演:田山 涼成)…定年退職後、家に居場所を無くし、救いを求めて飼っている愛犬トイプードルを溺愛。ひどい腰痛で犬のフンの始末をしないで、街路樹の根元に放置してしまう。

そのほかのキャスト

・羽鳥 恵美(演:堀内 敬子)

・足達 泰代(演:前田 亜季)

・三隅 菊江(演:田島 令子)

・芦澤 真人(演:大石 吾朗)

・佐々倉 研二(演:モロ師岡)

・斉木さん(演:竹内 都子)

・男(演:大塚 ヒロタ)

・女(演:吉谷 彩子)

SPドラマ『乱反射』の原作

原作:貫井徳郎「乱反射」(朝日文庫)

乱反射原作

画像出典:Amazon

スペシャルドラマ【乱反射】の原作は貫井徳郎(ぬくい・とくろう)氏の同名小説。

貫井氏は、1968年東京都生まれ。東京都渋谷区出身 早稲田大学商学部卒、不動産会社勤務後、1992年退社。

デビューは1993年、『慟哭』(第4回鮎川哲也賞の最終候補作)

2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞。

原作『乱反射』は画期的な作品!(日本推理作家協会の選評より)

選考委員は赤川次郎、伊坂幸太郎、歌野晶午、北村薫、佐々木譲(アイウエオ順・敬称略)

いずれも人気の推理作家です。

しかし赤川氏が「テーマに共感しにくい」、伊坂氏が「答え合わせ感が強い」、歌野氏も「知ってる情報の後追い」、佐々木氏「全編いやな日本人」と不満点をあげています。

それでも筆力は皆さんから絶賛されています。受賞の決め手となったのは、北村薫氏のべた褒めという指摘があるからでしょう。

・北村薫の選評(抜粋)

『乱反射』はミステリ史上、画期的な作品である。現代において、古典的あるいは原則的トリックに挑み、成果をあげることがいかに困難か。推理作家なら、それは骨身にしみて分かる筈である。それを作者は、『虚無への供物』に通じる、社会を──世を見つめる眼を持つことによって達成した。(出典:日本推理作家協会

イギリスのある推理小説では達成できなかったことに挑み成し遂げたそうです。

その画期的な作品とはどんな内容か?皆さんはドラマを見てから読みますか、読んでから見ますか?

どちらにしても画期的な原作の実写ドラマ、見逃せません!

SPドラマ『乱反射』のまとめ

妻夫木聡×井上真央の初共演、監督は日本アカデミー賞監督の石井裕也、原作:貫井徳郎。

期待値が上がるキャスト・スタッフです。

このドラマの登場人物は、主婦・造園業者・医師・定年退職者など、よくある人ばかり。

しかし、事件に関わる人間が、どこにでもいる人たちばかりであることが、この物語の結末に重くのしかかっていきます。

自分の身にいつか起きるかもと置き換えながら見られるドラマ。この結末に注目です。

※記事内の画像出典:公式サイト

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