スペシャルドラマ『119エマージェンシーコール2026 YOKOHAMA BLACKOUT 』が2026年新春に放送!
本作は2025年1月期の連続ドラマ「119エマージェンシーコール」のスペシャルドラマ。横浜市消防局の通信指令センターが舞台。119番通報に応答して救急車や消防車の出動を指令する指令管制員(ディスパッチャー)の活躍が描かれる。
新作スペシャルでは“AI管制員”の導入が議論されたり、大みそかを迎えた横浜で起きた大規模停電での指令管制員の奮闘が描かれました。
この記事では、ドラマ『119エマージェンシーコール2026 YOKOHAMA BLACKOUT』の視聴率、ネタバレ・あらすじ、感想などを紹介していきます。
【119エマージェンシーコール2026】の視聴率
【119エマージェンシーコール2026】の視聴率は分かり次第お知らせします。
【119エマージェンシーコール2026】のネタバレあらすじ・感想
新キービジュアル解禁!!😳
停電した横浜の景色と緊迫した通報に対応する司令課3係らの姿を描いた新たなビジュアルが完成しました!🚒#119エマージェンシーコール#イチイチキュー pic.twitter.com/n7j17gLlAy— 『119エマージェンシーコール2026正月SP』 フジテレビ系にて1月3日放送!【公式】 (@drama119_cx) November 23, 2025
あらすじ
年末の横浜市消防局・通信指令センターは、例年以上に慌ただしさを増していた。粕原雪(清野菜名)ら司令課3係が対応する電話口の向こうでは、事故や病気、火災、そして年末行事特有のトラブルが次々と発生している。
その3係には新たにベテランの関家高規(長野博)と新人の綿貫なずな(莉子)が加わっていた。そんな中、指令管制員の箕輪健介(前原滉)は、議員の秘書・山岡悠美(丸山礼)から今度議員に会わないかと話を持ちかけられていた。ある日、3係のメンバーたちの前に、AIエンジニアの原龍臣(柏原収史)がやってくる。原は「AI管制員」の導入を目論み、兼下睦夫(瀬戸康史)や与呉心之介(一ノ瀬颯)、堂島信一(佐藤浩市)らは戸惑う。
人間の仕事を機械に置き換えるべきかどうかという対立が浮かび上がる中、高千穂一葉(中村ゆり)は原に思うところがあるようで…。また、新島紗良(見上愛)も異動先の救急隊で活躍していた。そして迎えた大みそか。突然の大規模停電により、横浜市内は混乱に陥る。事故、火災など、同時多発的に起きた事案の通報が殺到し、通信指令センターは対応に追われることに…。
AI導入を推す原も立ち会う中、通報を受ける管制員たちは、冷静な判断と想像力を駆使し、必死に現場へとつなぎ…。
助ける側のリスク:関家のトラウマ
物語序盤、粕原雪は、新入りながらベテランの関家に対し、「もっと丁寧に通報者の声を聴くべき」と訴えます。しかし関家は「問題なかった」と相手にしません。
その後、関家が対応した人に関して再び通報があり、救急搬送されます。
その後、雪と関家が現場に行って、想像。
おそらく、酔っ払いと思われた倒れていた人は、発見者が通報してくれたのですが、ろれつが回っていなかったのはすでに脳梗塞の影響があったと予想されます。ペットボトルの水がうまく飲めていなかったのも症状が出始めていたのでしょう。
そのことに気づいた雪と関家。しかし関家は、消防隊員のころ、助けに行ったときに理不尽に殴られた経験があありました。つまり、助ける側のリスクを身をもって体験していたのです。
殴られた場面が回想シーンでありましたけど、理不尽すぎて、視聴してて怒りもわきましたよ。でも、関家をただの真面目な機械人間にしなかった人物造形は良かったな、と思いました。
新人・綿貫なずなの悩み
新人・綿貫なずなは、母がクリスチャンなのか、母から他人のために行動することを教えられて育ちました。
その母が倒れたとき、救急隊員が駆けつけてくれて、その姿をみて、自分もなりたいと思ったのですが…。
