【アナログナース】2話の感想!“師長”江口のりこの退場に衝撃!再登場の可能性は?

松下奈緒主演・【アナログナース〜デジタルってなんなんだよ!?〜】2話「パワハラ看護師長と妊婦患者の秘密」が10月29日(木)に放送されました。

1話から面白いと評判だった【アナログナース】、2話も好評ね。

医療ドラマとしてツッコミどころはあるけれど、エンタメと割り切って楽しんでいる人たちが多いんじゃないかな。ただ、師長役の江口のりこさんがいなくなるのは残念だよ。

それでは【アナログナース〜デジタルってなんなんだよ!?〜】2話の感想をお届けします。
※この記事はネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

【アナログナース】2話の感想

病院が目指すものとは


百井メディカルセンターでは、リスク回避と経営効率化を理由に産婦人科部門の廃止が断行されました。
COO(最高執行責任者)の萬里小路かよ(冨永愛)が推進する「リスクゼロパー改革」の一環で、病院長・百井太郎(高橋英樹)も認めています。
しかし、妊婦の二本松明美(野波麻帆)は、看護師長の田中一二三(江口のりこ)に信頼を寄せていて同院での出産を強く希望していました。
すでに産婦人科が閉鎖されているため出産を受け入れることはできないと、転院先の産院へ向かうよう伝える一二三でしたが、那須田灯(松下奈緒)は明美がふくらはぎを痛がる様子に気づき血栓による心不全の可能性を予見します。
そうなった時に百井メディカルセンターならすぐに手術の対応ができると考えた灯はあらかじめ手はずを整えておきました。
明美から灯に破水したという連絡が来て、一二三も腹をくくって受け入れることにします。
助産師の資格を持つ一二三が励ましながら分娩を介助し、元気な赤ちゃんが産まれました。
しかしその直後明美は急変し肺塞栓による心不全を起こしたのです。
案じたことが現実になった灯は神戸大五郎(津田健次郎)に執刀を依頼し、無事に手術は成功します。
灯の手配と一二三の決断が、母子を救ったのです。
しかし、萬里小路は激怒して一二三を解雇処分にしました。
病院が産科を閉鎖しているのにもかかわらず妊婦を受け入れたことで高いリスクを負ったことを許さなかったわけです。
萬里小路がオペ室に明美を運ぶのを阻止しようとした時、一二三に「寝言抜かしてんちゃうぞ。邪魔や!」と一喝されました。
プライドが傷ついたことでしょうね。
この時、明美はECMO(体外式膜型人工肺)を必要とするほどの一刻を争う病状でした。
萬里小路の言うことを聞いて他の病院に搬送していたら、明美は助からなかったでしょう。
一二三が怒鳴りつけたのは、少しでも早くオペ室に運びたかったからです。

リスクやプライドよりも目の前の命を救うことが大事、経営の効率化よりも患者のためになることを考える、病院はそうあってほしいなあ。

経営が悪化したら立ち行かなくなって結局患者に迷惑をかけることになるから難しいところなのよね。
でもやっぱり患者第一に考えてほしいわよね。

百井メディカルセンターが現在進めているDX化は、本来それ自体が目的ではないでしょう。
あくまでも、働きやすい環境を整えるための手段、患者に対するサービス向上の手段のはずです。

キャラが立ってきた羽鳥

2話では、羽鳥哲生(井上祐貴)がどんな人物かよく伝わってきました。
公私ともに神戸の良き理解者のようですね。

「神戸先生だって別れた奥さんの心をわかってたら離婚してないでしょ」なんて言えるのは心許し合う関係だからだよね。

「今その話しすんなよ~」って神戸先生チャーミングだわ。

萬里小路が一二三が勝手に妊婦を受け入れたことを問題視した時、羽鳥はその時の状況を報告しに行きます。
患者はすでに破水し児頭が露出した状態で来院したため他病院への移送は不可能だと看護師たちが判断したこと、患者の下肢にあった静脈血栓が肺動脈へ飛散していたこと、この病院なら万が一肺塞栓が起こっても心臓血管外科とECMOがあるからという考えのもと受け入れたこと。
しかし、萬里小路は羽鳥のわかりやすい説明を受けてもなお、一二三の解雇を決めたのです。
自らには直接関わりのないことなのに看護師たちを守るために動く羽鳥は、正義の人ですね。