救急の現場でも、通信指令センターでも、人の命に関わることの重さに尻込みしてしまい、自分はこの仕事に向いてないのではないか?と思っています。通報に出るのも誰よりも遅いという状況です。
そんな中、新島(見上愛)に町で偶然会います。そこで、粕原雪がスゴイという話をする綿貫。すると、新島は粕原はみんなと違いすぎるから目指す必要はないと助言。
また、箕輪は、ネガティブ思考な綿貫に最悪の事態を想定することも消防では必要、と助言。
ものは考えようというか、見方が変わると考え方も変わるというか。ネガティブな思考も必要なんですね。なるほど。箕輪さん、ナイスアドバイスです。そして新島さんのアドバイスも、それはそうで、無理な人になろうとしても苦しすぎるなら違う目標を持った方がいいですよね。と2人のアドバイスには納得でした。
箕輪のスカウトと顛末
一方、箕輪健介(前原滉)は、議員の秘書・山岡悠美(丸山礼)から今度議員に会わないかと話を持ちかけられていました。県議会議員になるよう誘われたのです。
箕輪は民間企業のコールセンターの仕事をしていた時、高千穂のクレームを見事に対応して、彼女にスカウトされ、横浜市消防局の司令指令管制員となりました。
必要とされてなった箕輪ですが、彼は天職を探していました。そこで、山岡に誘われたため、議員に会いに行くことに。しかし、県議会議員になるまで「選考会」があることを知ってしまう箕輪。
なんと、山岡はいろんな人に「あなたが必要!」と甘い言葉をかけて、選考会に誘っていたのです。
必要とされてなかったと知り、バカらしくなった箕輪はその場から去りました。
大みそかの大規模停電(1):関家の成長
そして迎えた大みそか。突然の大規模停電により、横浜市内は混乱に陥る。事故、火災など、同時多発的に起きた事案の通報が殺到し、通信指令センターは対応に追われます。
AI導入を推す原も立ち会う中、通報を受ける管制員たちは、冷静な判断と想像力を駆使し、必死に現場へとつなぎます。
そんな中、観覧車に閉じ込められた男女がいて、女性が心筋梗塞を起こしているもよう。消防ヘリが出動することになります。対応していた関家は男性側に心臓マッサージを指示。しかし男性は俺がデートに誘ったからこんなことに、と後悔が押し寄せて泣いている様子。
応対しているのは関家。彼は、救急救命士の資格も持つベテランですが、感情を出さず淡々と仕事をこなし、マニュアル以上のことはしようとしてきませんでした。理由は過去に要救助者から理不尽に殴られたトラウマがあったから。ゆえに機械的な対応をしてきた関家ですが、思わず感情を剥き出しにして、「しっかりして下さい!」と叫びました。そして、今すべきことに集中するよう男性に訴えました。男性は気持ちを持ち直し、心臓マッサージをリズムよく続けます。
やがてヘリが観覧車に到着。女性は助けられ、病院に搬送されました。
冷静沈着だった関家さんが(良い意味で)感情をぶつけるシーンは、圧巻。画面に釘付けでした。よい場面でしたね。
大みそかの大規模停電(2):綿貫の成長
一方、綿貫は停電で医療機器が止まってしまい、障害がある息子の命が危ない、と、その息子の母親から通報を受けていました。
医療機器の電力供給が止まってしまいそうになり、近くの人も帰省していて蓄電池を借りることも不可能。そんな混乱した中、綿貫は近くにキリスト教の教会があって、そこなら借りられる!とナイスアイディアを出します。
さらに、消防うどんのコンテストのために町に出ていた兼下なら近くにいるので、教会に行き、蓄電池を借りられることも判明。綿貫の冷静な対応と3係のチームプレーで、医療機器への電力供給ができるようになり、命をつなぎとめました。
そんな中、視聴者の涙腺を刺激したのは、綿貫が通報者に「もう謝らないでください。私たちを頼ってください。ちゃんと、助けにいきますから」と、力強く伝えたこと。
障害のある息子を支ええていたお母さんは停電で大変なときに「すみません」「すみません」と何度も謝っていたのです。そんなお母さんを勇気づけた新人・綿貫の言葉でした。ナイスプレーです。
AI導入の結末
やがて電気が復旧。そして2026年になります。与呉は新年1発目のジャンクコールを受けるのでした。
綿貫は箕輪に救われたことを伝え、今が天職かは分からないけど「少なくとも私には必要なので、私のために辞めないでほしい」と訴えます。箕輪は転職も考えていましたが、辞めないことにしました。
一方、AI導入を推す原は、大停電のときの3係の見事な対応を目撃して、AI導入を断念。しかし多忙な指令管制員を支えるためのAI管制員を導入することは考えているようです。
AIをメインにして指令を出すのは人と人の感情があるので、まだまだ難しいでしょうが、補助的な役割なら良いかもしれませんね。
助ける側のリスク:粕原雪の父の苦しみ
粕原雪のお父さんは、雪の講習を受けて実際に心臓マッサージをして人を助けたのですが…。その人が亡くなったことで責任を感じて落ち込んでいました。雪もなんて声をかけたらいいか悩んでいましたが…。
雪は関家に相談。誰かを助けることが当たり前の世の中であってほしいという関家は、雪の父のような人のための専門家もいると助言してくれました。
ドラマ終盤、雪は父に会い、お父さんみたいに苦しでいる人はひとりじゃないことを伝え、相談窓口を紹介します。
お父さんは「つらい」とやっと言えて泣きました。雪たち家族は父をあたたく抱きしめるのでした。
結末
2026年正月。3係のみんなが初詣に行っています。しかし与呉がいません。与呉と新島が海の見えるあたりで横浜デートをしています。与呉は思い切って、付き合ってほしいと告白。しかし新島はすでに付き合っていたと思い込んでいました。晴れて正式に恋人になった二人でした。
与呉と新島のもとに3係のメンバーがやってきて、みんなで笑顔で集合写真を撮るのがラストシーンでした。
(おわり)
3係の集合写真はこちら↓↓
「#119エマージェンシーコール 2026」
プチナビ!56雪「いい年になるといいですね、今年は」
兼下「いい年にするんだよ、俺たちで」みなさま、良いお正月と素敵な一年を!
また会う日まで、どうかご安全に🚑🚒#イチイチキュー pic.twitter.com/V9fUt841f0— 『119エマージェンシーコール2026正月SP』 フジテレビ系にて1月3日放送!【公式】 (@drama119_cx) January 3, 2026
放送後の感想
CMこみで2時間10分くらいの放送でしたが、集中してみていたら、あっという間でした。シンプルな感想ですが、面白かったです。
AI導入の是非は、不可になるだろうとは思っていましたが、予想通りになりました。でもAIと人間の違いはどこか、とも視聴しながら考えてしまいました。また、補助する役割なら導入が早く進むのではないか?とも考えました。
今回、助ける側のリスクや怖さが描かれたのが良かったと思います。関家、綿貫、雪のお父さん……それぞれの立場で助ける側の難しさが描かれました。関家と雪の父の苦しみはとても胸が痛いですし、いつ自分もそうなるかと感情移入してしまいました。
一方、綿貫の場合は若い人あるあるというか、もっと自分に向いてる仕事があるのでは?と思ってしまう頃に起きる感情だったと思います。具体的には、通報に出るのが怖いというのは、何かスゴイ失敗をしたというわけではなさそうでした。消極的なのはマイナス思考の性格もあるのでしょう。でも最悪を考えてしまうのは、色々と最悪を先回りすることができるので必要なこと。思い切って、大停電のときに修羅場をくぐったことで、電話対応が怖くなくなったようです。
よく言われることですが、思い切ってやってみないと向いてるかどうかも分からないのだなと、綿貫のことを見て思わされましたよ。また壁にぶつかるかもしれませんが、まあ、それはどの仕事でも同じなので、いけるところまで今の仕事を頑張ってほしいです。
さて。新キャスト2名も入って馴染んできたところなのに終わりはもったいないので、年1回でもいいので、続編を待望します。また会える日を願って…。