そういえば羽鳥先生は灯のことを「森に住む鳥のように自由で自然体なんですよ」って言ってるよね。

自分と同じバードウォッチングが趣味だとわかって、灯への見方が変わって来たのかもしれないわね。

神戸と灯の攻防

処置室を明美の出産で使うため、灯はそこにいた神戸を追い出すのですが最後は大外刈りをキメます。
「まさかナースに大外刈りくらうとは思わなかったな」と羽鳥につぶやく神戸。
「見事な受け身でしたよ」と羽鳥が言うと、
「投げ方がうまかったんだよ。って褒めてどうすんだ俺」と神戸。

神戸先生、なんだか楽しそうだったなあ。

手術が成功して、一二三に心からお礼を言われた時は嬉しそうに笑顔を向けた神戸でしたが、その直後灯が「お疲れ様でございました」と声をかけると踵を返して「ヘパリンの持続点滴、ミリ単位で狂わすな。それと胸腔ドレーンの出血量バイタルの変動から目そらすな。大外刈りのペナルティーだ」とダメ出しします。
「承知いたしました 」と言って、去って行く神戸の背中に丁寧にお辞儀する灯。

神戸先生カッコいいな。頼もしい!

「縄文人のくせに生意気だぞ」
「縄文人が自分より劣っていると思う現代人こそ浅はかなのでは?ふっ」
「今のふっってなんだ!浅はかってなんだ!」
「ふっ」
「またやった」
って、神戸先生と灯は仲良く喧嘩してるとしか思えない。

人間味あふれる病院長

百井病院長は、灯が「お給料は現金の手渡しでお願いいたします」と言った時も「昔はみんな給料袋で渡してたなあ」と笑顔で受け入れましたし、一二三が旭を平手打ちしたという報告を受けた際も「ビンタか…私も昔よくやられたもんだよ」と懐かしみます。
おおらかで温かい人物なのでしょう。
萬里小路が推進するDX化に賛成はしていますが、自身はアナログ人間。
デジタルとアナログのせめぎあいを体現している人物と言っても良いかもしれません。
今回の一二三の退職はかなりショックだったと思います。
アナログ派の神戸とは、「大ちゃん」と呼ぶくらい親しい仲のようですね。
今後の萬里小路VS灯のキーになるのは、百井病院長かもしれません。

マデカヨの孤独

萬里小路かよのそばには、輿水貴(木原勝利)、金原豊(前原滉)、茶木学(松本慎司)の“デジタル腰巾着三兄弟”というイエスマンたちしかいません。
豪華なディナーをともにするのは心地良い言葉を言ってくれるAIです。
灯のように“仲良く喧嘩する”相手もいません。
自分の理想だけで作り上げる閉じた世界の中で、孤独ではないのでしょうか。

AIと乾杯して、野うさぎのロワイヤル食べて、AIに「君にもたまにはそういう野性味があるよね」なんて言われて満足そうだったけどね。

元々看護師だった彼女が、COO(最高執行責任者)まで上り詰めて事務長や医師たちを従えるようになったわけですが、それまでの経緯が気になります。
彼女の過去が明かされる日は来るのでしょうか。
自分が掲げた「リスクゼロパー改革」に背く田中一二三師長は、退職させました。
“マデカヨ”こと萬里小路に真っ向から逆らうのは、今や那須田灯のみです。
ただ、その構図が今後も続くとは限りませんね。
アナログのスキルや感覚を大事にする灯が病院スタッフたちに影響を与え、マデカヨの方針に従わない人たちが増える可能性もあるのでしょうか。

マデカヨ自身が変わっていく姿も見たいなあ。

国民の息子・中沢元紀

連続テレビ小説『あんぱん』で“国民的弟”として評判になった中沢元紀さんですが、4月期のドラマ『時すでにおスシ⁉』では、永作博美さん演じる主人公の息子役で心優しい青年を演じ、視聴者の心をつかみました。
本作では真面目で誠実な看護師・梅田旭を演じています。
2話のラストで、実は彼は田中一二三師長の息子であることが明らかになりました。
両親の離婚とともに、幼い頃母親と離れ離れになってしまった旭。
しかし、母親の一二三を“理想の看護師”として尊敬し、同じ道を進んできたのですね。
ずっと旭に厳しかった一二三ですが、明美の出産時に旭がベストなタイミングで保育器を運んできた時は「梅田くん…!」と嬉しそうでした。

中沢さんは母親思いの役がぴったりだよね。まさに“国民的息子”!

師長が退職したのは残念だけど、きっと旭が“お母ちゃん”の志をついでがんばってくれるわね。

新たな看護師長・笑子に期待!

一二三が退職し、福山笑子(安藤玉恵)が新しい看護師長に決まりました。
笑子は、一二三が退職と決まった時に「病院側と戦いましょう」と声を上げた人物です。
看護師たちの良きお姉さんであり、いざとなったら言いたいことをしっかりと口にできる笑子。
一二三は信頼して彼女に後を任せました。

「実は誰よりも乙女で純粋な一面を持つ」と公式の説明にあるので、そんな場面が今後出てくるのかな。

なんと言っても演じているのが安藤玉恵さんですもの。笑子の活躍、楽しみだわ。

灯の昭和歌謡とノート

1話で、灯がザ・ピーナッツの『恋のフーガ』(1967年)を歌ったのは、百井病院長が手術前にピーナッツを食べた話を一二三に聞かれそうになったからでした。
「え?ピーナッツがどうかしたんですか?」と一二三が言うと、即座に灯は「ザ・ピーナッツ」と冷静に答えます。
「パヤパヤパヤ…」と口ずさみながらカートを押して出て行くシュールな光景。

曲がる時に「あの人が消えてゆく雨の曲り角」と歌うタイミングの見事さ!

一二三に「優秀だけど相当変わってますね」と言わせた場面です。

単に病院長をかばうシーンだと思ってたけど、灯は2話でも昭和歌謡を歌ってたわね。これは恒例になりそう。

2話では、森進一の『おふくろさん』(1971年)を歌った灯。
「梅田さん、我が子が空へと羽ばたく姿を誇らしく思いながら親鳥は静かにその場所を譲るのです」と告げた後に歌いながら去って行きました。
旭へのエールの歌なんでしょうね。

それにしても、現在40歳の灯は1985年か1986年生まれのはず。生まれる前の歌謡曲を歌詞を見ないで歌えるなんてすごいな。
これからのラインナップも楽しみだね。

また、灯がまっちゃん食堂に預けてあった大量のノートも気になります。
「手術記録」のようですね。
全部持っていくのは重いよと店主の松田松子(清水ミチコ)に言われた灯は「じゃあ2021年からのものを」と告げて返してもらいます。
2021年と言うと、『ドクターX』シーズン7の5話で灯が大門未知子と会った頃ですね。

江口のりこの退場が寂し過ぎる!

「明美さーん、落ち着いて。まだいきまんといてね。ゆっくり降りましょう。ゆっくりでいいよ、頭気をつけてね。ゆっくりゆっくり」
「上手や、その調子その調子」
「あとちょっと一緒に頑張ろな」
「うちらが絶対守るから安心して身ぃ任せとき」
「でかした。ようやった明美さん!」
破水して動揺している時、いきんで苦しい時、師長に明るい声で励ましてもらったことは明美にとって大きな支えになったでしょうね。
手術が終わって明美の顔を見つめる一二三は、とても優しい表情でした。
厳しい面もありますが、本来患者想いの温かな看護師であることがよくわかります。
旭は「田中師長は僕の理想とする看護師です。尊敬しています」と言っていましたね。
江口のりこさんは、師長の厳しさと温かさを丁寧に表現し、コミカルなシーンも抜群のセンスで彩ってきました。
そんな江口さんがまさか2話で退場してしまうなんて。
松下奈緒さんとのシーンはシビアな場面もユーモラスな場面も相性抜群でしたし、冨永愛さんとの対峙シーンも迫力があって見応え充分でした。
本作の重要な核の一人であり華の一人だったので、本当に寂しく残念です。
江口のりこさんが、舞台『果てない〜甦る母篇〜』(11月7日~12月29日)を控えているという事情も関係しているのかもしれませんね。
灯が一二三を見つめる目は敬意のこもったものでした。
「たとえどんなリスクがあるとしても一つの命が生まれるのは尊いことです」ときっぱり言う誇り高きナース、田中一二三に再び会えますように。

最終回に少しでもいいから出てほしいなあ。

【アナログナース】2話のまとめ

「私は命の現場という数字では測れない尊い場所で誇りを持ってこの仕事をしてきました。それをただのリスクの対象として扱われるのは到底受け入れられません」
この一二三の言葉が、本作の主題なのかもしれません。
一二三の再登場を願いながら、今後はさらに各キャラクターが掘り下げられて、単純なアナログVSデジタルの構図にとどまらない展開を期待したいです。
“デジタル腰巾着三兄弟”の「Ack」や灯の昭和歌謡などお約束の場面も楽しみですね。
3話の放送は、11月5日(木曜)21:00からです。
どうぞお楽しみに!

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